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Yamareco

記録ID: 360122
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

第12回 藤中38山の会「宝剣岳」登山

2013年10月13日(日) ~ 2013年10月14日(月)
 - 拍手
nassun その他2人
GPS
32:00
距離
6.4km
登り
604m
下り
597m

コースタイム

【10月13日】
05:40 駒ヶ根市菅の台バスセンター発
06:16 しらび平
07:00 千畳敷駅
07:30 極楽平方面登山開始
08:40 極楽平
09:30 三ノ沢分岐
09:50 宝剣岳方面へ
10:50 宝剣岳山頂
11:25 天狗岩
12:00 昼食・宝剣山荘(昼食)
14:00 中岳山頂
14:45 木曽小屋(巻き道)
15:00 駒ヶ岳山頂
16:00 中岳(巻き道)
17:28 宝剣山荘(日没)
18:00 夕食

【10月14日】
04:00 起床
05:30 中岳山頂(ご来光)
07:00 宝剣山荘(朝食)
08:35 浄土平
08:45 下山開始
09:25 千畳敷駅
11:00 駒ヶ根市菅の台バスセンター着

※写真撮影にたっぷり時間をかけています。

天候 10月13日(日)快晴、10月14日(月)快晴
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駒ヶ根市菅の台バスセンターに駐車(コイン式:500円、24時間)。満杯になるとバス停から近い順に駐車場が移動する。バスセンター〜しらび平駅 往復1,600円。ロープウェイ 往復2,200円
●宝剣山荘 1泊2食8,000円
コース状況/
危険箇所等
宝剣岳へのルートはクサリ場が多く、足元も滑りやすいので注意が必要。
岩登り経験は浅いですが、三点支持で慎重に登れば問題ないと思います。
04:00
五時半の始発バスを待つ長
蛇の列。気温は8℃。
2013年10月13日 04:56撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 4:56
04:00
五時半の始発バスを待つ長
蛇の列。気温は8℃。
06:16
しらび平到着。目はしょぼ
しょぼ。整理券を貰って順
番を待つ。
2013年10月13日 06:16撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 6:16
06:16
しらび平到着。目はしょぼ
しょぼ。整理券を貰って順
番を待つ。
06:44
30分程でロープウェイに乗
車できた。朝陽が眩しい。
2013年10月13日 06:44撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 6:44
06:44
30分程でロープウェイに乗
車できた。朝陽が眩しい。
07:00
千畳敷カールに到着。駒ヶ
根の市街地が朝陽に光る。
2013年10月13日 07:06撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 7:06
07:00
千畳敷カールに到着。駒ヶ
根の市街地が朝陽に光る。
今回は千畳敷周遊コースを
左回りで極楽平をめざす。
2013年10月13日 08:03撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
1
10/13 8:03
今回は千畳敷周遊コースを
左回りで極楽平をめざす。
遠景に八ヶ岳連邦。
2013年10月13日 08:11撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 8:11
遠景に八ヶ岳連邦。
紅葉の盛りはだいぶ下って
この辺りはナナカマドも葉
が落ち実だけ。
2013年10月13日 08:40撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 8:40
紅葉の盛りはだいぶ下って
この辺りはナナカマドも葉
が落ち実だけ。
痩せた岩稜の先にサギダル
の頭が顔を出す。
2013年10月15日 21:13撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:13
痩せた岩稜の先にサギダル
の頭が顔を出す。
08:43
極楽平の四方を見渡せる稜
線に出た。勇壮な木曽御岳
が現れる。
2013年10月15日 21:13撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:13
08:43
極楽平の四方を見渡せる稜
線に出た。勇壮な木曽御岳
が現れる。
三沢岳と空木岳方向の眺
望。
2013年10月15日 21:14撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:14
三沢岳と空木岳方向の眺
望。
サギダルへのアプローチ。
花崗岩の白砂の道が続く。
2013年10月13日 08:49撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 8:49
サギダルへのアプローチ。
花崗岩の白砂の道が続く。
2846mの三沢岳の山容。遠
くは浜松あたりかな。
