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Yamareco

記録ID: 357308
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

烏ヶ山;健康の森起点、烏谷〜烏ヶ山北尾根

2013年10月14日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
10.0km
登り
985m
下り
1,063m

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
0:00
合計
5:20
13:30
30
14:00
30
14:30
15
14:45
15
烏谷滝
15:00
160
17:40
17:00
70
鳥越峠
※一般より早足です。

13:30 健康の森駐車場
14:00 鳥越峠
14:30 駒鳥山小屋
14:45 地獄谷の夫婦滝(めおとだき)
15:00 烏谷の滝1(烏谷滝)、烏谷入渓
 烏谷の滝2、烏谷の滝3(3段滝)
 1000m付近の二股をピンクテープに従って右へ
 1040m付近の二股をピンクテープに逆らって右へ
 谷を詰めて、烏ヶ山の絶壁を拝んで引き返す。
 1040m付近の二股をピンクテープに従って左へ
 烏ヶ山新小屋峠登山道へ直登
16:25 烏ヶ山新小屋峠登山道合流
17:00 烏ヶ山山頂
17:40 鳥越峠
18:10 健康の森駐車場
天候 晴れた。
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■アクセス
県道45号大山環状道路を鍵掛峠付近の健康の森駐車場へ
Googleストリートビュー:http://goo.gl/maps/szjd3
※この周辺は紅葉の名所のため、紅葉時期は混雑が予想されます。特に鍵掛峠は渋滞します。

■登山届
近くに登山届提出場所なし。
インターネットで届けるか、行きしなに大山寺周辺か鏡ヶ成で提出。
大山登山届 http://www.pref.tottori.lg.jp/policedaisen/

■駐車場
健康の森登山口前に駐車スペース。30台程度停められる。
Googleストリートビュー:http://goo.gl/maps/szjd3
※紅葉時期の休日は、鍵掛峠の観光客とキノコ採りの入山者で満車になることがあります。
コース状況/
危険箇所等
※本ルートは、地図に明記された登山道から外れる山行(ヴァリエーションルート)です。道迷いや滑落の危険性があります。
経験や技術に自信のない方はむやみに実行されないようお願いします。


■健康の森登山口〜文殊分れ
沢に沿って登っていく。
キノコ採りでできた道がたくさんあるので迷わないように注意。

●文殊分れ
沢に進入できないようにロープが張ってある。
左へ行くと「文殊越」を経て三ノ沢文殊堂
右へ行くと「鳥越峠」
正面の通行止めのロープを越えて谷に沿って進むとキリン草付き(ヴァリエーションルート)。
「鳥越峠」方面へ進む。

■文殊分れ〜鳥越峠
数10m進むと5mほどの尾根を横断する。尾根手前に谷があるので、谷に沿って進まないように注意。ここは初めてだと迷いやすい。
尾根を横断するとしばらく笹ヤブの道を進む。

●木谷分れ
白いポールが建っている。昔国体を開催したときの道標の残骸らしい。
木谷へ向かう道があるようだが、もはや廃道と化している。
(追記)自治体境界に沿って歩けるようです。

木谷分れから鳥越峠までは、少々急峻な斜面を登る。

●鳥越峠
正面に下ると「駒鳥山小屋」を経て地獄谷。
右へ尾根にそって進むと「烏ヶ山」。※崩落危険箇所あり
左へ尾根にそって進むと「キリン峠」。※崩落危険箇所あり

■鳥越峠〜駒鳥山小屋
1箇所あたらしい倒木で道がわかりにくくなっているので道を外れないように注意。
急斜面を下るので転倒注意。大変滑りやすい。

■駒鳥山小屋〜烏谷
駒鳥山小屋から地獄谷までは、急な斜面にかけられたはしごを降りる。道は水道(みずみち)になっているので、転倒滑落注意。
地獄谷の河原へ抜けるには少し藪が待っているのでわかりにくい。
烏谷までは右岸左岸と河原を歩く、水量にもよるが入水はしなくても歩ける。

■烏谷

●烏谷の滝1(烏谷滝)
烏谷の水が地獄谷へ滝となって流れこむ。
右岸側から高巻きして入渓。踏み跡あり。

●烏谷の滝2(一の滝)
左岸を高巻く。急な斜面だが、残置ロープがある。

●烏谷の滝3(ニの滝)
3段の滝。
下段は、2段になっているので、足をかけて直登した。滝壺が深いのでここで初入水。サワ靴に履き替えた。
中段は、ホールドが多く、直登できそうだが苔でよく滑る。左岸から登れる。
上段は右岸から登れる。

しばらくなだらかな渓流が続く。しだいに水量が少なくなり水が枯れる。

開けたところで、2俣。右俣へ。ナビテープあり。
しばらく進むと、ふたたび2俣(奥の二俣)。左俣にナビテープあり。

テープは、斜面に向かって続いている。テープを追いかけて斜面を攀じ登る。
テープがない場合は、地図上で烏ヶ山新小屋峠コースの尾根に一番接近したところが登り口となる。

