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Yamareco

記録ID: 3313252
全員に公開
ハイキング
日高山脈

山小屋・登山道整備の幌尻岳(新冠ポロシリ山岳会活動に参加)

2021年06月26日(土) ~ 2021年06月27日(日)
 - 拍手
yo-sha その他13人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:49
距離
8.0km
登り
1,260m
下り
1,269m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:31
休憩
2:18
合計
8:49
距離 8.0km 登り 1,260m 下り 1,282m
4:10
56
スタート地点
5:06
5:16
61
6:17
6:32
6
6:38
6:44
27
7:11
7:30
16
7:46
47
8:33
8:34
10
8:52
9:27
3
9:36
9:47
19
10:06
10:11
17
10:28
10:29
16
10:45
10:46
8
10:54
45
11:39
11:47
45
12:32
12:56
3
12:59
ゴール地点
見晴らし台までは笹薮で、そこから先は疲労困憊でボロボロでした。。。
天候 ☀どぴーかん☀
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日高道で厚賀まで移動し、そこから国道235号で新冠方面へ。泥火山が見えたら左折し道道209号を道なりにしばらく進みます。日高泉簡易郵便局近くの左カーブの交差点を直進し、200mほどで集合場所の泉生活館です。
登山道へはこのまま直進して砂利道を1時間半ほど進んでイドンナップ山荘(車の終点)に到着です。
コース状況/
危険箇所等
イドンナップ山荘までの林道は今年は開通してます!斜面工事は終了しましたが、全区間落石に要注意です。イドンナップ山荘から先は熊も良く出ますので、熊対策もお忘れなく。
山荘からの登山道は、笹の激しい箇所(標高1000mの渡渉から少し先まで)は今回刈りました。草刈り部隊に感謝!。そこから先は笹はありますが、踏み跡は見つけられます。ピンテもつけました。
標高1600mの水場はまだ雪渓が残っています。ここは大きな落石が発生しやすいので最大限の注意で横切ってください。
水場から大岩までは浮石が多く、自身で石を落とさないように注意です。また一部雪渓が残っていますので、不安な方はアイゼンを準備ください。大岩手前からは残雪もなく、傾斜も緩くなっていきます。
その他周辺情報 新冠にレ・コードの湯があります。露天風呂から見える夕日はとっても素晴らしく、思わず長湯になっちゃいますね。風呂上がりの後のイチゴのソフトクリーム(350円)は絶品!51歳のオッサンが毎回食してます。
集合前にちょっと寄り道。日高と言えばサラブレッド!
2021年06月26日 06:04撮影 by  Canon EOS M6, Canon
4
6/26 6:04
集合前にちょっと寄り道。日高と言えばサラブレッド!
集合場所の泉生活館前。機材(草刈り機5台、チェーンソー2台、掃除用具等)が多く、特別許可で車で移動です。会長の挨拶で出発!
2021年06月26日 07:36撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/26 7:36
集合場所の泉生活館前。機材(草刈り機5台、チェーンソー2台、掃除用具等)が多く、特別許可で車で移動です。会長の挨拶で出発!
イドンナップ山荘以降、ゲートが3か所あります。歩き以外での移動は禁止ですのでご注意ください。今回の車利用は特別許可です!
2021年06月26日 09:40撮影 by  Canon EOS M6, Canon
7
6/26 9:40
イドンナップ山荘以降、ゲートが3か所あります。歩き以外での移動は禁止ですのでご注意ください。今回の車利用は特別許可です!
揺られること2時間45分。奥新冠ダム通過。
2021年06月26日 10:38撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
6/26 10:38
揺られること2時間45分。奥新冠ダム通過。
新冠ポロシリ山荘到着〜。私は水道+登山道整備(倒木処理)でした。作業中の写真、見事に撮り忘れ💦
2021年06月26日 12:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
6/26 12:49
新冠ポロシリ山荘到着〜。私は水道+登山道整備(倒木処理)でした。作業中の写真、見事に撮り忘れ💦
朝3時起きなので、20時消灯です。なお小屋の人数はコロナ対策として20人までの制限があります。
2021年06月26日 20:24撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/26 20:24
朝3時起きなので、20時消灯です。なお小屋の人数はコロナ対策として20人までの制限があります。
二日目は山頂までの登山道整備です。先頭を任されましたが、このあと笹薮地獄で撃沈。
2021年06月27日 04:05撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
