別山・御前峰(チブリ尾根・白山禅定道周回)〜晩夏・完全燃焼山行〜

- GPS
- 12:38
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 2,513m
- 下り
- 2,496m
コースタイム
- 山行
- 10:30
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 12:38
| 天候 | ■晴れのち時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
■全体的によく整備された登山道。 ■御舎利山〜油坂の頭・・・東側は切れ落ちた崖。間違っても足を踏み外さないように。西側は崖ではないが細いトラバース、下草で見にくい個所が続くので足元注意。 ■別当坂分岐〜指尾山・・・スリッピーな木製の梯子が連続。ツルツルの空中木道もある。足元の岩も苔むしている。雨の日はお勧めしない。 |
写真
感想
この夏(週末)一番の好天予報とも呼べる日曜日。
家族との山行も楽しいが、久々にたっぷり歩きたい。春に大日岳敗退したこともあり、登山力維持できてるか心配だ。
てことで、これまで出来そうで出来てなかった市ノ瀬起点のチブリ尾根・白山禅定道周回にチャレンジ!
このコースなら南竜から先、コンディション次第でいろんなルート取りができる。
久々のロングのちょっとドキドキと遠足前の子供のようなワクワクの中、土曜は晩飯後早々と就寝。深夜1時半の目覚ましを二度寝してyu-mamaに起こしてもらうという残念なスタート(笑)
市ノ瀬で夜露・雨露対策でカッパズボンを履き、涼しいが寒くなく上半身は半そでTシャツでスタート。
下草でカッパズボンはすぐにびしょ濡れ。せり出す枝葉でTシャツも濡れるが寒くないので大丈夫、むしろ気持ちいい。
今日は長旅、とにかく息が上がらないようにゆっくり歩きを心がける。
得意のシャリバテにもならないよう、バナナ・ウィダーインゼリー・大福・チーズ・魚肉ソーセージ・クリームパンなど要所要所でこまめに口に入れる。
御舎利山直下は朝は日陰で風が冷たく感じ、長袖を1枚羽織る。
いつもならゼイゼイ言う御舎利山も安定した呼吸でクリア。
そして別山登頂。チブリ尾根で追い抜かれたハイカーの方と再会し、行程を訪ねると、この先、御前峰経由で白山禅定道で市ノ瀬へ下るという。自分と同じルートだ。なんだか勇気付けられてほっとして、自分も絶対踏破するという変な決意(笑)。
別山の絶景を楽しみ南竜へ向かう途中で暑くなり汗をかく前にまた上着を脱いだ。と言っても晩夏の爽やかな風で快適な空中散歩。
徐々に疲労感を感じるが、特に登りはスピードよりも一定のリズムを心がけ、赤谷から南竜への地味にきつい登りも汗をかきながら足を止めることなく登る。
南竜山荘のテラスで先を急ぎたい気持ちを抑え、疲労回復とこの先の体力確保のためカップラーメンで大休憩。結果的にこの判断がよかったと思う。
リスタートでトンビ岩コース。息遣いは多少大きくなるも、写真撮影時以外は立ち止まることなく室堂に到着。
足の疲労感は増しているがとにかく今日の登りはこれが最後。小休止を取って御前峰へ。整備された石段に歩かされてる気がして、足が重くなったが無事登頂!
移ろう雲間に定番ショットを撮影して早々に下山し室堂に戻る。
時間はまだ十分ある。あとは下るだけ。よし行こう。白山禅定道は登ったことはあるが下ったことはない。時間が読めなかったのでなるべく時間的余裕を残すべく、慣れた観光新道の別当坂分岐まではなるべくスピード感重視で下る。多分これが悪かった。標高を下げるにつれ気温も上がり汗だくに。それはまだしも、ロングの時に最近たまに出る下山中の左膝の痛み。別当坂到着時に痛みまでは無いものの少し膝に違和感。
ここまでの歩きで時間は十分確保したのでいよいよ白山禅定道に入る。ここからはまたペースダウンを心がけて歩いたが、いよいよ膝の痛みが出てきた。大きな段差の下り、岩場、梯子などなかなかのアドベンチャー感満載のコースで楽しいが、今日の膝にはきつい。正直、別当に下りればよかったかなと少し弱気の後悔もよぎった。標高が下がると日差しも暑いし、汗だくになり息も荒くなり、指尾山手前、本日初めてポイント外で足を止めて休憩してしまった。半ばヘロヘロになりかけで指尾山到着、市ノ瀬まで3.8劼琉篤發鮓て、残りが読めてほっとした。
指尾山から先、ようやく穏やかな様相の登山道となり少しブナを見上げる余裕も出たが、それも束の間。六万山から先、延々と続く急階段の下り。膝の痛みと格闘しようやくクリア。いよいよ無事に市ノ瀬に着いたときには久々の達成感に浸ることができた。
いつも思うがソロの時は概ねオーバースピードの傾向。膝痛防止のためにも慌てる必要はない、特にロングの時こそ。
とにかくこの距離を歩ける登山力はまだあった。
自分なりの完全燃焼。道中のドキドキと達成感。思い出に残る山行となった。













ニアミス残念でした。ヤマちゃんが室堂から御前峰往復してくる丁度間に僕が室堂で休んでいたのでした。山頂を見上げていた時間もかなりあったので、その中にいたんだなと...
少し自信回復できましたし。
しかし、絶妙なタイミングですれ違いでしたね(笑)
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