白馬三山＋不帰嶮＋唐松岳 〜秋香る美しき白馬稜線

2021年09月19日(日) ~ 2021年09月20日(月)

• GPS: 32:06
• 距離: 25.6km
• 登り: 2,983m
• 下り: 2,381m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 2:21
• 合計: 9:23

距離 13.7km 登り 2,274m 下り 789m

5:46 猿倉荘
5:48 猿倉登山口駐車場
6:38 6:41 白馬尻荘
6:42 6:53 白馬尻小屋
8:33 8:54 岩室跡
8:59 9:11 避難小屋
10:06 10:51 白馬山荘
11:01 11:17 白馬岳
11:27 11:44 白馬山荘
11:55 白馬岳頂上宿舎
12:01 12:04 丸山
13:06 杓子岳
14:08 14:18 鑓ヶ岳
14:36 14:39 鑓温泉分岐
15:09 天狗山荘

2日目

• 山行: 4:41
• 休憩: 3:45
• 合計: 8:26

距離 11.9km 登り 711m 下り 1,598m

5:19 天狗山荘
5:45 5:58 気合のモーニング
6:05 6:16 天狗ノ大下り
6:44 7:00 不帰キレット
7:18 7:31 不帰嶮（不帰一峰）
7:58 8:23 不帰嶮（不帰二峰北峰）
8:30 8:48 不帰嶮（不帰二峰南峰）
9:20 10:00 早めのランチ
10:10 10:24 唐松岳
10:37 10:39 唐松岳頂上山荘
10:42 10:48 牛首
10:51 10:59 唐松岳頂上山荘
11:30 11:40 丸山
11:47 11:51 扇雪渓
12:29 13:07 八方池
13:09 第三ケルン
13:16 13:17 八方ケルン
13:21 13:27 第2ケルン
13:45 八方池山荘

ガーミンウォッチログです。

天候

初日　晴れ　二日目　ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八方第5駐車場を拠点に。猿倉までタクシー（3300円）、帰りは八方のゴンドラ・リフト2本　1700円。

コース状況／危険箇所等

落石に備え、ヘルメットの装着を。

その他周辺情報

八方駅から車で5分ほどの温泉に。

写真

9/19 5:44

八方の駐車場からタクシーに乗って、猿倉からスタート。

9/19 5:56

テンニンソウ？

9/19 5:57

オレンジ色の木漏れ日。

9/19 5:58

白馬槍温泉へと続くルートは通行止め中。

9/19 6:03

林道を歩くこと20分、眼前に迫力の稜線現る！

9/19 6:10

ボウフウ？シシウド？

9/19 6:22

いよいよ、登山道へ

9/19 6:35

タムラソウ？

9/19 6:35

ゴマナ

9/19 6:37

ラショウモンカズラの横顔(-。-)y-゜゜゜

9/19 6:39

ハハコグサ

9/19 6:40

おっかれぇ〜〜！って、まだ歩き始めて1時間たってなぁ〜い！！

9/19 6:44

少し先の方に雪渓が。

9/19 6:39

快晴だ('ω')ノ

9/19 7:05

”雪渓末端”のケルン。ですが、このあたりは雪渓ありまてん(-_-メ)