6/27 4:05
二日目は山頂までの登山道整備です。先頭を任されましたが、このあと笹薮地獄で撃沈。
本日の装備。日高は夏でも冷える場合があり、カッパ、フリース、ウルトラライトダウンジャケットを入れてます。雪渓もあるのでアイゼン、ピッケルも。
2021年06月27日 04:06撮影 by  Canon EOS M6, Canon
7
6/27 4:06
本日の装備。日高は夏でも冷える場合があり、カッパ、フリース、ウルトラライトダウンジャケットを入れてます。雪渓もあるのでアイゼン、ピッケルも。
さて出発。草刈の跡がお見事!
2021年06月27日 04:13撮影 by  Canon EOS M6, Canon
4
6/27 4:13
さて出発。草刈の跡がお見事!
今日はドーピング必須!!
2021年06月27日 04:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
4
6/27 4:16
今日はドーピング必須!!
かなりキレイに刈られてますね〜。
2021年06月27日 04:20撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
6/27 4:20
かなりキレイに刈られてますね〜。
高巻きルート。100mほど川沿いがえぐられて、数年前に私もルート設置に参加しましたが、評判がイマイチで...(涙)。
2021年06月27日 04:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 4:21
高巻きルート。100mほど川沿いがえぐられて、数年前に私もルート設置に参加しましたが、評判がイマイチで...(涙)。
珍しく小さな渡渉が多いですね。上で残雪が多そう。
2021年06月27日 04:29撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
6/27 4:29
珍しく小さな渡渉が多いですね。上で残雪が多そう。
草を刈った跡、分かります?めちゃ大変!
2021年06月27日 04:41撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
6/27 4:41
草を刈った跡、分かります?めちゃ大変!
前日の笹刈りは地すべり地帯手前で終了。なので地すべり地帯でちょっと迷う(すみませんでした)。
2021年06月27日 04:55撮影 by  Canon EOS M6, Canon
4
6/27 4:55
前日の笹刈りは地すべり地帯手前で終了。なので地すべり地帯でちょっと迷う(すみませんでした)。
標高950m付近で残雪。ここでこの時期まで残っているのを見るのは初めて。
2021年06月27日 04:56撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
6/27 4:56
標高950m付近で残雪。ここでこの時期まで残っているのを見るのは初めて。
唯一の大きな渡渉。何人か軽くドボン(笑)。このあと笹薮で大苦戦!写真を撮ってないのが残念。
2021年06月27日 05:12撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
6/27 5:12
唯一の大きな渡渉。何人か軽くドボン(笑)。このあと笹薮で大苦戦!写真を撮ってないのが残念。
尋常でない笹薮地獄に疲労困憊。標高1200m手前で先頭交代で自分は最後尾へ。熊の痕跡があちこちで見られますね。
2021年06月27日 05:29撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
6/27 5:29
尋常でない笹薮地獄に疲労困憊。標高1200m手前で先頭交代で自分は最後尾へ。熊の痕跡があちこちで見られますね。
朝日がおはよう。いやぁ、足が出てこない。。。
2021年06月27日 06:05撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
6/27 6:05
朝日がおはよう。いやぁ、足が出てこない。。。
ゴゼンタチバナさん。
2021年06月27日 06:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 6:16
ゴゼンタチバナさん。
振り返ると大絶景!右がイドンナップ、左がナメワッカ。最高の山行になる予感。
2021年06月27日 06:23撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
6/27 6:23
振り返ると大絶景!右がイドンナップ、左がナメワッカ。最高の山行になる予感。
疲労困憊の大休憩で皆から置いてけぼり...脱水になってました。
2021年06月27日 06:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
6/27 6:39
疲労困憊の大休憩で皆から置いてけぼり...脱水になってました。
中間地点です。2年間でペンの色が落ちちゃいましたね。
2021年06月27日 06:50撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 6:50
中間地点です。2年間でペンの色が落ちちゃいましたね。
