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Yamareco

記録ID: 344399
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳、台風前とは思えない穏やかな山頂♪

2013年09月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
amizou その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:59
距離
12.4km
登り
1,097m
下り
1,099m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

ゲート前登山口駐車場8:22 - 9:40本沢温泉10:03 - 11:23夏沢峠12:05 - 13:10硫黄岳14:22 - 15:12夏沢峠 - 15:55本沢温泉16:03 - 17:16ゲート前登山口駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
本沢温泉ゲート前の駐車スペースに駐車
本沢入口から先、凸凹・急傾斜・急カーブのある未舗装悪路です。
道幅も狭く、車高の高い4WDでないと厳しいでしょう。
駐車スペースも広くはありません。かなり手前のほう(展望台のところ)に、「ここから先は4WD限定」という内容の看板も出ています。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは本沢温泉にありました。
下山後の温泉 八峰の湯(ヤッホーのゆ) http://www.yahho-onsen.jp/
ゲートの先、ここから登山開始です。
最初は緩やかです。
2013年09月14日 08:22撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 8:22
ゲートの先、ここから登山開始です。
最初は緩やかです。
「はげ山」という名の、カラマツ植林地?
もとは「はげ」山だったということでしょうか?
2013年09月14日 08:48撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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9/14 8:48
「はげ山」という名の、カラマツ植林地?
もとは「はげ」山だったということでしょうか?
本沢温泉すぐ手前にある、キャンプ指定地。
2013年09月14日 09:34撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 9:34
本沢温泉すぐ手前にある、キャンプ指定地。
本沢温泉の建物が見えてきました。
2013年09月14日 09:43撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
9/14 9:43
本沢温泉の建物が見えてきました。
ここから、硫黄岳が見えるはずなのですが、今日は真っ白です。
2013年09月14日 09:43撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
9/14 9:43
ここから、硫黄岳が見えるはずなのですが、今日は真っ白です。
野天風呂と、登山道への案内板。
新しくなっていました。
2013年09月14日 10:04撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 10:04
野天風呂と、登山道への案内板。
新しくなっていました。
野天風呂への分岐。
2013年09月14日 10:10撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 10:10
野天風呂への分岐。
なめこのような、キノコ。
なめこのうたが、頭の中でリピート。
♪ななな、なな、なめ〜こ〜♪
2013年09月14日 10:11撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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9/14 10:11
なめこのような、キノコ。
なめこのうたが、頭の中でリピート。
♪ななな、なな、なめ〜こ〜♪
サンゴのような、コケ?
赤い花?のようなのが、先っちょについてました。
不思議な植物です。
2013年09月14日 10:12撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
1
9/14 10:12
サンゴのような、コケ?
赤い花?のようなのが、先っちょについてました。
不思議な植物です。
硫黄岳に向けて、奥の白っぽい砂利の上で、硫黄臭のするところを歩いて行きます。
2013年09月14日 10:13撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
9/14 10:13
硫黄岳に向けて、奥の白っぽい砂利の上で、硫黄臭のするところを歩いて行きます。
野天風呂が登山道から丸見え・・・
女性は勇気いるかも。
2013年09月14日 10:17撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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9/14 10:17
野天風呂が登山道から丸見え・・・
女性は勇気いるかも。
ジグザグの登り。
コケがじゅうたんみたいできれいです。
2013年09月14日 10:26撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 10:26
ジグザグの登り。
コケがじゅうたんみたいできれいです。
北八ッのような風景。
ところでここは北八ッ?それとも南八ッ?
地図を確認すると、夏沢峠よりはわずかに北だから、やはり北八ッですかね。
2013年09月14日 11:02撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 11:02
北八ッのような風景。
ところでここは北八ッ?それとも南八ッ?
地図を確認すると、夏沢峠よりはわずかに北だから、やはり北八ッですかね。
ここから硫黄岳が見えるはずですが、まだガスに覆われています。
2013年09月14日 11:03撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 11:03
ここから硫黄岳が見えるはずですが、まだガスに覆われています。
さらに、少し登ったところです。
硫黄岳が、よく見えています。
山頂のガスが晴れてきたようです。
2013年09月14日 11:23撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 11:23
さらに、少し登ったところです。
硫黄岳が、よく見えています。
山頂のガスが晴れてきたようです。
山彦荘が見えました。
2013年09月14日 11:23撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
9/14 11:23
山彦荘が見えました。
夏沢峠からも、雄大な山頂が間近に。
2013年09月14日 11:27撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 11:27
夏沢峠からも、雄大な山頂が間近に。
山頂への登山道もはっきりと。
あれを、登って行くのです。
2013年09月14日 11:32撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
9/14 11:32
山頂への登山道もはっきりと。
あれを、登って行くのです。
崩壊地点から。
2013年09月14日 12:07撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 12:07
崩壊地点から。
オーレン小屋も、すぐ下に。
