奥秩父主脈一気縦走(奥多摩駅→雲取山・甲武信ヶ岳・金峰山・瑞牆山)
- GPS
- --:--
- 距離
- ---km
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
コースタイム
06:00 奥多摩駅
08:50 六ツ石山
10:20 鷹ノ巣山-10:40
11:00 鷹ノ巣山避難小屋
12:18 七ツ石山
12:30 ブナ坂
13:00 奥多摩小屋-13:05
13:30 小雲取山
13:45 雲取山(2017m)
16:35 雲取山避難小屋泊
【2日目(10/12(土))】
04:50 雲取山避難小屋発
05:24 三条ダルミ
07:05 北天のタル-07:15
07:45 飛竜権現
07:50 禿岩ー07:55
09:30 将監峠-09:45
09:57 山ノ神土
12:05 唐松尾山
13:45 笠取山
14:12 雁峠
16:16 雁坂小屋(テント泊)
【3日目(10/13(日))】
04:50 雁坂小屋発
05:22 雁坂峠
06:00 雁坂嶺
07:47 東破風山(2260m)
07:18 破風山(2317.7m)
07:42 破風山避難小屋
08:54 木賊山
09:10 甲武信小屋-09:20
09:33 甲武信ヶ岳(2475m)-09:50
11:30 両門ノ頭ー12:00
14:45 国師ヶ岳(2591.8m)
15:00 北奥千丈岳(2601m)15:10
15:40 大弛小屋(テント泊)
【最終日(10/14(月))】
04:40 大弛小屋発
05:13 朝日峠
05:50 朝日岳(2579m)
06:40 金峰山東ケルンー06:50
07:00 金峰山(2595.0m)
08:20 大日岩-08:30
08:50 大日小屋
09:20 富士見平小屋-09:30
10:50 瑞牆山(2230.2m)-12:10
13:15 富士見平小屋
13:40 瑞牆山荘BS
天候 | 【初日(10/11(金))】 霧雨のち晴れ 【2日目(10/12(土))】 晴れ 【3日目(10/13(日))】 晴れ 【最終日(10/14(月))】 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
〈電車〉 04:47 立川駅 06:00 奥多摩駅 【復路(10/14(月))】 〈バス〉 14:25 瑞牆山荘BS 14:50 増富の湯BS着 15:47 増富の湯BS発 16:45 韮崎駅 〈電車〉 16:48 韮崎駅 19:35 立川駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【奥多摩駅→六ツ石山】 駅から国道411号線を右折し、信号の先の右手にtime'sというコンビニの脇を登っていきます。 舗装路から羽黒三田神社表参道の指導標に従い一旦登山道を登り出し、神社を経由して再び舗装路に出て再度登山道入り口に至ります。 九十九折りに登り坂を進み、尾根に出て杉の植林帯を進みます。 石尾根縦走路を進み、分岐で進路を左にとると広い山頂の六ツ石山に至ります。 【六ツ石山→鷹ノ巣山】 六ツ石山山頂から石尾根縦走路に戻り、鷹ノ巣山を目指します。 始めは日当たりの良い、なだらかな登山道が続きます。 水根山山頂直下は、勾配が急な広い登山道が伸びています。 水根山山頂を過ぎると倉戸山・水根との分岐を経て、鷹ノ巣山が見え始め、徐々に勾配がきつくなり山頂に至ります。 振り返ると防火帯の登山道の先に、水根山、六ツ石山が望めます。 鷹ノ巣山山頂も広く、南から東に渡って開けています。 【鷹ノ巣山→雲取山】 鷹ノ巣山山頂から西に延びる勾配が急な登山道を下ると鷹ノ巣山避難小屋に至ります。 避難小屋からしばらく進むと日陰名栗山を通る登山道と山頂を経由しない巻き道に分岐します。 巻き道は南に面し、傾斜はほとんどない登山道を歩けます。 七ツ石小屋との分岐、傷みの激しい七ツ石神社を経て七ツ石山山頂に至ります。 