安達太良山〜子連れ4歳児
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 736m
- 下り
- 736m
コースタイム
8:46 奥岳
9:10 山頂駅
11:30 山頂 12:00
14:10 山頂駅
14:26 奥岳
天候 | 曇り、雨、霙 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
奥岳登山口からあだたらエクスプレス(ゴンドラ) 10分で山頂駅(8合目)到着 |
写真
感想
安達太良山へ余裕の計画をたて向かう。
前日、台風の影響で岳温泉に着いたのは、遅い20時過ぎ。
台風の後のため、道が悪いだろうと予想。
そして山頂は寒そうだ。
ただ予報は晴れ…のはずが、登り始めてすぐに雨がぽつぽつと。
登りは周りで「もうここでやめる」という声が聞こえる中
意外と黙々と息子と一緒に登る。
山頂に着いたときには、拍手してくれた方々もいた。
登っている途中、どうやら田部井さんチームの一向とすれ違ったようだった。
私は子供を見てたからすれ違う人の顔(団体だと余計)には
気づかなかったが、他の人が言ってるのを聞いた。
平日だからなのか他に子供の姿は見られない。
唯一、下山時に歩けないくらい小さい子供を背負ってる方とすれ違ったぐらい。
最初、安達太良山のコースを考えていた際は
くろがね小屋経由で降るコースをと思っていたが
これまでの経験と初めての安達太良山ということもあって
無理をしないことにした。
そこで往復ゴンドラ使う作戦。
登りにくい箇所はなかったが道が狭い。
大人なら休憩はなくても一気に行けるだろうが
子供はそうもいかない。
もう少し道が広ければ・・・と思った。
しかもぬかるみが多く、息子は登りで持ってきた手袋を
雨と泥でよごしてしまった。
上着も寒くならないような配慮をした荷造りのつもりだったが
結果的に、手が冷たくて泣いてしまう。
山頂では、私の懐に手を入れて抱っこしていたが
下山となるとその状態では無理。
喝を入れて早く下ろうと言うものの
最初泣いてなかなか動こうとしない状態であった。
小さい頃、青森育ちの私はよく手がかじかんでいたなぁ
しもやけにもよくなったし、ジンジンして手が痛かった。
もちろん、手袋はしていてもそうだった。
ただそういう状況をよく辛抱してた記憶がよみがえる。
寒いのは「手」だけというので頑張ってもらおうと
とにかく励ましながら急いで下山する。
泣いて怒る元気はとてもあったので
急いで下りるのが一番と思っていた。
あともう少しで、山頂駅に着くというところで
息子が休憩したいと言うので休憩をしていると
女性の団体さんに会い、息子の手を握って温めくれたのだが
手首が濡れていたので、
着ていたレインウェアを脱がせ、
他のウェアを着せようとしたところ息子が震えだしてきた。
それを見て、自分のフリース上着を息子にかぶせてくれたり
ネックウォーマーを出してつけてくれたり
味噌汁を出してくれたりと沢山していただいた。
しまいにはザックを持つのでおんぶで下山したらいいとなり
私たち親子は、親切に甘えておんぶで下山。
山頂駅で待っていると、後から団体さんが
持ってきてくれたザックを受け取り
お借りしたウェアやネックウォーマーをお返しした。
皆さんにいったんお礼をして
その後、ゴンドラで降りて、奥岳の登山口にあるレストランで休憩。
ここでも先ほどの団体さんと一緒に休憩。
息子と私は、団体さんが帰った後も
バスの時間まで1時間以上あったのでゆっくりした。
山では、子連れで行っていると
沢山の親切な方々に出会う。
息子がそういう方々に親切にしてもらったことが
よい経験になっていると親として感じる。
息子に相当辛かったのではないかと思い
「今回のおやまはどうだった?」と尋ねたら
「楽しかった。大変だった。」と言っていた。
でも、お山は全部そうだと言い、
今回の安達太良山に限ったことではないそうだ。
*今回の反省点*
予備で持っていた手袋も雨ですぐにダメになってしまった。
レインウェアの中にもフリースの暖かい恰好をさせ
本人も寒いのは手だけと言っていたが
結局、手袋が無いので、手首が濡れてしまった。
子供は手をよく使うので、手袋は本当に大事だなと改めて感じた。
タオルは2枚あったので、手袋代わりにと試みたが
すぐに濡れてだめになった。
着替えの靴下があれば手につけさせることもできたのにと反省。
このことから、手袋は暖かい冬用のもの&着替えを持参すべきでした。
今回の反省点を踏まえて、来年また再チャレンジします。
hoshinoさん、はじめまして。
息子さん、がんばりましたね!
