記録ID: 35582
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雪山ハイキング
近畿
[COMPASS例会] 雨乞岳1238m〜奥ノ畑谷
2009年03月15日(日) [日帰り]
コースタイム
08:50 甲津畑駐車地出発
09:32 桜地蔵
09:48 古屋敷跡
10:25 西尾根取り付き
12:05 P1180(昼食休憩)
12:50 出発
13:05 雨乞岳山頂(小休止)
13:15 出発
13:28 南雨乞岳
13:58 清水頭(小休止)
14:15 出発
15:05 奥ノ畑谷(コーヒー休憩)
15:22 出発
15:50 フジキリ谷出合(小休止)
16:05 出発
16:25 桜地蔵
17:00 駐車地へ下山
09:32 桜地蔵
09:48 古屋敷跡
10:25 西尾根取り付き
12:05 P1180(昼食休憩)
12:50 出発
13:05 雨乞岳山頂(小休止)
13:15 出発
13:28 南雨乞岳
13:58 清水頭(小休止)
14:15 出発
15:05 奥ノ畑谷(コーヒー休憩)
15:22 出発
15:50 フジキリ谷出合(小休止)
16:05 出発
16:25 桜地蔵
17:00 駐車地へ下山
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
春装備で計画していましたが、前日に寒気が流入し気圧の谷の通過で降雪が予想 され、リーダーから前夜に軽アイゼンとかんじき装備の指示がありました。 林道は降雪なし。駐車予定地にはすでに3台の車、空いているスペースを見つけて 車を駐車。朝はかなり冷え込んでいましたが、青空が広がり、これからの急登を 覚悟して薄着でスタート。林道歩きが長く、たいくつな道が続きますが、時々見 える稜線が樹氷で真白、歓声が上がります。大シデの木を過ぎて西尾根の取り付 きです。 一般登山道とお別れし、取り付く枝尾根を選んで、急登のはじまりです。地面は すでに真白な雪。とても足だけで登れるような斜面ではなく、両手を使って立ち 木につかまりながら体を引き上げるような登りが1時間半も続きました。 標高1000mを超えたあたりで進路が南東から東に変わり、最後の急登です。この登 りの途中の景色は絶景でした。陽の光を受けてキラキラ輝く一面の樹氷。綿向山 など西方面の山が一望できます。 登りきれば、雨乞岳から北西に延びる尾根の先端に出ました。素晴らしい展望、 特に北方向の雲仙岳、御池岳など鈴鹿山地の主峰が大迫力でした。樹氷も気温が 低いためか昼過ぎでもまだ一面すべて樹氷の景色を楽しませてくれました。少し 風の当たらないところに移動して昼食。ここから先はリーダーの指示で軽アイゼ ンを装着しました。 昼食後は見晴らしのきく高原の尾根を雪で寝ている笹を踏みしめながら雨乞岳の 山頂。360度のパノラマ展望、北方向はもちろん、三角錐のかっこいい鎌ヶ岳や御 在所岳もばっちりです。 進路を南の尾根にとり、南雨乞岳を経て清水頭へ歩きました。このあたりは、視 界をさえぎるものが何もなく、気持ちのいい展望稜線です。ただ、足もとに雪の 上から踏みつけている笹は2m位あるそうなので冬以外はこんな気持ちいい尾根 ではないかもしれません。 清水の頭から少し戻って奥ノ畑谷へ下降できそうな尾根を探します。どの尾根を 選んでも北へ進めば目的の谷に降りられるのですが、できるだけ源頭から歩きた いので、1本目の大きな尾根は見送って2本目の小さな尾根を下降に選びました。 尻セードもしながら、奥ノ畑谷の源流部に着地、広くて明るいゆるやかな谷でと ころどころにとっても広い堆積地が広がっており、ちょっと他にはない景色でし た。残念ながら時間が遅くここでの樹氷は見られませんでしたが、冬の景色もぜ ひ見たいところです。 あまりに景色が素敵なのと、予定よりも早く歩けたので、広い谷のど真ん中でコ ーヒータイム。フジキリ谷に出合ってからは来た林道を歩いて駐車地に下山しま した。下山時刻は予定の17時ピッタリでした。 この季節にこんな最高の樹氷を見られるとは思ってもみませんでした。ほとんど 雪の上を歩いたので春の花は見つけることができませんでした。一般登山道から はずれて、地図とコンパスで尾根をよじ登り、谷をめざして下降する、コンパス らしい山行になりました。例会3回目の私が書くのも生意気ですが(笑) |
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