七ツ石山山頂からは、ブナ坂やその先に延びるヨモギノ頭、雲取山が望めます。 七ツ石山からブナ坂を経由してヨモギノ頭まで広い防火帯が登山道になっています。 ヘリポートの先には、テントサイトがあり、更に進むと右に奥多摩小屋があります。 小雲取山手前の急登を過ぎると雲取山避難小屋が見えだし、ケルンを登山道右側に見て、最後の登りで避難小屋に至り、右に50mほど進むと雲取山山頂に到着します。 【雲取山→将監峠】 雲取山から西に延びる稜線が奥秩父主脈縦走路と呼ばれています。 雲取山避難小屋から九十九折りの細い急勾配の下り坂が始まります。 道がなだらかになり、三条ダルミ、ぽっかりと開けた狼平、北天のタルを経て飛龍山への分岐と続き、その先に飛龍権現の分岐に至ります。 さらに少し西進すると奥秩父主脈縦走路の展望の良いハゲ岩が左折する位置にあります。 禿岩から縦走路に戻って西進し、尾根の南側の登山道を進みます。 倒木が多くなり、それらはコケに覆われています。 登山道の左下に青い屋根の将監小屋が現れると同時に小屋への分岐があり、そのまま直進すると防火帯の将監峠に至ります。 【将監峠→雁坂小屋】 緩やかな登りの先に山の神土の交差点があり、笠取山を目指します。 途中、360度の展望の西御殿岩への分岐を経て、展望のない唐松尾山、その先を下って登り返すと笠取山に至ります。 笠取山から防火帯を下って小さな分水嶺を経て、廃屋の雁峠山荘を過ぎると雁峠に至ります。 雁峠から正面の急登を進み、巻き道のある古礼山、一旦下って登り返して水晶山を経て雁坂小屋への分岐に至り、尾根を右に下ると雁坂小屋に到着します。 【雁坂小屋】 雁坂小屋は、青いトタン屋根が目印で、手前の赤い建物に小屋番さんがいて、その建物に隣接して水場があります。 小屋の正面から黒岩尾根登山道入口となり、少し進むとトイレの建物を貫くように登山道が設けられています。 【雁坂峠→甲武信ヶ岳】 雁坂峠から、雁坂嶺を経て東破風山を過ぎると、露岩の登山道になります。 森林限界を超えているようで、登山道の左右にはハイマツやシャクナゲの木が低い背で伸びています。 破風山を過ぎると露岩の急降下になり、下り切ると笹原の中に破風山避難小屋が現れます。 小屋から登り返し、木賊山山頂を巻く道との分岐を経て、甲武信小屋に至ります。 【甲武信ヶ岳→大弛小屋】 ガレた甲武信ヶ岳山頂から、急降下して深い森に突入します。 千曲川源流への分岐を経てアップダウンを繰り返し、両門ノ頭で樹林が解け、国師ヶ岳に延びる稜線や富士山、振り返ると甲武信ヶ岳が姿を見せます。 再び樹林に入り、下り傾向を続けた登山道は、国師のタルで登り傾向に転じます。 急登を登り詰め、ニセピークをいくつか経ると、樹林から飛び出し、国師ヶ岳山頂に到達します。 国師ヶ岳から下り、北奥千丈岳へ左折する分岐を直進し、前国師岳を通過して、大弛峠に延びる木段を下って、大弛小屋に至ります。 北奥千丈は、南東面以外は広く展望が開けています。 【大弛小屋→金峰山】 大弛小屋から舗装路を横断してオオシラビソの森の登山道に入ります。 朝日峠、展望が開けたガレ場を経由して、朝日岳に至ります。 露岩の登山道を下り、再び登り返し、徐々に樹木の背丈が低くなり、空が大きく開け、ついには腰までの高さのシャクナゲとハイマツだけの森林限界を迎えます。 右手にケルンを囲むガレ場から、瑞牆山や金峰山小屋を見下ろし、その先には八ヶ岳を望むことができます。 金峰山に延びる岩稜の稜線の両脇には、ハイマツの草原が広がり、その先に絶妙なバランスで組まれた岩の門をくぐると金峰山山頂に到着します。 さらにその先に存在感のある「巨岩のケルン」五丈岩が現れます。 【金峰山→富士見平小屋】 砂払ノ頭まで岩稜の稜線が続き、南面が絶壁になっている箇所があります。 森林に入って急降下を続け、大日岩、大日小屋を経て富士見平小屋に至ります。 【富士見平小屋→瑞牆山】 小屋の左側に瑞牆山に通じる登山道が伸びています。 当初はゆるやかな傾斜ですが、下降して沢を渡ると突如として多くの巨岩が現れます。 2箇所階段が設けられているところやロープを伝って登る所もあります。 九十九折りに登山道を進み見上げると垂直にそびえたつ大ヤスリ岩が見えてきます。 大ヤスリ岩の付け根にたどり着き、岩と反対の右に曲がり、黄色い鉄梯子を登って山頂に至ります。 山頂は、岩のステージになっていて、東から国師ヶ岳、金峰山、富士山、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳が一望できます。 |
