ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 364789
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

紅葉真っ盛り・西上州最奥の山・諏訪山

2013年11月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:25
距離
9.6km
登り
988m
下り
988m

コースタイム

横須賀出発(3:00)→本庄児玉IC(5:25)→浜平登山口(6:55〜7:30)→湯ノ沢の頭(9:30〜9:40)→弘法小屋(10:20〜10:30)→三笠山(11:07〜11:12)→諏訪山(11:45〜11:55)→三笠山(12:20〜12:45)→弘法小屋(13:05)→湯ノ沢の頭(13:35〜13:45)→浜平登山口(14:55)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東京方面からカーナビで登山口付近の「しおじの湯」をセットすると
長野道下仁田ICから湯ノ沢トンネルを抜けるコースが案内される。
かなり遠回りだが、時間的には本庄児玉ICから一般道を使うよりかは早いようです。
ちなみに本庄ICから浜平まで早朝で1時間半ほどかかります。
浜平コースは、浜平トンネルを抜けるとすぐ左側に10〜15台ほどの駐車場があります。
トイレットペーパー付きの簡易トイレもありました。
コース状況/
危険箇所等
浜平コースには登山ポストはありませんでした。
コース的に分かりずらい場所、危険な場所はありません。
道標も随所に着いているので迷うことはないでしょう。
ただ、山頂付近は落ち葉がすごくて登山コースを見失いそうでした。
下ヤツウチグラ前後に梯子やロープが設置されている急峻な場所もありますが慎重にたどれば大丈夫。
紅葉は、湯ノ沢の頭から三笠山の手前あたりが最高でした。
浜平トンネルを抜けるとガードレールの外側に空き地状の駐車場があります
2013年11月03日 10:47撮影
1
11/3 10:47
浜平トンネルを抜けるとガードレールの外側に空き地状の駐車場があります
登山口から一段下がった場所に簡易トイレが。トイレの前を通っていきます
2013年11月03日 10:48撮影
11/3 10:48
登山口から一段下がった場所に簡易トイレが。トイレの前を通っていきます
登山道は神流川沿いを歩きます
2013年11月03日 10:47撮影
11/3 10:47
登山道は神流川沿いを歩きます
湯ノ沢に入ると何カ所か沢が二俣に分かれますがいずれも右俣へ入ります。道標、テープがあります
2013年11月03日 10:47撮影
11/3 10:47
湯ノ沢に入ると何カ所か沢が二俣に分かれますがいずれも右俣へ入ります。道標、テープがあります
左下に湯ノ沢を見ながら登ります。浜平温泉の引き湯パイプがあります
2013年11月03日 10:46撮影
11/3 10:46
左下に湯ノ沢を見ながら登ります。浜平温泉の引き湯パイプがあります
小さいながらも何段かに分かれて落ちる滝がありました。なかなかの絶景です
2013年11月03日 10:46撮影
4
11/3 10:46
小さいながらも何段かに分かれて落ちる滝がありました。なかなかの絶景です
倒木や沢沿いの岩にはびっしり苔が生えていて深山の雰囲気です。
2013年11月03日 10:45撮影
1
11/3 10:45
倒木や沢沿いの岩にはびっしり苔が生えていて深山の雰囲気です。
沢を離れて歩きやすいジグザグ道を登ると紅葉が始まった小尾根に出ます
2013年11月03日 10:45撮影
2
11/3 10:45
沢を離れて歩きやすいジグザグ道を登ると紅葉が始まった小尾根に出ます
朝日を浴びて紅葉が映えます
2013年11月03日 10:44撮影
11/3 10:44
朝日を浴びて紅葉が映えます
湯ノ沢の頭も紅葉真っ盛り
2013年11月03日 10:44撮影
11/3 10:44
湯ノ沢の頭も紅葉真っ盛り
真っ赤な紅葉も混ざって絶景です。湯ノ沢の頭の楢原コース分岐点
2013年11月03日 10:44撮影
2
11/3 10:44
真っ赤な紅葉も混ざって絶景です。湯ノ沢の頭の楢原コース分岐点
紅葉、紅葉、紅葉・・・
2013年11月03日 10:43撮影
11/3 10:43
