剱沢（別山の岩場）

2021年08月20日(金) ~ 2021年08月22日(日)

• GPS: 51:12
• 距離: 14.5km
• 登り: 1,196m
• 下り: 1,813m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:41
• 休憩: 0:45
• 合計: 3:26

距離 5.2km 登り 514m 下り 418m

9:15 室堂
9:16 ホテル立山
9:24 みくりが池
9:39 雷鳥荘
9:50 雷鳥沢キャンプ場
10:21 10:38 新室堂乗越
11:41 12:09 剱御前小舎
12:41 剱沢キャンプ場

2日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 0:49
• 合計: 6:43

距離 9.3km 登り 695m 下り 1,396m

5:37 剱沢キャンプ場
7:08 7:09 真砂岳
7:49 7:59 富士ノ折立
8:10 大汝休憩所
8:12 8:13 立山
8:26 8:41 雄山
9:14 一の越山荘
9:54 10:16 東一ノ越
12:20 黒部平駅

2日目はログ無し。上記2日目は3日目の行程

天候

全般に渡り天候不順
20日：午前晴れのち曇り、午後から豪雨
21日：曇り基調、午前・午後ともに一時雨
22日：午前小雨混じりの強風、昼頃一時的に晴れ間あり

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢無料駐車場利用
アルペンルート（扇沢〜室堂 6,140円）（黒部平〜扇沢2,620円）

コース状況／危険箇所等

◆別山の岩場
中央稜：残置ハーケンがあるところを適当に登る。5ピッチ程度で最上部に抜けられる。ルートは各ピッチ限定的でなく、ある程度難易を選べる。上から2つ目のピッチはスラブからオフウィズスのクラックでなかなか難しい。
右岩稜：他のメンバーが登攀。全般的に中央稜より難しく、最後に出てくるクラックはかなり難しいよう。
◆東一ノ越から黒部平へのルート
草刈りが不十分など、やや整備がされていないため、重荷で下るにはやや歩きにくい。登りに使うのはもってのほか！？

写真

8/20 9:24

みくりが池と立山
このあたりは観光気分

8/20 10:21

稜線に出て大日岳

8/20 10:23

地獄谷方面

8/20 10:23

チングルマ咲く尾根から別山乗越方面

8/20 10:25

まだまだチングルマの花も健在
さすが剱立山

8/20 11:45

別山乗越から雲に隠れる剱岳
雪渓もまだ豊富です。

8/20 16:05

テント設営完了
雨に間に合った！

8/20 16:06

雲に隠れる前に

8/20 16:09

こちらは明日アタック予定の別山の岩場

8/21 5:08

朝焼けの剱岳

8/21 5:09

こちらは剱御前

8/21 5:09

幻想的な空

8/21 5:33

別山の岩場に向かって
適当に歩きやすそうなところを探して登っていきます。こんなアプローチもいい練習。

8/21 5:46

中央稜取付
残置ハーケンやボルトは結構たくさんあります。アプローチもそれなりに歩かれた踏み跡ですが、現在実際に登る人は少ないようです。

8/21 5:47

1P目を取付から見上げたところ

8/21 6:01

終了点もこんな感じ

8/21 6:01

2P目はこんな感じ

8/21 6:31

こんな風に登っていきます

8/21 6:42

3P目から上部
どこから登ろうかな〜

8/21 6:44

4P目
ワンポイント岩を乗り越えます

8/21 7:02

5P目
緩めのカンテ状

8/21 7:27

6P目
核心ピッチ。スラブもクラックも難しい。

8/21 7:33

ホールドのないスラブで悪戦苦闘中

8/21 8:51

最終P
先程よりは易しいがこれもスラブ状。上部はなかなか面白いルートが複数ありそう。

8/21 9:57

雨が降って来たので一時退散
この後他のメンバーは右岩稜にアタックするも、最後のクラックは怖気づいて！？退散したとか。

8/22 6:29

下山日
ガスって強風だが雨は大したことが無いので立山縦走して黒部湖を目指します。

8/22 7:05

ライチョウさん登場

8/22 7:23

内蔵助カールの氷河

8/22 10:06

なんと晴れ間が⁉
東一ノ越より黒部湖方面

8/22 10:06

東一ノ越
さっきまでものすごく寒かったのに、ここからはものすごく暑くて困りました。ちょうどいいってないの？

撮影機器：

SHV40_u SHARP

感想

yy0419

　当初は八ツ峰�妻�フェースでクライミングの計画でしたが、天候がかなり不安定で、八ツ峰までの長いいアプローチを避け、剱沢ベースで源次郎尾根にアタックすることになりました。さらに源次郎アタックの2日目の天候が怪しかったため、源次郎もやめて、テント場至近の別山の岩場でアタックできそうな隙を狙ってクライミングをすることにしました。
　結果的には2日目は比較的雨の降っている時間が短かったので、源次郎アタックも可能でしたが、別山の岩場もなかなかワイルドで、グレードも難しすぎず易しすぎずで、本チャンアルパインの練習にうってつけでした。
　次はしっかりクライミングに打ち込めればいいのですが、しばらくは不安定な天候が続きそうな気配がします。