写真
感想
【計画】
今年5月上旬、雲取山でちょうど奥秩父全山縦走を達成した方にお会いし、全山縦走の中では奥秩父が比較的楽に達成可能だと聞かされた。
それ以来「全山縦走」に憧れを抱くとともに、比較的楽にというものの、多くの困難や課題を乗り越えなければならない現実がわかってきた。
それでも、お会いした方の達成感や充実感、自信や満足そうな表情が印象的で「いつか私も」と計画を温めてきた。
下見を兼ねて3回に分けて歩き山深い奥秩父の魅力に惹きつけられ、より一層、全山縦走を果たしたい思いが強まった。
【初日(10/11(金))】<奥多摩駅→雲取山>
平日金曜日。
奥多摩駅に降り立った登山客は私だけだった。
霧雨が寂しさを増す。
奥多摩駅から出発し石尾根縦走路を西進する。
雨はやみ雲が流れ、気温が上がって瞬く間に汗が噴き出す。
最初の一座・六ツ石山で晴れ間が見えてきた。
木漏れ日の登山道が気持ちいい。
七ツ石山から石尾根を見下ろすが、まだ奥秩父縦走路の西の端は見えない。
ブナ坂を過ぎて奥多摩小屋のテントサイトには一張もテントはなくひっそりとしている。
当初、雲取山荘でテント泊の予定だったが、平日で混雑する見込みはないので雲取山避難小屋泊に変更する。
案の定、避難小屋に到着した時は誰もおらず、窓を開け空気を入れ替え、入念にホウキを振って掃除をする。
その後、いつものように石尾根を見下ろしながらコーヒーで一服するが、まだ、夕食には早く、雲取山荘まで水を汲みに行く。
山荘から戻り、食事をした後、山頂から沈む夕日を楽しむ。
東に目を移すとと青梅の街灯りが見える。
奥秩父の東はまだ都会が間近い。
この夜の避難小屋には、私のほかソロ男性が2人と男性2人組の計5人が同宿する。
【2日目(10/12(土))】<雲取山→雁坂小屋>
3時半に起床し支度を整え、5時前に避難小屋を後に出発する。
気温14℃。
山頂からの急傾斜を下るだけで汗が出るので、すぐに上着を脱ぐ。
あたりはまだ闇の中で、時折、私を警戒するシカの鳴き声が耳に届く。
徐々に明るくなり、背中に陽が当たる。
太陽と雲取山に見送られながら長い一日が始まる。
禿岩から奥秩父の深い森を見下ろし、主脈縦走路が延々と続いているのが見れるが、肉眼では西の金峰山までは確認できない。
果たして歩き通せるのか、どこまで行けるのか。
縦走路は、倒木が多く、それらにコケが密生している。
緑は、6月のころよりやや淡く、力強さが感じられない。
アップダウンに喘ぎながら、西へ進む。
将監峠で一服し、縦走路をやや外れて西御殿岩にも立ち寄る。
360°の展望で、今まで歩いてきた稜線とこれから歩く稜線を目にする。
緑の大地が広がる奥秩父を一望し、その真っ只中に存在していることを実感する。
見上げると澄んだ空気と青空が広がっている。
この日も気温が高く、Tシャツ1枚で行動するが、背中の荷物が肩に食い込み、汗で蒸れた肌がこすれて痛む。
笠取山への登り返しがきつく感じ、一瞬、笠取小屋でのテン泊が頭をよぎる。
時刻は14時。
そんな弱い自分を見透かすように、小さな分水嶺付近でソロ男性が私に笠取小屋の場所を問いかける。
地図を広げ、進路を教えるとさっさと行ってしまった。
後を追って笠取小屋でテン泊するのはカッコがつかないので、先に進む決心がつく。
古礼山を境にした登り下りと、最後の水晶山への登りさえクリアすれば後はなだらか。
稜線から指導標に従い雁坂小屋にたどり着く。
