笹森山から乳頭山まで絶景縦走!
- GPS
- 07:07
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 608m
- 下り
- 1,121m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車場は240台利用可能ですが、ほとんど埋まります。 アルパこまくさから8合目小屋まではシャトルバスが運行しています。運賃630円です。 シャトルバス時刻表 https://www.city.semboku.akita.jp/sightseeing/spot/documents/20210419_komagatake_mycarkisei.pdf 下山後、乳頭温泉からバスでアルパこまくさへ戻りました。運賃310円です。 羽後交通乳頭線時刻表 https://ugokotsu.co.jp/wp-content/jikoku/latest/nyuto2021.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
『八号目小屋〜笹森山』 スタート直後から道が掘れていて歩きづらい。危険なほどではないですが、転倒に注意してください。 『笹森山〜湯森山』 所々、掘れていますが特に危険はありません。 『湯森山から笊森山』 湯森山を降ると、熊見平に出ます。木道は朽ちているので注意してください。 笊森山の登りは歩きやすい道です。特に危険はありません。 『笊森山〜乳頭山』 乳頭山の肩から急登になります。南側が崖なので滑落には十分注意してください。 『乳頭山〜田代平』 特に危険はありませんが、木道がだいぶ傷んでいます。通行する際は注意してください。 『田代平〜蟹場分岐』 藪がかなり濃い上にピンクテープも見当たりません。登山道のため人工物があるのでそれを目印にすると良いです。しゃがむと踏み跡が確認しやすいです。足元がだいぶ悪いので目を離さないように。急な段差があります。 『蟹場分岐から乳頭温泉』 特に危険はありません。 |
その他周辺情報 | 登山ゴミ入浴に『蟹場温泉』を利用しました。入浴料600円です。 その他温泉は沢山ありますのでお好みでどうぞ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ストック
カメラ
携帯トイレ
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感想
以前、秋田駒ヶ岳に登頂した時に北に延びる縦走路を眺め、歩いたら気持ち良さそうな道だなぁと思っていました。その日の天気予報を見ると日本海側が良さそうだったので、乳頭山を目標に設定し、ルートを考えていました。皆さんのレコーダーを見て、そうか秋駒8号目からスタートすれば渋滞できるじゃん!という訳で、今年3回目の秋田県来訪となりました。何故か休みの時に、こちらしか晴れないので、コレはもう呼ばれてるんでしょうねー。
2時半に自宅を出発し、アルパこまくさには5時半には到着。朝靄に霞む田沢湖が幻想的です。
どうやら読み通りの快晴でスタート出来そう。
バスで8号目まで移動すると、雲一つかかっていない秋田駒ヶ岳が荘厳な姿で出迎えてくれます。
北に向かう縦走路も天気に恵まれているようです。
早速、一座目の笹森山へ向かいます。それほど急坂ではないですが、足元が掘れているので慎重に。
歩き始めてしばらくすると、縦走の目的地、乳頭山も見えてきます。乳頭山どころか、遥か岩木山まではっきり見る事が出来ました。
笹森山山頂は絶好のビュースポット。田沢湖、秋田駒ヶ岳がよく見えます。
次のピークは湯森山。今度は岩手県側の大雲海が出迎えてくれました。
雲海に浮かぶ早池峰山が神秘的!さすがは神の住まう山です。さらに西には和賀山塊の主峰、和賀岳も秀麗な姿を見せてくれました。
湯森山を降ると美しい湿原が目に入ります。熊見平という物騒な名前の湿原からは雄大な岩手山が目をひきます。振り返れば秋田駒ヶ岳は姿を隠し、歩いた距離を実感します。さらに進むと宿岩へと辿り着きました。休憩がてら登ってみると大展望!さっきまで歩いていた、湯森山、熊見平が一望出来ました。
ここからは、歩きやすい登りが続きます。なんとなく森林限界を抜けた金峯山みたいな感じ。その分、長く感じ、ピークかな?と思ったら偽ピークってな感じでしばらく登りが続きました。それもそのはず、笊森山って乳頭山より標高が高いのですね。その分、眺めはすこぶる良く、一度は隠れた秋田駒ヶ岳が再び姿を見せてくれました。なによりも眼下にはいよいよ全容を現した乳頭山が見事な姿を披露してくれました。
さて、綺麗に色づいていた千沼ヶ原にも行きたかったのですが、今回はパスして乳頭山へ。湿原成分は田代平で補填しましょう。笊森山の北斜面が色づいていて天鵞絨のような笹原によく映えます。
乳頭山に取り付くと最後の急登。南側は急な崖なので滑落には注意して登ります。程なく山頂へ着くと、本日何度目か忘れるほどの大絶景!先程まで歩いていた稜線が雲海に呑まれていきます。しばし呆然と自然が織りなすスペクタクルな光景に見惚れていました。
さて、小休止を挟んで最後の目的地、田代平を目指します。降りながら眺める田代平は八甲田山の毛無岱のような印象。期待が高まります。やがて、立派な田代平山荘へ到着。目の前には草紅葉が美しい湿原が広がっています。
さてここからが問題。予定だと蟹場コースで下山するつもりですが、藪が濃いとの情報。山小屋で出会った方々も迷っている様子でしたが、自分はとりあえず行ってみて判断する事にしました。
ちょうど孫六コースとの分岐で若い二人組のクライマーから話を聞くと、蟹場コースを登って来たとのことでした。藪はキツいが歩けないほどではないとの情報をいただき、蟹場コースで下山を決めました。なるほどウワサに聞こえた藪はかなりのもの。ルートをロストしないよう足元をよく見ながら進みます。階段跡など人工物を頼りに歩きますが、時々
急な段差があるので慎重に。
どうにか藪を突破して、後は美しい樹林帯を降るのみ。
今回も沢山の方々と出会い、そして素晴らしい景色を楽しむことができました。
最後に
この縦走路はオススメです!
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