こちらからハイク開始。登山届のポストと奥には簡易トイレもある。前日は上空の寒気の影響で雨や雷雨の不安定な天気だったようで、となると泥濘道で名高いこの登山道がどんなことになっているのか、不安ながらもワクワクもしながらスタート。
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6/26 6:12
こちらからハイク開始。登山届のポストと奥には簡易トイレもある。前日は上空の寒気の影響で雨や雷雨の不安定な天気だったようで、となると泥濘道で名高いこの登山道がどんなことになっているのか、不安ながらもワクワクもしながらスタート。
開始早々から登山道の脇には可憐な花がたくさん咲いていた。
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6/26 6:20
開始早々から登山道の脇には可憐な花がたくさん咲いていた。
ギンリョウソウも。
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6/26 6:25
ギンリョウソウも。
登山道にはこのように倒木のある箇所がたくさんある。しかし必要に応じてカットしてくれてあるので、通行に何の支障もない。有り難く通行させてもらう。
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6/26 6:28
登山道にはこのように倒木のある箇所がたくさんある。しかし必要に応じてカットしてくれてあるので、通行に何の支障もない。有り難く通行させてもらう。
登山道の両脇には切れ目なく様々な花がたくさん咲き誇る。百花繚乱な状況に気分は最高!足取りも軽く進んで行く。
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6/26 6:39
登山道の両脇には切れ目なく様々な花がたくさん咲き誇る。百花繚乱な状況に気分は最高!足取りも軽く進んで行く。
要所には表示もしっかりとあって、素晴らしい整備状況。しっかり活用して安全安心ハイキングを心がける。
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6/26 6:42
要所には表示もしっかりとあって、素晴らしい整備状況。しっかり活用して安全安心ハイキングを心がける。
根こそぎ倒れている大木。このような状態の木が多数あるのだが、以前の台風によるものだろうか? この付近が湿地帯であるということも倒木の多さに関係しているのかもしれない。
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6/26 6:53
根こそぎ倒れている大木。このような状態の木が多数あるのだが、以前の台風によるものだろうか? この付近が湿地帯であるということも倒木の多さに関係しているのかもしれない。
ドロ道状態が激しくなってきた。しかし画像にあるような倒木を利用した足場や切り株の足場、滑らないようにとそれらに麻布を被せてあったりと、ドロ道状態を少しでも軽減してくれるような配慮が随所に施されている。整備してくれている方々の粋な計らいに感動!
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6/26 6:56
ドロ道状態が激しくなってきた。しかし画像にあるような倒木を利用した足場や切り株の足場、滑らないようにとそれらに麻布を被せてあったりと、ドロ道状態を少しでも軽減してくれるような配慮が随所に施されている。整備してくれている方々の粋な計らいに感動!
ド迫力で登山道を埋める水芭蕉の群生。朝のうちは花開いていないものが多かったが、帰り道のときはたくさん咲いていた。
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6/26 7:17
ド迫力で登山道を埋める水芭蕉の群生。朝のうちは花開いていないものが多かったが、帰り道のときはたくさん咲いていた。
雨上がりということもあるのかもしれないが、カナリのドロドロ。いつものように軽快な足さばきとはいかないものの、この時は大してツライとは思わなかった。しかしこれがボディーブローのごとく体力を削り取っていたことを帰り道に思い知ることとなる。。。
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6/26 7:21
雨上がりということもあるのかもしれないが、カナリのドロドロ。いつものように軽快な足さばきとはいかないものの、この時は大してツライとは思わなかった。しかしこれがボディーブローのごとく体力を削り取っていたことを帰り道に思い知ることとなる。。。
少し開けたところで岐阜の誇り高き日本百名山笠ヶ岳の勇姿が。どこから見ても端正な姿が印象深い。
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6/26 7:24
少し開けたところで岐阜の誇り高き日本百名山笠ヶ岳の勇姿が。どこから見ても端正な姿が印象深い。
水芭蕉の花。登山道を歩いているというよりは湿地帯の真ん中を突っ切っているという感じ。
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6/26 7:28
水芭蕉の花。登山道を歩いているというよりは湿地帯の真ん中を突っ切っているという感じ。
ビューポイントの鏡池に到着。感想は『ちっさ!!』 しかしこれも自然の造形美。素晴らしいです。
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6/26 7:37
ビューポイントの鏡池に到着。感想は『ちっさ!!』 しかしこれも自然の造形美。素晴らしいです。