小屋番さんの姿は見えない。
代わりに優しいまなざしの登山客(のちに「hakkutuさん」と判明)が現れ、小屋番さんは水場の修理を終えて間もなく戻ると言う。
程なく小屋番さんが戻り、宿泊カードを記入する。
私の氏名を見て、見覚えがありそうな表情をしていたので、7月にもお世話になったことを告げるとともに、その時と同じように小さなチョコレート菓子を差し入れに渡したところ思い出したようだった。
テントの設営が終わったら小屋に遊びにいらっしゃいとお招きいただく。
遠慮せずにお邪魔し、しばし2人で山談義。
その後、hakkutuさんhukusiaさんも加わり、このあたりに多く生息するシカの被害や小屋を取り巻く各種行政対応の悪さ、他のヤマの山行歴、果ては夫婦円満の秘訣?まで話題は尽きなかった。
山は様々なことが学べる学校だ。
それに普段接することがない方々でも自然にお近づきになれるし、何より話がはずむ。
あっという間に2時間ほど過ぎ、まだまだ話し足りなかったが、夜が更け、明日を思って散会した。
【3日目(10/13(日))】<雁坂小屋→大弛小屋>
3時過ぎに起床し、hakkutuさんらに昨夜のお礼と再会を約束して小屋を後にする。
昨夕の分岐地点まで戻り、忠実に主脈縦走を再開する。
雁坂峠で東の空が赤みを帯びてきた。
あと20分も待てば御来光だが、この日も行程が長いので先を急ぐ。
アップダウンはあるが、テンポ良く進める。
木賊山を経て甲武信小屋にたどり着き、トイレというよりギャラリーに立ち寄る。
脇屋さん撮影の奥秩父の景観が切り取られていて、しばし見とれる。
同じ山域を歩いていながら見えているものがまるで違うようだ。
幻想的な写真が多く、100円のカンパ金で見られるのなら安いものだ。
甲武信ヶ岳山頂から主脈縦走路の先に巨大なはずの五丈岩が小さく小さく見える。
あんなに遠いのに・・・でも、あんなに遠くまで行くのか。。。行けるのか。
自信が持てないまま甲武信ヶ岳のガレ場を下りる。
山頂から千曲川の源流分岐までは人通りが多いが、その後、急にひっそりとなる。
いよいよ奥秩父最深部に突入である。
鬱蒼とした森に立ち止まると、木の葉が落ちる音まで聞こえてきそうだ。
けものや動物と違う、誰かがこちらを見ているような、本当に木霊がいるような不思議な感覚さえする。
意識が過剰なのか。
両門ノ頭でソロ男性と昼食をともにする。
北アルプスや後立山など華々しい山行歴を披露してもらう。
正直、羨ましいが、技術や装備、体力に経済的負担、日程などなど、不足する条件が多すぎる。
これからも自分の身の丈に合った山行を楽しみたい。
再出発し、森林歩きを楽しむ。
国師のタルが近づき奥秩父最深部が終わるかと思うと、自然と歩みが遅くなる。
国師ヶ岳へは、ニセピークに騙されながらやっとたどり着く。
ただ、ここより北奥千丈の方が好きだ。
奥秩父連峰最高峰の名にふさわしい情景。
あれほど遠かった五丈岩がだいぶ近づき、形がわかるようになってきた。
同時にそれは山行の終わりが近いことを意味している。
長いようで短かった奥秩父主脈縦走が明日で終わってしまう。
この日の夜は今までで一番冷え込んだ。
もちろん、標高が2300m以上の地にあるせいでもある。
餅を焼き、季節外れの雑煮で体の中から温めた。
【最終日(10/14(月))】<大弛小屋→瑞牆山荘>
3時に起床し、4時40分には出発した。
見上げると南の空にオリオン座が西に傾いている。
もう冬が近い。
闇夜の登山道をヘッ電を頼りに進む。
微風が汗を中和させる。
朝日岳で御来光を迎えた。
ちょうど、国師ヶ岳から力強く陽が昇ってくる。
朝日岳から下り、徐々に高度を上げ、森林限界を超える。
樹林から抜け出し開放的だが、我慢をして顔を上げない。
緑の規制ロープをたどり、ケルンを目にしたとたん、顔を上げると目の前に瑞牆山が、その向こうに八ヶ岳が次々と目に飛び込んでくる。
左手にハイマツの中に開放的な白い稜線と岩稜帯が金峰山に続いている。