2013年10月13日 08:58撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 8:58
2846mの三沢岳の山容。遠
くは浜松あたりかな。
藤中38のヤマ友、康&哲。
三人合わせて195歳。
2013年10月15日 21:15撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
1
10/15 21:15
藤中38のヤマ友、康&哲。
三人合わせて195歳。
宝剣と駒ケ岳がだんだん近
くなる。びびるなぁ…。
2013年10月15日 21:19撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:19
宝剣と駒ケ岳がだんだん近
くなる。びびるなぁ…。
宝剣岳のコピーだ。左肩に
小石を足す。
2013年10月15日 21:19撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:19
宝剣岳のコピーだ。左肩に
小石を足す。
鎖場はここから…。まず、
そっと下見。
2013年10月15日 21:20撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
1
10/15 21:20
鎖場はここから…。まず、
そっと下見。
行く?止めとく?険しい鎖
場に少し緊張気味。
2013年10月13日 09:39撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 9:39
行く?止めとく?険しい鎖
場に少し緊張気味。
09:40
そうだ。その前に、写真を
撮ろう!
2013年10月15日 21:20撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
1
10/15 21:20
09:40
そうだ。その前に、写真を
撮ろう!
天候はわれわれに機会を与
えず…か。
2013年10月15日 21:20撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:20
天候はわれわれに機会を与
えず…か。
それにしても、いい天気だ
なぁ。御岳さ〜ん!
2013年10月15日 21:20撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:20
それにしても、いい天気だ
なぁ。御岳さ〜ん!
振り返るサギダルの頭
2013年10月15日 21:20撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:20
振り返るサギダルの頭
眼下のカールはまるでジオ
ラマ。
2013年10月13日 09:56撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 9:56
眼下のカールはまるでジオ
ラマ。
10:00
振り返る最初の鎖場。この
先も続くのかぁ…。
2013年10月13日 10:14撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 10:14
10:00
振り返る最初の鎖場。この
先も続くのかぁ…。
ひぇ〜!飛び出してるよ。
前の様子を確かめながら、
順番を待つ。
2013年10月13日 10:33撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 10:33
ひぇ〜!飛び出してるよ。
前の様子を確かめながら、
順番を待つ。
人一人が通れる三角のくぐ
り岩。△窓の絶景。
2013年10月13日 10:35撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 10:35
人一人が通れる三角のくぐ
り岩。△窓の絶景。
やったー!
もっと右へ、右だ!
も、もう、ここで限界!
2013年10月13日 10:36撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
1
10/13 10:36
やったー!
もっと右へ、右だ!
も、もう、ここで限界!
10:50
宝剣岳山頂。頂上は満席状
態。順番待ちで写真を撮り
合う。次〜、どうぞ!
2013年10月15日 21:21撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:21
10:50
宝剣岳山頂。頂上は満席状
態。順番待ちで写真を撮り
合う。次〜、どうぞ!
頂上から眼下の眺望。
2013年10月13日 10:51撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 10:51
頂上から眼下の眺望。
極楽平からの登頂ルートが
一望。遠景に三沢岳、南駒
ケ岳、空木岳が全開!
2013年10月13日 10:56撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 10:56
極楽平からの登頂ルートが
一望。遠景に三沢岳、南駒
ケ岳、空木岳が全開!
宝剣山荘は目と鼻の先。中
岳の稜線もくっり見えるぞ。
たぶん、天狗岩の上辺りか。

2013年10月15日 21:21撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:21
宝剣山荘は目と鼻の先。中
岳の稜線もくっり見えるぞ。
たぶん、天狗岩の上辺りか。

