第12回 藤中38山の会「宝剣岳」登山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 604m
- 下り
- 597m
コースタイム
05:40 駒ヶ根市菅の台バスセンター発
06:16 しらび平
07:00 千畳敷駅
07:30 極楽平方面登山開始
08:40 極楽平
09:30 三ノ沢分岐
09:50 宝剣岳方面へ
10:50 宝剣岳山頂
11:25 天狗岩
12:00 昼食・宝剣山荘(昼食)
14:00 中岳山頂
14:45 木曽小屋(巻き道)
15:00 駒ヶ岳山頂
16:00 中岳(巻き道)
17:28 宝剣山荘(日没)
18:00 夕食
【10月14日】
04:00 起床
05:30 中岳山頂(ご来光)
07:00 宝剣山荘(朝食)
08:35 浄土平
08:45 下山開始
09:25 千畳敷駅
11:00 駒ヶ根市菅の台バスセンター着
※写真撮影にたっぷり時間をかけています。
天候 | 10月13日(日)快晴、10月14日(月)快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●宝剣山荘 1泊2食8,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
宝剣岳へのルートはクサリ場が多く、足元も滑りやすいので注意が必要。 岩登り経験は浅いですが、三点支持で慎重に登れば問題ないと思います。 |
写真
感想
2004年の9月19日の雨の日以来、9年ぶりの駒ケ岳・宝剣岳リベンジ。前回は悪天候に見舞われ散々な山行きでしたが、あれからの普段の行いが乗じたか、まれに見る好天続きで最高の山行きを堪能できました。
紅葉の時期はとうに過ぎてはいましたが、この好天に救われたような気がします。
前回は八丁坂から乗越浄土への右回りでしたが、今回は極楽平からの左周りのアプローチをとりました。われら三人は宝剣岳のキレットを目の当たりにするのは初めてで、指導員の方から「経験ありますか?装備は万全ですか?」と聞かれたときには、正直すごく不安でした。しかし、最初から断念するわけにも行かず、行けるところまで行ってみようと登り始めました。
千畳敷カールの全容を見ながらの極楽平は、見た目通りのやさしい山行きで何の心配もありませんでした。極楽平から三ノ沢分岐までの稜線は歩きやすく、四方の景観をゆっくり楽しめます。
三ノ沢分岐から険しい岩稜が始まり、三点支持確保のためストックはザックに固定。険しい岩頭を慎重に超え、急斜度のキレットを鞍部へ降り、クサリやはしごを登り継いで山頂へ向かいます。もう、ここまで来たら引き返すのも断念、登り下り人混みで各所で譲り譲られながら慎重に進みました。
△窓の大きな岩重ねを抜けるとすぐ宝剣岳山頂に到達します。巨岩の山頂は狭く、次々に来る登山者で写真を撮るのも一苦労でした。下山は山頂直下のクサリ場が最後の難所で気を抜かず慎重に足を運び、天狗岩の見える位置に降り立って、初めて安堵の息を吐きました。宝剣岳を振り返り、難易度の高さに圧倒されたものの達成感も格別のものがあります。
宝剣山荘にザックを預け身軽になって、宝剣小屋→中岳→駒ケ岳巻道→木曽小屋→駒ケ岳→中岳巻道→宝剣小屋へと8の字に縦走しました。陽の傾き始めた帰りの中岳巻道で、岩に腰を降ろして山行き談義をした一時が忘れられません。
翌日は、中岳からのご来光を見て、山小屋で朝食。伊那前岳まで足を伸ばしたかったのですが、千畳敷ロープウェイの混雑を予測して早めに下山を開始しました。
下山の後、コマクサの湯で入浴を昼食を済ませ、福井組と13時に解散。駒ヶ根から中央道八王子〜川越へと帰る予定でしたが、大渋滞の予報で甲府から雁坂越えの秩父ルートに変更。結果、甲府から6時間の長丁場になり、どちらが正解だったか分からなくなってしまいました。
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