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Yamareco

記録ID: 334451
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

火打山・妙高山(子連れ 高谷池テント泊 1泊2日)

2013年08月14日(水) ~ 2013年08月15日(木)
 - 拍手
子連れ登山 nori1496 ゆきんこ その他2人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
20:20
距離
22.8km
登り
2,083m
下り
2,075m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:59
休憩
0:07
合計
9:06
9:51
104
11:35
95
13:10
13:12
80
14:32
38
15:10
15:12
48
16:00
44
16:44
16:46
43
17:29
17:30
49
18:19
38
2日目
山行
10:42
休憩
0:21
合計
11:03
7:21
7:22
55
8:17
8:18
26
8:44
8:47
45
9:32
9:33
43
10:16
10:17
42
10:59
11:00
44
11:44
11:48
25
12:13
69
13:22
13:26
34
14:00
104
15:44
15:45
109
17:34
17:38
1
17:39
1
17:40
ゴール地点
<1日目>
09:50笹ヶ峰登山口
10:50黒沢橋
11:40十二曲(1/12)
12:00十二曲(12/12)
13:10富士見平(大休憩)
13:30富士見平発
14:20高谷池ヒュッテ テント設営
15:30天狗の庭
16:20ライチョウ平
17:20-17:40火打山山頂(2,462m)
19:00高谷池テント場
<2日目>
06:30高谷池テント場発
07:10茶臼山(2,171m)
07:40黒沢池ヒュッテ
08:20大倉乗越(2,150m)
09:40長助池分岐
10:40妙高山山頂(北岳2,446m&南岳2,454m)
13:50黒沢池ヒュッテ(大休憩)
17:00黒沢橋
17:40笹ヶ峰登山口

 
天候 曇りやや晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
北陸道 糸魚川IC−国道148号-小谷温泉口交差点-県道114-雨飾荘付近から林道(※注意)-乙見山峠-笹ヶ峰登山口P

(※注意)雨飾荘付近から笹ヶ峰登山口Pまでは砂利道あり、約40〜50分、雨天時注意。もちろん積雪期はNG
コース状況/
危険箇所等
笹ヶ峰登山口に登山ポストあり。
火打山は木道や階段が随所で整備されている。妙高山への大倉乗越〜長助分岐までの間は急登(ロープ)や斜面をトラバースするため滑落しないように。

