硫黄岳、台風前とは思えない穏やかな山頂♪
- GPS
- 08:59
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 1,099m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
本沢入口から先、凸凹・急傾斜・急カーブのある未舗装悪路です。 道幅も狭く、車高の高い4WDでないと厳しいでしょう。 駐車スペースも広くはありません。かなり手前のほう(展望台のところ)に、「ここから先は4WD限定」という内容の看板も出ています。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは本沢温泉にありました。 下山後の温泉 八峰の湯(ヤッホーのゆ) http://www.yahho-onsen.jp/ |
写真
感想
台風接近中とは思えないほど、山頂は穏やかなお天気でした。
前回2012年11月3日のときは強風と寒さで、じっとしていられないほどでしたが、今回は風も弱く、爆裂火口の周りを歩いてみたり、目の前の横岳・赤岳・阿弥陀岳の雄大な展望を眺めながらの食事をしたり、のんびりすごせました。
当日朝5:00に家を出て、松井田妙義IC〜佐久南ICを経由、R141沿いの「すき家」で卵かけご飯の朝食。自宅を出たときよりも、次第に雲は少なくなって行き、朝食を食べている間に青空も出てきました。
6:30過ぎ、途中の小海町内でセブンイレブンに寄って、昼食のおにぎりやパン、飲み物、行動食のおつまみなどを購入。
今回は車のトラブル、タイヤのパンクも無く、無事にゲート前まで到着。ゲート向かって右の平らなスペースはすでに満車状態で、左側の傾斜地に駐車しました。準備をして、8:20登山開始。
本沢温泉までほぼコースタイム通り、9:40到着。ここまでほとんど休むことなく歩けました。ベンチとテーブルで、行動食と飲み物をとり、水場で水筒の水を補給。
前回はここから硫黄岳が見えたのですが、今回は山頂のほうはガスに覆われています。この様子では山頂に行っても何も見えないかもしれないと思いつつも、山頂のほうへ向かいます。
野天風呂への分岐には、硫黄臭が漂っており、さすがは温泉地といった感じです。登山道から見える野天風呂を下に見送り、さらに高度をあげて、針葉樹林の林の中ををジグザグに登って行きます。
樹林帯が途切れ、山彦荘の脇に出たら、夏沢峠に到着。ヒュッテ夏沢と山彦荘の間を抜け、開けたところから見上げると、山頂付近のガスが時折晴れ、爆裂火口壁が見えて、その上にいる人の姿もちらほら。登りはじめた時よりも天気は良くなっているようで、俄然登頂への意欲が増してきます。おにぎりとパンで軽めの食事をして、12:00過ぎ山頂に向け出発。
崩壊地点を迂回し、森林限界を超えると、過去2回(季節は夏と秋に)この地点を歩いた経験上、強風を覚悟していたのですが、台風が接近しているにもかかわらず意外に風は穏やか、ガレ場の登山道上は暑かったです。下界を見下ろせば野辺山方面には入道雲のようなもくもくとした夏雲が広がり、まるで季節が逆戻りしたようでした。
爆裂火口が少しずつ視線と同じ高さに迫ってきたら、山頂までは近いです。登り切ると、目の前に広々とした山頂が開け、その先に八ヶ岳主峰・赤岳をはじめとする峰々の雄姿が出迎えてくれます。これまでの疲れが一気に吹き飛ぶ瞬間です。
13:00過ぎ、山頂標識の前で記念撮影の後、前回は風が強くて近寄らなかった爆裂火口のふちに沿って続いている道を、今回歩いてみることができました。歩を進めるごとに見える展望が少しづつ変化して行き、場所によって見える景色が違うので、それもまた楽しかったです。
横岳・赤岳・阿弥陀岳のパノラマを正面に見ながら、腰を下ろしておにぎり・ぱん・レトルトのコーンを食べ、14:20下山を開始。それほど気持ちが焦っていたつもりは無いのですが、途中、ガレ場の砂地で左足を滑らせ、スッテーン!!としりもちをついてしまいました。幸いにもどこも強打することなく、その後も歩き続けることができました。
もう、さすがにこの時間から登ってくる人は少ないだろうと思っていましたが、ガレ場が終わるあたりで30人ほどの年配の団体さんとすれ違いました。皆さんお疲れのようですが、すごい勢いで登って行かれました。パワフルです。
夏沢峠では15:00を回っていたのでほとんど休まずに、本沢温泉に15:50到着。ベンチとテーブルで少し休んで16:00出発。17:00過ぎ、なんとか暗くなる前に無事ゲート前駐車場に到着しました。朝停まっていた車はすべて入れ替わっており、帰るときには私たちの車を除いて3台停まっていました。
18:30、途中にある日帰り温泉「八峰の湯」にて温泉(大人1人¥500×2)&夕食(とんかつ定食¥1080、天丼¥840)&おみやげ(チーズファクトリー スティックケーキ¥530×2)、20:00過ぎ帰宅の途へ。ひたすら一般道をR141〜R254〜R18と経由して、22:20自宅に着きました。疲れたけど充実していて、山頂の展望を満喫できた良い一日でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する