【初雪・冬仕度の雷鳥さん・まさかの絶景!】双六〜鷲羽〜鏡平
- GPS
- --:--
- 距離
- 36.8km
- 登り
- 2,943m
- 下り
- 2,923m
コースタイム
6:06新穂高〜7:20わさび平7:45〜8:47秩父沢8:57〜9:52シシウドヶ原10:00〜
10:45鏡平11:00〜11:58弓折分岐12:05〜13:00双六小屋
10/13
8時過ぎ双六小屋〜8:49樅沢岳9:00〜9:40双六小屋10:30〜11:57双六岳12:10〜
13:30三俣蓮華岳13:50〜14:55三俣山荘
10/14
6:05三俣山荘〜7:00鷲羽岳7:10〜8:03三俣山荘8:39〜9:06三俣峠9:15〜
10:38双六小屋11:15〜13:15鏡平山荘
10/15
5:35鏡平山荘〜7:00秩父沢7:10〜8:00わさび平〜9:00ロープウェイバス停
天候 | 10/12曇り時々晴れ→曇り一時雨(ひょう)→暴風雨→吹雪 10/13晴れ(強風) 10/14晴れ 10/15曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
10/15バス&JR(新穂高〜新宿) |
コース状況/ 危険箇所等 |
12日夕方から暴風雨→吹雪で翌朝は薄っすら雪が残っていたため、日が昇り 雪が融けるまでは双六岳の直登ルートは避けたほうが良いとのことでした。 10:50頃に登った時はまだ岩に少し雪が残っていて、登りは問題ないけれど 下りはちょっとイヤかな?という感じでした。 早朝に三俣方面の巻き道を通った人の話では、一部つるつるに滑るところが あって思ったより時間がかかったということでした。 西鎌尾根に行く登山者も8時以降に出発を遅らせる人が多かったようです。 出発前パッキングをしている時、アイゼンとお菓子を持って「う〜ん。(^^;)」と お菓子を選んできたのをひどく後悔しましたが後の祭り。(笑) 次回からは持って行こうと思いました。。。 |
写真
感想
今回は夏にちょうどガスって槍穂高の大展望が見られなかった双六岳に
行ってきました。10/12は午後から冬型の大荒れの天気予報が出ていたので
ギリギリ双六小屋まで行けるか、ダメだったら鏡平山荘止まりの予定で。(^^;)
早朝新穂高に着くと風もなく青空も見えたりして、これが擬似晴天ですか?(^^ゞ
それにしても意外に蒸し暑くて半袖にアームカバーでちょうどいいくらい。
短パンの登山者もいたりして・・・。(^^;)(笑)
登るにつれ稜線がガスってきて鏡平では展望なし・・・。(ーー;)
まだ風はあまりないし雨も時折霧の粒が落ちてくるみたいな感じだったので
双六小屋まで行ってしまうことに。
暑いのでレインウェアを脱ぐと、しばらくしてひょう?あられ?みたいなのがパラパラ!
仕方なくまたレインウェアを着ると止んだりして・・・。(+_+)
なんかこの前の笠ヶ岳もこんなだった・・・。
途中から槍穂も見えたけれど青空の上には真っ黒な雲・・・。不気味〜。(~o~)
双六小屋が見えてあともう少しというところで急に風が強くなってきて
テントサイトに行くと、テントで凧揚げをしてる方も・・・???(^^;)(失礼)
こんな暴風の中でテントなんて〜・・・。(@_@;)
テントはあきらめ小屋泊まりに切り替えというオトナの判断をした方も多かったようです。(^^;)
夕方からますます風は強まり雨も降ってきた!?と思ったらいつのまにか
吹雪になって、小屋の前は1センチ弱くらいの積雪!
わ〜!初雪だ〜!とテンションUP!(笑)
でもそそっかしい私はこのくらいの雪でも稜線歩きはムリだな〜・・・。(~_~;)
明日は双六小屋に連泊して散歩程度・・・?(笑)
10/13
ものすごい風は朝になっても収まらず、雪の上にこの強風じゃムリだわ(^_^;)と二度寝。(笑)
5時頃玄関に行くと小屋のオーナーさんとスタッフさんが3人がかりで
日が昇って少し雪が解けてから出発するよう、登山者にアドバイス。
それでも行く人は行ったようですが、特に西鎌尾根に行く人たちは出発の時間を
8時以降に遅らせる人が多かったようでした。
9時頃樅沢岳に様子見。西斜面のせいか雪は残っているほうだけど登るのは問題なし。
鷲羽岳は粉砂糖をかぶっているけれど槍穂高の稜線は全然白くないような?(^_^;)
予定では空身で鷲羽往復して双六小屋に連泊、明日は槍へ行くのもありかな?