天狗の片目か?眼光鋭い。
2013年10月15日 21:22撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:22
天狗の片目か?眼光鋭い。
駒ケ岳の標識と天狗岩。立
派な鼻だ。
2013年10月13日 11:26撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 11:26
駒ケ岳の標識と天狗岩。立
派な鼻だ。
12:15
宝剣山荘に寝屋を確保。40
人は入りそうな相部屋。入
り口の梁に頭ゴッツン!
2013年10月13日 12:15撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 12:15
12:15
宝剣山荘に寝屋を確保。40
人は入りそうな相部屋。入
り口の梁に頭ゴッツン!
部屋から、伊那前岳の稜線
とその先に富士山。
2013年10月13日 12:18撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 12:18
部屋から、伊那前岳の稜線
とその先に富士山。
中岳山頂から、東に伸びる
伊那前岳の稜線と乗越浄土
2013年10月13日 14:01撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
1
10/13 14:01
中岳山頂から、東に伸びる
伊那前岳の稜線と乗越浄土
中岳から振り返る宝剣岳。
広くてなだらかな稜線だ。
2013年10月15日 21:22撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:22
中岳から振り返る宝剣岳。
広くてなだらかな稜線だ。
頂上山荘と駒ケ岳。
2013年10月15日 21:22撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
1
10/15 21:22
頂上山荘と駒ケ岳。
残り少ないコケモモの実。
2013年10月13日 14:31撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 14:31
残り少ないコケモモの実。
14:30
中岳から駒ケ岳の巻き道を
通り、木曽小屋へ向かう。
2013年10月15日 21:23撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:23
14:30
中岳から駒ケ岳の巻き道を
通り、木曽小屋へ向かう。
白い巨岩がそびえる山頂の
岩場。
2013年10月15日 21:23撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:23
白い巨岩がそびえる山頂の
岩場。
14:40
木曽小屋到着。人影なし。
空缶に氷が張ってました。
2013年10月15日 21:23撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:23
14:40
木曽小屋到着。人影なし。
空缶に氷が張ってました。
木曽前岳と西駒山荘。木曽
川の流れが白く光って見え
る。
2013年10月15日 21:23撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:23
木曽前岳と西駒山荘。木曽
川の流れが白く光って見え
る。
木曽小屋から御嶽山と乗鞍
岳がくっきり。
2013年10月15日 21:23撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:23
木曽小屋から御嶽山と乗鞍
岳がくっきり。
稜線の三叉路。
2013年10月15日 19:10撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 19:10
稜線の三叉路。
木曽小屋から駒ケ岳山頂へ
Vターン。西の浄土を見つ
める観音様の列と出会う。
2013年10月15日 21:24撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:24
木曽小屋から駒ケ岳山頂へ
Vターン。西の浄土を見つ
める観音様の列と出会う。
駒ケ岳山頂の祠。向かう方
向は伊勢神宮かな。
2013年10月13日 15:04撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 15:04
駒ケ岳山頂の祠。向かう方
向は伊勢神宮かな。
15:00
駒ケ岳山頂。北に見えるの
は槍か白馬か…。
2013年10月25日 10:55撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/25 10:55
15:00
駒ケ岳山頂。北に見えるの
は槍か白馬か…。
山頂から木曽前岳と木曽小
屋の巻き道を振り返る。
2013年10月13日 15:15撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 15:15
山頂から木曽前岳と木曽小
屋の巻き道を振り返る。
中岳の巻き道で、絶景を前
に日向ぼっこ。
2013年10月15日 21:25撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/15 21:25
中岳の巻き道で、絶景を前
に日向ぼっこ。
16:15
宝剣山荘に戻る。引っ切り
無しに荷を運ぶ搬送ヘリ。
2013年10月13日 16:15撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 16:15
16:15
宝剣山荘に戻る。引っ切り
無しに荷を運ぶ搬送ヘリ。
17:30
天狗岩と日没。
ま・た・あ・し・た
2013年10月13日 17:27撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/13 17:27
17:30
天狗岩と日没。
ま・た・あ・し・た
宝剣小屋食堂。食前のビー
ルが旨かったぁ。
2013年10月13日 17:36撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
1
10/13 17:36
宝剣小屋食堂。食前のビー
ルが旨かったぁ。
06:00(翌朝)
中岳からの黎明。水鼻たら
して静かに見入る。
2013年10月14日 06:05撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/14 6:05
06:00(翌朝)
中岳からの黎明。水鼻たら
して静かに見入る。
夜明けの宝剣岳と山荘。絵
画のように美しい。
2013年10月14日 06:17撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/14 6:17
夜明けの宝剣岳と山荘。絵
画のように美しい。
朝陽を受ける駒ケ岳と山頂
小屋。
2013年10月14日 06:35撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/14 6:35
朝陽を受ける駒ケ岳と山頂
小屋。
宝剣と三ッ沢岳の二つの尖
がり頭
2013年10月14日 06:45撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/14 6:45
宝剣と三ッ沢岳の二つの尖
がり頭
06:47
搬送ヘリの一番機。朝早く
からご苦労さんです。
2013年10月14日 06:47撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/14 6:47
06:47
搬送ヘリの一番機。朝早く
からご苦労さんです。
30秒と掛からない見事な荷
捌き。カッコいい見事な離
れ業。
2013年10月14日 08:15撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/14 8:15
30秒と掛からない見事な荷
捌き。カッコいい見事な離
れ業。
宝剣とその先のサギダル。
昨日の宝剣岳アプローチを
見渡す。
2013年10月14日 08:31撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/14 8:31
宝剣とその先のサギダル。
昨日の宝剣岳アプローチを
見渡す。
08:35
乗越浄土の人混みを抜け、
千畳敷駅に向かって下山開
始。
2013年10月14日 08:35撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/14 8:35
08:35
乗越浄土の人混みを抜け、
千畳敷駅に向かって下山開
始。
老若男女の登り下りの人で
混雑する八丁坂。
2013年10月14日 08:43撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/14 8:43
老若男女の登り下りの人で
混雑する八丁坂。
雲一つない宝剣岳。紅葉は
過ぎてたものの、この天気
に感謝感激の山行きでした。
2013年10月14日 09:07撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
1
10/14 9:07
雲一つない宝剣岳。紅葉は
過ぎてたものの、この天気
に感謝感激の山行きでした。
ナナカマド
身を光らせて
お見送り
2013年10月14日 09:19撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
1
10/14 9:19
ナナカマド
身を光らせて
お見送り
11:35
駒ヶ根池からの秀峰宝剣岳
にさようなら。
2013年10月14日 11:34撮影 by  DMC-FX70, Panasonic
10/14 11:34
11:35
駒ヶ根池からの秀峰宝剣岳
にさようなら。
撮影機器:

感想

2004年の9月19日の雨の日以来、9年ぶりの駒ケ岳・宝剣岳リベンジ。前回は悪天候に見舞われ散々な山行きでしたが、あれからの普段の行いが乗じたか、まれに見る好天続きで最高の山行きを堪能できました。
紅葉の時期はとうに過ぎてはいましたが、この好天に救われたような気がします。

前回は八丁坂から乗越浄土への右回りでしたが、今回は極楽平からの左周りのアプローチをとりました。われら三人は宝剣岳のキレットを目の当たりにするのは初めてで、指導員の方から「経験ありますか?装備は万全ですか?」と聞かれたときには、正直すごく不安でした。しかし、最初から断念するわけにも行かず、行けるところまで行ってみようと登り始めました。

千畳敷カールの全容を見ながらの極楽平は、見た目通りのやさしい山行きで何の心配もありませんでした。極楽平から三ノ沢分岐までの稜線は歩きやすく、四方の景観をゆっくり楽しめます。
三ノ沢分岐から険しい岩稜が始まり、三点支持確保のためストックはザックに固定。険しい岩頭を慎重に超え、急斜度のキレットを鞍部へ降り、クサリやはしごを登り継いで山頂へ向かいます。もう、ここまで来たら引き返すのも断念、登り下り人混みで各所で譲り譲られながら慎重に進みました。
△窓の大きな岩重ねを抜けるとすぐ宝剣岳山頂に到達します。巨岩の山頂は狭く、次々に来る登山者で写真を撮るのも一苦労でした。下山は山頂直下のクサリ場が最後の難所で気を抜かず慎重に足を運び、天狗岩の見える位置に降り立って、初めて安堵の息を吐きました。宝剣岳を振り返り、難易度の高さに圧倒されたものの達成感も格別のものがあります。

宝剣山荘にザックを預け身軽になって、宝剣小屋→中岳→駒ケ岳巻道→木曽小屋→駒ケ岳→中岳巻道→宝剣小屋へと8の字に縦走しました。陽の傾き始めた帰りの中岳巻道で、岩に腰を降ろして山行き談義をした一時が忘れられません。

翌日は、中岳からのご来光を見て、山小屋で朝食。伊那前岳まで足を伸ばしたかったのですが、千畳敷ロープウェイの混雑を予測して早めに下山を開始しました。

下山の後、コマクサの湯で入浴を昼食を済ませ、福井組と13時に解散。駒ヶ根から中央道八王子〜川越へと帰る予定でしたが、大渋滞の予報で甲府から雁坂越えの秩父ルートに変更。結果、甲府から6時間の長丁場になり、どちらが正解だったか分からなくなってしまいました。

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
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3/5
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3/5
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利用交通機関: 車・バイク
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体力レベル
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利用交通機関: 車・バイク
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