白砂川 八間沢 (ノクビ沢↘ 八間沢↗ イカ岩の頭)

2021年08月28日(土) [日帰り]

• GPS: 08:51
• 距離: 7.6km
• 登り: 850m
• 下り: 834m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:50
• 合計: 8:50

距離 7.6km 登り 850m 下り 848m

6:28 富士見峠
6:58 7:03 大楢バス停
8:54 9:08 八間沢出合
12:41 2条大ナメ滝
13:32 13:35 大スラブ二俣
13:52 13:55 藪漕ぎ開始の2俣
14:31 登山道（イカ岩の頭手前）
14:32 14:57 イカ岩の頭
15:18 ゴール地点

ログが飛んだり暴れている個所があります。（ジオグラフィカ使用）

天候

概ね 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

野反湖駐車場
（車デポなら1台を大楢バス停向かいの路肩スペースに駐車）

コース状況／危険箇所等

＜駐車場〜八間沢＞
・駐車場から大楢バス停までの歩きは30分程度。下りなので苦にはならない。
・大楢バス停の右に続く巡視路に入った辺りから藪に突入。（地図を見ると巡視路は大回りをしてノクビ沢を2回横切っているので巡視路伝いにも沢に合流できるはず）
程なく導かれるように沢床に出る。やがてノコビ沢に合流し水量が増える。
・ノコビ沢を下降していくと30m大滝の落ち口へ。60mではギリギリか胸上の滝壺へほんの少し届かないかもしれないが怪我無く飛び降りられる。最後の人は回収のためロープ1本放さずに着水。続く前衛沢には釣り師のフィックスロープあり。

<八間沢〜右に大スラブのある2俣>
・八間沢に入っても大・中・小の滝やナメが次々と出てくる。登りにくい滝は巻きが可能。今回は滑る部分もあり後半に出てくるナメの大滝は途中から根曲がり竹のブッシュに入り巻いた。上部は幅が狭くなっていたが思ったより長さのある滝だった。

＜登山道への詰め＞
今回は早めに下山したかったため八間山(1934m)の手前、イカ岩の頭（1828m）方向に続くルンゼを進んだが根曲がりだけの藪漕ぎになった。薮中、遡行中にはいなかったブヨにたかられた。

写真

8/28 6:06

野反湖　快晴の週末は久しぶり。
駐車場からは車道歩き。自転車持ってくればよかったと思ったけど

8/28 6:53

下り坂を30分ほどで大楢バス停。左へ続く巡視路脇から藪へ入る。　

8/28 6:59

ここから。今回もスズメバチには気を付けよう。

8/28 7:10

すぐにナメ床が見つかった。

8/28 7:13

この枝沢には温泉成分が含まれている。硫黄の匂いでほんのり暖かい。

8/28 7:16

太陽の小漏れ日が沢床を照らす。曇っていたら暗い沢になりそう。

8/28 7:27

小滝がひとつ

8/28 7:29

左から流れてくるノクビ沢に合流

8/28 7:50

この先に

8/28 8:01

大滝の落ち口。参考レコには30mピッタリの直爆とあったので、40と30を連結。支点は落ち口よりも2mほど手間にになる。念のため10mを手元に用意しDが男気を見せ 先発。

8/28 8:14

テラスで様子をうかがう。届いているか微妙。

8/28 8:14

ロープの滑りが悪い

8/28 8:14

8/28 8:16

おっ！！　ザイルが挟まっている。回収できなくなるのでほど良い岩を見つけ挟まらないように設置。（捨て縄を使わなかったことに少し後悔。）

8/28 8:20

下降完了したDの合図を確認しpも下降。

8/28 8:20

下降だけならピラナが一番やりやすい

8/28 8:21

滝壺右、胸下の水深へ着水。ハーネスがルベルソに通したロープに引っ張られている状態。末端はロープの長さを無駄なく使うために結び、そのまま下ろしてしまったがよかった。　ロープを放してしまったら捕まえに行くのが大変そう。

8/28 8:22

30mの直爆。水は冷たい。

8/28 8:26

ロープがなかなか引けず　焦ったけど何とか回収できてよかった。

8/28 8:34

大滝下にも見事な滝が続いていた。右岸にロープあり。

8/28 8:34

美しい滝

8/28 8:36

奥に大滝。手前に2つの前衛の滝。見事な風景だった。

8/28 8:38

ノクビ沢を下って行く。稚魚の魚影が2匹

8/28 8:39

フィックスロープで左岸を巻く

8/28 8:43

巻いた8m滝。

8/28 8:54

滝群が終わると八間沢出合

8/28 9:09

ここから八間沢。小さいなと思いきや これから素晴らしく飽きのこない遡行が続いていく。

8/28 9:10

魚影は無い

8/28 9:16

8/28 9:16

8/28 9:17

小滝が続くが水の色、緑がかった風景に癒される。

8/28 9:18

陽射しが木々の葉を縫って谷に降り注ぐ。

8/28 9:20

上を見上げると青い空が所々模様のように見え隠れしている。

8/28 9:20

左岸を小さく巻いた。

8/28 9:26

魚影はほとんど見ない

8/28 9:29

空のブルーが湖面に映る

8/28 9:33

とても綺麗な沢　

8/28 9:40

苔むしった岩

8/28 9:47

次々と現れる小滝も飽きずに進める

8/28 9:50

8/28 10:16

3m　

8/28 10:17

右岸を巻いた。（ルンゼから小さく）

8/28 10:20

8m　ここは・・・
右岸を巻こう

8/28 10:21

ここが(赤丸)