キスミレさんかな?
2021年06月27日 07:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
6/27 7:21
キスミレさんかな?
雪渓はまだ固く、アイゼンを装着。
2021年06月27日 07:32撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 7:32
雪渓はまだ固く、アイゼンを装着。
雪渓で身体が冷やされて少し復活。振り返ると日高がドーン!真ん中の湖は奥新冠ダム。
2021年06月27日 07:43撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 7:43
雪渓で身体が冷やされて少し復活。振り返ると日高がドーン!真ん中の湖は奥新冠ダム。
大岩が見えてきた。残り標高差350m!
2021年06月27日 07:46撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
6/27 7:46
大岩が見えてきた。残り標高差350m!
ショウジョウバカマが励ましてくれます。
2021年06月27日 07:49撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 7:49
ショウジョウバカマが励ましてくれます。
これなんだっけ?
2021年06月27日 07:50撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
6/27 7:50
これなんだっけ?
お花畑はまだだね。
2021年06月27日 07:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
2
6/27 7:54
お花畑はまだだね。
登山道は雪渓の中。雪渓の縁を滑落に注意しながら登っていきます。
2021年06月27日 07:56撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 7:56
登山道は雪渓の中。雪渓の縁を滑落に注意しながら登っていきます。
ハクサンイチゲさん。
2021年06月27日 08:01撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 8:01
ハクサンイチゲさん。
この雪渓はヤバいよね。滑落したら止まらないだろうな。
2021年06月27日 08:10撮影 by  Canon EOS M6, Canon
7
6/27 8:10
この雪渓はヤバいよね。滑落したら止まらないだろうな。
大岩ロックオン。
2021年06月27日 08:10撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 8:10
大岩ロックオン。
雪渓の上端です。ここをうまくトラバースして夏道に合流。
2021年06月27日 08:11撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 8:11
雪渓の上端です。ここをうまくトラバースして夏道に合流。
ヒメイチゲさん。
2021年06月27日 08:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 8:21
ヒメイチゲさん。
ミヤマキンバイさん。
2021年06月27日 08:25撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 8:25
ミヤマキンバイさん。
イワウメさん。
2021年06月27日 08:26撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
6/27 8:26
イワウメさん。
ナメワッカ東方のカール群が美しい📷
2021年06月27日 08:29撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 8:29
ナメワッカ東方のカール群が美しい📷
ミネズオウさん。可憐だね。
2021年06月27日 08:36撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8
6/27 8:36
ミネズオウさん。可憐だね。
大岩が目の前まで来ました。仲間が登ってますね。
2021年06月27日 08:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 8:39
大岩が目の前まで来ました。仲間が登ってますね。
キバナシャクナゲさん。
2021年06月27日 08:50撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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キバナシャクナゲさん。
稜線に上がり、北カールが見えてきた。ナキウサギの鳴き声が聞こえます。
2021年06月27日 08:51撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
6/27 8:51
稜線に上がり、北カールが見えてきた。ナキウサギの鳴き声が聞こえます。
山頂ロックオン。