2013年09月14日 12:23撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 12:23
オーレン小屋も、すぐ下に。
ヒュッテ夏沢の水色の屋根が鮮やかで良く目立ちます。
2013年09月14日 12:23撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 12:23
ヒュッテ夏沢の水色の屋根が鮮やかで良く目立ちます。
爆裂火口も、どんどん近くに、さらに雄大に。
2013年09月14日 12:53撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 12:53
爆裂火口も、どんどん近くに、さらに雄大に。
ケルンが、山頂まで点々と続いています。
2013年09月14日 12:54撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 12:54
ケルンが、山頂まで点々と続いています。
小海方面。
まるで夏雲です。
2013年09月14日 12:58撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
9/14 12:58
小海方面。
まるで夏雲です。
♪後ろの正面、西天狗岳・東天狗岳・根石岳〜♪
(かなり字あまり・・・)
2013年09月14日 12:58撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 12:58
♪後ろの正面、西天狗岳・東天狗岳・根石岳〜♪
(かなり字あまり・・・)
山頂直下の最後の登り。
2013年09月14日 13:08撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 13:08
山頂直下の最後の登り。
広々した山頂に到着。
赤岳の存在感、圧倒されます。
2013年09月14日 13:12撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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9/14 13:12
広々した山頂に到着。
赤岳の存在感、圧倒されます。
今日は風が穏やかです。
爆裂火口のふちを、歩いてみます。
2013年09月14日 13:12撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 13:12
今日は風が穏やかです。
爆裂火口のふちを、歩いてみます。
ゆったりと時間が流れます。
2013年09月14日 13:13撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 13:13
ゆったりと時間が流れます。
横岳への稜線が気持ちよさそう。
前回も思ったのですが、いつか歩いてみたいです。
2013年09月14日 13:13撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 13:13
横岳への稜線が気持ちよさそう。
前回も思ったのですが、いつか歩いてみたいです。
山頂の看板。
2013年09月14日 13:14撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
9/14 13:14
山頂の看板。
サザン八ヶ岳オールスターズ?の皆さん。
勢ぞろいです。
南八ッだから、サザン(southern)なのです。
2013年09月14日 13:17撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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9/14 13:17
サザン八ヶ岳オールスターズ?の皆さん。
勢ぞろいです。
南八ッだから、サザン(southern)なのです。
♪爆裂火口は、溶岩〜♪
(あたりまえ〜、体操?)
2013年09月14日 13:17撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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9/14 13:17
♪爆裂火口は、溶岩〜♪
(あたりまえ〜、体操?)
小さな祠も、あるのですね。
2013年09月14日 13:18撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
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9/14 13:18
小さな祠も、あるのですね。
野辺山方面。
こちらも、夏雲が広がっています。
2013年09月14日 13:24撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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9/14 13:24
野辺山方面。
こちらも、夏雲が広がっています。
爆裂火口ふち越しに見る、天狗岳。
2013年09月14日 13:25撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
9/14 13:25
爆裂火口ふち越しに見る、天狗岳。
ここから先、立入禁止のロープで終点となります。
2013年09月14日 13:25撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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9/14 13:25
ここから先、立入禁止のロープで終点となります。
火口のふちから、山頂広場(←勝手に名付けました)を、振り返ります。
2013年09月14日 13:32撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
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9/14 13:32
火口のふちから、山頂広場(←勝手に名付けました)を、振り返ります。
突然、西の空、雲の中からヘリコプター、あらわる。
どこへ向かっているのか、硫黄岳と横岳の鞍部をすれすれに飛行して、急降下して行きました。
2013年09月14日 13:41撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 13:41
突然、西の空、雲の中からヘリコプター、あらわる。
どこへ向かっているのか、硫黄岳と横岳の鞍部をすれすれに飛行して、急降下して行きました。
広々とした山頂、満喫しました。
2013年09月14日 14:26撮影 by  COOLPIX S8200, NIKON
9/14 14:26
広々とした山頂、満喫しました。
本沢温泉まで戻ってきました。
2013年09月14日 16:03撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 16:03
本沢温泉まで戻ってきました。
ゲートと本沢温泉の中間地点。
2013年09月14日 16:34撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 16:34
ゲートと本沢温泉の中間地点。
野辺山高原・秩父連山ともに、今日は残念ながら見えません。
2013年09月14日 16:47撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 16:47
野辺山高原・秩父連山ともに、今日は残念ながら見えません。
時間の目安が分かって、助かります。
2013年09月14日 17:00撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 17:00
時間の目安が分かって、助かります。
ゲートに到着しました。
明るいうちに着いて、ひと安心。
2013年09月14日 17:16撮影 by  DMC-FX30, Panasonic
9/14 17:16
ゲートに到着しました。
明るいうちに着いて、ひと安心。

