北尾根ルートから恵庭岳本峰、西峰、ポロピナイ新登山口下山

2021年10月14日(木) [日帰り]

• GPS: 07:47
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,023m
• 下り: 1,034m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:06
• 休憩: 0:40
• 合計: 7:46

距離 10.5km 登り 1,042m 下り 1,034m

9:35 オコタン分岐点
12:19 12:47 恵庭岳
13:03 13:05 恵庭岳西峰
14:14 第２見晴台
14:47 14:53 見晴台（第１見晴台）
16:37 16:41 新登山口
17:21 ゴール地点

天候

晴れ後曇り（稜線はガス、強風で視界なし）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/14 9:28

オコタンペゲート近くの駐車スペースに駐車し、ここから出発です。

10/14 9:41

前回、下調べで確認していたコーンの置いてあるここから入山。

10/14 9:43

入ってすぐに右手に登りの道に進みます。

10/14 9:46

伐採もされ、しっかりした登山道になっているのに驚きました。

10/14 9:57

分岐らしきところ。鹿道が混在しているので方向を見定め、ここは右手。

10/14 9:58

目の前に大岩。そこに大木が生えている。

10/14 10:16

木の隙間に本峰？が見えてきた。

10/14 10:16

いつの間にこんな立派な登山道になっていたんだろう。

10/14 10:28

分岐。ピンテが短い間隔で付いているので迷うことはないが、古いピンテの道や個人のルーファイのピンテなど別れている個所があるので自分の判断で選ぶ。

10/14 10:28

左手方向にもピンテ。はじめは藪漕ぎや鹿道から踏み跡ができたのでいろいろなルートがあるのだろう。

10/14 10:48

向かいの急斜面の尾根先が見えた。

10/14 10:48

右手から登ってゆく。

10/14 11:07

急斜面の登りになった。ロープが設置してある。

10/14 11:07

高度を上げて見晴らしがよくなったが雲が多くなってきた。

10/14 11:13

大岩。この辺りから笹が消え枯草になる。

10/14 11:13

オコタンペ湖が見えた。

10/14 11:13

支笏湖方向。

10/14 11:20

オコタンペ湖。

10/14 11:24

岩峰。

10/14 11:25

ついに本峰が目の前に。

10/14 11:25

枯れ草、枯れ木の尾根を登ってゆく。下からの風が強くなってきた。鹿の糞がところどころ落ちている。

10/14 11:41

目の前にガスにかすんだ本峰。

10/14 11:41

ほぼガスの中、風も強い。樹木も少ないので風が吹きさらしになるので悪天候の時は要注意の個所だろう。

10/14 11:51

こんなところに山頂標識。

10/14 11:51

山頂方向、ところどころピンテある。

10/14 11:52

ガスの先にうっすら支笏湖が見える。

10/14 11:52

10/14 11:59

ムキ茸。恵庭岳はキノコが少ない。

10/14 12:06

第二展望台からの縦走路に出た。下山の標識はポロピナイコースを示している。

10/14 12:06

これが登ってきたルート。

10/14 12:06

ピンテに沿って稜線に出ます。

10/14 12:18

本峰手前に聳える岩峰（ジャンダルム）。バックをコルにデポし、本峰に行く。

10/14 12:21

本峰とジャンダルム（手前）の垂直の岩峰。

10/14 12:23

ジャンダルム右下に巻道がある。

10/14 12:26

巻道からのロープを登って本峰下に。

10/14 12:26

この先断崖。

10/14 12:26

垂直の岩峰の反対側にジャンダルムの看板。西穂高のジャンダルムのミニチュア版。ロープがあるが、反対側は苔があり滑りやすく避けた方が無難。

10/14 12:26

学生の頃、穂高岳から西穂高へ縦走した際、ロバの耳やジャンダルムを登ったのを思い出した。落ちればし確実に死ぬという場所だった。

10/14 12:29

本峰へは、ロープのある中央を挟んで3つほどのルートがあるが、右手のここは、滑りやすく下は断崖なので避けた方が無難。左手の窪みのある方から登った。岩が脆いのでホールドを確認しながら。