2021年06月27日 08:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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山頂ロックオン。
祝、幌尻岳登頂〜!看板お久です。お守りも青空にうれしそう。
2021年06月27日 09:22撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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祝、幌尻岳登頂〜!看板お久です。お守りも青空にうれしそう。
レリーズタイム。北カールに糠平岳方面。右奥には1967。
2021年06月27日 08:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 8:54
レリーズタイム。北カールに糠平岳方面。右奥には1967。
エサオマンに札内岳、奥は十勝幌尻か。うひゃ〜、気持ちいい〜。
2021年06月27日 09:11撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 9:11
エサオマンに札内岳、奥は十勝幌尻か。うひゃ〜、気持ちいい〜。
北方への稜線。戸蔦別岳、1967の存在感が素晴らしい。
2021年06月27日 09:12撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 9:12
北方への稜線。戸蔦別岳、1967の存在感が素晴らしい。
帰りの片づけ等もあるので、短い時間の滞在で下山します。分岐を左折。
2021年06月27日 09:38撮影 by  Canon EOS M6, Canon
2
6/27 9:38
帰りの片づけ等もあるので、短い時間の滞在で下山します。分岐を左折。
大岩とイドンナップ。ここからの景色、大好きです。見とれるな〜。
2021年06月27日 09:40撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 9:40
大岩とイドンナップ。ここからの景色、大好きです。見とれるな〜。
新冠ポロシリ山荘が見えました。遠いな〜。
2021年06月27日 09:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 9:47
新冠ポロシリ山荘が見えました。遠いな〜。
イドンナップ...山頂標識、飛ばされてないかな...
2021年06月27日 09:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
7
6/27 9:47
イドンナップ...山頂標識、飛ばされてないかな...
水場で水分補給。1リットル補給しましたが、このあと気温上昇でギリギリでした。
2021年06月27日 10:34撮影 by  Canon EOS M6, Canon
3
6/27 10:34
水場で水分補給。1リットル補給しましたが、このあと気温上昇でギリギリでした。
皆さん、絶対に守りましょう。
2021年06月27日 11:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 11:39
皆さん、絶対に守りましょう。
標高1100m付近でなんと24℃!暑いわけだ。。。
2021年06月27日 11:40撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
6/27 11:40
標高1100m付近でなんと24℃!暑いわけだ。。。
最後の高巻きが足に堪えます。
2021年06月27日 12:24撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/27 12:24
最後の高巻きが足に堪えます。
みな無事下山!道中倒木処理とピンテもかなり付けましたので、皆様ご安心ください。
2021年06月27日 12:35撮影 by  Canon EOS M6, Canon
8
6/27 12:35
みな無事下山!道中倒木処理とピンテもかなり付けましたので、皆様ご安心ください。
片付けも終わり、車で3時間の移動開始です。歩きも大変ですが、悪路の車の3時間移動もなかなかキツイ。
2021年06月27日 13:22撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
6/27 13:22
片付けも終わり、車で3時間の移動開始です。歩きも大変ですが、悪路の車の3時間移動もなかなかキツイ。
【番外】
疲労困憊で山荘からの写真はほぼなし。お風呂後のペプシはサイコー!
2021年06月27日 19:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
6/27 19:21
【番外】
疲労困憊で山荘からの写真はほぼなし。お風呂後のペプシはサイコー!
【番外】
今日のレジ横商品。今日はこれくらいしか胃袋が受け付けてくれませんでした。
2021年06月27日 19:22撮影 by  Canon EOS M6, Canon
5
6/27 19:22
【番外】
今日のレジ横商品。今日はこれくらいしか胃袋が受け付けてくれませんでした。
撮影機器:

