谷川本谷から赤谷川本谷
- GPS
- 40:22
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,899m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
- 山行
- 11:58
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 11:59
- 山行
- 15:00
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 15:58
天候 | 曇り 一時雨 ほんの少しの青空 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
計画では天神平より保登野沢登山道で戻って来る予定でしたが、結果田尻尾根で土合側に下山。この場合、午後4時以降の車を回収する手段はタクシーを含め、極めて困難となります。最初から土合へ下山する想定なら、土合に駐車してタクシーで谷川本谷登山口に向かうか、2台で向かって一台デポした方がよいかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
谷川乗越手前に大きな滝があり、ロープワーク必須。 その他にも大小滝の連続。 私はモンベルのフェルトの沢足袋を使用しました。遡行に大きな不安はありませんでしたが、高巻の泥壁にかなり難儀しました。結果、大きな時間のロスに。 体力、技術ともに上級者コースであり、私は完全に力量不足でした。 |
写真
感想
谷川エリア最深部。百名谷にも選ばれている美しい赤谷川の遡行…私はそんな耳心地のよい言葉しか頭に入っていなかったようです。
たま兄から1泊2日で谷川本谷から赤谷川を歩いて主脈に乗るという計画のお誘いがあり、二つ返事で参加を希望しました。
参加者は他に今日ちゃんと袈裟丸山の本も執筆された増田先生。
登山口からしばらく続くヒル街道を、靴をよじ登ってくるヒルにワーワー騒ぎながらも初ヒル体験を楽しみながら?出発したのです。
荷物は分け合って負担し、私の荷物は約20kg。これは普段、私がソロテン泊する時とほぼ同じ重さだったので問題ないと思っていました。実際、普通に遡行する上ではこの重さは気になるほどではありませんでした。しかし、谷川本谷1100mのところで出没するY字滝のラストの高巻で、モンベルの沢足袋のフェルトで泥壁に足をかけるも重みでステップが崩れて登れない…激しくなる雷雨…もがく私のところへたま兄が戻って来てくれ、ロープで確保してもらい、荷物まで持ってもらい、ようやく泥壁地獄から脱出することができたのでした。
しかし、水は濁流となり前進は困難。沢横の狭いスペースに何とかテントを張りビバーク。スマホや時計を充電する気力も残っておらず、コンデジがあるからと高を括っていたら翌日コンデジ起動せず…ロックが外れて内部が浸水。結局、肝心の赤谷川の風景を写真に収めることは叶いませんでした。ただ、その美しい光景を目にできて本当に嬉しかったです。
午後4時以降にはRWはもちろん、タクシーさえ呼べなくなるのは承知の上で、まずは安全に下山するため田尻尾根を下山しました。田尻尾根を下り始める前に、叱られるのを覚悟で夫に電話をすると長男と一緒に下山口まで迎えに来て、車の回収をしてくれました。
今回の山行記録は複雑な心境でなかなか書き出せずにいましたが、反省も込めて記録しておこうと思いました。自分の甘えが他の人に大きく迷惑をかけてしまいました…その事実に目を背けてはいけないし、スキルアップばかりを考えていましたが、誘ってもらった山行が現状の自分の身の丈をに合っているのかまずは考えて返事をすることが重要だったと思っています。
趣味の写真をメインに「赤城のふもとから山歩き」というブログを書いています。
興味のある方はのぞいてみてくださいね!
http://jkazy.hateblo.jp/
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する