剱岳 内蔵助〜長次郎谷〜別山尾根
- GPS
- 18:19
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 3,518m
- 下り
- 2,558m
コースタイム
-真砂沢ロッジ12:49-1・2のコルの岩小屋15:18
2日目 岩小屋5:37-熊ノ岩6:58-長次郎ノコル8:12-剱岳8:50-剣山荘11:33-剱御前小舎12:50
-雷鳥沢14:02-室堂15:23-扇沢17:24
天候 | 21日 晴れ 22日 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
予約できる山小屋 |
剣山荘
|
写真
感想
残雪期の下見で剱岳の八ッ峰へ行ったつもりが・・・。
3連休の天気は、上々なので駐車場確保のため、去年より早めに出発。
30分早く扇沢に着くと駐車場手前がちょっと渋滞気味。市営駐車場は、どうせ満車だと決め込み、去年停めた下側の駐車場へ。
ラスト2台でギリギリ駐車スペース確保。来年は、さらに早出か前泊しなきゃだめかな。
準備をして、始発のトロリーバスに乗り黒部ダムへ。今日は、真砂沢までなので、余裕があり、ゆっくり朝飯食べる。
ロープ、ハーネス等を背負っているので、久しぶりの重荷。ゆっくり下っていく。
黒部川を渡り淡々と歩いていたが、ちょっとした岩場の下りでスリップし転倒してしまった。
その際に左ひざを捻ってしまった。早々にリタイヤとも言えず歩きながら様子を見る事に。
内蔵助平出会から内蔵助平に着くとなんとなく歩ける感じがしてきた。後は、ハシゴ谷乗越を越えるだけと思っていたが・・・。
1時間でハシゴ谷乗越、下って水場下の分岐で真砂沢ロッジの標識になにやらテント泊不可で二股へと。
よく分からない文章だったので、そのまま真砂沢ロッジへ向かう。13時前に着き、小屋番に聞くと
やはり泊まらせてはもらえないようだ。仕方なく熊ノ岩か八ッ峰1・2コルの出会の岩小屋で泊まれるらしいとの事。
水は、当てにならないので、3L担いで剣沢を登る。1時間で長次郎谷の出会、もう1時間で1・2コルの出会に到着。
もう歩く気力が無いし、岩小屋は、先客無しなので、幕営決定。ちょっと傾斜しているので、草を刈り取って引きつめる。
ツェルト張って完了。夕飯は、ナラタケの味噌鍋。おいしく頂きました。寝る前にマッサージしてもらい、19時に就寝。
2日目 膝の様子は、芳しくない。とりあえず朝飯食べてもう一度マッサージしてもらいテーピング。
無理して八ッ峰上がっても不安なので、諦めて長次郎谷を詰めて本峰へ予定変更。
早朝の雪渓は、カリカリに固いので、アイゼン着けて対岸に渡り、源次郎の基部のバンドを登っていく。
一回渡渉して、八ッ峰側のガレ場をそのまま登れたが、アイゼン着けて雪渓を登る。
5.6コル上部のA〜Dフェースは、それぞれ登攀中。熊ノ岩を通って左俣を詰める。
これがなかなかのガレ場。右側の基部沿いの大きな岩の上を歩くようにしないとずるずる滑ってしまう。
雪渓を歩いたほうが楽そうだったが、基部沿いを淡々と登る。2時間半で長次郎のコルに到着。あとは、簡単な岩場を登るだけ。
30分ほどで剱岳登頂!でも人がごった返し。写真撮りの行列が出来ている。ちょこっと写真撮って、すぐに下山。
別山尾根を下るが、カニのヨコバイ手前から渋滞。登りのタテバイは、2時間待ちだとか・・・。
人の流れに身を任せ2時間半で剣山荘に到着。長かった〜!ここから300mの登り返しで、剣御前子舎に到着し大休憩。
膝の調子が良くなりハイペースで雷鳥沢。地獄谷で火山ガスを微妙に吸い込み、咳き込みながら歩き、15時半に室堂に到着。
初めての人為的な敗退。冬の天気が悪いなら仕方ないが、この3連休最高の天気といい幕営場所で好条件だったが、
2週前に軽荷で歩いただけで、1ヶ月間空けると体力も落ちていた。反省!
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