氷ノ山不動谷遡行(八木川源流 左俣)
- GPS
- 09:14
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,020m
- 下り
- 1,005m
コースタイム
若桜キャンプ場(4:10)〜氷ノ越(4:45)〜福定親水公園(5:52)、所要時間1時間42分
○沢登りパート(glaybe2・sappan・tolchop)
福定親水公園(6:23)〜公園横の沢から入渓(6:25)〜二股出合い、左俣の不動谷へ(6:39)〜のぞきの滝(7:01)〜左岸から高巻き〜登山道に出る(7:24)〜植林帯から再入渓(7:50)〜不動滝の滝口(8:00)〜二股、右へ(8:35)〜流木付きの滝を確保しつつ直登(8:45)〜岩場で小休止(9:38〜9:59)〜二段40メートルの滝(10:04)〜左岸を大高巻き〜奥の二俣、右俣へ(11:30)〜登山道に飛び出る(12:14)〜氷ノ山山頂(12:40〜13:11)〜氷ノ越(13:49)
○下山パート sappan)
氷ノ越(13:49)〜若桜キャンプ場(14:29)、総所要時間8時間6分
○下山パート◆glaybe2・tolchop)
13:49 氷ノ越
14:27 木地屋跡
15:02 布滝見物
15:13 左俣出合
15:30 福定親水公園帰着
総所要時間9時間14分
GPSルートは沢登りパート+下山パート
天候 | 晴れ、15時を過ぎてから雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
sappan:わかさ氷ノ山キャンプ場の駐車場 tolchop・glaybe2:福定親水公園の駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
連日猛烈な暑さが続いたこともあり、水量はこの時期としては少なめといえるのではないでしょうか(参考レポートなどより少なかった)。沢登り自体は難しい箇所はないですが、大小の滝があり、特に大きな滝(30〜40メートル)などは確保しつつ登るのが普通なようです。登れない場合は、左右のどちらかから巻くことが必要になってきますが、高巻きを強いられるので十二分に注意が必要です。また、いくつか分岐があります。 ■不動谷概要 F1:不動谷入口の傾瀑25m+堰堤 右岸に60mの壁 ゴルジュ F2:のぞきの滝40m(地形図にある滝) F3:40m F4:30m3段 F5:不動滝30m(地形図にある滝) なだらかな河原 2俣(左俣が本流、右俣は登山道からの流入) 2俣(国土地理院の地図にある2俣、左俣へ) 2俣(右俣が本流、左俣は961mピーク南の谷からの流入) F6:くの字滝5m2段(950m) F7:10m(流木のある滝) F8:40m+6m2段(1050m) F9:5m F10:5m 2俣(右へ、左は氷ノ山へ直登) 枯れ 登山道(1440m)へ ■参考 以下の2冊にコースの記載があります。 関西起点 沢登りルート100(山と渓谷社) http://www.amazon.co.jp/%E9%96%A2%E8%A5%BF%E8%B5%B7%E7%82%B9-%E6%B2%A2%E7%99%BB%E3%82%8A%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%88100-%E5%90%89%E5%B2%A1-%E7%AB%A0/dp/463518000X 沢登り (入門&ガイド)(山と渓谷社) http://www.amazon.co.jp/%E6%B2%A2%E7%99%BB%E3%82%8A-%E5%85%A5%E9%96%80-%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-%E6%89%8B%E5%B6%8B%E4%BA%A8/dp/4635043924 |
写真
感想
シャワークライミングと言える沢登りは今回が初めてだったので、荷物の防水や入水後の防寒について対策をして挑みました。おかげさまで快適にすごす事が出来ました。
滝登りは、氷ノ山の土質がよいのかホールドが豊富でかなり登りやすかったです。
ロープで確保しての10mの滝登りは、ロープワークの実践になってよかったと思います。
2回の大高巻きについては、多少難がありました。参考図書に掲載されている高巻きとは逆の岸に登りましたが、1回目は余計に巻いてしまいましたし、2回目はあまりよいルートとは言えませんでした。
参考図書とおりに歩いてもおもしろくないので、現場の観察で判断しようと思いましたが、最初は登りやすかったですが距離が長くなりました。地形図の観察が足りなかったですね。まぁ、これはこれで楽しかったです。
前回、サワタビでの下りで親指が痛くなったので、爪をしっかり切って挑んだのですがやはり親指が痛くなりました。以前はそんなことなかったので、足の形が変わって靴が合わなくなったんでしょう。下山用に靴が必要ですね。
3人で力を合わせて大変満足の行く山行ができました。ありがとうございました。
今回は自分の発案で氷ノ山の沢登りに決めたのですが、結局はお二人におんぶにだっこ状態になってしまいました。沢登りパートだけでは物足りなさを感じたので、glaybe君の提案もあって僕だけ一山越えて負荷をかけてくることに。ヘッドランプを一つ頭に、もう一つのヘッドランプは片手にぶらぶらさせて歩きましたが、ほぼ真っ暗なのでそれでもこころもとありませんでした。鹿の鳴き声が印象に残っています。
肝心の沢登りは、沢登りというより小滝登りと高巻きの印象が強かったです。ここは確保がきちんとできる人がくる沢登り場所なのかなあとも思えました。のぞきの滝、45メートル二段滝など素晴らしい滝姿をしておりました。30メートルの不動滝はのぞきの滝の上にあるようですが、これが見られなかったのが心残りです。「次はきちんと登はんの勉強をしてからきなさい」という氷ノ山の声が聞こえました(幻聴)。
装備的な面では不備が際立ちました。なんといってもグローブ。コンビニで買った安いものでしたが、グリップ力はたしかにありましたが、保温性がありません。そのため、流木がある滝を直登したあと、猛烈な冷たさ、寒さを感じました。手のしびれは二時間くらい抜けませんでしたね。「まずは手足から」という基本を守らなかった罰なんでしょう。その後はしばらく沢にも入らなかったほど、ちょっと遡行意欲がそがれていましたが、後半気温もあがり、休憩をしたら回復してきて終盤は持ち直し、しょうもないギャグも飛び出すようになりました。
下半身はタイツに短パンでしたが、短パンだとやはり保護性能が弱いですし、蚊や蜂に脅かされるような気がしました。沢靴用の靴下も買ってなく、裸足で履き、皮がむけました。
登はんの面では、二人に装備を整えてもらい、流木の滝を登ることができました。みなさん、なんでそんなに技術あるの? ってちょっと不思議でしたが。なんにしろ、事故がなくてなによりでした。
今回は珍しく3人での山行。
前回は3月の旧奥津の森林公園。およそ5カ月ぶり。
(sappanさんとは7月に山乗渓谷をご一緒させて頂いた)
glaybe2さんの知識、経験値には改めて敬服。
sappanさんの破天荒振りには度肝を抜かれた。
まさか徒歩で峠越えして合流とは...。
それにしても今回は予習不足を痛感しました。
「ヤマケイ入門&ガイド 沢登り」を参照しましたが、
今回の2度の高巻きは想定外という意味で失敗でした。
最初は登山道に出てしまい、2度目は下降地点を探して右往左往。
奥ノ二俣より上、かなりのヤブコギを想像(期待?)していましたが
全くそんなこともなくあっけなく登山道合流。
下山後 左俣出合の滝壺で遊ぶ子供たちの姿が印象的でした。
程無くして雨が降り始め、稜線はガスに覆われてしまいました。
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