ドロ道をなんとかやり過ごし、最初のピークである寺地山に到着!標高1996メートル。ここは展望が効かないので少し先に行くと、素晴らしい眺望が待っている。
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6/26 7:46
ドロ道をなんとかやり過ごし、最初のピークである寺地山に到着!標高1996メートル。ここは展望が効かないので少し先に行くと、素晴らしい眺望が待っている。
数十メートル先に行くと、突如視界が開けた雄大すぎる眺望が待っていた。これは感激! 画像はこれから向かう北ノ俣岳への全行程。
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6/26 7:47
数十メートル先に行くと、突如視界が開けた雄大すぎる眺望が待っていた。これは感激! 画像はこれから向かう北ノ俣岳への全行程。
剱岳も頭を覗かせている。
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6/26 7:47
剱岳も頭を覗かせている。
これまた雄大すぎる薬師岳のたおやかな姿。北アルプス最深部は雄大さがハンパない。
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6/26 7:47
これまた雄大すぎる薬師岳のたおやかな姿。北アルプス最深部は雄大さがハンパない。
奥にはこれから向かう黒部五郎岳の勇姿! 残念ながら今回黒部五郎岳をハッキリと見ることができたのは、これが最後であった。
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6/26 7:48
奥にはこれから向かう黒部五郎岳の勇姿! 残念ながら今回黒部五郎岳をハッキリと見ることができたのは、これが最後であった。
高原状の北ノ俣岳西面の台地状地形。このあたりは池塘や高山植物の群生を見ることができる見どころのひとつ。ここまででも十分に満足すること請け合い!ドロ道の後にはこのご褒美が待っている!
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6/26 8:08
高原状の北ノ俣岳西面の台地状地形。このあたりは池塘や高山植物の群生を見ることができる見どころのひとつ。ここまででも十分に満足すること請け合い!ドロ道の後にはこのご褒美が待っている!
今回は北ノ俣避難小屋の状況を確認するために立ち寄った。土台から傾いているため使用はできないとのことだった。小屋は使うことができなくても、風を遮ることができる場所のため、緊急避難には良い場所だ。
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6/26 8:13
今回は北ノ俣避難小屋の状況を確認するために立ち寄った。土台から傾いているため使用はできないとのことだった。小屋は使うことができなくても、風を遮ることができる場所のため、緊急避難には良い場所だ。
小屋の前にある水場の状況。絶え間なく冷たい水が出ている。今回は行き帰りともにお世話になった。
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6/26 8:13
小屋の前にある水場の状況。絶え間なく冷たい水が出ている。今回は行き帰りともにお世話になった。
北ノ俣避難小屋をあとにし登山道に復帰すると、しばらくはこのように崩壊した木道を歩くことになる。乗るとシーソーのように動くものもあるため要注意。
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6/26 8:17
北ノ俣避難小屋をあとにし登山道に復帰すると、しばらくはこのように崩壊した木道を歩くことになる。乗るとシーソーのように動くものもあるため要注意。
木道を更に進むと池塘が点在する高層湿原の様相となる。手つかずのありのままの姿をしばし眺める。
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6/26 8:22
木道を更に進むと池塘が点在する高層湿原の様相となる。手つかずのありのままの姿をしばし眺める。
登山道の両脇にはチングルマの群生が至るところに咲き誇る。手つかずの高層湿原に咲き誇る可憐な花々。まさに自然の造形美。
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6/26 8:23
登山道の両脇にはチングルマの群生が至るところに咲き誇る。手つかずの高層湿原に咲き誇る可憐な花々。まさに自然の造形美。
何度も振り返って池塘群を眺める。緑と青のコントラストが素晴らしい。しかし最高の天気は残念ながらここまでだった。この後の急速にガスで覆われることになる。
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6/26 8:24
何度も振り返って池塘群を眺める。緑と青のコントラストが素晴らしい。しかし最高の天気は残念ながらここまでだった。この後の急速にガスで覆われることになる。
木道が終わると今度は荒れた登山道の様相となる。水路状に深く掘れた溝の中を歩き続けるのは困難。両脇に付けられた細い踏み跡を右に左に渡ったりで相当歩きにくい。
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6/26 8:37
木道が終わると今度は荒れた登山道の様相となる。水路状に深く掘れた溝の中を歩き続けるのは困難。両脇に付けられた細い踏み跡を右に左に渡ったりで相当歩きにくい。
折立方面からの道との合流点付近にて。背後からはすごい勢いでガスが襲ってくるので、今のうちに眺望を堪能しておく。画像は雄大すぎる薬師岳とその右端の奥には赤い山肌が印象的な『Red Bull』こと赤牛岳。