9/19 7:08

ぴっかぴか。

9/19 7:15

道沿いの草花が揺れながら声援をくれた

9/19 7:19

融水がごぉーごぉと流れてます。

9/19 7:35

しばらくは雪渓の左側を歩きます。

9/19 7:33

ウサギギク

9/19 7:37

キンポウゲ

9/19 7:39

サメ肌？今日はアイゼンなくともスムーズに歩けました。

9/19 7:46

振り返ってパチリ。
照り返しで肌ジリリ・・紫外線対策必須！(/o＼)
10分ほどで雪渓を渡り終えたら

9/19 7:53

ザレ場を登っていきます。

9/19 8:02

満開のヨツバシオガマ

9/19 8:06

トウヒレン？

9/19 8:07

キリンソウ

9/19 8:08

オンタデ♪

9/19 8:27

空×木×岩×水

9/19 8:28

年々小さくなっていっているんだろうか、雪渓・・。

9/19 9:02

振り返ると荒々しくそそり立つ岩峰！

9/19 9:07

黄金色に輝く下草、風に揺れてキラリ。

9/19 9:09

9/19 9:20

紅葉ショー🍁開園😀

9/19 9:28

9/19 9:36

振り返ってパチリ。

9/19 9:43

見上げてとらえた建物は

9/19 9:50

白馬岳頂上宿舎。

9/19 9:59

その先の白馬山荘を目指します！

9/19 9:59

左手に旭岳。

9/19 10:09

山荘つきました！

9/19 10:11

剣・立山贅沢ビューを満喫しながら

9/19 10:26

少し早いランチタイム！
強風で肌寒い中、あったか飯がメチャウマ😚
ザックデポって白馬岳へ！

9/19 11:21

途中、振り返りのショット。こんな素敵な景色を背に、ザレ場を進むと

9/19 11:04

沢山の人で賑わう山頂に到着！

9/19 11:02

埋まってない三角点・・・😅

9/19 11:05

16-35mm広角レンズで頂上展望を。
左から穂高、槍、ごろー、水晶、立山、剣、大日（少し後ろ）、白山（ずっと後ろ）、右の三つのこぶが猫又、釜谷、毛勝。
そして、右手前に旭岳。

9/19 11:05

先の写真から右へターン。左端に朝日岳、雪倉岳、中央手前の右なだらかなピークが小蓮華山。その右奥、ガスに隠れかかっている雨飾山、その右双耳峰が焼山・火打。少し右に妙高、右端に地蔵山。

9/19 11:11

さらに右へ。雨飾山、焼山、火打。とんで妙高、手前の稜線にわたって地蔵山、台形の山の左ピークが乙妻山、右が高妻山。奥には岩菅、横手・・

9/19 11:11

四阿、浅間山、

9/19 11:11

浅間山から八ヶ岳

9/19 11:20

ここから90�丱譽鵐困燃搬腑弌璽献腑鵑療庫哨轡腑奪函�
再び南側。左側、五竜や鹿島槍の奥に常念、大天井、ヤリホ、乗鞍、針ノ木、ごろー

9/19 11:16

立山、別山、剣

9/19 11:17

後ろに別山＋白山

9/19 11:16

猫又、石動、毛勝

9/19 11:16

清水岳。中央奥に富山湾。

9/19 11:16

右後ろが朝日岳

9/19 11:16

朝日岳・雪倉岳・黒負山

9/19 11:15

小蓮華。右後ろは雨飾山から焼山

9/19 11:15

火打・妙高・地蔵

9/19 11:14

地蔵・乙妻山・高妻山
右奥の稜線に控えるは日光スター軍団から岩菅山あたり

9/19 11:14

四阿・浅間隠・・

9/19 11:14

浅間山

9/19 11:48

さて。堪能しましたので、山頂を後にします。山荘へ立ち寄ってバッチを3つ（白馬三山）買いました！
この先に進む左の杓子岳、杓子を逆さに向けた形に似てるから、だそう。

9/19 11:53

旭岳への分岐。

9/19 11:48

迷った結果、旭岳の登頂は見送り、空いた時間でお茶を楽しむことに☕

9/19 11:57

で、先の杓子岳へ。この子はイワヒバリかな？

9/19 12:02

振り返って白馬岳パチリ。ダブル山荘、テン場が高山ショットとしてバエてますね・・

9/19 12:15

鞍部まで降りてきました。

9/19 12:42

ここから杓子岳ピークに向かって、ザレ場を登っていきます。

9/19 12:47

ちょっとズルズルします。

9/19 12:55

あとチョット(；´∀｀)

