谷川連峰馬蹄形縦走(反時計周り)
- GPS
- 18:35
- 距離
- 22.7km
- 登り
- 2,736m
- 下り
- 2,099m
コースタイム
- 山行
- 9:28
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 9:57
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 6:52
05:23 土合橋駐車場発
07:27 松ノ木沢の頭着
08:14 白毛門着
08:35 白毛門発
09:26 笠ヶ岳着
10:54 朝日岳着
11:30 朝日岳発
11:51 ジャンクションピーク着
13:15 清水峠着
13:30 清水峠発
14:24 七ツ小屋山着
15:15 蓬ヒュッテ着(幕営)
<2日目>
06:02 蓬ヒュッテ発
06:39 武能岳着
08:08 茂倉岳着
08:30 茂倉岳発
08:50 一ノ倉岳着
09:30 一ノ倉岳発
10:15 オキノ耳着
10:35 トマノ耳着
11:10 トマノ耳発
11:25 肩の小屋着
12:09 熊穴沢避難小屋着
12:46 天神平ロープウェイ山頂駅着
↓(ロープウェイ&徒歩)
13:35 土合橋駐車場着
天候 | 9/22:晴れ時々曇り 9/23:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
00:30 立川発 ↓(圏央道・関越道) 03:11 土合橋駐車場着 <帰り> 14:42 日帰り温泉発 ↓(関越道・圏央道) 18:30 立川着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【土合橋→白毛門】 土合橋駐車場の奥からスタートします。 馬蹄形概念図が掲げられていて、その先には湯檜曽川の支流に架かる赤い橋を渡って登山道が始まります。 朝日岳・白毛門の道標に従いしばらく傾斜のきつい樹林帯の山道を進みます。 そのまま進むと右手にまだ雪渓が残る一ノ倉沢が現れます。 樹木の高さが次第に低くなり見上げると白毛門が姿を現し、松ノ木沢の頭に至ります。 クマザサの合間にナナカマドなどの低木が広がり、路面に岩が目立つようになり白毛門山頂に近づきます。 最後は西から東に向けてアプローチすると白毛門山頂に到着です。 山頂には山座同定盤と、ピッケルのヘッドが付いた「あゆむ山の会」が設けた山頂表示があります。 白毛門山頂から谷川馬蹄形の縦走路が一望できます。 西には一ノ倉沢がY字型に深い谷を刻み、その上には谷川岳から茂倉岳に続く稜線、東から北に目を向ければ朝日岳に続く稜線が延びています。 遠くは燧ケ岳や至仏山も望めます。 【白毛門→朝日岳】 白毛門山頂を東に進んでまずは笠ヶ岳を目指します。 笹原に白い一条の登山道が稜線に沿って笠ヶ岳まで続いています。 路面はガレた場所もありますが、総じて歩きやすい登山道です。 笠ヶ岳山頂も展望が良く開放的です。 山頂をそのまま100mほど進むと青色のかまぼこ型避難小屋があり、その先にトンガリ山の小烏帽子、大烏帽子を経て稜線をたどり、行く手を阻むような大岩を左から回り込むと朝日岳山頂に到着です。 朝日岳には山頂から南に少し離れたところに小さな祠があります。 【朝日岳→蓬峠】 朝日岳山頂を北に進路を取り、しばらく池塘が点在する湿地に設けられた木道を進んでジャンクションピークを目指します。 木道の左右は黄金色の草紅葉が広がり緩やかに下った後に緩やかに登り返すとジャンクションピークに至ります。 そこを過ぎると路面がやや荒れた箇所があり、急傾斜の下り道になり、再び池塘が現れ湿地帯を過ぎると白崩避難小屋、その先に立派な建物の送電線監視所に至ります。 監視所から西にそびえる急登を登り切ると東面が切れ落ちている上越のマッターホルンこと大源太山を右手に望み七ツ小屋山を経て、笹原の尾根道を下り、小さな湿原を通過すると蓬峠に到着します。 【蓬峠→茂倉岳】 笹原に一筋の登山道が武能岳に向かって延びています。 武能岳山頂からは茂倉岳に延びる稜線が右に大きくカーブしながら続いているのが見れます。 