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6/26 9:16
折立方面からの道との合流点付近にて。背後からはすごい勢いでガスが襲ってくるので、今のうちに眺望を堪能しておく。画像は雄大すぎる薬師岳とその右端の奥には赤い山肌が印象的な『Red Bull』こと赤牛岳。
赤牛岳、水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳の北アルプス最深部の山々。
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6/26 9:16
赤牛岳、水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳の北アルプス最深部の山々。
水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳のアップ。今回はデジカメを忘れてしまい、スマートフォンのカメラだけしかないので少し悔しい。
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6/26 9:16
水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳のアップ。今回はデジカメを忘れてしまい、スマートフォンのカメラだけしかないので少し悔しい。
鷲羽岳と三俣蓮華岳の間の奥には大天井岳と思われる姿も。槍ヶ岳は残念ながらすでに雲の中。
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6/26 9:16
鷲羽岳と三俣蓮華岳の間の奥には大天井岳と思われる姿も。槍ヶ岳は残念ながらすでに雲の中。
北ノ俣岳へのビクトリーロードは雪の上を歩く。ドロドロ道と大荒れ登山道を歩いたダメージが大きく、このころから普通なら何ともない雪上歩行に辛さを覚えはじめていた。
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6/26 9:18
北ノ俣岳へのビクトリーロードは雪の上を歩く。ドロドロ道と大荒れ登山道を歩いたダメージが大きく、このころから普通なら何ともない雪上歩行に辛さを覚えはじめていた。
北ノ俣岳に到着。標高2662メートル。まだまだ先は長い。写真だけ撮って先を急ぐ。
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6/26 9:24
北ノ俣岳に到着。標高2662メートル。まだまだ先は長い。写真だけ撮って先を急ぐ。
ここから快適な縦走路となるが、ガスに覆われて見通しが効かなくなってきた。残念ではあるが、こんな状況だと期待が高まることもある。それは...
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6/26 9:26
ここから快適な縦走路となるが、ガスに覆われて見通しが効かなくなってきた。残念ではあるが、こんな状況だと期待が高まることもある。それは...
そう!ライチョウのお出まし!! こちらはオスのライチョウ。逃げることもなく一心不乱に餌をついばんでいる。至近距離でウロウロする様子を存分に観察することができた!
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6/26 9:30
そう!ライチョウのお出まし!! こちらはオスのライチョウ。逃げることもなく一心不乱に餌をついばんでいる。至近距離でウロウロする様子を存分に観察することができた!
ハクサンイチゲの群生が現れる。可憐な高山植物の登場に足を止めてじっくりと味わう。
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6/26 9:36
ハクサンイチゲの群生が現れる。可憐な高山植物の登場に足を止めてじっくりと味わう。
ガスが一瞬晴れて、これから向かう黒部五郎岳の山頂部がほんの一瞬姿を現す。しかし今回黒部五郎岳の姿を見ることができたのはこれが最後であった。
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6/26 9:44
ガスが一瞬晴れて、これから向かう黒部五郎岳の山頂部がほんの一瞬姿を現す。しかし今回黒部五郎岳の姿を見ることができたのはこれが最後であった。
たまにガスがなくなり見えてくる縦走路。スッキリ見通せないのは残念だが、暑くないのはイイ! 風もそよ風程度なので寒くもない。
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6/26 9:52
たまにガスがなくなり見えてくる縦走路。スッキリ見通せないのは残念だが、暑くないのはイイ! 風もそよ風程度なので寒くもない。
中ノ俣乗越付近にも池塘群が広がる。
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6/26 10:03
中ノ俣乗越付近にも池塘群が広がる。
北ノ俣岳から黒部五郎岳の縦走路、けっこうアップタウン多し。
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6/26 10:13
北ノ俣岳から黒部五郎岳の縦走路、けっこうアップタウン多し。
時折、薬師岳だけはその姿を見せてくれる。近々行こう!
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6/26 10:13
時折、薬師岳だけはその姿を見せてくれる。近々行こう!