9/19 12:56

杓子岳到着！見渡す限りの絶景だァー🏔

9/19 12:58

東、白馬村が見えてます。

9/19 12:58

右手前に次なるピークの白馬鑓ヶ岳、そこから左奥へと五竜・鹿島槍が続きます。

9/19 12:58

剣から毛勝への稜線も素敵。

9/19 12:58

杓子のザレた稜線越しに白馬岳！

9/19 12:59

yapさん十八番のシャインマスカット🍇🍇頂きながら、小休止です！

9/19 13:18

杓子岳を下り、白馬鑓に向かいます！

9/19 13:20

重力に負けて谷へと吸い込まれてしまいそう・・・

9/19 13:21

鞍部から、杓子を振り返ってパチリ。こんなショット、初めて。

9/19 13:22

日当たりの悪い谷部に残雪。

9/19 13:25

谷間にフォワッフォワの草。

9/19 13:49

このアングルだと、白馬岳がとんがって見えます！

9/19 14:04

ビクトリーロード標識を過ぎて

9/19 14:08

白馬鑓ヶ岳到着！

9/19 14:09

これまた、埋まってない三角点😂

9/19 14:10

白馬鑓ヶ岳からの展望です。

9/19 14:10

小蓮華から火打・妙高、斑尾、苗場

9/19 14:11

妙高から浅間山

9/19 14:14

八ヶ岳からヤリホ。その途中に

9/19 14:15

ここ白馬から続く稜線がくっきり。
天狗・不帰・唐松・五竜・鹿島・爺。
少し先に見えている天狗山荘へ進みます。

9/19 14:25

にしても、凄い光景だ・・

9/19 14:36

鑓温泉ルートは

9/19 14:36

通行止め！

9/19 14:37

またね、鑓さん！

9/19 14:49

お宿まで、下り基調ながら地味にアップダウンも(/o＼)。

9/19 14:51

日差しで赤みが引き立ってます。

9/19 15:01

稜線を少し下ると、小屋が視界に・・。

9/19 15:09

天狗山荘に着きました！

9/19 15:09

振り返れば、テン場越しに白馬鑓が見えてます。

9/19 15:37

大荷物の中からお茶セットを取り出して〜

9/19 17:06

夕食に紙鍋。とても美味しかったです＼(^o^)／

9/19 17:36

夕日を眺めに行きます！
山荘の外にあった看板。明日はここから不帰キレットへ。

9/19 17:37

9/19 17:37

豊富に流れてます。

9/19 17:46

北東の火打・妙高が赤く染まり始めました

9/19 17:47

東に満月。

9/19 17:51

沈む夕陽

9/19 17:58

だるま〜

9/19 17:58

染まる剣。。

9/19 18:06

ホライゾンの下に堕ちました・・・。

9/19 18:21

紅に染まる劔シルエット

9/19 18:30

お月さんが明るすぎて

9/19 19:17

お星さんはパワー発揮できず・・・
でもでも、薄いガスの間から、たくさんの星が見えました！

9/19 19:26

yapさんと相談の結果、明日は
「不帰キレットから唐松まで」とし、五竜を狙わないのんびり行程に決定！なんで、プシュー。

9/20 4:43

早朝、これを見て昨夜の北鎌地震を知る・・。改めて、慎重な行動を決意！

9/20 5:13

ガッスガスの中、二日目のハイクスタートです

9/20 5:21

トウヤクリンドウ

9/20 5:32

濃いガスの中、一瞬、見えた！！！

9/20 5:34

暗い中、急に赤くなって・・

9/20 5:37

粘って構え続けてとらえた一枚！GJ！！

9/20 5:41

ちょうどこの辺りです。

9/20 5:45

おはよぉ〜！！！！！

9/20 5:52

9/20 6:08

一気に明るくなりました。ここから、気合入れていきます！

9/20 6:10

いきなり、苦戦中のパーティーに出くわしました。「お気をつけて！」
場所を選んで、先に行かせていただきました。

9/20 6:25

まぶしぃ〜

9/20 6:26

影絵ショット！

9/20 6:28

岩肌を確かめながら先へ、先へ。

9/20 6:35

ブロッケェ〜ン

9/20 6:57

鞍部でエネチャージしてから、切り立つI峰へいざ！

9/20 7:00

スタタタ・・

9/20 7:03

けぶるII峰、III峰。

9/20 7:06

振り返って天狗の頭。

9/20 7:21

I峰の頭、スッとハントできました。

9/20 7:24

ガスが切れるのを待って、納めたII峰。手前にそそり立つのが難関北稜。頂上に人、います！（圧縮かかってるので、わかりませんが）

9/20 7:36

I峰降りて、鞍部。

9/20 7:38

鎖の配置がルート取りに役立ちますね

9/20 7:41

なかなかの高度感です。ここでカメラのレンズフードを岩肌にゴチンとぶつけちゃいました。

9/20 7:44

奥に見える鉄の棒へと向かって鎖ルートを外し、一瞬ヒヤリ。この辺りが一番の難所、か。

9/20 7:47

くるりと面を乗り移って・・（下みるとビビり入ります！）

9/20 7:47

おなじみのラダー。

9/20 7:48

写真をパシャパシャ撮りまくっていたら、後続のお二人が追い付いてきました！

9/20 7:49

振り返ってI峰の南稜

9/20 7:57

II峰の中間部に来ました。

9/20 8:05

II峰北、次なる壁です。

9/20 8:08

ルート外からのウインクに負けて、寄り道。岩が脆いので注意！

9/20 8:12

最後も要所に鎖があったので、ルートは明瞭。慎重に登り上げて

9/20 8:16

到着！ふぅ〜。

9/20 8:32

9/20 8:34

続くII峰南はあっさり。

9/20 8:36

9/20 8:51

III峰へ向かいます！

9/20 9:09

III峰のあたり、到着。でも、看板見つけられず( ´艸｀)。先に、唐松岳が見えてます。山頂にたくさんの人！！！

9/20 9:21

もう、急ぐことはないので、のんびり早めのランチ休憩に！

9/20 9:33

真っ白なガスに隠れた剣の姿を見んと、しばし時間をとりました。

9/20 10:03

冬場にスキーでこの谷へドロップインされている人を見ました。凄い斜面。すぐに雪崩が起きそうですが・・。( ゜Д゜)