喜怒哀楽の表情が豊かなので、ついつい引き込まれてしまいました。
僕は2歳になったばかりの息子との登山をいつか実現させたいなと
思っているので、hoshinoさんの今回の反省点などなど、
大変参考になりました。
今後のレポも楽しみにしていますね。
お疲れさまでした。
スキー用のもので薄手でやわらかく、手首のところが少し長めのものが気に入っていました。
防水がしっかりしたものが良いのだなとおもいました。
こどものものは長い間使うことはないので安くすませたいのですが、気に入った手袋があると喜んで出かけます。
かわいいさかりだなと、写真をみてほほえましいです。気持ちよく楽しい時間をたくさん過ごしてね。
hoshinoさん、こんにちは。
寒そうな感じが写真からもよく伝わってきます。お疲れ様でした!
山で出会う方々は親切な方が多いですよね^_^
手袋は確かに悩みます。長男もなかなか良いのが見つからず、試行錯誤したもののいつの間にか大人サイズです(涙)
はじめまして!
tomoさんコメントありがとうございます。
小さい頃の子連れ登山は、装備も計画も
親がしっかり管理しなければならず
私は失敗ばかりですが、回数を重ねるごとに
親子共に成長をしてるなぁと思ってます。
そして親子で登ることのメリットは
親子の信頼感を増す意味で大きいので
ぜひ2歳になった息子さんと
安全に気をつけて登山が楽しめるといいですね。
私もtomoさんの子連れ登山が待ち遠しいので
今後のレポ、拝見させていただきますね。
mihoさん、こんにちは。
最近、実は子供手袋を探しておりました。
冬用のを持ってはいるのですが
やはり防水性はないタイプでしたので
買わないといけないですね。
登山用品を扱うお店では
なかなか気に入ったものがなくて
あっても大きかったり、
ジュニアになると大分種類もあるんですがね。
というわけで、スキー用品を扱うお店に行くつもりです。
ただ大人の私でさえ、スノースポーツ用手袋で
何枚も買ってはダメを繰り返し
いいものに巡り合うのに
相当のお金を費やした経験があります。
なので、一概にスキー用だからと言って
大丈夫とは限らないので
そうですね、今回のような山行の時は
防水タイプの手袋でも3着は準備していこうと
思ってます。
薄手でやわらかく、手首のところが少し長めのもの…というのはとても参考になりました。
そして子供の好きな手袋…ですね!!
子供連れて気に入った手袋を選ばせてみます。
うちの息子は手袋は嫌いじゃなく好きな方なので
自分で選んだ手袋ならさらによいんですね〜。
手袋のアドバイスありがとうございました。
こんにちは!
手袋、そうだったんですか。
そもそもスキー経験のある私自身が
満足のいく手袋にたどり着くまで
結構、大変でしたので、
子供用となると難しいですね。
みんな試行錯誤しているのかなぁ。
今年は息子を冬の雪山デビューをさせたいと
思っているので
やはりスノー用品店をまわってみたいと思います。
山で会う方、優しい方ばかりで感謝いっぱいです。
いつか息子が恩返ししてくれたらいいなと思ってます。
随分先の話ですがねぇ(笑)
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