装備

個人装備
フリース 長袖インナー ドライナミックメッシュ ズボン タイツ 夏靴 靴下 グローブ(夏) アウター手袋 予備手袋 雨具 薄手ダウンジャケット 登山靴(冬) ゲイター(厚) サングラス タオル 高度計付き腕時計 ザック アイゼン ストック お守り ガス コンロ コッヘル 昼ご飯(おにぎり・パン) 行動食(チョコ・エネチャージ系等) 飲料(2.5リットル) カメラ(SDカード) 地形図 筆記用具 コンパス 温度計 スマホ(GPS) ヘッドランプ 予備電池 ホッカイロ ビニール袋数枚 ココヘリ 替Tシャツ 携帯トイレ ティッシュ3つ ウェットティッシュ1つ ツェルト エマージェンシーシート キネシオロジーテープ 痛み止め コムレケア 日焼け止め 保険証 JRO登録証

感想

【お山紹介】
今回は幌尻岳(標高2,052.4m)。日本百名山の一つですね。日高山脈で最も高いピークとなります。周りをカールで囲まれ、氷河時代を感じさせてくれるお山です。
登山道は今回の/郡Ю遒らのルート(林道長し)、糠平川からのルート(渡渉多し)、チロロ川からのルート(アップダウン多し)です。日高の中では踏み跡がはっきりしている方なので迷うことは少ないとは思いますが、午後からガスがかかりやすいため、地図読みは必須ですね。
今年は糠平川の幌尻山荘がコロナで利用できないのため、新冠ポロシリ山荘の前半の予約が埋まっているようです。9月以降は予約にまだ空きがあるようですが、詳しくは事務局に問い合わせてください。20名までの利用制限をかけていますのでご注意ください。

【カール】
地質は飽きてきたので、違う視点から。先述したカールです。北海道地質百選に選ばれていますね。いつ氷河が消えたかは定かではありませんが、間違いなく最終氷期(約7万〜1万年前)にここに氷河があったはず。山頂からは北カールと東カールが見えます。稜線を少し北へ行けば七つ沼カールも見ることができます(私のプロフ写真)。素晴らしい景色なので、できれば皆さんに見てもらいたいですね〜。

↓北海道地質百選
http://www.geosites-hokkaido.org/geosites/site0233.html

【山行】
車を使っているので少々アップをためらっちゃいますが、山岳会皆の活動を報告したく、アップします。

緊急事態宣言の解除を待って、延期になっていた小屋の掃除と登山道の整備の両方を兼ねた新冠ポロシリ山岳会の活動に参加してきました。昨年、コロナで中止となっていたため、2年ぶりの活動です。

集合場所の泉生活館へ行くと皆が集まっており、ちょっと遅刻感💦。急いで準備を整え、会長の挨拶とともに出発。3時間の悪路の揺れに耐えながら、新冠ポロシリ山荘へ移動しました。