と思っていたけれど、ゆうべ飲みながら誰かが『この時期遭難したら救助に
来てくれないんじゃないの?来年の3月までそのままとかさあ・・・!(笑)』と
話していたのもあってなんとなくヘタレモードに突入。(笑)
今回アイゼンとお菓子の袋を両手に持って、お菓子を選んだのだから
自信のないヘタレ登山者はとことんヘタレるしかないのでした・・・。(^^;)
てな訳で槍はやめて鷲羽あたりをのんびり歩こうってことで10:30に三俣山荘へ出発。
この時間なら大丈夫だろうと双六岳の直登ルートを登ると、岩のかげに雷鳥さんの
つがいが!(*^_^*)冬仕度中でお腹は真っ白、全体的にぷっくり太ってかわいい♪
厳しい冬を乗り切ってまた来年会おうね〜!(T_T)/
夏に見られなかった双六の稜線から見るぴかぴかの槍穂高!
後ろ向きに歩きたいくらい。(笑)
遠くに見える雪をかぶった立山を見ながら三俣山荘へ。
夏に売り切れていたケーキセットがあり感涙!(T▽T)
展望喫茶からランプごしに眺める槍の美しいこと・・・!
夕暮れの槍のシルエットも幻想的・・・!
10/14
夏は鷲羽に隠れてしまうというご来光がこの時期はギリギリ見えるということで
これもラッキー!(肝心の日が昇る瞬間は見逃したけど。(^_^;))
連休最終日で人の少ない鷲羽岳を久しぶりに登る。
雪はほとんど融けていました。
下る時に烏帽子まで行くというテント泊の登山者とすれ違いました。
あちらはもうほとんど人はいないでしょうね〜。
鷲羽池と槍は逆光大会で写真は全然だったけど、来年の夏に友人を連れて行く
ための偵察が出来た。(^^ゞ(笑)
明日の天気予報が「晴れのち雨」に変わったため、できれば今日中に鏡平山荘まで
降りようと、帰りは巻き道で双六小屋へ。
親切なスタッフさんに挨拶して鷲羽岳と双六小屋を後にする。
北アルプスの裏側はもう来年の夏まで来れない・・・。
何度も見たこの光景。特にシーズン終わりはいつも切ない気持ちになる。
気を取り直して槍穂を見ながら稜線歩き♪(^^ゞ
雲を従えた槍のかっこいいこと!
「槍さん鏡平に行くまで隠れないでね〜!」とお願い!(笑)
途中で双六小屋のオーナーさんとスタッフさんたちが登山道の整備で
石を運んでいました。感謝♪(^人^)感謝♪
登っている時もあれ?と思ったけれど、ところどころ階段や石で
整備されて以前より下りで滑らなくなったような?
鏡平に着くと肝心の槍穂高はちょうど雲に隠れガッカリ・・・。(T_T)
夕方もう一度鏡池に行くとやっぱり槍穂は真っ白なガスの中・・・。(T_T)
小屋に戻ると携帯電波が入らないので、ヤマ○ンのメールを受信するためにぼ〜っと待っていると、
周りにいた人たちも写真を諦めてみんな小屋に帰り1人に・・・。(笑)
いつもなら遅くとも16:50には来るメールが来ないよ〜!(+_+)
猪○さんはやく〜!(笑)とか思っていたら・・・
なんとなく空の上のほうがガスが薄くなっているような・・・?(・o・)?
ええ?まさかね・・・?(・o・)?
と、茶色くとんがったシルエットが・・・!?( ̄□ ̄;)!
槍だーーーーっ!槍が見えてきたーーーっ!?\(◎o◎)/
ガスがどんどんどんどん下に降りて槍穂高の大展望!!!(≧▽≦)
池に映った槍を夢中で撮影っ!(汗)
小屋からもわらわら人がやってきて撮影大会。(笑)
そんなことをしているとやっとヤマ○ンからメールが。(笑)
ありがとう!猪○さん!!!(●^o^●)(笑)
メールが遅かったおかげでこの絶景が見れましたよ〜〜〜っ!(笑)
10/15
なにやら台風26号がものすごいスピードでやってくるらしいので9:55の
バスに乗るため5:30に出発。
空はうす〜い雲。鏡池で2枚だけ写真を撮って熊鈴つけて下山。
9時過ぎにロープウェイバス停に着くと9:16のバスがありラッキー!
バスに乗るとしばらくして雨・・・。天気予報では午後からじゃなかった?(^^;)
帰りのあずさが運休すると困るので(笑)、いつもはひらゆの森でのんびりするところを
平湯バスターミナルの3階の温泉でサクっと済ませました。
緑色っぽい温泉で露天風呂もあるし、なかなかいい感じでした。
(受付のおじさんも親切だし(笑))
結局新宿に着いたのは15:30。(爆)
最終日はのんびりできなかったけれどあの鏡池の夕景が見られたということで
良しとしますか・・・。(^^ゞ
ケーキあったの?三俣往復すればよかった~!また来年ですね~。
それにしても、雷鳥遭遇率高いなあ!
あったんですよ、夏の最盛期になかったケーキが!(^^)/
モンブランとチーズクリームだったかな?
でもオムライスはなし・・・なんで?(^^;)
水晶小屋で会ったオーナーさんのお子さん(4歳!)が
売店を仕切ってて面白かったですよ。(笑)
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