斜面には新小屋峠コース出合いまで残置ロープもありナビテープが断続的に続く。
しばらく登ると尾根道になるので尾根に沿って登る。
烏ヶ山新小屋峠コースの登山道に合流。

■烏ヶ山
山頂までの説明は割愛。他の烏ヶ山のレポを参照。

■烏ヶ山〜鳥越峠
以前はヤブコきだったが、今年(平成25年夏)に草刈りをされて歩きやすくなっている。大感謝。

烏ヶ山直下は、切り立っていて、崩落も激しいので滑落は生死に関わる。残置ロープは多いが慎重に。大山の天狗ヶ峰に行けない人は歩かないほうがよい。
今日はいい天気。
位置関係を勉強。
2013年10月19日 22:23撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:23
今日はいい天気。
位置関係を勉強。
健康の森登山口
木谷登山口とも言うが、こっちは木谷の支流なので、名所としては誤解されそう。
2013年10月19日 22:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:24
健康の森登山口
木谷登山口とも言うが、こっちは木谷の支流なので、名所としては誤解されそう。
駒鳥山小屋
散歩で来たという方と会話。
今から烏谷経由で烏ヶ山を周回ですか!!とちょっと呆れられる。よくわかります。
2013年10月19日 22:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
10/19 22:24
駒鳥山小屋
散歩で来たという方と会話。
今から烏谷経由で烏ヶ山を周回ですか!!とちょっと呆れられる。よくわかります。
地獄谷下流を望む。
2013年10月19日 22:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:24
地獄谷下流を望む。
夫婦滝(めおとだき)
左が旦那さん。右が奥さん。
2013年10月19日 22:24撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:24
夫婦滝(めおとだき)
左が旦那さん。右が奥さん。
涸滝。増水時は期待できる。
2013年10月19日 22:25撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:25
涸滝。増水時は期待できる。
割れ目滝(仮称)
2013年10月19日 22:25撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:25
割れ目滝(仮称)
特徴的な岩
2013年10月19日 22:25撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:25
特徴的な岩
烏谷の滝1;出会いの滝(仮称)
烏滝とよく呼ばれる。
右岸を高巻く。
2013年10月19日 22:25撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:25
烏谷の滝1;出会いの滝(仮称)
烏滝とよく呼ばれる。
右岸を高巻く。
烏谷入渓
角を曲がるとすぐに最初の滝が。
2013年10月19日 22:26撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:26
烏谷入渓
角を曲がるとすぐに最初の滝が。
烏谷の滝2;一ノ滝(仮称)
オーバーハングしていて直登はちょっと難しい。
左岸を高巻くがけっこうな斜面。
2013年10月19日 22:26撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:26
烏谷の滝2;一ノ滝(仮称)
オーバーハングしていて直登はちょっと難しい。
左岸を高巻くがけっこうな斜面。
滝口右岸の崖
前回はこの斜面を登って稜線まで取り付いた(真似しないでください。)
2013年10月19日 22:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:27
滝口右岸の崖
前回はこの斜面を登って稜線まで取り付いた(真似しないでください。)
滝口より
2013年10月19日 22:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:27
滝口より
滝上流
2013年10月19日 22:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:27
滝上流
落ち込み。
写真右の岩をよじ登る。
2013年10月19日 22:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:27
落ち込み。
写真右の岩をよじ登る。
前回は流木だらけで大変歩きにくかったが、随分流れたみたいだ。
2013年10月19日 22:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:27
前回は流木だらけで大変歩きにくかったが、随分流れたみたいだ。
ゴルジュの先に次の滝が見える。
2013年10月19日 22:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:27
ゴルジュの先に次の滝が見える。
烏谷の滝3;二ノ滝(仮称)
三段構成。
2013年10月19日 22:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:27
烏谷の滝3;二ノ滝(仮称)
三段構成。
烏谷の滝3下段
段差に足を掛けて直登。
ここの手前の淵で初入水、トレランシューズから沢靴へ。
2013年10月19日 22:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
10/19 22:27
烏谷の滝3下段
段差に足を掛けて直登。
ここの手前の淵で初入水、トレランシューズから沢靴へ。
烏谷の滝3中段
写真左の流れを直登しようと思ったが、岩が滑る。単独で無茶も怖いので素直に左岸を登る。
2013年10月19日 22:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:27
烏谷の滝3中段
写真左の流れを直登しようと思ったが、岩が滑る。単独で無茶も怖いので素直に左岸を登る。
中段の滝口から下流を望む。
2013年10月19日 22:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:27
中段の滝口から下流を望む。
烏谷の滝3上段
2013年10月19日 22:27撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:27
烏谷の滝3上段
上段の滝口から下流を望む。
2013年10月19日 22:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:28
上段の滝口から下流を望む。
あとは落差の小さな落ち込みのみで緩やかな渓流歩きが続きます。
2013年10月19日 22:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:28
あとは落差の小さな落ち込みのみで緩やかな渓流歩きが続きます。
2013年10月19日 22:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:28
水が枯れた辺りで、ナビテープを発見。
二俣に分かれています。右俣へ。
2013年10月19日 22:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 22:28
水が枯れた辺りで、ナビテープを発見。
二俣に分かれています。右俣へ。
紅葉していると綺麗でしょうね。
2013年10月19日 22:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 22:28
紅葉していると綺麗でしょうね。
再び二俣。左俣にナビテープが大量にあります。
ここで斜面に取り付きます。
2013年10月19日 22:29撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
10/19 22:29
再び二俣。左俣にナビテープが大量にあります。
ここで斜面に取り付きます。
あえて、右俣へ。
烏ヶ山の岩肌が近づいてきます。