山々が一気に押し寄せるように迫る感覚が登る苦しみを忘れさせる。
ゆっくりと惜しむように稜線を歩いて金峰山の山頂に至る。
奥秩父山塊の東端から西端までこの足でたどり着いたが、実感がわかない。
まだ、瑞牆山に登るせいなのか。
右手に瑞牆山を見下ろしながら岩稜帯を下る。
最後の一座への登り返しなので富士見平小屋に荷物をデポしようと思っていたが、4日間寝食を共にしてきた道具とともに最後に一座を極めたい気持ちがわく。
しかし、瑞牆山の登りは急登な上、段差が高い箇所もあり、外付けしたマットが地面をこする。
大ヤスリ岩が見え、裏手に回ってハシゴを登り、山頂に至る。
大勢の人が山頂を占めている。
大ヤスリ岩に近い石のステージの端に陣取り最後の昼食を摂る。
コーヒーを淹れ、ゆったりした気持ちで八ヶ岳や南アルプスを眺めていると4日間の行程がよみがえる。
楽しかった。
もうしばらく眺めていたかったが、雲が広がり出したので、支度を整えて1本早いバスに乗車し、増富の湯で汗を流し、帰途についた。
【奥多摩が好き、奥秩父が好き】
改めて、奥多摩と奥秩父の魅力を感じることができた。
甲武信ヶ岳から国師ヶ岳までの手つかずの森(登山道の整備はあるが・・・)には、原始の姿を思わせる。
ヒト以外の生命の多様さと多さに満ちた世界がある。
一方、雲取山では、眼下に街の明かりが見てとれ、まだ都心の喧騒が感じられる。
西の金峰山では、南アルプスや八ヶ岳といった名だたる山岳地帯に隣接している。
奥秩父主脈、東西に約70km。
都会のオアシスと山岳地帯を結ぶ深い森。
景色や情景はもちろんのこと、そこに生きる動植物だけでなく、そこで生活を営む人も、そこを訪れる人も、私を惹きつけるモノを持っていた。
【感謝の念】
4日間も家を空けるのに、快く送り出してくれた家族に!
私を受け入れてたくさんの思い出を作ってくれた奥多摩、奥秩父に!
親切にしてくれた上、楽しい場を提供してくれた雁坂小屋の小屋番さんとhakkutuさん、hukusiaさんに!
この4日間、あいさつを交わし、道を譲っていただき、そしてお話をさせていただいた全ての人に!
感謝!!
「想い出の山」写真&レポートコンテスト 「山行記録部門」 by モリパーク アウトドアヴィレッジ(MOV)
コメント
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LArcさん、こんばんは。funky_bbbと申します。木賊山で、少しお話をさせて頂いた子連れのものです。こちらでははじめましてです LArcさんのお名前は、ヤマレコでよく拝見しておりました。しかも、前回の山行以降、「最近の登山で会ったかも?」で、LArcさんのお名前しか出てこなかったので、より印象的でした
お話しさせて頂いた時、『おととい、奥多摩駅を出て・・・』と仰ってたので、おおっ!と思ってもっとお話しをお聞きしたかったのですが、息子が先に行ってしまい、失礼いたしました
天気にも素晴らしい出会いにも恵まれた大・大・大充実の全山縦走だったようですね!遠くに見えた五丈岩が近くに、、というの、ジーンときました。
奥秩父全山縦走お疲れ様でした〜!
LArcさん、雁坂小屋でお会いしたhakkutuです。
歩くのも凄いですがアップも早いですね。
雁坂小屋では楽しい時間をありがとうございました。
連れはバリエーションルートと花の専門家フクシアさんです。テント泊は私が指南役のようになっていますが、いつも早くてフクシアさんに付いて行くのが大変です。
奥秩父縦走良かったです。
全山縦走おめでとうございます。
またどこかでお会いしましょう。
雁坂小屋ではーナーさんと一緒に語らいが出来てとても楽しかったです。
ストーブを囲んであのような時間が過ごせるのもあの小屋ならではの風景でしょうね。
LArcさんのねぎはトレードマークかな?私はとても気に入りました(^_^)
予定通り縦走するなんてやはり凄いです。おめでとうございます。
かっちょいー(゚◇゚)!