9/20 10:12

しばらく待ってみましたが、ガスは一向に晴れず。。仕方なく、片付けて先へ。

9/20 10:13

この境界を超えると

9/20 10:14

唐松岳到着！立山・剣、まったく見えましぇん！(/o＼)

9/20 10:16

山頂は大賑わい！

9/20 10:26

唐松山荘へ向かいます！

9/20 10:28

9/20 10:31

山荘の奥から

9/20 10:42

五竜へと続く道、予習してみます！

9/20 10:47

なるほど。結構、険しい！

9/20 10:47

唐松岳までのガスがすっと晴れました！

9/20 11:23

歩み寄る紅葉を楽しみながら、のんびり下山♪

9/20 11:30

9/20 11:37

チングルマ

9/20 11:42

収穫中？のホシガラスを見かけましたが、ワイドレンズなんで撮影できず・・(._.)

9/20 11:46

キリンちゃん

9/20 11:46

オヤマリンドウ

9/20 11:52

ハリブキ

9/20 12:00

葉っぱに針いっぱい！

9/20 11:57

シシウド

9/20 11:57

アザミ

9/20 12:04

ハクサンタイゲキ

9/20 12:11

見事にマッカ(=゜ω゜)ノ

9/20 12:08

9/20 12:12

カライトソウ

9/20 12:13

ハクサンシャジン

9/20 12:20

ワレモコウ

9/20 12:30

ウメバチソウ

9/20 12:31

マツムシソウ

9/20 13:03

八方池。白馬三山、ここでは拝めず(-_-メ)

9/20 13:08

9/20 13:13

良く歩いたねぇ〜

9/20 13:16

9/20 13:21

9/20 13:39

9/20 13:44

リフト2本、ゴンドラで下ります。

9/20 13:54

リフトから、眼下にゴンドラ乗り場。数百円のありがたみを噛みしめながら、文明の利器で降下中。。('ω')

9/20 14:13

なんでしょ・・

9/20 14:30

ゴンドラを下りて

9/20 14:52

駐車場まで戻ってきました。この後、お風呂に浸かって、安曇野アイス+ビーフシチュー・わらじカツ・・アフターフルコースを満喫し、400kmの帰路につきました(*‘∀‘)

頂き物っす！

撮影機器：

Canon EOS R Canon

装備

MYアイテム

marsee

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ シェラフ ヘルメット

感想

yapacani

この連休は白馬でした。
一日目は快晴で白馬の壮大さに感動。
お宿では、夕日の美しさにためいき。
二日目は岩稜の楽しさにわくわく。
山の空気に浸り、写真もたくさん撮って、とても充実した時間をすごすことができました。

同行者marさん、今回ずいぶん私に合わしてくれたと思います。。。
楽しくまた新しい経験を共有できました。
すてきな2日間、本当にありがとうございました！

marsee

猿倉発、白馬三山＋不帰嶮＋唐松岳、八方着のルートを一泊二日で歩きました。初日は好天。2000メートルを超す山肌を覆う下草は秋色の装い。白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳からみる稜線は垂涎もの、感動しっぱなしでした。

夕刻に北鎌近傍で観測された地震、私たちは、天狗山荘で夕食を楽しんでいるタイミングでしたが気づかず。廊下で充電中だった携帯が緊急地震速報を告げていました。

翌朝、玄関に置かれたホワイトボードに「岩崩れご注意」の警告。慎重を期して不帰キレットに挑んだ結果、無事に不帰嶮の3ピークを踏むことができました。

今回の山行きで撮影した数は900枚オーバー。チョイスに一苦労でした。チョイスした各ショットを編集する暇もなく、JPEG形式で画角・フレームのイージー修正のみ実施し、相当画素に圧縮し、登録しました。
これからはもう少しショット数を絞り、厳選したショットをチューン・現像するようにしたいと思っているところ・・。。

今回の山行を案内いただいた岳人yapさん。一人では積めない貴重な経験を楽しく重ねることができました。引率、ありがとうございました！！

コメント

hontonosora

お疲れ様でした😃やっぱり不帰の嶮はレベル高そう💦いっぱい経験を積んでアニキの歩いた足跡を辿りたいです👣

marsee

コメントありがとうございます！少し高度感あったりしましたが、急がず慎重に歩けば難易度高くないと感じました。皇海山、鋸山の最初の岩面の方が、余程たち悪かったかも、です。是非、challengeして下さい！