スペシャルルートを考えていましたが、時間を考えて通常ルートに引き返します。
2013年10月19日 22:28撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:28
あえて、右俣へ。
烏ヶ山の岩肌が近づいてきます。

スペシャルルートを考えていましたが、時間を考えて通常ルートに引き返します。
はじめまして。
2013年10月19日 22:29撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
4
10/19 22:29
はじめまして。
斜面にはテープやロープが断続的にたくさんありますが、手を使って登らないといけないくらいの斜度です。15分くらい登ると登山道へ。
2013年10月19日 22:29撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
10/19 22:29
斜面にはテープやロープが断続的にたくさんありますが、手を使って登らないといけないくらいの斜度です。15分くらい登ると登山道へ。
新小屋峠コースから烏ヶ山絶壁
2013年10月19日 22:29撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:29
新小屋峠コースから烏ヶ山絶壁
烏谷を俯瞰する。
2013年10月19日 22:29撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:29
烏谷を俯瞰する。
影大山ならぬ影烏
2013年10月19日 22:29撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 22:29
影大山ならぬ影烏
定番の一枚、紅葉バージョン。ナナカマド。
2013年10月19日 22:29撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 22:29
定番の一枚、紅葉バージョン。ナナカマド。
頂上着。
時間が迫っているので、すぐに出発。
2013年10月19日 22:30撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
3
10/19 22:30
頂上着。
時間が迫っているので、すぐに出発。
この辺りの景色が大好きです。
2013年10月19日 22:30撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:30
この辺りの景色が大好きです。
乙女岩(おとめいわ)の横顔
2013年10月19日 22:30撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:30
乙女岩(おとめいわ)の横顔
乙女岩
2013年10月19日 22:30撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 22:30
乙女岩
北嶺から見た烏ヶ山
2013年10月19日 22:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 22:31
北嶺から見た烏ヶ山
天空の盆栽
2013年10月19日 22:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:31
天空の盆栽
奇岩が連続します。
2013年10月19日 22:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
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10/19 22:31
奇岩が連続します。
2013年10月19日 22:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:31
烏谷
2013年10月19日 22:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:31
烏谷
鳥越峠、到着
2013年10月19日 22:31撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
10/19 22:31
鳥越峠、到着
文殊分れで日が落ちて、以後はライトを点灯して暗闇を楽しむ。
2013年10月19日 22:32撮影 by  GR DIGITAL 3 , RICOH
1
10/19 22:32
文殊分れで日が落ちて、以後はライトを点灯して暗闇を楽しむ。
撮影機器:

感想

blog:http://blog.zige.jp/yasa/kiji/613567.html

昨年、失敗した(ある意味より難易度の高かった)烏谷のリベンジに行きました。
前回:http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-264540.html

登山口に到着するまでにもたもたしてしまい。出発が13:30。
まぁ、4時間コースかなと、安易に試算してしまいましたが、歩きながら落ち着いて考えると5時間コースでした。
烏谷は、前回越えられなかった滝をどう越えようか不安でしたが、滝を見た瞬間にルートが見えました。夏の滝登りの成果が現れているようです。

烏ヶ山頂上に到着したのが5時。夕日に照らされた烏がとても綺麗でした。
鳥越峠までの縦走路は草刈りがしてあるので、軽めのトレランで。
鳥越峠から健康の森駐車場までは思ったより距離があります。月明かりの中、ナイトハイクで下山しました。

(誤算)
鳥越峠〜駒鳥山小屋 15分→30分(+15')下りでペースが上がらず
烏谷〜烏ヶ山登山道 60分→85分(+25')寄り道25分。
登山道〜烏ヶ山山頂 10分→35分(+25')合流点から頂上まで思ったより距離があった。
烏ヶ山山頂〜鳥越峠 30分→45分(+15')思ったより走れず
鳥越峠〜健康の森P 20分→30分(+10')暗闇でペース上がらず
全行程:4時間→4時間45分 

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