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記録ID: 3373970
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ハイキング
丹沢

畦ヶ丸

2021年07月22日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.2km
登り
1,067m
下り
1,064m

コースタイム

日帰り
山行
6:20
休憩
0:55
合計
7:15
9:25
9:40
95
11:15
11:30
20
11:50
11:25
90
12:55
0:00
30
13:25
0:00
10
鬼石沢左岸尾根南ピーク
13:50
0:00
35
畦ヶ丸南東尾根稜線分岐
14:25
0:00
10
西沢出合1.3km道標ベンチ
14:35
15:00
30
コースタイムに記載した鬼石沢左岸尾根南ピーク、畦ヶ丸南東尾根稜線分岐、西沢出合1.3km道標ベンチ(畦ヶ丸3.5km)などは西丹沢登山詳細図をもとに仮に名付けたものです。
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2021年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西丹沢VC前の駐車場利用。8時過ぎに到着も残り数台分止められるスペースありました。
コース状況/
危険箇所等
権現山〜畦ヶ丸ルートと下棚に降りて行くルートの分岐そばに、両側が切れ落ちた砂地の細尾根があります。西丹沢詳細図で「危」の文字あり。ここは注意です。

地図は手動です。正確さに欠ける可能性があります。要注意。
本日快晴。
ミズヒキの葉
イワタバコは一輪だけ咲いていました。ピンボケ。
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イワタバコは一輪だけ咲いていました。ピンボケ。
本棚。滝が起こす風心地よし。シラヒゲソウは当然のごとく一輪もなし。
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本棚。滝が起こす風心地よし。シラヒゲソウは当然のごとく一輪もなし。
手の届かないところにヤマユリ。
手の届かないところにヤマユリ。
畦ヶ丸の登山道へ戻るとクワガタソウ。
畦ヶ丸の登山道へ戻るとクワガタソウ。
気持ちの良いブナの森の登山道。ただ登りごたえあり。途中でソロハイカーさんにゴジュウカラ・トラツグミが鳴いているのを教えてもらう。
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気持ちの良いブナの森の登山道。ただ登りごたえあり。途中でソロハイカーさんにゴジュウカラ・トラツグミが鳴いているのを教えてもらう。
トリアシショウマですかね。ヤマブキショウマなのかな。汗だくになりながら飲む水、最高にうまい。
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トリアシショウマですかね。ヤマブキショウマなのかな。汗だくになりながら飲む水、最高にうまい。
畦ヶ丸山頂。結構登ってきた気がするが、ほぼ木陰なのがありがたし。本棚あたりと標高差おおよそ500m。
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畦ヶ丸山頂。結構登ってきた気がするが、ほぼ木陰なのがありがたし。本棚あたりと標高差おおよそ500m。
畦ヶ丸避難小屋。避難小屋を撮っていたら曲がるところに背を向け続け直進してしまった。こんなことがあるのかというレベルのうっかりミス。
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畦ヶ丸避難小屋。避難小屋を撮っていたら曲がるところに背を向け続け直進してしまった。こんなことがあるのかというレベルのうっかりミス。
ちょっと崩落してます。
ちょっと崩落してます。
アキノタムラソウ
アキノタムラソウ
気持ち良すぎのくだり坂。
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気持ち良すぎのくだり坂。
やけに下るなと思ったら大滝峠上の看板。なんてこったい。とりあえず昼飯休憩に。
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やけに下るなと思ったら大滝峠上の看板。なんてこったい。とりあえず昼飯休憩に。
昼飯を食べながら地図とにらめっこ。気分は登りかえし無理、大滝からVCまでの炎天のバス通り嫌。ふと青い線の下棚へ抜けるルートが浮かび上がる。美丘・美しい尾根の文字に即決。やる気復活。
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昼飯を食べながら地図とにらめっこ。気分は登りかえし無理、大滝からVCまでの炎天のバス通り嫌。ふと青い線の下棚へ抜けるルートが浮かび上がる。美丘・美しい尾根の文字に即決。やる気復活。
一旦沢に降りて行くと緑の苔むすせせらぎロード。
一旦沢に降りて行くと緑の苔むすせせらぎロード。
ダイコンソウですかね。丹沢の花の本だとミツモトソウかな。
ダイコンソウですかね。丹沢の花の本だとミツモトソウかな。
一軒家避難小屋。最初、一発屋避難小屋と読んでしまった。
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一軒家避難小屋。最初、一発屋避難小屋と読んでしまった。
目の前の橋を渡り、
目の前の橋を渡り、
すぐに木の土留めのところから急登していきます。沢に延びる道は大滝へのルート。
