伯母子岳・夏虫山 大股登山口からの往復
- GPS
- 05:48
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,056m
- 下り
- 1,044m
コースタイム
天候 | やや蒸し暑さの残る晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大股へ至る北股川沿いの道は道幅狭く対向できない区間多し。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口を過ぎてすぐのザレ場は注意。戻りの下り時、派手に滑った。 それ以外、大股〜伯母子岳間のルートは倒木が何か所かあるものの安心して歩けた。 伯母子岳から夏虫山へ向かうルートは何か所か倒木あり、山頂近くの岩場がやや注意を要する所。 桧峠付近から上、小バエが多く、うっとおしかった。特に夏虫山が小バエ多し。 伯母子峠から三浦峠方面へ南下するルートが通行止めとなっており、代わりに伯母子岳山頂近くを通る迂回路が設定されていた。 |
その他周辺情報 | 早朝の雲海は一見の価値あり。晴れた早朝、これからの季節は特にいいはずです。 近くの野迫川温泉に立ち寄りたかったが、このご時世なのでスルー。 |
写真
感想
7時20分、大股登山口の駐車スペースに到着。車内で軽く食事をしていると、もう1台到着。奈良県内から来られたとのこと。私からは、大阪から来たことを告げお詫びした。「ワクチン2回目打ちましたんで。」と取り繕うも後ろめたさが残る。
出発時、風弱く湿気をたっぷり含んだ空気だったが、長袖1枚でちょうどよい気温で暑さはない。登りはじめから比較的勾配がきつい。つづら折れの道の頃には汗が噴き出るほどだったが、気持ちよく歩ける。河内長野市にある自宅近郊の山では、ここ2回、蒸し暑さと黒羽虫に苦しめられた。そのストレスから解放され快適な気分で歩けることがうれしい。萱小屋を過ぎれば、勾配は比較的緩やかな印象。「昔の人は、この道をわらじで歩いたんだろうか。そんなんで足ケガしなかったのか。足ケガして宿に着けず日が暮れたら、どうしたんだろう。オオカミやらクマやら怖くなかったんだろうか。」そんなこと考えながら歩いていると、足下で突然何かが動き出しドキッとさせられる。大きなカエルだった。カエルにビビる私、昔の人には到底かなわない。
伯母子岳に到着。弱い風が吹き心地よいが、湿気を帯びた夏の空気だった。ただ、日差しにギラギラ感はなく、夏の終わりを感じさせる。ここで、ゆっくり昼飯食って、デザートのプリンを食べながらコーヒー飲んで・・・と計画していたが、小バエがうっとおしくて、昼飯だけ、ささっと済ませた。護摩壇山方面の登山口から来られた方と一言二言お話しして山頂をあとにする。
十分余力があったので、夏虫山へ寄り道した。尾根伝いに途中ピークが何か所かあり、夏虫山へ到達した時点で、思いのほか疲れた。夏虫山からの下り、足にきた。今回、14.5kgの荷を背負った訓練登山。前回登山から3週間あいたこと、標高が下がるにつれて蒸し暑さが増していったことが影響しているのかもしれない。
登山口近くまで下りてきて、ザレ場の斜面で滑り、膝をすりむく。ズボンの膝部分が破け、ポールが曲がる。他にケガはなくこの程度で済んだのは幸いだった。気をつけないと。意気消沈したまま下っていると、舗装路の斜面沿いに住む方が出てきて目が合った。軽く挨拶をすると、「下り大変やったやろ。アメあげよ。」とアメをくださった。スーパーに売っている普通のオレンジ風味のアメだったけど、疲れた体に、めっちゃうまかった。沈んだ気持ちも晴れていった。心から感謝。
小バエは桧峠付近から上が多い。立ち止まると、たかってくる。ハッカスプレーを顔や頭に噴霧した直後は効果があるようだが、効果は長続きせず何度も噴霧して対応した。
いつか、高野山から十津川温泉まで小辺路を歩き通したいと思っており、その際に利用させていただくかもしれない萱小屋・伯母子峠避難小屋を下見できたのはよかった。
飲料水1.5リットル消費。
朝、野迫川村役場北方にある展望所から見た雲海が見事だった。車移動中、あちこちに雲海撮影されている方がいた。地図上に、撮影位置をプロットしたので参考にしてください。地図の縮小ボタン「ー」を2回クリックすればプロット地点現れます。
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