LArcさん、おじゃまします。
ついにやってしまわれたんですね、この偉業…。
奥多摩から奥秩父をその足で駆け抜けるLArcさん、いつかやってくれるんではと思っていました。
ザックと共にピークを踏まれたそのお写真すべてに拍手させていただきました!
雲取からではなく奥多摩駅からというのがまたすごい…、
いや〜いかにもLArcさんらしくて、ニヤリとしてしまいましたw
>都会のオアシスと山岳地帯を結ぶ深い森。
このお言葉は、何気に名言だと思います!
実際に歩ききった方でないとこのような表現には絶対に行き着くことは無いと思います。
とても深いです…。
きっとレコにはできないほどいろいろな事があった山旅だったことでしょう。
私でしたら一生忘れられない山歩きになると思います。
山を心の底から楽しんでいらっしゃるのが伝わってきて、
なんとなく、ジーンときちゃいました…。
funkyさん、拙レコへコメントありがとうございます。
好天に恵まれ大満足でした。
もう少しお話しさせていただければよかったですね。
甲武信ヶ岳で仲良く写真を撮り合う姿が微笑ましく、息子のいない私は羨ましかったです。
御子息の成長と共により高く、より困難な山へ挑戦するのでしょう。
またお会いできるのを楽しみにしています。
hakkutuさん、コメントをいただきありがとうございます。
また、雁坂小屋では楽しいひとときをありがとうございます。
その日の疲れを感じないくらい、時間を忘れてお話を楽しませていただきました。
お陰さまで計画どおりの縦走を終えることができました。
生涯忘れることのない、お山の夜の思い出です。
またいつの日かお目にかかれるのを楽しみにしています。
hukusiaさん、コメントを寄せていただきありがとうございます。
雁坂小屋の薪ストーブでは体が暖まりましたが、hukusiaさんからお話を聞いて心がほっこりあったまりました。
hukusiaさん御夫婦が互いに慈しみあっていることを聞かせていただき、誰かに優しくしたくなる気持ちが自然に沸いてきていました。
初対面なのに、そう感じさせない雰囲気をお持ちでいつまでもお話を聞かせていただきたかったのですが、続きはまたお目にかかったときの楽しみにとっておきます。
ところで、長ネギですが、今回、初持参したものでしたが、大活躍でした。
実は823さんの真似なのです。
haruteiさん、コメントをいただきありがとうございます。
6月にharuteiさんが小さなヤマレコバッジに気付き、私にお声がけいただいたのは西沢渓谷から瑞牆山荘へ向かう山行中でした。
あのときは元気をいただいたので、今回もお会いできかも・・・と、すれ違う方のお顔を見ていたたのですが、今回は残念でした。
お目にかかっていたら、もっと楽に歩けたのかもしれません。
いつか、またどこかのお山でお会いしましょう。
LArcさん、こんばんは
4日間のロング行程お疲れ様でした
平均して毎日10時間以上の行程を丸4日間!
初日の朝を除いて天気も良かったようですね!
感想の【奥多摩が好き、奥秩父が好き】からはLArcさんのこのエリアへの深い愛着が窺えます。
こんな縦走をしてみたい、と思いました
そしてLArcさんもhakkutuさんにお会いしたんですね。
私も8月にキレット小屋でお会いして色々とお話しする機会に恵まれました
hakkutuさん、神出鬼没ですね!(笑) またどこかでお会いしましょう。
gaiaさん、いつもコメントをありがとうございます。
そして、たくさんの拍手も頂戴し、うれしい限りです。
ルートは、どうせならと思い奥多摩駅からスタートし、ここまで来たのだからと瑞牆山を最後の一座にして、歩いて歩いて歩き通しました。
そのほとんどが森の中で、木々が放つ芳香や風にきしむ幹の音、はらはらと落ちる葉の舞いを見て奥秩父を感じてきました。
こうして文字にして書くと何でもないことですが、奥秩父では違った見え方、感じ方が味わえます。
もっといい表現ができれば、奥秩父の魅力をお伝えできるのですが・・・
かといって、gaiaさんのように写真で表現することもできません。
これはもう、4日間とは言いませんので、歩いていただくしかないのかもしれません。
kiyoponさん、いつもいつもコメントをありがとうございます。
天候に恵まれ、一日10時間行動していても気持ちは楽でした。
地元愛着の意識もありますが、近くにこんなにも魅力的な山があることは数年前まで知りませんでした。
まだまだ別な季節を感じたいという気持ちもありますので、またチャレンジしたいと思います。
そして、奥秩父の魅力と同じか、それ以上に魅力的だったのがhakkutuさんでした。
すぐに打ち解け、短い時間でしたが明るく朗らかで笑いが絶えない話題で盛り上がりました。
神出鬼没でしたら、またお会いできることが大いに期待できますね。
そして、kiyoponさんとも、またお目にかかりたいものです。
奥秩父全山縦走、達成おめでとうございます
奥秩父の魅力、十分に伝わってきました
レコ拝見していたら歩いてみたくなっちゃいました。
雁坂小屋。。。
小屋番さんの人柄でしょうか人を惹きつける素敵な小屋ですね。
訪ねてみたくなります!(^^)!