すぐに木の土留めのところから急登していきます。沢に延びる道は大滝へのルート。
尾根らしい雰囲気になってきて
尾根らしい雰囲気になってきて
とりあえず一番上までおよそ100m登ると標石あり。
とりあえず一番上までおよそ100m登ると標石あり。
上がってしまえばアップダウンはそれほどなく
上がってしまえばアップダウンはそれほどなく
気持ちいい美しい尾根。
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気持ちいい美しい尾根。
風があればもっと快適だなと思いつつ
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風があればもっと快適だなと思いつつ
とりあえず誰もいない道をマイペースで。
とりあえず誰もいない道をマイペースで。
南ピークのところでは赤い標識があり、畦ヶ丸を正面に見て右側の木に赤テープが張ってあるので、それを目印に北へ。
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南ピークのところでは赤い標識があり、畦ヶ丸を正面に見て右側の木に赤テープが張ってあるので、それを目印に北へ。
畦ヶ丸。左に延びる支尾根への進入注意。右側の木の生い茂るところを抜けると道が見えます。
畦ヶ丸。左に延びる支尾根への進入注意。右側の木の生い茂るところを抜けると道が見えます。
コルを過ぎて上がればホタルブクロ
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コルを過ぎて上がればホタルブクロ
権現山を右手に見ながら。この日は富士山は見えず。
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権現山を右手に見ながら。この日は富士山は見えず。
畦ヶ丸〜権現山ルートに合流。標高およそ1000m。細尾根心地よし。てくてく進む。
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畦ヶ丸〜権現山ルートに合流。標高およそ1000m。細尾根心地よし。てくてく進む。
西丹沢詳細図にある「危」の正体。距離こそ短いものの両サイドは切り立っており、樹の根の下がどうなっているのかもわからず、注意して渡り切る。
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西丹沢詳細図にある「危」の正体。距離こそ短いものの両サイドは切り立っており、樹の根の下がどうなっているのかもわからず、注意して渡り切る。
少し行くと道が二股に。下棚方面は左。大滝方面は右。
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少し行くと道が二股に。下棚方面は左。大滝方面は右。
細い気が倒れて通せんぼしているような気もしますが通り抜けます。
細い気が倒れて通せんぼしているような気もしますが通り抜けます。
気持ちいい道。
あとは下っていけば
あとは下っていけば
下棚ちょい下流のベンチ裏に到着。標識やピンクテープがないだけで、道は登山道といっても差し支えなし。
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下棚ちょい下流のベンチ裏に到着。標識やピンクテープがないだけで、道は登山道といっても差し支えなし。
ここまでの途中、青い蕾が
ここまでの途中、青い蕾が
小さくはじけると
小さくはじけると
中から薄紫が現れて
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中から薄紫が現れて
タマアジサイに。きれいな薄紫と混じりけのない白の額に見とれる。
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タマアジサイに。きれいな薄紫と混じりけのない白の額に見とれる。
たえず小刻みに揺れて
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たえず小刻みに揺れて
呼吸と止めて撮っても
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呼吸と止めて撮っても
ボケてしまう。
咲き始めをじっくり眺める。
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咲き始めをじっくり眺める。
赤くも青くもなく、薄紫の優しい色合い。お気に入りの花になりました。
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赤くも青くもなく、薄紫の優しい色合い。お気に入りの花になりました。
途中から下棚で水浴びしたくてちょっと寄り道。先客なし。あとからも人来ず。たっぷり水浴びタイム。体が冷え切る直前までキンキンに冷してから西丹沢VCへ。
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途中から下棚で水浴びしたくてちょっと寄り道。先客なし。あとからも人来ず。たっぷり水浴びタイム。体が冷え切る直前までキンキンに冷してから西丹沢VCへ。
検索したらミスジチョウという蝶らしく。
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検索したらミスジチョウという蝶らしく。
きのこ。
電波拾いそう。
ジシバリかな
下棚から30分。背中から汗を吹き出しながら到着。予定とは違ったものの大満足。
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下棚から30分。背中から汗を吹き出しながら到着。予定とは違ったものの大満足。