下山後はアクセスルート上にある雨飾露天風呂あり(無料ではなく気持ち分を!!)21:00まで可 ※夏季はアブ等に注意

北陸道糸魚川ICまでの国道148号には飲食店は数件しかありませんのでご注意を!
雨飾荘から笹ヶ峰へ抜ける林道は砂利道が長く続きます。
雨飾荘から笹ヶ峰へ抜ける林道は砂利道が長く続きます。
新潟県と長野県境の乙見山峠からは白馬方面が望めました。
新潟県と長野県境の乙見山峠からは白馬方面が望めました。
乙見峠のトンネル
乙見峠のトンネル
笹ヶ峰登山口 登山届けを出し、いざ出発!
珍しく、下山届けもある。
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笹ヶ峰登山口 登山届けを出し、いざ出発!
珍しく、下山届けもある。
火打山への登山道には1kmごとに案内杭があります。この杭が励みになります!!
火打山への登山道には1kmごとに案内杭があります。この杭が励みになります!!
途中、アサギマダラが出迎えてくれました。
チョウも旅の途中、羽を休めています。
途中、アサギマダラが出迎えてくれました。
チョウも旅の途中、羽を休めています。
十二曲りの案内杭
名称からハードな感じがしますが、意外とすぐ終わった。
十二曲りの案内杭
名称からハードな感じがしますが、意外とすぐ終わった。
富士見平の案内標識
富士見平の案内標識
富士見平を過ぎてまもなく、眺望が良く火打山の頂上・高谷池ヒュッテの三角屋根が見えてきました。
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富士見平を過ぎてまもなく、眺望が良く火打山の頂上・高谷池ヒュッテの三角屋根が見えてきました。
高谷池キャンプ場でテント設営後、木道を通り頂上へ向かいます。雲が消え始め、眺めも最高!! なんといっても身軽がgood!!
2013年08月14日 15:35撮影 by  iPhone 4S, Apple
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8/14 15:35
高谷池キャンプ場でテント設営後、木道を通り頂上へ向かいます。雲が消え始め、眺めも最高!! なんといっても身軽がgood!!
天狗の庭と呼ばれる湿地帯。
ワタスゲ(白い花のようなものは花が咲き終わった後の果穂だそうです)の群落、池の水面に火打山が写って綺麗です。
2013年08月14日 15:36撮影 by  iPhone 4S, Apple
2
8/14 15:36
天狗の庭と呼ばれる湿地帯。
ワタスゲ(白い花のようなものは花が咲き終わった後の果穂だそうです)の群落、池の水面に火打山が写って綺麗です。
高谷池ヒュッテ〜山頂にかけては多くの高山植物が見られます。
代表的なのはコレ。ハクサンコザクラ 大きな群落もあり、見ごたえあり!!
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高谷池ヒュッテ〜山頂にかけては多くの高山植物が見られます。
代表的なのはコレ。ハクサンコザクラ 大きな群落もあり、見ごたえあり!!
チングルマ(別の植物と同居しているので葉は解りにくいですね)
2013年08月14日 15:25撮影 by  iPhone 4S, Apple
1
8/14 15:25
チングルマ(別の植物と同居しているので葉は解りにくいですね)
ウサギギク(別名:キングルマ)
2013年08月14日 17:12撮影 by  iPhone 4S, Apple
8/14 17:12
ウサギギク(別名:キングルマ)
ライチョウ平
ライチョウには会えませんでした。残念!!
ライチョウ平
ライチョウには会えませんでした。残念!!
もうすぐ山頂。振り返ると翌日登る妙高山が・・・
太陽が西に傾き、影火打山も。
もうすぐ山頂。振り返ると翌日登る妙高山が・・・
太陽が西に傾き、影火打山も。
山頂を独占!! 天狗の庭を過ぎてからは、誰にも会いませんでした。行程が遅かった・・・
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山頂を独占!! 天狗の庭を過ぎてからは、誰にも会いませんでした。行程が遅かった・・・
西には焼山、金山、雨飾山
西には焼山、金山、雨飾山
高谷池ヒュッテ、テント場が小さく見えました。
高谷池ヒュッテ、テント場が小さく見えました。
急いで、下山。
天狗の庭に着くころには、夕日になっていました。
急いで、下山。
天狗の庭に着くころには、夕日になっていました。
夕方風が止み、見事な逆さ火打山が。遅い時間で逆にラッキーだった。
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夕方風が止み、見事な逆さ火打山が。遅い時間で逆にラッキーだった。
夜は星空に流星群!翌日の朝は快晴!!
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夜は星空に流星群!翌日の朝は快晴!!
高谷池から妙高山に向かいます。
高谷池から妙高山に向かいます。
茶臼山を通過し、黒沢池ヒュッテが見えてきました。
茶臼山を通過し、黒沢池ヒュッテが見えてきました。
大倉乗越(おおくらのっこし)から見た、妙高山。急登が見てわかる。
大倉乗越(おおくらのっこし)から見た、妙高山。急登が見てわかる。
長助池分岐。 ちょっと手前に沢があります。
ここから、妙高山山頂までは急登が続きます。
長助池分岐。 ちょっと手前に沢があります。
ここから、妙高山山頂までは急登が続きます。
無事下山!!
2013年08月15日 17:38撮影 by  iPhone 4S, Apple
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8/15 17:38
無事下山!!
帰りは 雨飾高原露天風呂へ
アブなどに注意!!
2013年08月15日 18:46撮影 by  iPhone 4S, Apple
8/15 18:46
帰りは 雨飾高原露天風呂へ
アブなどに注意!!
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図 筆記具 ライター ナイフ 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 雨具 防寒着 スパッツ 手袋 ストック ビニール袋 替え衣類 シュラフ ザックカバー クマよけ鈴 食器 水筒 時計 非常食
共同装備
テント テントマット コンロ ガスカートリッジ コッヘル(鍋) カメラ

感想

北陸道糸魚川IC−小谷温泉経由 火打山〜妙高山縦走 子連れテント泊 1泊2日
【アクセス】
驚きのルートである。四駆の方にはぜひお勧めしたい。もちろん天候が良ければ乗用車(二駆)でも可能であるが、雨上がりや雨天時は注意が必要!