LArcさんのネギ姿、なんか嬉しいです
ふふっ、是非テン泊時のトレードマークにしちゃって下さい
きのこ鍋は現地調達???
823さん、コメントをいただきありがとうございます。
823さんの真似をして長ネギ背負って行ってきました。
長ネギパワーがあったからこそ踏破できたのだと思います。
「ザックのポケットは食料庫」隊の隊長から授かったお知恵ですので、隊員としてこれからも背負っていこうと思います。
食事は以前より多少ましな食べ物になったとお褒めいただければ嬉しいですが、823さんの足元にも及ばないですね。
きのこは沢山生えていて見た目は食べられそうなものばかりでした。
残念ながら、知識が全くなく現地調達はしていません。
これらのものを活かせればもっと食事が充実するんでしょうね。
スゴイですね〜一気の縦走!
こんばんはLArcさん!
本当に奥秩父が(に限らないかもしれませんが)大好きなんですね!
最後の瑞牆山には沢山のハイカーがいらっしゃってますが
LArcさんが奥多摩駅から来た!ってわかっている人はいないんでしょうね〜
お疲れ様でした!
CCR-54さん、コメントありがとうございます。
奥秩父がますます好きになりました。
本山行では瑞牆山に限らず、沢山のハイカーの皆さんとお話をして元気をいただきながら歩きました。
奥多摩駅から来た事を告げたところ、大抵の方は驚いていました。
日帰りのハイカーで占められている瑞牆山山頂では、ひときわ大きなザックは奇異に映っていたようで、「えっ?奥多摩駅から?・・・タクシーで?・・・じゃないですよね。」と、すぐに理解できない方もいました。
奥秩父全山縦走、達成おめでとうございます!!
ソロで3泊4日、テント泊 凄いですね
自分も7月に2人で縦走しましたが4泊5日掛かちゃいました。
色々な方と話出来るのはLArcさんの人柄ですね
またテントの手ぬぐいもとても素敵です
突然のコメントしつれいしました。
お疲れ様でした
krkdxさん、コメントをいただきありがとうございます。
このルートの適正山行日数は4泊5日だと思います。
距離が長かった2日目、特に午後は気持ちに余裕がありませんでした。
krkdxさんは急勾配の天祖山経由でスタートしたんですね。
レコを拝見したとき「すごいなぁ」と思った記憶があります。
今度はこのルートも念頭にまたチャレンジしてみようと思います。
LArcさん。全山縦走おつかれさまでした。
そしておめでとうございます。
瑞牆山〜奥多摩は私の憧れの道でして
いつか踏破するのが夢でもあります。
詳細なレコ、ありがとうございました。
達成感、満足感、山々のすばらしさをたたえる気持ちがよーく伝わってきました。
出会った人にたくさんの勇気をもらえる気持ち。
私もよくそれを感じますよ〜
それにしても、避難小屋のお掃除や、チョコ差し入れなど、LArcさんの心栄えはすばらしいですね。
私も見習わなくては〜
muniさん、コメントを寄せていただきありがとうございます。
心栄えだなんて、お言葉はもったいないです。
日頃の悪行三昧に対するわずかばかりの罪滅ぼしみたいなものです。
奥秩父主脈は私にとっても憧れでした。
そんな縦走路を歩いているというだけで、満足感がありました。
決して楽だったわけではないのに、また行きたいな、というルートでした。
奥秩父主脈の素晴らしさは私が語るまでもなくご存知のことと思いますが、拙レコをご覧になって「山に行きたくなる」のでしたら幸いです。
LArcさん、こんばんは!!
