木曽駒ヶ岳(紅葉真っ盛りの福島Bコースはキツかった)
- GPS
- 11:25
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,658m
- 下り
- 1,647m
コースタイム
天候 | はれ 山頂ではガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
木曽福島を過ぎ、原野の交差点を右折し、木曽駒高原の別荘地を抜け、 その先は民宿アルパイン、ヒルトップの看板に従って進む。 ヒルトップの先の砂利道へ入ると、旧木曽駒スキー場のレストラン跡前に 駐車スペースあり。30台は停められる。 トイレ、自販機は使用不可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
福島Bコースには、ペンキマークやテープが、これでもか!というくらいついています。 進入危険個所や崩落場所には、ロープがしっかりはってあります。 道は、ほぼ一本道なので、迷うことはありません。 渡渉地点は、増水時にはおそらく通過できません。 8合目を過ぎて現れる岩場(山姥岩)も濡れていて滑りやすいので、要注意。 とにかく急登。 樹林帯を抜けたり、岩場を越えたり、8合目以降はつづら折のガレ場歩き。 正直、予想以上にキツかった・・・ 福島Bコースと茶臼山への沢渡コースの分岐となっている登山口に、 登山ポストあり。 用紙はあるが、やや濡れています。筆記具は見つかりませんでした。 下山後は、国道19号を中津川方面、361号に入って木曽川を渡ってスグの 日帰り温泉せせらぎの四季。平日の17時以降は夜間割引で入浴料500円。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
保険証
飲料
ティッシュ
シュラフ
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
水筒
時計
非常食
ツェルト
ファーストエイドキット
医薬品
コンパクトデジカメ
ガスカートリッジ
バーナー
コッヘル
デジタル一眼
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感想
木曽駒ヶ岳。
紅葉が見ごろと、レコにたくさん掲載されていて、デジイチ持って出陣。
ただ、ロープウェイで一気に登るルートは混雑覚悟なので、
あえて人の少ない周回ルートを計画。
コガラ〜福島Bコース〜木曽駒ヶ岳〜将棊頭山〜茶臼山〜コガラ
しかしながら、コガラ登山口にあった標識には、
「茶臼山コース 吊り橋が流され渡れません」
岩を飛び越えて・・・という他の方のレコもありましたので、
山頂に着いてから、その先を判断することにして、出発。
林道を抜け、渡渉点。
石の上を跳び越えて対岸の登山道。
ここから急坂。登ります。
標識、テープ、ペンキマークがとても親切につけられています。
踏み跡はしっかりしているので、道に迷う心配なし。
危険個所、崩落したところには、立ち入らないようロープが張ってあります。
休憩できる広場、展望できる岩場などがちょこちょこあるので、
ペースを確認しながら、登っていけます。
水場は、四合半の力水と八合目に出てます。
また、七合目避難小屋は、ホントにきれい。
水洗トイレはペーパー完備で、チョーきれい。
七合目避難小屋は、他のルートとの分岐点。
標識を見て、一瞬気分が萎えます。
ありゃ、山頂までまだ4キロもある!!!
これはけっこう精神的に痛い・・・
あんなに登ったのに・・・
鐘を鳴らして、気を引き締め、歩き出す。
登山道の周りの樹木も色づいていて、紅葉の中を山歩き。
目を見張る景色。写真撮りまくり。
七合目から先が、このコースの核心部。
朽ちかけた桟道にドキドキ、八合半の滑りやすい岩場に戦々恐々、
9合目玉乃窪山荘までのガレザレの道歩き、そしてラストの山頂へも急登。
今年登った中で、もっとも厳しい山歩きでした。
常念岳・蝶ヶ岳の日帰り三股周回も1日がかりでしたが、
アップダウンがあったり、岩場歩きが楽しかったので、
精神的にはラクだったのですが、今回は本当に登りっぱなし。
ちなみに、雑誌山と渓谷8月号の日本の名急登100の記事によれば、
上松Bコースは74位にランクされているが、福島Bコースは記載なし。
えぇぇ〜〜〜!!!
6時間もかかって、登頂したのに・・・
福島Bコース、誰ひとり会わず。
でも木曽駒山頂は、平日ながら、
ロープウェイで上がってきた登山者でいっぱい。
記念写真をお願いするのは困りません。
山の斜面には、赤や黄色に色づいた木々が鮮やかなコントラストを描いています。
一眼レフで撮影する人も大勢いらっしゃいました。
木曽駒から見える紅葉は、まさに福島Bコースで歩いてきた景色。
あらためて上から俯瞰して見下ろすと、また格別。
山頂では大休憩。
この先の将棊頭山、茶臼山への周回はムリ。
いや〜〜、今回ばっかりはかなり足が悲鳴を上げています。
ザックの重量は14キロあるし・・・
これでは岩を飛び越えて川を渡るなんてできそうもない。
山頂から、カッコイイ雄姿を見せていた、宝剣岳。
あの岩の先に立ってみたいけど、
宝剣に挑むときは、ロープウェイを利用しよう。
今回は、福島Bコースをピストンします。
下りは、登りとは正反対で、どんどん進めます。
所々小休止をはさみながら、黙々と歩き、
3時間30分で下山完了。
足に堪えました。
歩き通せたことには大満足。
来週の越百山〜南駒ヶ岳〜空木岳に自信を持って挑めます。
長文におつきあいいただきまして、ありがとうございました。
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