8/28 10:24

かなり傷んでいる

8/28 10:29

2俣

8/28 10:30

6m　ここは止めて

8/28 10:32

右岸から巻く

8/28 10:34

多段10m。水量少ない

8/28 10:36

左から

8/28 10:45

2段の滝

8/28 10:46

1段目から後ろを振り返る

8/28 10:47

D　1段目

8/28 10:47

隠れていた2段目の滝は大きかった。10mはど

8/28 10:49

これは登れる。

8/28 10:49

フリーで大丈夫。

8/28 10:50

8/28 10:56

すぐに2段20m。右岸から

8/28 11:02

巻いた。

8/28 11:07

間髪入れずに　今度はミニミニゴルジュ風のナメ滝4m

8/28 11:12

深見のあるミニミニゴルジュ

8/28 11:14

ミニゴルジュを境に渓相が変わり　ナメ滝主流になる。

8/28 11:33

8/28 11:39

黒苔が付くナメ岩小滝

8/28 11:41

3m滝。滑りに注意して越えていく

8/28 11:46

2段の滝

8/28 11:48

上から

8/28 11:49

2m　水はそこまで冷たくないので濡れても気にならない。

8/28 11:51

大きな滝が見えた

8/28 11:52

7m滝

8/28 11:54

右岸から

8/28 11:58

巻き終わると5mほどの滝。この滝の後は

8/28 12:00

水量が減った。

8/28 12:27

もう大きな滝は無いだろうと思い、休憩がてら藪漕ぎに備えて着替える。

8/28 12:29

森林から出ると とても明るい。

8/28 12:30

それでも小滝は

8/28 12:34

まだまだあった。

8/28 12:36

5mナメ滝

8/28 12:37

上から

8/28 12:39

長く続くナメ滝。この先にまさかの

8/28 12:41

2条ナメ大滝が現れた。上がどうなってるのかわからない。

8/28 12:42

1段目

8/28 12:43

中央を

8/28 12:48

2段目

8/28 12:48

3段目からは傾斜は緩くなっている

8/28 12:51

3段目左岸寄り

8/28 12:53

途中ヌメリあり。根曲がりだけを掴んで登った。

8/28 12:56

4段目。傾斜が緩くなった分、細かい突起を捉えて登れそうに感じた。下を見ると結構な高さ。ヌメリも所々あるためDがストップをかける。

8/28 12:58

この先どこまで続くかもわからず藪を巻いた方が安全ということになり

8/28 13:05

根曲がり竹の藪へ入った。

8/28 13:09

ナメ滝は細くなったが まだまだ上まで続いていた。トータル何メートルぐらいになるんだろう50mぐらい？

8/28 13:11

小滝は続き

8/28 13:24

2俣を左へ。右に行くと八間山へ

8/28 13:32

8分ほどで2俣。左は大スラブを抱えている。このスラブを越えていくと八間山の少し手前に詰め上がるコース。

8/28 13:32

八間山には今年行ったし、下山を急ぐ私達はショートカットコースの左へ。

8/28 13:44

水流は細い

8/28 13:48

にせ稜線を目前に左へ折れる

8/28 13:52

2俣を左。右は水があるが左はここから藪漕ぎ

8/28 13:53

木が無くなり

8/28 13:55

背の高い根曲がりだけの藪。今日はチェンスパがないため茎に乗ると足が滑る。

8/28 13:56

後方を見ると、距離は長くなるが藪漕ぎなく詰められそうな景色

8/28 14:01

木が出始めると、根曲がり竹の背が低くなった。

8/28 14:31

登山道だ！！　この瞬間はピークハントと同じ気分になる。一番爽快な一瞬。「イカ岩の頭」少し手前に詰め上げられた。

8/28 14:33

30分ぼどの藪漕ぎでバテバテのD。八間山へ続く登山道が綺麗に見えている。

8/28 14:34

すごく楽しい沢だったね

8/28 14:55

駐車場へは30分ほど

八間沢は魚影が薄くカエルも見かけなかった。

8/27 10:12

登山道で。

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

共同装備

ザイル（10・30・40） ハーケン(使用せず)

感想

pi-ti

Dが見つけた八間沢。予想を上回る良い沢でした。
秋は寒そう。


今回は下記のレコを参考にさせていただき ありがとうございました。
・gankoyaさん　2014.8.31
白砂川　ノクビ沢下降〜八間沢 左沢（つまり、間違いです）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-502104.html