皆野アルプス（天狗山・大前山・破風山）：岩あり鎖場ありアップダウンだらけ

2021年09月20日(月) [日帰り]

• GPS: 04:58
• 距離: 11.7km
• 登り: 800m
• 下り: 839m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:24
• 休憩: 0:35
• 合計: 4:59

距離 11.7km 登り 800m 下り 839m

10:43 スタート地点
10:53 10:54 水抜登山口
11:52 11:58 札立峠
12:09 如金峰
12:15 武蔵展望台
12:20 12:21 大前山
12:27 大前近道分岐
12:32 12:41 天狗山
12:42 大前近道分岐
12:49 大前山
12:57 武蔵展望台
13:01 13:02 如金峰
13:13 札立峠
13:20 13:21 野巻/札立/破風分岐
13:28 13:30 破風山
13:33 13:42 破風山休憩所
13:48 13:49 猿岩
13:59 山靴の道入口
14:04 14:05 男体拝
14:33 14:34 国神コース分岐
14:40 前原岩稜
14:53 14:54 前原山
15:13 大渕登山口
15:18 15:19 破風山登山口駐車場
15:42 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

秩父漫遊きっぷ使用
https://www.seiburailway.jp/ticket/otoku/chichibu-manyu-kippu/

コース状況／危険箇所等

岩場・鎖場・痩せ尾根あり。

その他周辺情報

・秩父川端温泉 梵の湯｜関東屈指の重層泉
https://www.bon-chichibu.jp/

写真

9/20 10:44

本日はこちら、馬頭尊前BSからスタート。
トイレや水場はありませんが、一つ先の停留所（白砂公園）にトイレがあるようです。

9/20 10:45

こちらの林道からも登れるようですが、今回はヤマレコの地図に従いました。

9/20 10:53

この橋を渡った直後を左折して、林道を登り詰めます。

9/20 10:53

9/20 11:06

神社で安全を祈願します。

9/20 11:22

ここから登山道になります。とはいえ、「江戸巡礼古道」ですので、まず危険はありません。
ハチが飛んでいたため、準備もそこそこに、早々に登り始めました。

9/20 11:25

登山道はご覧のとおり。
よく踏まれていて締まっているうえ、幅も広く、歩きやすいです。

9/20 11:32

徐々に傾斜がキツくなっていきますが、登山道はジグザクになるため、登山道の傾斜そのものはあまり変わりません。

9/20 11:34

至るところに、こうした道標があります。

9/20 11:40

9/20 11:47

この左上に野良水場（未確認）があります。

9/20 11:52

9/20 11:53

そして、稜線に乗り上げます。
しばし休憩し、色々とドーピングのうえ、大前山・天狗山方面へピストンします。

9/20 12:05

登り始めは、ごく普通の登山道です。

9/20 12:07

9/20 12:08

そのうち、岩尾根をトラバースするようになります。

9/20 12:09

そこそこ細い箇所もあるため、慎重に進みます。

9/20 12:10

ここで鎖場（1箇所目）登場。全体的に、登りでは鎖は使わずとも登れます。

9/20 12:11

景観が開けたところから。
左に武甲山が見えます。

9/20 12:12

鎖場（2箇所目）。

9/20 12:13

そして展望台へ。

9/20 12:13

城峯山？

9/20 12:13

こちらは先ほどと同アングルの奥秩父側。

9/20 12:15

展望台からの降りの鎖場（3箇所目）。降りではそこそこ手こずりました。

9/20 12:20

そして本日最初のピーク、大前山へ。

9/20 12:23

松と武甲山。

9/20 12:27

9/20 12:31

そして天狗山へ。

9/20 12:31

ここまでの無事に感謝し、これからの無事を祈願します。

9/20 12:44

大前山山頂直下の鎖場（4箇所目）。降りでは鎖があったほうがいいと思いますが、登りは問題なく登れます。
ここが一番難しい鎖場かも。

9/20 12:46

武甲山（アップ）。

9/20 12:58

確かに痩せ尾根といえば痩せ尾根で、両側がスパッと切れ落ちていますが、幅はそこまで狭くなはいです。

9/20 13:10

さて、戻ってきました。

9/20 13:13

曼珠沙華が…

9/20 13:13

満開でした。

9/20 13:17

まずは、緩い登りです。人気のルートのためか、踏み跡は明瞭で、よく踏まれています。

9/20 13:20

ここは左側。

9/20 13:24

若干急な傾斜を登り詰めると…

9/20 13:27

展望が開けます。
正面は城峯山。

9/20 13:27

そして破風山に登頂。

9/20 13:28

麓の町並みと奥武蔵の山々。

