記録ID: 360610
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
涸沢〜奥穂〜前穂〜重太郎新道 テント泊2泊
2013年10月12日(土) ~
2013年10月14日(月)
Miki38
その他1人
- GPS
- 56:00
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,011m
- 下り
- 2,008m
コースタイム
day1 上高地BT-横尾(テント泊)
day2 横尾-涸沢-穂高岳山荘-涸沢岳ピストン-穂高岳山荘(テント泊)
day3 奥穂-吊尾根-前穂ピストン-重太郎新道-岳沢-上高地BT
day2 横尾-涸沢-穂高岳山荘-涸沢岳ピストン-穂高岳山荘(テント泊)
day3 奥穂-吊尾根-前穂ピストン-重太郎新道-岳沢-上高地BT
天候 | 雨-晴れ-晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
10月12日の稜線の予報が「暴風雪」!岳沢から登ろうと思っていたけれど、あきらめて横尾でテント泊。 翌朝はお天気回復とのことで、まずは涸沢をめざします。涸沢到着後、ここでテント広げて奥穂か北穂ピストンにするか悩むが、13日夜はお天気崩れなさそうとのことで、上(奥穂)でテン泊することに。結果として当初の予定の逆コースで歩くこととなりました。 山と高原地図には吊尾根のクサリは単に「クサリ」としか書いてなくて、紀美子平直下のクサリが雨でぬれてると滑って危ないとか書いてありますが、吊尾根のクサリも奥穂からの下りで使用するには十分大変でした(汗)。吊尾根はアップダウンは激しくないけれども、細い巻道で常に右側が切れ落ちているので、それほど危なくない場所でも緊張を強いられます。そして所々大岩を巻いたりまたいだりするところがあり、鎖などの補助はないため、慎重に歩かなければ滑落し放題です。今回はテント泊の荷物だったため、この細く危ない箇所を通るのに外付けマットやカメラの三脚が大変邪魔で、パッキングの失敗を恨みました(涙)。今回の山行で一番気持ち的に疲れた箇所は吊尾根です。 前穂は初めて登りましたが、奥穂より数段大変でした(奥穂は二回目)。奥穂は取りつきの急登、梯子とクサリを気をつければあとは単なる岩歩きで難しくもないですが、前穂はクサリや梯子はなく、純粋な岩登りや前剱みたいなザレがあり、気をつけないと結構危険だなと思いました。 重太郎新道について。紀美子平直下のクサリは確かに滑りやすそうですが、私が通った日は快晴で乾いていたことと、石の各所にステップが刻んであって助かりました。さらに途中には少し長い梯子もあるが、ここは落ち着いて下りれば問題なし。前の方がこの梯子を下りているとき、待ちついでに上から写真を撮っていたら、うしろのおじさんが「あの、先に行ってもいいですか」と声をかけてきました。写真を撮っているんだったら自分が先に…と思われたようですが、先に行かれるのはどうぞ、構いませんが、鎖や梯子は一人ずつ、が安全ではありませんか?というか私はそれが基本だと思っていましたが。 樹林帯に入っても急斜面は続き、荷物のせいで後ろ向きに下りる箇所も多かったです。目の前で落石があったりで、緊張の連続、気が抜けませんでした。奥穂から岳沢まではポールは使わず、ヘルメットを被っていたほうがいいと思いました。 岳沢小屋から下はなだらかな樹林帯、多少岩ごつごつな感じで疲れた足に堪えました。ここは鎖や梯子がないためヘルメットを脱ぎ、ポールを活用しました。 |
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