<家族ハイク>家族の北ア5日間(双六・鷲羽岳〜西鎌尾根〜槍ヶ岳)
- GPS
- 98:05
- 距離
- 46.1km
- 登り
- 3,983m
- 下り
- 3,983m
コースタイム
15:55駐車場出発(のんびり散策しながら)−16:40登山ポスト−17:55わさび平小屋(テン泊)
8月13日(火)
6:05わさび平小屋出発−6:28登山口−7:23秩父沢−8:19イタドリヶ原−9:00シシウドヶ原
−10:19鏡池・鏡平小屋(昼食)−11:00鏡平小屋出発−12:10弓折乗越−13:10くろゆりベンチ
−13:50双六小屋(テン泊)
8月14日(水)
4:40テント出発−5:10樅沢岳山頂(ご来光)−5:50テント戻り−7:34テント出発(双六岳へ)−8:55双六岳山頂(朝食)
−9:15出発−10:40三俣蓮華岳山頂−11:40三俣山荘(休憩)−12:35鷲羽岳へ出発(家族は先に双六小屋へ)
−13:20鷲羽岳山頂−14:20三俣山荘帰着・双六小屋へ出発−14:34巻道分岐−14:45家族と合流
−16:20双六小屋帰着(テン泊)
8月15日(木)
5:34槍ヶ岳へ出発−6:12樅沢岳山頂−(西鎌尾根へ)−10:03千丈乗越−11:10槍ヶ岳山荘(妻と長男は9:50先着)(テン泊)
8月16日(金)
4:45〜5:30ご来光−5:40槍ヶ岳山頂へ(妻と2人)−6:20槍ヶ岳山頂−6:40槍ヶ岳山荘帰着
−8:54下山開始−10:20千丈乗越分岐−12:10鏡平小屋(昼食)−13:20出発−18:00駐車場
天候 | 12日〜16日に渡り、ほぼ快晴(15日夕方前後に雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・14:30頃の時点で空きは10台程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●小池新道〜双六岳・三俣蓮華岳 ・特に危険な個所はありませんでしたが、弓乗越と双六小屋の間に少しざれたトラバースを通過するので少し注意。 ・弓乗越では最近熊が出没との情報がありましたが、この日は登山者も多かったせいか現れませんでした。 ●鷲羽岳 ・基本的にガレ山という感じで浮石も多く特に下りは落石をおこなさいよう注意したほうがよい。 ●西鎌尾根 ・左俣岳あたりから千丈乗越の間は岩場、トラバース、鎖場などが連続するのでそれなりに慎重に。(万一、滑落すれば大怪我になります) ・槍ヶ岳に登る大人であれば特に問題ないと思われますが小学生には注意が必要と感じ、フォローしました。 ●槍ヶ岳(大槍) ・前回登頂時には目前で落石があったので気を配りましたがこの日は幸いに特に何もなし。 ●深山荘の温泉 ・駐車場のある深山荘の温泉は、石鹸等が使用できる内湯は大人700円で露天風呂もOK。露天風呂のみなら500円。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
悩みに悩んだ初めての家族との北アルプスの縦走路。
水場が豊富で美しい稜線と槍の姿を堪能できそうということで、
新穂高温泉から双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳へ向かいました。
帰路はピストンと思っていましたが、双六小屋で何名かの方々のお話を聞き、
西鎌尾根から槍ヶ岳経由で下山する周回コースをとることに。
12日(月)
・新穂高の駐車場は夕方出発としたためこの日は1時間少し歩いてわさび平小屋でテン泊。
・横浜のご家族とお会いし、子供たちは初日の緊張をほぐして楽しい夜を過ごすことができました。
・この日はペルセウス座流星群の最盛期。シェラフに潜ってテントから顔だけ出して夜空を見上げます。
天の川を見ながら、流れ星を2,3個数えることができました。
13日(火)
・いよいよ小池新道へ。まだまだ標高も低く陽ざしは暑いが、秩父沢などの水場で一息入れます。
・子供たちのモチベーション維持策は、‖瑤凌紊琶緩ジュースを作って乾杯 鏡平小屋でかき氷 三俣山荘のケーキ
・鏡平では今回初めての槍の姿が素晴らしく感動。
・弓折乗越でようやく稜線に飛び出た後は快適な稜線歩きで双六池のほとりに広がるテント場へ向かいます。
・この日も夜は満点の星空。シェラフにもぐってテントから顔だけを出して流れ星を数えました。
14日(水)
・子供たちはテントに残して妻と樅沢岳山頂にご来光を眺めに。5:10頃山頂到着と同時に、
東の空から火の玉が姿を現してぐんぐん上がっていく。槍ヶ岳、穂高連峰、焼岳、乗鞍岳、笠ヶ岳。
さらに水晶岳、鷲羽岳、立山、剣岳。
・明日は下山に向かうのか、槍ヶ岳へ向かうのか悩んでいたが、この素晴らしい朝の景色を見て、
西鎌尾根をたどって槍を目指そうと話し合った。
・一旦、テントに戻ってから子供たちを起こして、双六・三俣蓮華・鷲羽岳周回コースへ向かう。
・素晴らしい景色と快適な尾根歩きを楽しんだあとは、三俣山荘でケーキを堪能。
15日(木)
・いよいよ西鎌尾根をたどって槍に向かいます。
(登山届の変更届を小屋に預かってもらおうと思ったが受け付けていないとのこと。気を引き締めて出発)
