畦ヶ丸
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,067m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 7:15
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
権現山〜畦ヶ丸ルートと下棚に降りて行くルートの分岐そばに、両側が切れ落ちた砂地の細尾根があります。西丹沢詳細図で「危」の文字あり。ここは注意です。 地図は手動です。正確さに欠ける可能性があります。要注意。 |
写真
感想
夏本番、酷暑到来。道志道は東京五輪ロードレースのコースとなっており、どうせなら当日、大室山山頂あたりで見ようかなと思い、下見を兼ねて畦ヶ丸経由で登ろうと計画、のはずだった。
西丹沢VCで登山計画書に書き込んでいると事務所の中で会話する声がする。シラヒゲソウ云々話している模様。本棚にも行く計画だったので、出てきたお兄さん職員さんに咲いているか聞いてみる。予想通り、まだまだ先のよう(8月中旬〜とのこと)で咲いていないとのことだった。でもまれに一輪だけ、気の早い白髭さんが咲いてるかもしれないなと(勝手に)思い、探索を兼ねて本棚へ。いや、涼を求めてのほうが正しいかも。
直射日光を浴びると容赦なく暑い気候の中、本棚、天然のクーラーの滝飛沫とともに流れ来る風が心地よすぎる。気持ちよすぎてこの時期、3時間は居れるなと思いつつ人の出入りが多く、団体様が来たので入れ替わるように出発。シラヒゲソウは全く咲いておらず、またの機会に。
さて、とりあえず最初の目的地、畦ヶ丸へ。道は急なところもあるのだが、この時期木陰を作ってくれて直射日光にあたらずに上がっていけるのがいい。またブナの美林帯でもあるので、しんどいながらも何とも心地いいルートでした。
山頂から尾根沿いを進み大室山を目指すはずだったのだが、避難小屋に気をとられ何も考えず直進してしまった。「なんであそこを気が付かないの?」という凡ミスは自分にも起こりうることと実感。長い下りを軽快に順調に下ってしまい気づいたのが大滝峠上の看板だった。
ベンチがあるので昼飯にしてこの先どうしようかのんびり考えようとするも、カップラーメンのお湯をこぼしバーナーの五徳の部分を指で触ってしまう不始末。指に少々やけどを作る。先週といい、今月はカップラーメン難の相が出ていたようだ。
大滝峠から大滝橋方面のルートを選択しのんびり下っていき、沢を何度か渡渉しながら歩けば一軒家避難小屋へ。ここまでの沢沿いの道、心地よし。横の橋を渡るとすぐ踏み跡を頼りに登っていくと石柱あり。あとは地図とコンパスでチェックしながら歩いていく。美丘、美しい尾根たしかにあり。秋の紅葉シーズンとかもっといいのかもしれない。
下棚付近まで戻ってくれば、先週に引き続き水浴びすることだけを楽しみに早足で下る。ビールを飲みたいに近い感覚で水浴びがしたい。夏の山行の最後は水浴びできるところを選びたくなる。下棚は運よく誰もおらず水浴びタイム。滝の真下でしばらく冷えるまで水浴びをしたらあとは西丹沢VCへ戻るのみ。
無事に戻れて山の神様仏さまに感謝です。凡ミスでルートが違ったり、やけどしたりと場合によってはその後の行動の支障になることを経験しつつ、リカバリすることの大切さも同時に気づいた山行となりました。
緑陰(りょくいん)や 山はそろそろ 玉紫陽花
山降りて 滝の汗ひく 下棚(しもんたな)
*緑陰…夏の季語。夏の緑の木陰。夏の日差しに若葉の影が揺れる明るい木陰もあれば、椅子などを持ち出して、涼しい樹下に憩う場面もあり。
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