展望の良い稜線が終わると正面に急登が待ち構えていますが、茂倉岳山頂かと思わせる山容が二度ほどあり、三度目にやっと茂倉岳に到着します。 茂倉岳から10分ほど下ると避難小屋があり、内部はコの字型の床で15人ほどが横になれます。 【茂倉岳→谷川岳】 茂倉岳からも稜線歩きになります。 一旦下ってゆるく登ると一ノ倉岳に至り、山頂にかまぼこ型避難小屋があります。 急坂を下ってノゾキに至り、一ノ倉沢の崖下をのぞき見ることができます。 その先にはクサリ場があり、富士浅間神社奥の院を経てオキノ耳、続いてトマノ耳に到着します。 【日帰り温泉】 上牧温泉 風和の湯(少し遠いですが空いていて穴場だと思います) http://www.joy.hi-ho.ne.jp/ma0011/T-Gunma82.htm |
写真
装備
個人装備 |
【テント設営関連】
テント
アンダーシート
インナーシート
シュラフ
エアマット
ランタン
予備欄1
予備欄2
【食料・飲料】
食料 食事参照
飲料 水3.2リットル携行
行動食
非常食 1食分
水筒
食器
ガスカートリッジ JETBOIL
コッヘル JETBOIL
バーナー JETBOIL
予備欄1
予備欄2
【装備】
衣類
防寒着
手袋
雨具
スパッツ 雨天が見込まれる場合
ストック
ヘッドランプ
ザックカバー
クマよけ鈴
コンパス
地図
筆記具
計画書
予備欄1
予備欄2
【予備系】
予備電池
ライター
バンドエイド
保険証
山岳保険証券
予備欄1
予備欄2
【生活・その他】
カメラ
携帯電話
サンダル
ラジオ
ビニール袋
ティッシュ・トイレットペーパー
汗ふきシート
タオル
入浴道具
着替え
|
---|
感想
【計画】
いつも心のこもったコメントをいただいているkeichiro01さん。
そのkeiさんが谷川岳馬蹄形を計画しているので便乗させていただくことにしました。
御自宅も御近所であることが判明し、ますます親近感がわきます。
keiさん車で拙宅まで迎えに来ていただき、土合橋まで深夜のドライブです。
【谷川岳馬蹄形】
谷川岳馬蹄形は、5月と8月に挑戦するものの達成できず、来年リベンジかと諦めていました。
反時計回りにすると、朝日に輝く一ノ倉沢が望めることや疲れがピークとなるゴール直前にロープウェーに頼ることもできるメリットがあります。
実際に歩いてみると白毛門から十分な距離の稜線歩きやそれぞれの山からの眺望が楽しめますし、湿原や地塘もあって癒されます。
もちろん、ハードな急登やクサリ場もあって緩急・硬軟織り交ぜた多彩なルートである上、距離も程良く、都心からも近いこともあって人気があるのも分かります。
今回は反時計回りでしたが、次は時計回りで、とか、紅葉がもう少し進んでから、とか、何度も行ってみたくなるお山たちでした。
【ヤマ談義】
keiさんとは終始ヤマ談義に花を咲かせていました。
私と違って多方面に出かけている上、行っていない山にも詳しく話題に事欠きません。
行きたくなる山が増え困ってしまうのが難点です。
妄想登山というか、シミュレーションもしました。
避難小屋泊していたら4,5人のパーティーが疲労困憊で小屋に避難してきたという想定です。
時刻や季節、パーティーの状況、小屋周辺の環境などをあれこれ変えて、どう行動するのがベストなのか。。。
話し合うとか検討するという堅苦しいものではなく頭の体操といったところでした。
実際にそういう場面に遭遇しないのが一番なのですが、keiさんから示唆に富んだ御意見も聞けて有意義なひと時でした。
【出逢った方々】
蓬峠に到着した際、6人ほどの男女のグループが、時折英語を交えてリーダー論のセミナーのようなことをしている場面に出くわしました。
山ではあまり見かける光景ではなく、その場ではお声がけしませんでしたが、茂倉岳で再会し、果敢にもkeiさんが声をかけました。
英語で話していたのは台湾からの留学生がいらしたからでした。
ほかにも外国の方も多く見かけ国際的な山なのかなと感じました。
オキの耳に向かっていると、富士浅間神社奥の院手前で向こうから来たover60の御夫婦がオキの耳に行くとおっしゃいます。
既に通り過ぎていることをkeiさんが告げ、オキまで御一緒することに。