初日は山荘・トレイ(汲み取り式)の掃除、水道の確保(沢水なので煮沸必須)草刈りと登山道の整備など多岐にわたります。私は水道取水個所の修繕と倒木処理、トイレの電灯設置が担当でした。
夕方に作業を終え、ちょっとした食事会ののち就寝。思った以上に疲れていたようであっという間にあの世...間違い、夢の世界へ💤。
翌朝3時に誰かのゴソゴソ動く音で目を覚ます。4時過ぎには全員の準備が整いいざ出発。先頭を依頼され、朝露対策でカッパの下を履いていたこともあり快諾して進みます。これがあとでマジ痛い目に。
いやぁ〜、前日1劼曚漂刈が進んだおかげで、地すべり地帯手前までは順調でした。笹刈り班、感謝!。その後は手つかずで、登山道をロストすること度々。「あっちかな〜?こっちかな〜?」と皆で言いながらやっとこさ笹を抜けたかと思ったら崩壊箇所に出たり、斜面の上に行っちゃったりと悪戦苦闘。もちろん先頭で藪漕ぎなので日高のお友達「ダニ」が何匹もついてくる(ひえ〜)。
笹をかき分けるのにヒーコラしながらもなんとか渡渉区間へ。今年は水量が多いですね。何人か飛び石失敗でドボンしてました(笑)。
しっかし、ここの渡渉を過ぎた笹が一番ひどかった!完全に廃道化し、踏み跡も見つけられず。どうしようもないので直登に切り替え進むもやっぱり間違える。遠くにピンテを発見し、いや〜、笹薮トラバースかよ〜。みんなごめんなさい( ;∀;)。
激藪を抜けると噴き出す滝汗とともに、足が全く出てこなくなる。うぇ〜、完全疲労困憊で先頭敗北。最後尾に移動するも完全に遅れまくりで撤退も視野に。「とりあえず水場まで行ってダメなら撤退しよう」と決めてゆっくり進む。
最後尾で自分のペースが作れたためか、写真を撮る余裕も出てきてお花に癒されながら進んでいく。もちろん、倒木処理やピンテが必要な個所にはマーキングしてですよ〜。
標高1600mの雪渓(水場)に着くと、雪渓を横切るためにアイゼンを装着している皆に追いつく。思ったよりも遅れてなくて一安心。
雪渓の雪はそんなに多くはないですが、それなりにあります。少し固めでしたので、私もアイゼン装着で横切りました。滑ったら滑落間違いなしの斜面なので、皆様最大限の安全対策お願いします。
雪渓で身体が冷えたせいか、少し回復。「良かった、山頂目指せる」。
ここからはショウジョウバカマに癒されながら高度を上げていく。石を落としやすいので気を付ける必要がある区間です。また登山道に雪渓が残っていましたので、そこを歩く時も注意ください。
大岩がどんどん近くなり、幌尻岳に来ていることを実感し始める。この大岩の存在、大きいよな〜。仲間が大岩に登っているのを見てハラハラドキドキ。振り返るとイドンナップ、カムエク、の大絶景が広がる。ここからの景色、大好きなんです!
大岩を過ぎるとちょっとで北カールの稜線に出て岩場からナキウサギの声が聞こえます。エールと思って最後の踏ん張りで山頂を目指し、10分程度で、祝、幌尻岳登頂〜!山頂で晴れたのは久しぶりだな〜。日高の大展望にレリーズが止まらない。やっぱ幌尻岳はいいよな〜。
団体行動で、帰りの片づけもあることから、少しの休憩で下山開始。山頂看板の取り換えも来るからね(いつになるかは分かりません)。
下山では気温が上昇。標高1500m付近だったかな、温度計が25℃でした。下山時に雪渓で水を確保しててよかった〜。
登らずに残った笹刈部隊が、登りで苦労した激笹藪まで切ってくれていました。いゃ〜、嬉しかったな〜。感謝感謝。
最後の高巻きはヘロヘロになりながら通過。あとは5分ほど歩いて無事の下山となりました。頑張った皆に拍手〜👏。

標高1100mまでは笹薮でほぼ廃道になっていた箇所もあり、2年という長さを感じました。今回の笹刈でとりあえずは山頂まで迷わないで行けるようになったかと思いますが、当日も別ルートで捜索が出ていましたので(残念な結果でした)、皆様、十分にお気をつけて入山してください。



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コメント

yo-shaさん、こんにちは。
登山道の整備お疲れ様です。
一年手が入らないと、あっという間に
ササに覆われてしまうのですね。
お天気に恵まれた素晴らしい展望、
百名山最難関の幌尻岳への、8kmの歩きでの
登頂達成は、ご苦労のご褒美ですね。
雄大な頂上部の風景、生涯一度は
体験したく思いました。
2021/7/4 16:29
Re: yo-shaさん、こんにちは。
komakiさん、こんにちは!いつもコメントありがとうございます。

笹があそこまで酷くなっているとは思ってもみませんでした。かき分ければ踏み跡くらいは見えると思っていましたが...張り切って先頭で立ち向かいましたが、あの太い熊笹に見事に撃沈でした

今回の山頂での天気はまさにご褒美ですね!実はこの会の活動で、初めて山頂青空になってくれました

日高で一番高いピークなので、日高山脈だけでなく羊蹄山や十勝連峰も見ることができます。3つのルート、どれを歩いても間違いなく記憶に残る山行になると思います。是非チャレンジしてみてください。
2021/7/4 18:43
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