9/20 13:29

ここまでの無事に感謝し、これからの無事を祈願します（2回目）。

9/20 13:33

少し降ると、東屋があります。ここで休憩。

9/20 13:35

駅で買った「秩父餅」をいただきます。相変わらず、ふわふわの食感です。

9/20 13:48

9/20 13:49

ここからの登山道も、よく踏まれています。

9/20 13:53

時折、尾根上を歩きます。

9/20 13:55

たまに階段状の登山道も出てきます。

9/20 13:56

9/20 13:58

9/20 13:58

後は緩いアップダウンだけかと思っていましたが、岩場・鎖場もあるようです。

9/20 14:02

あまり拝みたくはないですが…

9/20 14:02

どうも「男体」は、現在は消失しているようです。

9/20 14:05

ここはピークを巻いていきます。

9/20 14:11

そして幾度と続く登り返し。

9/20 14:14

9/20 14:17

9/20 14:20

9/20 14:29

たまに岩場も出てきます。

9/20 14:31

9/20 14:38

意外にしっかりした岩場も。

9/20 14:39

9/20 14:51

これで最後の登り返し（と思っていましたが…）。

9/20 14:53

で、ようやく最後のピーク、前原山へ登頂。

9/20 14:56

これからは降り一辺倒かと思いきや…

9/20 14:57

もう一回だけ登り返しがあります。

9/20 15:03

ようやく単調な降りになります。

9/20 15:04

サクサク降りていけます。

9/20 15:08

尾根の末端では傾斜が若干キツくなりますが、ジグザグに降ります。

9/20 15:11

そして登山道はここで終わり。

9/20 15:12

そして登山口へ。本日の山行はこれにて終了。

9/20 15:42

で、梵の湯まで歩いて入浴し、小柱BSから西武秩父駅行きのバスに乗って帰宅しました。

撮影機器：

iPod touch Apple

感想

r_osanai

昨日の熊倉山で使った秩父漫遊きっぷが残っていた（残した）ため、本日も秩父の山を登ってきました。

2日連続となるため、今回は比較的軽めに登れるルートを検討したところ、数字上はそこまでキツそうでなかった皆野アルプスを選びました。

…が、実際は、岩場・鎖場・大量のアップダウンと、とても前の日に登山した後で登る軽めのルートとは言い難いルートでした。

【コース状況等】
■馬頭尊前BS〜札立峠
・馬頭尊前BSから、まずは皆野駅方面に若干歩き、左折して林道に入ります。
・集落を抜けて、林道を登っていくと、右手に登山道が見えます。
・ここまで、トイレや水場はありませんので、準備は駅で済ませましょう。
・登山口からは、基本的に山腹をトラバースする登山道を歩き、札立峠まで登り詰めます。
・「江戸巡礼古道」であるためか、よく踏まれていて、幅も広く、危険箇所はありません。
・札立峠の直前に野良水場があります。
・そこを過ぎると、すぐに札立峠です。

■札立峠〜大前山・天狗山ピストン
・次いで、札立峠から、大前山と天狗山をピストンします。
・ここが、このコース（皆野アルプス）のハイライト・核心部です。
・痩せ尾根（はそれほどでもないですが）、岩場、鎖場が随所にあります。
・ただ、難易度はそれほど高くなく、初心者がステップアップするには丁度いい難易度でしょう。
・稜線上も頂上も樹林帯の中ですので、基本的に景観は望めませんが、時折景観が開けた箇所があり、武甲山がよく見えます。

■札立峠〜破風山山頂
・札立峠に戻ってからは、破風山に向かいます。
・やや急な傾斜を登りつめると、すぐに破風山です。
・破風山の山頂では、南の武甲山・奥武蔵方面がよく見えます。
・破風山の山頂は直射日光が当たって暑いため、早々に下山します。
・下山は、皆野駅方面に向かい、皆野アルプスを踏破します。

■破風山山頂〜登山口
・破風山山頂からやや降ると、大きな東屋があるため、ここでしばし休憩。
・休憩後、引き続き皆野アルプスを進みます。
・この皆野アルプス、地形図を見た際に覚悟はしていたのですが、とにかくアップダウンが多いです。
・標高400mを切ってから、標高350mを切るまで、ひたすらアップダウンがつづきます。
・昨日の熊倉山の疲れもあって、鈍った足を引きずりながら、うんざりしてアップダウンを続けます。
・数々のアップダウンを越えて、前原山に登って、その先の登り返しを経て、ようやく登りから開放されます。
・そこからは、ひたすら降り、ようやく下山できました。

【まとめ】
・実は、「このくらいの低山は老後の楽しみに取っておくか」くらいにしか考えていなかったのですが…
・実際に登ってみると、なかなか手ごわいルートでした。累積標高差のデータ以上に疲れます。
・夏は景観が良くないため、登るのは夏以外の季節のほうがいいかもしれません。
・駅やバス停など、意外とアクセスも良く、周りに温泉も多いため、いろんなルート取りができそうです。
・個人的には、あまりに多いアップダウンは苦手なため、天狗山・大前山・破風山だけでいいかな？と思います。