【1日目】
初めての、テン泊です。妻は少し登山経験がありますが、子供は殆ど経験なくこれまで低山でトレーニングしてきました。2,000m級はデビューとなります。

笹ヶ峰登山口を少々遅めの9:30に出発。最初は木道をひたすら登ります。1時間ほど歩くと黒沢に出ます。
黒沢を過ぎるとやや急登になり、十二曲りへ。
十二曲りの出口で12:00頃に・・・お腹が空いたので行動食にバナナを食べることにしました。
心配だった小3の娘に、次の休憩では○○を食べよう!!とだまかしだまかし歩きました。
富士見平に着くまでも急登があり、富士見平には13:00過ぎになり、ここで大休憩で昼食をとる事に。
富士見平を過ぎると視界が開け、火打山山頂、高谷池ヒュッテの三角屋根が見え、足取りは軽くなりました。
予想以上の重い荷物に肩がこたえ、早くテン場にデポし火打山をアタックしたいと思いました。
高谷池のテン場は、お盆のためか空いていて到着した頃は5張りほど(その後、4張ほど増えていた)。
予定より遅くなっているので急いでテント設営し、ようやく火打山アタックです。
「天狗の庭」まではほぼ木道が整備され、ハクサンコザクラの大群落が見られました。まるで、作ったかのような景色ですが、まったくの自然。自然にこんな景色ができるなんて、奇跡だと思えます。
「天狗の庭」は湿地帯で池があり、ワタスゲ、水面に写った逆火打山・・・もなんともいえない癒しの空間・景色です。
今まで歩いてきた疲れが吹っ飛ぶ感じです。
天狗の庭から山頂までも結構な急登です。低い植生の間を、肩幅ぐらいの登山道を進むので、半そでよりは長袖のほうが良いと思いました。
山頂近くは山の東側斜面を登るため、日陰で涼しかったですが、山頂へつながる最後のカーブを登った瞬間、山頂は日照りで一気に視界が広がり、感動とともに暖かくなったのが印象的です。
時間が遅かったため、山頂を独占。天狗の庭からすれ違った人はゼロ。いかに行程が遅くなったかわかります。

暗くなる前に急いで下山し、夕日の天狗の庭に感動!!
テン場に到着したのはなんと19:00頃、薄暗くなっていました。
周りは、もう就寝の準備をしている人も・・・
静かに夕食の準備をすることになってしまいました。ここは、今回の反省点。
子供がいたので、計画より遅くなることを想定すべきでした。

【2日目】
夜は、雲もなく満点の星空。ペルセウス座流星群が気になり、他は爆睡(笑)している中、夜中にテントから顔を出し、短い時間でしたが5〜6個の流星を眺め、再び睡眠しました。これも、テン泊の魅力ですね。

2日目の朝は快晴、6:30に高谷池テン場を出発し妙高山を目指しました。
茶臼山までは緩やかな登り、しばらくすると眼下に黒沢池ヒュッテと湿地が目に入り、こちらも良い眺望です。
黒沢池ヒュッテ前に荷物をデポし飲み物と軽食を持ち、妙高山へアタックしました。
ヒュッテ前の分岐点から大倉乗越(のっこし)まで登ると、目指す妙高山が近くに見えます。プリンのような形状に子供たちはプリン山と名づけていました。
なかなかの急登であることは容易に想像できました。
大倉乗越からいったん下り、長助池分岐点に到着したのは9:40。ここも、子供がいたため思っていた以上に時間が掛かってしまいました。
あとは、山頂までひたすら急登し、頂上へ。
眺望は最高で、昨日の火打山が一望できました。残念ながら野尻湖方面は雲で見えませんでした。
下山は、黒沢池ヒュッテまで戻り、遅めの昼食後、黒沢岳の東側の登山道で富士見平、十二曲り、黒沢をへて笹ヶ峰登山道へ到着したのは17:40でした。

2日間で20km以上は歩いたと思います。疲れましたが、眺望の良さ、お花畑、星空どれもすばらしいものでした。初めてのテン泊でしたが、ますます登山の間口が広がり、今後が楽しみです。
同じコースで小3(女児)ぐらいはウチらだけでした。個人差はあると思いますが、きつかったかもしれません。小6は全く問題なく行程をクリアできました。

長々と読んでくださった方、ありがとうございます。







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