聞けば100名山のうち90数座を登頂した大ベテランさんでした。
これも御縁と塩飴を差し上げたところ、お返しに甘く冷たい梨やお菓子をいただき、しばしヤマ話をして交流を図りました。
山に登らなければ普段接することのない方々とも親しくお話ができるのも山歩きの魅力です。
【ヤマ飯】
今回のヤマ飯は親子どんぶりです。
少し前に生卵を保持できるケースを手に入れていたので初使用です。
作り方はいたって簡単です。
コッヘルにしょうゆ味の焼き鳥缶詰、粉末のダシ、ダシ汁の素、水を少々を入れて温めます。
グツグツしだしたら卵を割り入れて溶き、ご飯の上に掛け、刻み海苔とワケギをパラパラしたら完成です。
水を入れ過ぎたようでつゆだくになってしまいましたが、味はそこそこイケました。
keiさんも喜んで食べてくれたので作った甲斐がありました。
【暦】
東京(東京都)
2013年9月22日(日)
日の出 5:29
日南中時 11:34
日の入り 17:38
月の出 19:12
月南中時 1:15
月の入り 8:03
今回も思い出に残る山歩きを楽しむことができました。
(歩ける歩けないは別として…)
ヤマレコを見ていて、
「この人のように歩いてみたいなぁ」と思う人いませんか?
今回、自分にとってのそのような方とご一緒出来る機会に恵まれました。
所は谷川、道は馬蹄形縦走路。
「対岸」に輝く一ノ倉沢を望みながら
色付き始めた草木を見ながら
夕飯をご馳走になりながら
山談義に花を咲かせながら
急登に喘ぎながら
湧き出るガスに苦笑いしながら
…
一緒に歩かせて頂いた2日間は素晴らしい時間でした。
正直なところ、
お会いする前はどこか「超越的」なイメージを持っていたのですが、
今回ご一緒させて頂いたその方は、
凄く人間的で
もの凄く素敵な方でした!!
LArcさん
今回は本当に有り難うございました。
(ヘタレ脚でも宜しければ…)
又、宜しくお願いします!
<(_ _)>お詫び<(_ _)>
LArcさんファンの皆様、申し訳ございません。
自分が後になると、付いていけずに離れてしまうので
道中ほぼ前を歩かせて頂きました。
結果、LArcさんのショットが少なめに…(ToT
いやぁぁぁ〜
そんな目でみないでぇぇぇ〜
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
keiさん、LArcさん こんばんはー。
keiさんの先週のレコが 中々 UPされないので、
お休み? と思っておりました。
ですが、きっちりと テン泊山行でしたね〜^^
※しかも、コラボでしたか〜
私も "テン泊"を始めたので、※まだ 平地ですけどw
過去・未来の"テン泊"レコを 参考にさせてもらいますよー^^ノ
LArcさんこんばんは、keichiro01さん初めまして。
とても楽しそうなレコ、じっくり拝見させて頂きました
感想まで読んだときに不覚にも、えっ?初対面だったの??と思ってしまいました。
写真を見た限りではとても初めて歩く同士には思えません (笑)
きっとよほど意気投合されたんでしょうね。
ヤマレココラボ登山、ちょっと憧れてしまいます
谷川連峰もいよいよ紅葉真っ盛りですね。
写真から斜面が綺麗に紅葉している様子が窺えます。
実は私も明日は谷川へ行く予定でいます
hayakazeさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
keiさんとちゃんとテン泊してきました。
初日は感動的な景色を楽しめました。
keiさん同様にこれからもよろしくお願いします。
いつもコメントありがとうございます。
keiさんは実に楽しい方でした。
おっしゃるとおりすぐに打ち解けて、まるで以前からの知り合いのように親しく山行を楽しめました。
ソロにはソロのお仲間同士にはない楽しさや醍醐味がありますが、同好のもの同士すぐに意気投合できます。
今度kiyoponさんとお会いしたときは、以前以上に山談義ができるかと思うと楽しみです。
テント背負うとやっぱり重くてキツイのですが
それを補って余りあるくらいに、
コラボ山行楽しかったです〜!!
