栂海新道 念願の北アルプスから日本海へ
- GPS
- 25:12
- 距離
- 49.5km
- 登り
- 3,501m
- 下り
- 4,951m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:34
- 山行
- 13:24
- 休憩
- 2:51
- 合計
- 16:15
天候 | 7/30(金) くもりのち霧 7/31(土) 早朝快晴のち霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険箇所なし ・ロングコースかつコース全般アップダウンの連続 ・水場は黒岩平、北又、シキ割ともに十分な採水可(黄蓮は不明) |
写真
感想
念願の栂海新道へ。
いつか歩いてみたかった北アルプスから海抜0mの日本海への縦走。入山者の少ない山域かつロングルートのソロ山行のため計画は入念に情報収集や装備準備を行った。水場の把握・暑さや防虫防熊対策・軽量化、もちろんコロナ対策まで。
実際歩いてみたが、コース全般にわたり危険箇所はないがひたすら気力勝負の自分との戦いのコース。アップダウンも激しい。標高1,000m前後の山々のアップダウンが容赦なく続く。時期や天候にもよるが汗だくになること必至。日射しのない曇天の方が格段に歩きやすい。
今回は未明出発の涼しい時間からスタートし7時過ぎ以降は霧に包まれる時間が多く助かったがそれでも終始汗だく。登りも下りも休んでいても汗をかく。こんなに汗をかいた山登りは初めてかもしれない。脱水症状を防ぐためにも水場の計画的な採水も踏破のポイントだと思う。
今回は体調が良かったので白鳥小屋泊の予定を変更し一気に日本海へ下山。しかし終盤急速に疲労困憊となりバテバテヘロヘロでペースダウン。尻高山先の車道とゴール手前の鉄塔で動けなくなってしまった。親不知海岸へ到着したのは日没後。自分の体力を過信したやっちゃいけない無謀な計画変更だった。無理は禁物。猛省。
【詳細コース状況】
■蓮華温泉〜朝日小屋
・早朝の木道の下りは大変滑りやすく転倒注意。
・標高1,700m付近より急に開けて気持ち良いお花畑が広がる。
・花園三角点付近の水場はキンキンに冷えて生き返る。吹上のコルまで水場は豊富。
・残雪ルートは吹上のコル1箇所のみ。
■吹上コル〜黒岩山
・残雪と池塘とお花畑が広がる下り基調の気持ち良い草原コース。まさに雲上の楽園が続く。
・白馬岳方面の眺望は照葉ノ池付近のみ。
・残雪ルートはアヤメ平手前に1箇所のみ。
・水場は黒岩平手前にある雪解けの流水。冷たくて旨い。
■黒岩山〜白鳥山(白鳥小屋)
・北上するにつれ灌木帯から樹林帯に変わる。標高1,500m以下となり日が差すとムンムンしてくる。
・サワガニ山先に登山道崩落のため迂回路あり。
・北又の水場も冷たくて旨い。この先もどんどん暑く汗だくとなるので採水をオススメ。水場まで往復7-8分。黄蓮の水場は不明。
・犬ヶ岳のニセピーク、下駒ヶ岳と白鳥山の急登は疲れも出てきて心が折れそうになる。
・蛇が多い。この区間だけで8匹目撃。目撃はしないガサゴソは数えきれない程。
■白鳥山(白鳥小屋)〜日本海
・シキ割の水場は北又の水場と同じ位出ていた。
・坂田峠への下りは急で滑りやすい。何度も豪快に転んだ。
・坂田峠からも今まで程ではないがアップダウンが続く。一気に疲れが出てバテバテヘロヘロに。途中一時動けなくなるも気合で下山。
・親不知観光ホテルから海岸もかなりの高低差があり。海岸から引き返す階段の登りはこれまたキツかった。
コメント
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わたくしも行ってみたいです。
朝日小屋から、一気に、日本海までいけるものですね。
蛇情報🐍、有り難うございます。
わたくし蛇は、大嫌い🥲
長距離山行、お疲れ様でした。
交通機関は、電車、タクシーが便利ですか?
交通機関は以下の通りです。
○入山口(蓮華温泉)へは糸魚川よりバス利用
○下山口(親不知観光ホテル)からは糸魚川タクシーを電話で配車手配
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