幌尻岳（チロロ林道コース）

2021年07月22日(木) [日帰り]

• GPS: 14:18
• 距離: 25.0km
• 登り: 2,450m
• 下り: 2,449m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:57
• 休憩: 2:21
• 合計: 14:18

距離 25.0km 登り 2,459m 下り 2,453m

3:21 二岐沢出合 登山口
3:55 取水ダム
4:16 二岐・二ノ沢出合 天場
5:34 5:40 トッタの泉
6:29 ヌカビラ岳肩
6:37 6:45 額平岳
7:15 北戸蔦別岳
7:48 幌尻山荘分岐
8:12 8:25 戸蔦別岳
9:26 幌尻岳の肩
9:58 10:32 幌尻岳
10:56 幌尻岳の肩
12:09 12:16 戸蔦別岳
12:49 12:50 幌尻山荘分岐
13:25 13:39 北戸蔦別岳
14:02 14:05 額平岳
14:07 ヌカビラ岳肩
14:43 15:38 トッタの泉
16:35 二岐・二ノ沢出合 天場
16:59 取水ダム
17:39 二岐沢出合 登山口
17:39 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

十勝岳から下山後、道の駅「日高道の駅」に寄り、セイコーマートで夕食・朝食・ブランチ・昼食と水を購入。
明日が休日ということもあり、登山口の駐車場が空いているかが心配だったので、そのまま登山口へ。
チロロの巨石を過ぎてしばらくすると舗装路からダート道へ変わる。ダート道ではあるが、フラットで落石も少ないので走りやすい。
途中のゲートで入山届に記入。登山口の駐車場は20台くらいか？すでにほぼ満車。なんとか停めれて、そのまま就寝。

コース状況／危険箇所等

【二ノ沢】
渡渉で靴が完全に浸かるようなところはなかったが、水が多い場合はわからないので気をつけて
【額平岳への登り、下り】
900mの厳しい急登。トッタの泉が本当に癒やし
【戸蔦別岳〜幌尻岳の肩】
200m下って300m登る。高低差よりもハイマツが刺さるような向きで進行を邪魔するので体力を削られる

写真

7/21 19:10

チロロ林道の途中にある入林BOX
入山届ではなく、何日から何日まで滞在して、どこを登るという一行形式の単純な記入フォーム（もちろんこれとは別にコンパスで登山届を提出済み）

7/22 3:20

翌日。あまり寝られず早めに出発
初めはヘッドライトを点けていたが、数十分歩いて空が白んできた

7/22 3:55

取水ダム

7/22 3:55

ここから登山道へ

7/22 4:04

沢に沿って歩く道に入るが、序盤からロープ付きの足場が不安定なところを渡る

7/22 4:16

渡渉箇所にはピンクテープがあるのでわかりやすいが、暗くなったら見逃しそうかな

7/22 4:32

ここからトッタの泉を挟んで額平岳まで900mほど急登

7/22 4:47

7/22 4:50

シナノオトギリ

7/22 4:51

シナノオトギリ

7/22 5:24

トッタの泉
テン泊スペースがあり、泊まっていたグループが朝食の後片付けをしていた

7/22 6:09

シナノキンバイ

7/22 6:19

額平岳の肩

7/22 6:28

チシマギキョウ

7/22 6:30

ようやく稜線へ

7/22 6:30

幌尻岳を捉えるも、時計回りで稜線を伝っていかないと行けないので、まだまだ遠い

7/22 6:31

7/22 6:31

花畑が広がる

7/22 6:32

ゴゼンタチバナ

7/22 6:34

額平岳

7/22 6:46

シナノオトギリ

7/22 6:46

チングルマ

7/22 6:52

エゾツツジ

7/22 7:01

北戸蔦別岳まで続く稜線の道

7/22 7:03

ハクサンイチゲ

7/22 7:03

ウサギギク

7/22 7:05

ハクサンチドリ

7/22 7:05

7/22 7:14

イワツメクサ

7/22 7:14

北戸蔦別岳

7/22 7:17

まだまだ先は果てしない

7/22 7:24

7/22 7:33

7/22 8:01

岩がゴロゴロしていて、細かいアップダウンがあるので、チクチクHPを削られる

7/22 8:01

幌尻岳を見てHP回復

7/22 8:14

戸蔦別岳

7/22 8:14

振り返って、ここまで来た道

7/22 8:24

これから行く道。200m下って、300m登る

7/22 8:37

七ツ沼カール
ヒグマいるかな？って探したみたけど、見つけられず

7/22 8:42

この幌尻岳の肩へ向かう道が、核心部
足を前に進めて登る力に加えて邪魔なハイマツを跳ね除ける力が必要で、普段の2倍は疲れる

7/22 9:05

全然、前に進まない

7/22 9:26

肩に到着して安堵
振り返ると、七ツ沼カールが素晴らしく綺麗

7/22 9:28

あとは幌尻岳までゆったりとした稜線トラバース

7/22 9:37

7/22 9:52

幌尻岳のピークが見えた

7/22 9:59

幌尻岳山頂

7/22 10:30

7/22 9:59

7/22 10:30

額平川コースの稜線

7/22 10:30

7/22 10:30

7/22 10:31

7/22 10:31

最高な景色や、ここまでの道のことを考えると帰りたくない
が、しぶしぶ下山へ

7/22 11:42

今度は戸蔦別岳の登りがキツイ
しかも、日差しで体が暑く、熱中症気味で一歩一歩が重かった

7/22 13:35

北戸蔦別岳からもまだまだ先が長い
登りよりも下りのほうが何倍も長く感じられるのは気のせいだろうか？
ヘロヘロになりながら、日没前に下山できた

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

shinagaki

北海道で残っていた日本百名山の4座を登る遠征旅2日目
十勝岳から下山し、道の駅で食料を買い出し、そのまま電波の通じない登山口へ前乗り車中泊

距離は25キロなのに、標準コースタイムが19時間もあるのはなんだろうと不思議だったが、
かき分けないと進めず歩く負荷を何倍にもするハイマツと、越えなければいけないピークの連続が、体力的に精神的に辛いものになるんだと体感してわかった

登りは幌尻岳まで6時間半ほどだが、下りは7時間もかかっている
お昼を過ぎて暑くなってきたのに加えて、睡眠不足のせいか頭がうまく働かず、下りに最適な足運びが途中からわからなくなり、危険を感じたのでトッタの泉でツェルトを敷いて横になり休んだ
そのおかげで、今まで異常に高かった心拍が収まり、安全に下山することができたので、良い判断だと思う

明日は一旦休んで、明後日にトムラウシ山へ登ります