・左俣岳くらいまでは文句なしの安全・快適・絶景の稜線歩き。当初槍を覆っていたガスも次第に晴れて、
堂々と姿を現してくれました。
・千丈乗越に近づくにつれて、小4の娘には少々不安を感じる岩場、鎖場、トラバースが現れ出したので
ゆっくり休憩を挟みながら、一つ一つ集中して歩を進める。
(妻と小6の長男は先を急ぐことに)
・途中でヘリが旋回し始めたので少々不安になり、行きかう方々に妻と長男の姿を見たか聞いてみると、
「随分前に元気にどんどん進んでましたよ〜」とのこと。一安心。
・千丈乗越を過ぎると娘の歩調は俄然しっかりして、私は荷物の重みでついていくのが精いっぱい。
11:10無事、槍ヶ岳山荘へ。「父さん遅い〜」と息子も現れて、再開を喜びました。
・このあと、鳥取のファミリーさんにも初めてお会いして少しお話をさせていただきました。
その後無事長い縦走を終えられたようですね。お見事です。
16日(金)
・昨夜の雨もあがって快晴の翌朝。ご来光のあと、妻と槍のてっぺんへ。快晴のもと絶景の空中散歩を楽しんだ。
・そして、下山。鏡平、弓乗越、双六岳、三俣蓮華岳、鷲羽岳、西鎌尾根・・
ここまでたどってきた山々を一望しながらの下山ルートも最高。
・最後はへばったけれど、18:00すぎに全員無事で帰着。
・横浜からのご家族との再会は果たせず、子供たちもこれだけが心残り。
またヤマレコで連絡が取れるからと慰めて帰途につきました。
(といいつつ、すぐに帰らず高山市内で食べ歩き)
家族との長い5日間。妻や子供には少々ハードな山旅になりましたが、
しっかり頑張って歩きとおしたことに感動した山旅でもありました。
また、お会いした皆さん大変お世話になりました。ありがとうございました。
こんにちは
5日間の縦走お疲れ様でした。
家族でまったりと北アのテン泊登山羨ましいです
天気も良くて槍を見ながらの稜線歩き、よだれが出そう
今回もある意味ニアミスにちかいですね
本当に天気には恵まれましたね。
穂高におられたんですね。13日は私は双六への登り道から穂高連峰を眺めてましたのでokirazuさん夫妻が視野に入ってたはずですねえ。
お互いよい山行でした。また次の計画を練らないと。
と、いう間に冬が来ますね。武奈の冬が・・
tubataroさん、こんばんは〜。
北アルプス、どこに行かれたのかな〜?って
楽しみにしてました
お子さんもいながら、このコース、なかなか
ハードだったんじゃないですか?
お子さんも奥様もちゃんと歩き通して、すごいですね
5日間ずっとこんないいお天気 と絶景の連続、
本当に羨ましいです〜。
お子さんも北アルプスの素晴らしさ、分かってくれた
んでしょうか…?
これがフツウじゃない、ってことも(笑)
ますます山 好きになってくれたら嬉しいですね
確実にご家族皆さんの装備が揃っていってるような…
tubataroさん、今晩は。
槍ヶ岳の下山がもう一時間早ければ深山荘の温泉で会えたのに残念です 最後の写真のお店で自分たちもかき氷と豚まんを食べながら、皆さんが下山して来ないかとと待っていました。
それまでのペースで、きっと先に下ったのだろうと思っていたのですが、自分たちより後だとは思いませんでした。ところでペルセウス座流星群、見れたんですね。自分たちは駄目でした。テントならではですね。
またどこかでお会いしたいですね。子供たちも深山荘で会えずにがっかりしていましたから。
ありがとうございます。
本当に天気に恵まれた5日間でした。
なので今後はしばらくは天気に恵まれない気がします。
当初は2泊3日くらいの予定で行程を考えていたのですが、
現地に来てから、こんな景色なかなか見れないから
もう少し伸ばしてもいいんちゃう?と言われ、それなら
槍まで行ってしまおうということに。
予想以上に全員の体力があったので無事下山できました。
絶景の連続がモチベーションを維持させてくれたようです
dolceさんのまた次のレコ、楽しみにしています。
再会果たせず本当に残念でした。
槍からの下山は16:00を想定していましたが、
樹林帯まで下って以降は景色も単調になり、
暑くて何度も休憩をはさむことになり遅くなってしまいました。
ペルセウス座流星群、2日目の双六小屋のテント場でも
同じように見れましたよ
子供たちも今回の山行の一番の思い出はみなさんとの
出会いでした。
またお会いできること楽しみにしています。
こんにちは、コメント遅くなりました
御家族でしかもテン泊とは凄い
素晴らしい山行でしたね
私たちが行きたいな〜と思っている
コースに行ってますね。
うらやまし〜
今度はいつになるかわかりませんが、
参考にしたいと思います。
それでは今後ともよろしくお願いします
ありがとうございます。
天候に恵まれたので事故もなく無事歩き通すことができました。
ただやはり子供連れだと色んなリスクは高いと思うので今後も十分気をつけて山登りを楽しみたいと思います。
またbamosuさんのレコも参考にします。
(北岳も行きたいし)
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