感想

台風接近中とは思えないほど、山頂は穏やかなお天気でした。
前回2012年11月3日のときは強風と寒さで、じっとしていられないほどでしたが、今回は風も弱く、爆裂火口の周りを歩いてみたり、目の前の横岳・赤岳・阿弥陀岳の雄大な展望を眺めながらの食事をしたり、のんびりすごせました。

当日朝5:00に家を出て、松井田妙義IC〜佐久南ICを経由、R141沿いの「すき家」で卵かけご飯の朝食。自宅を出たときよりも、次第に雲は少なくなって行き、朝食を食べている間に青空も出てきました。

6:30過ぎ、途中の小海町内でセブンイレブンに寄って、昼食のおにぎりやパン、飲み物、行動食のおつまみなどを購入。

今回は車のトラブル、タイヤのパンクも無く、無事にゲート前まで到着。ゲート向かって右の平らなスペースはすでに満車状態で、左側の傾斜地に駐車しました。準備をして、8:20登山開始。

本沢温泉までほぼコースタイム通り、9:40到着。ここまでほとんど休むことなく歩けました。ベンチとテーブルで、行動食と飲み物をとり、水場で水筒の水を補給。
前回はここから硫黄岳が見えたのですが、今回は山頂のほうはガスに覆われています。この様子では山頂に行っても何も見えないかもしれないと思いつつも、山頂のほうへ向かいます。

野天風呂への分岐には、硫黄臭が漂っており、さすがは温泉地といった感じです。登山道から見える野天風呂を下に見送り、さらに高度をあげて、針葉樹林の林の中ををジグザグに登って行きます。

樹林帯が途切れ、山彦荘の脇に出たら、夏沢峠に到着。ヒュッテ夏沢と山彦荘の間を抜け、開けたところから見上げると、山頂付近のガスが時折晴れ、爆裂火口壁が見えて、その上にいる人の姿もちらほら。登りはじめた時よりも天気は良くなっているようで、俄然登頂への意欲が増してきます。おにぎりとパンで軽めの食事をして、12:00過ぎ山頂に向け出発。

崩壊地点を迂回し、森林限界を超えると、過去2回(季節は夏と秋に)この地点を歩いた経験上、強風を覚悟していたのですが、台風が接近しているにもかかわらず意外に風は穏やか、ガレ場の登山道上は暑かったです。下界を見下ろせば野辺山方面には入道雲のようなもくもくとした夏雲が広がり、まるで季節が逆戻りしたようでした。

爆裂火口が少しずつ視線と同じ高さに迫ってきたら、山頂までは近いです。登り切ると、目の前に広々とした山頂が開け、その先に八ヶ岳主峰・赤岳をはじめとする峰々の雄姿が出迎えてくれます。これまでの疲れが一気に吹き飛ぶ瞬間です。

13:00過ぎ、山頂標識の前で記念撮影の後、前回は風が強くて近寄らなかった爆裂火口のふちに沿って続いている道を、今回歩いてみることができました。歩を進めるごとに見える展望が少しづつ変化して行き、場所によって見える景色が違うので、それもまた楽しかったです。

横岳・赤岳・阿弥陀岳のパノラマを正面に見ながら、腰を下ろしておにぎり・ぱん・レトルトのコーンを食べ、14:20下山を開始。それほど気持ちが焦っていたつもりは無いのですが、途中、ガレ場の砂地で左足を滑らせ、スッテーン!!としりもちをついてしまいました。幸いにもどこも強打することなく、その後も歩き続けることができました。

もう、さすがにこの時間から登ってくる人は少ないだろうと思っていましたが、ガレ場が終わるあたりで30人ほどの年配の団体さんとすれ違いました。皆さんお疲れのようですが、すごい勢いで登って行かれました。パワフルです。

夏沢峠では15:00を回っていたのでほとんど休まずに、本沢温泉に15:50到着。ベンチとテーブルで少し休んで16:00出発。17:00過ぎ、なんとか暗くなる前に無事ゲート前駐車場に到着しました。朝停まっていた車はすべて入れ替わっており、帰るときには私たちの車を除いて3台停まっていました。

18:30、途中にある日帰り温泉「八峰の湯」にて温泉(大人1人¥500×2)&夕食(とんかつ定食¥1080、天丼¥840)&おみやげ(チーズファクトリー スティックケーキ¥530×2)、20:00過ぎ帰宅の途へ。ひたすら一般道をR141〜R254〜R18と経由して、22:20自宅に着きました。疲れたけど充実していて、山頂の展望を満喫できた良い一日でした。

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