黒部五郎岳山頂への標高差300メートル程の登りは、ジグザグのガレ場に残雪が絡むキツイ登り。残雪が絡むため視界不良の際はルートファインディング要。
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6/26 11:00
黒部五郎岳山頂への標高差300メートル程の登りは、ジグザグのガレ場に残雪が絡むキツイ登り。残雪が絡むため視界不良の際はルートファインディング要。
黒部五郎岳山頂に到着。標高2840メートル。そよ風、気温8.8℃。登山口からちょうど5時間だった。ドロドロ道に、崩壊した木道、大荒れ登山道、ガレガレゴーロ帯と、これでもかと続く難路はツライものだったが、その分達成感はハンパない。ガスで眺望は得られなかったが、それでも十分満足!
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6/26 11:13
黒部五郎岳山頂に到着。標高2840メートル。そよ風、気温8.8℃。登山口からちょうど5時間だった。ドロドロ道に、崩壊した木道、大荒れ登山道、ガレガレゴーロ帯と、これでもかと続く難路はツライものだったが、その分達成感はハンパない。ガスで眺望は得られなかったが、それでも十分満足!
五郎のカールだけはガスに覆われておらず、その雄大さを存分に眺めることができた。写真ではわかりにくいが広大&深い!
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6/26 11:13
五郎のカールだけはガスに覆われておらず、その雄大さを存分に眺めることができた。写真ではわかりにくいが広大&深い!
ランチのカップラーメンを食べながら、一瞬でもガスが晴れないか待ってみたが、濃くなる一方なので帰路につくことにした。さらば黒部五郎岳!また会う日まで!
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6/26 11:57
ランチのカップラーメンを食べながら、一瞬でもガスが晴れないか待ってみたが、濃くなる一方なので帰路につくことにした。さらば黒部五郎岳!また会う日まで!
帰り道でもライチョウさんお出まし!今度は保護色に包まれたメスの個体。飯を喰うのに夢中なのか、自分の足元までよってきて思わずこちらが後ずさりしてしまった(笑)
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6/26 13:01
帰り道でもライチョウさんお出まし!今度は保護色に包まれたメスの個体。飯を喰うのに夢中なのか、自分の足元までよってきて思わずこちらが後ずさりしてしまった(笑)
北ノ俣岳まで戻ってきたが、ガスが一段と濃くなってきた。道迷いの恐れがあるため急ぎたいところだが、想像以上に体力が削られており、いつものように軽快に下山とはいかない。
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6/26 13:35
北ノ俣岳まで戻ってきたが、ガスが一段と濃くなってきた。道迷いの恐れがあるため急ぎたいところだが、想像以上に体力が削られており、いつものように軽快に下山とはいかない。
北ノ俣岳から下りの荒れた溝をブレーキをかけながら下るのが実にこたえた。ここで水切れを起こしてしまったが、この先、避難小屋水場があったので事なきを得た。水の管理はしっかりと行わなくてはと改めて認識した。
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6/26 13:56
北ノ俣岳から下りの荒れた溝をブレーキをかけながら下るのが実にこたえた。ここで水切れを起こしてしまったが、この先、避難小屋水場があったので事なきを得た。水の管理はしっかりと行わなくてはと改めて認識した。
苦しみは更に続き、下りのドロドロ道は滑りやすく足を取られて更に体力を削られた。転びはしなかったが、転ばないように耐えるのに体力的疲労、狼狽による精神的疲労がホントにキツかった。朝のうちは開いていなかった花たちが心に安らぎを与えてくれる。
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6/26 15:19
苦しみは更に続き、下りのドロドロ道は滑りやすく足を取られて更に体力を削られた。転びはしなかったが、転ばないように耐えるのに体力的疲労、狼狽による精神的疲労がホントにキツかった。朝のうちは開いていなかった花たちが心に安らぎを与えてくれる。
おお!美しいニッコウキスゲが花開いている。普段は正直、花をそこまでマジマジと見ることはないのだが、今回は花たちに元気をもらった気がする。
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6/26 15:26
おお!美しいニッコウキスゲが花開いている。普段は正直、花をそこまでマジマジと見ることはないのだが、今回は花たちに元気をもらった気がする。
コバイケイソウの群落。花たちの応援?のおかげで無事に下山することができた。なかなか苦しかったがいつもにも増して達成感を得ることができて満足のいく今回のハイキングであった!
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6/26 15:34
コバイケイソウの群落。花たちの応援?のおかげで無事に下山することができた。なかなか苦しかったがいつもにも増して達成感を得ることができて満足のいく今回のハイキングであった!
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