感想

夏本番、酷暑到来。道志道は東京五輪ロードレースのコースとなっており、どうせなら当日、大室山山頂あたりで見ようかなと思い、下見を兼ねて畦ヶ丸経由で登ろうと計画、のはずだった。

西丹沢VCで登山計画書に書き込んでいると事務所の中で会話する声がする。シラヒゲソウ云々話している模様。本棚にも行く計画だったので、出てきたお兄さん職員さんに咲いているか聞いてみる。予想通り、まだまだ先のよう(8月中旬〜とのこと)で咲いていないとのことだった。でもまれに一輪だけ、気の早い白髭さんが咲いてるかもしれないなと(勝手に)思い、探索を兼ねて本棚へ。いや、涼を求めてのほうが正しいかも。

直射日光を浴びると容赦なく暑い気候の中、本棚、天然のクーラーの滝飛沫とともに流れ来る風が心地よすぎる。気持ちよすぎてこの時期、3時間は居れるなと思いつつ人の出入りが多く、団体様が来たので入れ替わるように出発。シラヒゲソウは全く咲いておらず、またの機会に。

さて、とりあえず最初の目的地、畦ヶ丸へ。道は急なところもあるのだが、この時期木陰を作ってくれて直射日光にあたらずに上がっていけるのがいい。またブナの美林帯でもあるので、しんどいながらも何とも心地いいルートでした。

山頂から尾根沿いを進み大室山を目指すはずだったのだが、避難小屋に気をとられ何も考えず直進してしまった。「なんであそこを気が付かないの?」という凡ミスは自分にも起こりうることと実感。長い下りを軽快に順調に下ってしまい気づいたのが大滝峠上の看板だった。

ベンチがあるので昼飯にしてこの先どうしようかのんびり考えようとするも、カップラーメンのお湯をこぼしバーナーの五徳の部分を指で触ってしまう不始末。指に少々やけどを作る。先週といい、今月はカップラーメン難の相が出ていたようだ。

大滝峠から大滝橋方面のルートを選択しのんびり下っていき、沢を何度か渡渉しながら歩けば一軒家避難小屋へ。ここまでの沢沿いの道、心地よし。横の橋を渡るとすぐ踏み跡を頼りに登っていくと石柱あり。あとは地図とコンパスでチェックしながら歩いていく。美丘、美しい尾根たしかにあり。秋の紅葉シーズンとかもっといいのかもしれない。

下棚付近まで戻ってくれば、先週に引き続き水浴びすることだけを楽しみに早足で下る。ビールを飲みたいに近い感覚で水浴びがしたい。夏の山行の最後は水浴びできるところを選びたくなる。下棚は運よく誰もおらず水浴びタイム。滝の真下でしばらく冷えるまで水浴びをしたらあとは西丹沢VCへ戻るのみ。

無事に戻れて山の神様仏さまに感謝です。凡ミスでルートが違ったり、やけどしたりと場合によってはその後の行動の支障になることを経験しつつ、リカバリすることの大切さも同時に気づいた山行となりました。



緑陰(りょくいん)や 山はそろそろ 玉紫陽花


山降りて 滝の汗ひく 下棚(しもんたな)


*緑陰…夏の季語。夏の緑の木陰。夏の日差しに若葉の影が揺れる明るい木陰もあれば、椅子などを持ち出して、涼しい樹下に憩う場面もあり。


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