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Yamareco

記録ID: 3500631
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ハイキング
近畿

伯母子岳・夏虫山 大股登山口からの往復

2021年09月10日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:48
距離
12.9km
登り
1,056m
下り
1,044m

コースタイム

日帰り
山行
4:54
休憩
0:53
合計
5:47
距離 12.9km 登り 1,058m 下り 1,062m
7:42
38
8:20
8:30
46
9:16
42
9:58
10:06
16
10:22
10:47
62
11:49
11:51
21
12:12
35
12:47
12:55
34
天候 やや蒸し暑さの残る晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大股の駐車スペースは4台。この日の利用は私の車を含め2台。
大股へ至る北股川沿いの道は道幅狭く対向できない区間多し。
コース状況/
危険箇所等
登山口を過ぎてすぐのザレ場は注意。戻りの下り時、派手に滑った。
それ以外、大股〜伯母子岳間のルートは倒木が何か所かあるものの安心して歩けた。
伯母子岳から夏虫山へ向かうルートは何か所か倒木あり、山頂近くの岩場がやや注意を要する所。
桧峠付近から上、小バエが多く、うっとおしかった。特に夏虫山が小バエ多し。
伯母子峠から三浦峠方面へ南下するルートが通行止めとなっており、代わりに伯母子岳山頂近くを通る迂回路が設定されていた。
その他周辺情報 早朝の雲海は一見の価値あり。晴れた早朝、これからの季節は特にいいはずです。
近くの野迫川温泉に立ち寄りたかったが、このご時世なのでスルー。
大股の駐車スペースからスタート。橋を渡って右上方向の細い舗装路を上っていく。
2021年09月10日 07:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 7:42
大股の駐車スペースからスタート。橋を渡って右上方向の細い舗装路を上っていく。
登りはじめから比較的勾配きつい。帰り道、この付近のザレ場で派手に滑ってしまった。
2021年09月10日 07:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 7:47
登りはじめから比較的勾配きつい。帰り道、この付近のザレ場で派手に滑ってしまった。
つづら折りの道。汗が噴き出る。
2021年09月10日 08:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 8:02
つづら折りの道。汗が噴き出る。
萱小屋到着。小屋は3m×4m程。
2021年09月10日 08:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 8:28
萱小屋到着。小屋は3m×4m程。
将来、お世話になるかもしれないので、内部を見せていただいた。正面に1人、左面に(詰めれば)2人、右面に(詰めれば)3人が寝泊まりできそう。
2021年09月10日 08:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 8:22
将来、お世話になるかもしれないので、内部を見せていただいた。正面に1人、左面に(詰めれば)2人、右面に(詰めれば)3人が寝泊まりできそう。
私有物なのにありがたい限りです。
2021年09月10日 08:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 8:23
私有物なのにありがたい限りです。
小屋の横に水場あり。飲めました。左の蓋を開けると水槽に缶ビールが浮かんでた。
2021年09月10日 08:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 8:26
小屋の横に水場あり。飲めました。左の蓋を開けると水槽に缶ビールが浮かんでた。
見上げたら、青い空と緑のコントラストがきれいだった。
2021年09月10日 08:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 8:33
見上げたら、青い空と緑のコントラストがきれいだった。
もうすぐ尾根に出そう。
2021年09月10日 09:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 9:06
もうすぐ尾根に出そう。
桧峠。ここから尾根伝いに進む。
2021年09月10日 09:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 9:10
桧峠。ここから尾根伝いに進む。
木のない一角があり、幼木がいっぱい。杉だろうか。檜だろうか。生き残るのは、この中の1本。厳しい世界。
2021年09月10日 09:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 9:13
木のない一角があり、幼木がいっぱい。杉だろうか。檜だろうか。生き残るのは、この中の1本。厳しい世界。
倒木が何か所かあり。
2021年09月10日 09:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 9:24
倒木が何か所かあり。
道中いっぱい咲いてた。花の名前は知らないけど、派手さのないところが私好み。初めて撮った花の写真。
2021年09月10日 09:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 9:32
道中いっぱい咲いてた。花の名前は知らないけど、派手さのないところが私好み。初めて撮った花の写真。
伯母子岳分岐。木に貼ってある「迂回路」の看板、後になって、三浦峠方面へ南下するための迂回路であることを知る。
2021年09月10日 09:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 9:41
伯母子岳分岐。木に貼ってある「迂回路」の看板、後になって、三浦峠方面へ南下するための迂回路であることを知る。
伯母子峠。三浦峠方面はロープが張られ通行止め。三浦峠へは、伯母子岳山頂へ向かい迂回路を進む。
2021年09月10日 09:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 9:59
伯母子峠。三浦峠方面はロープが張られ通行止め。三浦峠へは、伯母子岳山頂へ向かい迂回路を進む。
伯母子峠避難小屋。小屋のサイズは3m×4m。扉が外れてた。
2021年09月10日 10:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 10:01
伯母子峠避難小屋。小屋のサイズは3m×4m。扉が外れてた。
将来、お世話になるかもしれないので、中を拝見。左右とも6人程度は寝泊まりできそう。
2021年09月10日 10:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 10:00
将来、お世話になるかもしれないので、中を拝見。左右とも6人程度は寝泊まりできそう。
伯母子岳への登り。比較的勾配きつい。
2021年09月10日 10:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 10:10
伯母子岳への登り。比較的勾配きつい。
この突きあたりを右に曲がれば、すぐ伯母子岳山頂。三浦峠方面は、「迂回路」看板のとおり、ここを左へ進む。
2021年09月10日 10:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 10:33
この突きあたりを右に曲がれば、すぐ伯母子岳山頂。三浦峠方面は、「迂回路」看板のとおり、ここを左へ進む。
伯母子岳。四方は山で、紀伊山地の真ん中にいることを実感。
2021年09月10日 10:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 10:23
伯母子岳。四方は山で、紀伊山地の真ん中にいることを実感。
夏虫山への登り。目印テープがないところもあったが、尾根を進めば迷うことはなかった。
2021年09月10日 11:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 11:04
夏虫山への登り。目印テープがないところもあったが、尾根を進めば迷うことはなかった。
夏虫山山頂近くの岩場。慎重に進む。
2021年09月10日 11:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 11:40
夏虫山山頂近くの岩場。慎重に進む。
夏虫山山頂。眺望はなし。
2021年09月10日 11:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 11:49
夏虫山山頂。眺望はなし。
夏虫山から桧峠への下り。結構勾配あり。
2021年09月10日 12:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
9/10 12:08
夏虫山から桧峠への下り。結構勾配あり。
オマケ1。早朝、野迫川村役場の北方にある展望所(車横付け可)からの眺め。見事な雲海だった。一見の価値あり。
2021年09月10日 06:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 6:47
オマケ1。早朝、野迫川村役場の北方にある展望所(車横付け可)からの眺め。見事な雲海だった。一見の価値あり。
オマケ2。雲海の下がどうなっているのか気になり、帰り道、一つ前の写真と同じ場所から同じ方向を撮影。一つ前の写真と画角を合わせるため、トリミング加工。
2021年09月10日 20:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
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9/10 20:40
オマケ2。雲海の下がどうなっているのか気になり、帰り道、一つ前の写真と同じ場所から同じ方向を撮影。一つ前の写真と画角を合わせるため、トリミング加工。
撮影機器:

感想

 7時20分、大股登山口の駐車スペースに到着。車内で軽く食事をしていると、もう1台到着。奈良県内から来られたとのこと。私からは、大阪から来たことを告げお詫びした。「ワクチン2回目打ちましたんで。」と取り繕うも後ろめたさが残る。
 出発時、風弱く湿気をたっぷり含んだ空気だったが、長袖1枚でちょうどよい気温で暑さはない。登りはじめから比較的勾配がきつい。つづら折れの道の頃には汗が噴き出るほどだったが、気持ちよく歩ける。河内長野市にある自宅近郊の山では、ここ2回、蒸し暑さと黒羽虫に苦しめられた。そのストレスから解放され快適な気分で歩けることがうれしい。萱小屋を過ぎれば、勾配は比較的緩やかな印象。「昔の人は、この道をわらじで歩いたんだろうか。そんなんで足ケガしなかったのか。足ケガして宿に着けず日が暮れたら、どうしたんだろう。オオカミやらクマやら怖くなかったんだろうか。」そんなこと考えながら歩いていると、足下で突然何かが動き出しドキッとさせられる。大きなカエルだった。カエルにビビる私、昔の人には到底かなわない。
 伯母子岳に到着。弱い風が吹き心地よいが、湿気を帯びた夏の空気だった。ただ、日差しにギラギラ感はなく、夏の終わりを感じさせる。ここで、ゆっくり昼飯食って、デザートのプリンを食べながらコーヒー飲んで・・・と計画していたが、小バエがうっとおしくて、昼飯だけ、ささっと済ませた。護摩壇山方面の登山口から来られた方と一言二言お話しして山頂をあとにする。
 十分余力があったので、夏虫山へ寄り道した。尾根伝いに途中ピークが何か所かあり、夏虫山へ到達した時点で、思いのほか疲れた。夏虫山からの下り、足にきた。今回、14.5kgの荷を背負った訓練登山。前回登山から3週間あいたこと、標高が下がるにつれて蒸し暑さが増していったことが影響しているのかもしれない。
 登山口近くまで下りてきて、ザレ場の斜面で滑り、膝をすりむく。ズボンの膝部分が破け、ポールが曲がる。他にケガはなくこの程度で済んだのは幸いだった。気をつけないと。意気消沈したまま下っていると、舗装路の斜面沿いに住む方が出てきて目が合った。軽く挨拶をすると、「下り大変やったやろ。アメあげよ。」とアメをくださった。スーパーに売っている普通のオレンジ風味のアメだったけど、疲れた体に、めっちゃうまかった。沈んだ気持ちも晴れていった。心から感謝。
 小バエは桧峠付近から上が多い。立ち止まると、たかってくる。ハッカスプレーを顔や頭に噴霧した直後は効果があるようだが、効果は長続きせず何度も噴霧して対応した。
 いつか、高野山から十津川温泉まで小辺路を歩き通したいと思っており、その際に利用させていただくかもしれない萱小屋・伯母子峠避難小屋を下見できたのはよかった。
 飲料水1.5リットル消費。
 朝、野迫川村役場北方にある展望所から見た雲海が見事だった。車移動中、あちこちに雲海撮影されている方がいた。地図上に、撮影位置をプロットしたので参考にしてください。地図の縮小ボタン「ー」を2回クリックすればプロット地点現れます。

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