やっとこ落ち着いて拝見できました〜
最初こそ少し霧雨でしたが
全編通してお天気にも恵まれて、気持ち良さそう!!
くうぅ〜羨ましいですっ!!
瑞牆山の写真を拝見して
「富士見平にデポしなかったのかな?」と思ったのですが…
「4日間寝食を共にしてきた道具とともに最後の一座を極めたい」
というお気持ち、分かるような気がします!!
(かく言う自分は
栂海新道の時、日本海まで持って行けなかったんですけどね )
長ネギ導入されたんですね〜
山ごはんのバリエーションも広がって
どのご飯も美味しそうですっ!!
そうそう
自分もヤマレコ手ぬぐい購入しました!!
まだしばらくの間はテントを張る機会に恵まれなさそうなのが
ちょと残念なのですが
機会があったら「LArcさんのように手ぬぐい掲げてみようかなぁ」なんて思います〜
keiさん、お疲れのところ、深夜にもかかわらずコメントを寄せていただきありがとうございます。
澄みわたる秋空のもと、気持ちよく縦走できました。
長ネギを導入したものの元々料理の腕前が低いので、ごまかし程度にしかなっていません。
いつぞやの機会に御賞味、いや御笑味いただければ進歩がないことがわかります。
ヤマレコてぬぐい手に入れましたか!
ソロの時はなかなか勇気が要りますが、お声がけいただいたときは嬉しさ倍増です。
LArcさん 初めまして。
奥秩父全山縦走、達成おめでとうございます。
深い森林、渓谷そして岩稜と奥秩父山系は本当に魅力的ですね。
レコを読みながら、三峰口から毛木平までの三泊四日の縦走を懐かしく思い出しました。
高崎市街の夜景や東破風山の急登、残雪を踏んで下った甲武信岳などが今でも鮮明に浮かびます。
LArcさんも、いつまでも記憶に残る素晴らしい山行になりましたね。
onetotaniさん、はじめまして。
大先輩にご覧いただいた上に祝福のコメントまで頂戴し、大変励みになります。
セピア色の写真が掲載されている「奥秩父・雲取山〜甲武信岳縦走」や「残雪の金峰山〜西沢渓谷縦走」拝見しました。
'77年(S52)と'78年(S53)、2年連続5月2日から残雪が残る奥秩父を縦走なさったのですね。
写真は色あせてしまっても鮮やかな記憶としてonetotaniさんの心の中に輝いているんですね。
そんな宝物と私のレコを重ねていただき大変光栄です。
また、35年の時を経て先輩と私は今年6/8甲武信ヶ岳に、翌6/9金峰山にそれぞれ同じ日にピークに立っていますし、先輩が金峰山から朝日岳に向かっているときに私とすれ違っているようです。
奥秩父を通じてここまで偶然が重なるというのは実に不思議な気がしますが、うれしくも感じます。
この偶然がまた訪れることを期待し、お目にかかれる日を楽しみにしています。
歩ききりましたねっ! (しかも70km以上あるんですね!!)
そしてLArcさんの奥多摩&奥秩父をこよなく愛せる気持ちも伝わってきます!
このルート、私もいつか挑戦してみたいです☆
wwさん!いらっしゃいませ。
歩きましたねぇ〜このときは。
でも甲武信ヶ岳から金峰山に向かう登山道はよかったですよぉ〜〜(*´ω`*)
さぁwwさん!いつ行きますか?
お供させてください!
お供していただけるんですか!? (^^♪
ちなみに、実現するなら逆ルート(西から東へ)がいいかな、なんて。
雁坂小屋も通過できますしね。夏は暑そうなので、秋ですかね〜。
甲武信〜金峰山もつながっていないので、楽しみにしておきます!!
それにしても、LArcさんのレコを読んでいると、
本当に奥多摩や奥秩父に親近感が湧いてきます。
今週末は無計画ですが、久々にふらっと奥多摩方面を歩きたくなってきます。
でも6月は暑いか…
wwさん!喜んでお供します〜
西→東もいいですね。
ロングコースなので日が長い今時分がいいのでしょうが、夏向きではないと思います。
多少日が短くなっても春や秋でしたら体力的に楽なので、残雪が消える6月上旬か9月下旬から10月上旬にかけてがベストかもしれませんね。
奥多摩・奥秩父の樹林帯の木や土の香りがスキです。
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