10/14 12:29

今にも崩落しそうな岩。登ったところも狭く、この先も断崖。

10/14 12:31

岩場を登ると標識。

10/14 12:32

7年ぶりの登頂。大きく様変わりしていた。

10/14 12:33

三角点はロープでつり下げられていた。以前は山頂の中央にあったのに。

10/14 12:38

向かいのジャンダルム。ロープがあるが岩が脆く、苔もあるのでやめた方がいい。

10/14 12:49

西峰に行く途中の中峰。

10/14 12:57

ガスの中に西峰。

10/14 13:01

細い尾根道だが土がついていて、こちらは安全。

10/14 13:01

漁岳、オコタンペ方向は全くのガス。晴れていれば、ここからのオコタンペ湖の景色は最高だっったのにー風強く、時折あられも降ってきたので下山。

10/14 13:12

デポしたコル中程付近に記念碑。昭和34年2月とあり、名前が記してあった。

10/14 13:34

下の分岐まで下りて遅い昼食。

10/14 13:50

コースがどんな感じなのか知りたかったので、ポロピナイコースに下りることにした。本峰北西にある垂直の岩峰下を通過。

10/14 13:54

ゴシラのような岩。

10/14 13:55

ロープを出ると注意の張り紙。

10/14 13:56

10/14 14:02

ロープ場。

10/14 14:05

今年5月に滑落事故があったことを告げる注意書き。

10/14 14:07

火口側。

10/14 14:07

10/14 14:09

第2展望台、現在の、山頂標識のあるところに到着。

10/14 14:09

確かにこの先は危険のあるルートです。

10/14 14:10

ここでも片側は断崖。

10/14 14:32

第1展望台に到着。ここは見覚えがある。ここまで下るとほぼ安心。週末は賑わっているところだが、今は誰もいない。

10/14 14:34

本峰方向。

10/14 14:47

有名なロープ場。ずいぶんたくさんのロープが据えられている。

10/14 14:51

10/14 14:54

長いロープ場を下りた。

10/14 15:18

倒木帯。

10/14 15:30

支笏湖が見え出す。

10/14 15:31

下は紅葉の盛り

10/14 15:31

10/14 15:38

国道挟んで向かいの山の紅葉。晴れてればもっと鮮やかだったろう。

10/14 15:38

支笏湖が間近に。

10/14 15:44

登りの旧道。

10/14 16:04

大きな岩防柵施設に出た。

10/14 16:04

ロープを超えてこの沢床を登って新登山口を目指します。

10/14 16:09

ピンテが付いている。歩きやすい枯川床でいい雰囲気。

10/14 16:15

川床終わり付近、ピンテに沿って右側に登ります。

10/14 16:17

振り返って。ちょっと散策するのもいい場所だった。

10/14 16:21

少し登って、

10/14 16:23

程なく古い林道に出ました。ここは右手に行きます。ピンテをつけておきました。

10/14 16:30

新登山口付近。

10/14 16:34

国道少し下にピンテ。

10/14 16:35

国道に出ました。振り返って林道入口。新登山口の標識はない。5〜6台駐車スペースがある。

10/14 16:37

入口にピンテをつけておきました。

10/14 17:18

約2.5kの国道を歩いて、車のところに戻ったときにはすっかり暗くなっていた。

撮影機器：

Canon IXY 210 Canon

感想

bigbang

前から気になっていた恵庭岳の北尾根ルートから、本峰、西峰を登り、ポロピナイコースから下山し、新登山口に下山しました。前回はまだ崩落してない7年前で、第2見晴台からのルートや頂上付近の様相は大きく変わっていました。昼前には頂上付近はガスと強風で時々あられが降る状況で期待していた眺望はかないませんでした。他に誰もいないので頂上付近では慎重に歩行しました。北尾根ルートは、後半950m付近と恵庭岳下での急登が続きますが、ほぼ一般登山道のようになっていました。ただ、鹿道と混在していたり、いくつかのルートが作られていたりするので方向を考慮して判断する必要があります。一般的なポロピナイコースよりも本峰へは短時間で容易に取り付くことができると思えました。恵庭岳は1000m以上ではほとんど藪がないので基本的にどこからでも登れ、パイオニア登山が趣味の人にはいろいろ冒険ができる山との印象です。このルートから登ると、本峰登頂ははずせないと思われますが岩が脆くなっており、ホールドを確かめながら慎重に登る必要があります。今年5月の滑落事故の張り紙がありました。帰路は久々なのでポロピナイコースから下り、車に戻るために大きな赤い堰堤前で谷間に入り、新登山口に下り、約2.5kの道路を歩いて帰りました。