八ヶ岳周回 赤岳山荘から
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,664m
- 下り
- 1,667m
コースタイム
天候 | 曇りときどき小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南沢はピンクテープもありよく整備されています。 行者小屋から中岳のコルまでの間で上部に土の急登がありますがロープがあります。 中岳のコルから阿弥陀岳、赤岳直下、横岳あたりでは岩場や鎖場が続きます。 落石注意なのでヘルメットはあった方がいいと思います。 硫黄岳からの下りから赤岩の頭まで2度ほど地図・コンパスで確認しました。 それより下は一般登山道で問題なし。 |
写真
感想
今回のコースはチャレンジというより体調のテスト感覚で選択。先月、鳳凰三山に行った時にはふらつきなどの高山病の症状が出なかったので、高所での岩場が増えても大丈夫だろうと思って計画をたてたのだが、出発時点で何となく心臓の鼓動が速い。ぽい症状出るの早すぎ。これは想定外。寝不足が一番応えるのかもしれない。
まずは4時台後半。美濃戸口から赤岳山荘までの未舗装路を車で利用したら、早朝は眠気が吹き飛び、ついでに言うと帰りは疲れが吹っ飛んだ。思った通り路面がかなり削られていていびつな轍になっており、何回か車の底を擦れる音に体が硬直、血の気がサーッと引く。これ以上ないくらい慎重さでゆっくり通過すること数カ所。肝試しに近い感覚を味わいながら赤岳山荘が見えた時はフゥッと大きく深呼吸。一度は通ってみたかったのでGOしたけど、阿弥陀岳から行くなら御小屋ルートでもいいかもしれないと思ったのは帰宅後の話。未舗装路のこの区間、車の最低地上高が高い車じゃないと、超ゆっくり走行区間になります。
駐車スペースに車を止めて仮眠の予定だったのだが、テンションが下がらず目を閉じてじっとしていただけだったので出発の準備開始。明るくなってから周りを見ると普通車、軽自動車ともにけっこう止まっていました。
山行はというと、南沢を通り行者小屋までの道は沢と苔に癒されながら進んでいく。ずっと歩いていられる道。行者小屋からは急な登りになり、稜線に出たら中岳のコルから阿弥陀岳へ。それから赤岳を抜けて硫黄岳までの区間は山と高原地図の標準タイムより遅いくらいのペースだった。ふらふらする高山病の症状を自覚出来ている時は意識的に深呼吸をしたり、鼻の奥を伸ばすストレッチしたり(効いたかどうかは別)しながら軽いままで治まるように注意しながら歩きました。
岩稜帯は霧が濃かったせいもあり、あまりというかほぼ恐怖を感じずに黙々と登れました。むしろ下りが自分でもぎこちないなと思ったのでこの辺の課題が浮き彫りに。これは経験積まないと。
無事に戻れて山の神様仏さまに感謝です。阿弥陀岳からの眺望、爆裂火口跡の迫力を楽しみに登ってきたけど今回ほぼゼロ、これはまたいらっしゃいと言うことでしょう。ふらつきなどの症状はまだコントロールできる状況じゃなさそうなので改善方法を探りながらの山行が続きそうです。
本日ペットボトル水3隼参。行者小屋で持参した空のペットボトルに2筏佑畊む。下山完了時点で2.5半暖顱
草の絮(わた)悪路を包む 夜明け前
山小屋へ 荷揚げする秋 ヘリ来たる
*草の絮…秋の季語。猫じゃらしや蘆や荻などの草の穂がほおけて綿状になったもの
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