好天が2日間続かないのが自分らしいところですが…
hayakazeさんもテン泊デビューですね!
自分のテン泊レコはご参考にして頂ける程
立派なものではないので
反面教師としてご参照下さい〜!!
いつの日か、是非是非ご一緒したいですね!!
LArcさんは想像してたよりも遥かにお話しし易い方で、
楽しい時間を過ごせました!!
レコを拝見させて頂くに「素敵だなぁ」と思うのですが、
kiyoponさんの【花メイン】の時ですら、
ヘタレな自分にとっての【強行軍】くらいの距離は歩かれているのに
そうでない時の歩行距離が凄すぎる件…
いつの日かkiyoponさん&LArcさんの健脚コンビとご一緒しても
ご迷惑をかけないくらいに歩けるようにトレーニングしようと思います〜
(と書いてるそばから、深夜にお菓子食べてますが… )
keichiro01さん、こんにちは!
LArcさん、初めまして。
なんとなく薄曇とか、真っ白とか。
曇り女の私としては、見覚え間満載で、非常に親近感がわいてしまいます
ガスガスの中でだって、景色、きれいですよ
ガスにはガスのいいところがありますよ
きっとそうですとも ねぇ
山で会う方々は、いつも、なんとなく昔から知っていたような、そんな気持ちでお付き合いさせていただけることが多く、お二人の旅路もそうだったのかなぁと想像しています。
shake handsのお写真は、お互いの信頼感や達成感が感じられて、とてもいいですね
これからも良い旅路をご一緒されることを祈っております
muniさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
「ガスにはガスのいいところ」おっしゃるとおりで、晴れ渡る展望だけがヤマの醍醐味ではありません。
思い出に残る山歩きには変わりありません。
あの握手にしても馬蹄形終盤の最後の一座でどちらからともなく手を差し出したものを記念にと撮影したものです。
keiさんが私の手を力強く握った感覚が今も手に残っています。
たった二日間、難易度も高くないルートでしたが、同じ時間、同じ苦難、同じ景色を共有し、深い友情を築くことができ、とても充実した山行になりました。
これまで「ガス」に鍛えてもらったせいか
心眼がだいぶ鋭くなったような…
ただ、ガスがあるからこそ、
一瞬の晴れ間は綺麗ですし
感動出来るのかなと思っています!
「shake handsの耳」は
楽しかった今回の山行を象徴する写真になりました!
LArcさんは
手だけでなく体も心も「大きな」方でした〜
muniさん&miouさんのように
楽しい山歩きが出来るようになりたいなぁ
なんて思います〜
LArcさん&Keichiroさんの記念すべき初山行ですね!
青空の写真がちらほらあったのが意外…(笑)。
(→青空はLArcさんのおかげですかね )
私にとってお二人は、遊び心といい、ご自宅の距離といい、
素晴らしき相棒にしか見えません
「Shake Handsの耳」が特にそれを物語っています
お二人のさらなる発展に、今後も目が離せません!!
ちなみにこのルートも実は未踏なもので、興味津々です。
ただ、6月の谷川で吸血された経験があり(byヒル)、
どうも足が遠のいてしまう。。。
涼しくなってからかなぁ…
wwさん!このルートを未踏とは何だか意外です。
谷川馬蹄形行きましょう!
もちろんサラ戦総出演で( `ー´)ノ
ただ吸血はちょっと避けたいところです。
涼しくなってからですね。
いやぁ今思い返してみれば、
これが義父とのファーストコンタクトだったのですね…
感慨深いです。
と、これ以上は怒られてしまいそうなので。
この山行は自分の中でも
深く印象に残っています!
特に2日目はガスガスの中でしたが、
本当に楽しかったです!!
おそらくこのコースであれば
ヒルは大丈夫かなぁと思います!
(「谷川温泉〜いわお新道〜熊穴沢避難小屋」がメッカらしいですね)
サラ戦で谷川馬蹄形良いですね!!是非是非です!!
2日目の茂倉岳への上りで、圧巻の蟹プレイをお見せしますよ!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する