紅葉、紅葉、紅葉・・・
眩しいばかりの紅葉です
2013年11月03日 10:42撮影
6
11/3 10:42
眩しいばかりの紅葉です
もっと、もっと紅葉です
2013年11月03日 10:42撮影
11/3 10:42
もっと、もっと紅葉です
一つの枝に赤と黄色の葉がついていました
2013年11月03日 10:41撮影
2
11/3 10:41
一つの枝に赤と黄色の葉がついていました
弘法小屋は壁、屋根のトタンが剥がれ、使える状態ではありません
2013年11月03日 10:41撮影
11/3 10:41
弘法小屋は壁、屋根のトタンが剥がれ、使える状態ではありません
下ヤツウチグラ(三笠山)の岩峰。ドウダンツツジが真っ赤に紅葉しています
2013年11月03日 10:41撮影
1
11/3 10:41
下ヤツウチグラ(三笠山)の岩峰。ドウダンツツジが真っ赤に紅葉しています
三笠山の梯子場。かなり垂直な梯子が続けて2本あります
2013年11月03日 10:40撮影
2
11/3 10:40
三笠山の梯子場。かなり垂直な梯子が続けて2本あります
青空に向かってフィックスロープがのびています
2013年11月03日 10:40撮影
2
11/3 10:40
青空に向かってフィックスロープがのびています
三笠山山頂。祠は扉が閉まっていて見られません。360度の展望です
2013年11月03日 10:39撮影
3
11/3 10:39
三笠山山頂。祠は扉が閉まっていて見られません。360度の展望です
諏訪山へは一旦下りますが、こんな岩場もあります
2013年11月03日 10:37撮影
1
11/3 10:37
諏訪山へは一旦下りますが、こんな岩場もあります
三笠山と諏訪山の間の最低鞍部。柱が朽ちた道標がおいてあります
2013年11月03日 10:38撮影
11/3 10:38
三笠山と諏訪山の間の最低鞍部。柱が朽ちた道標がおいてあります
三等三角点がある諏訪山山頂。木々に囲まれ展望はありませんがとても静かな山頂です
2013年11月03日 10:39撮影
11/3 10:39
三等三角点がある諏訪山山頂。木々に囲まれ展望はありませんがとても静かな山頂です
三笠山の戻って西上州の山々を眺めながらお稲荷さんの昼食です
2013年11月03日 10:37撮影
3
11/3 10:37
三笠山の戻って西上州の山々を眺めながらお稲荷さんの昼食です
登ってきた尾根と西上州の山並みです。のっぺりしていて山座同定がむずかしい
2013年11月03日 10:36撮影
1
11/3 10:36
登ってきた尾根と西上州の山並みです。のっぺりしていて山座同定がむずかしい
ずっと奥の山が両神山です。手前の山はわかりません
2013年11月03日 10:36撮影
11/3 10:36
ずっと奥の山が両神山です。手前の山はわかりません
帰りも紅葉を楽しみながら下りました
2013年11月03日 10:35撮影
11/3 10:35
帰りも紅葉を楽しみながら下りました
まだまだ紅葉が続きます
2013年11月03日 10:35撮影
1
11/3 10:35
まだまだ紅葉が続きます
山を下りたら温泉です。浜平登山口のすぐ近くに日帰り温泉「しおじの湯」があります
2013年11月03日 10:34撮影
4
11/3 10:34
山を下りたら温泉です。浜平登山口のすぐ近くに日帰り温泉「しおじの湯」があります
お風呂は大人500円、19時まで入れます
2
お風呂は大人500円、19時まで入れます
食堂は17時まで。お店のお勧め品「親子丼」800円。味といい量といい、これはお勧めです
2013年11月03日 10:32撮影
4
11/3 10:32
食堂は17時まで。お店のお勧め品「親子丼」800円。味といい量といい、これはお勧めです
イワナの塩焼きも500円。これはちょっとお勧めではありません。
2013年11月03日 10:33撮影
3
11/3 10:33
イワナの塩焼きも500円。これはちょっとお勧めではありません。

感想

11月上旬の三連休。あちこちで紅葉が絶頂期を迎えている。
高くなくていいから紅葉の山を歩きたくて手頃な山をいつくか選出した。
どうせ行くなら天気が良い方がいいのに決まっているので、数日前から天気予報とにらめっこをした結果、
第一候補は中央アルプス最北端の経ヶ岳に決まった。

ところが、ずっと晴の予報だったのに、前々日、前日になって段々悪くなって、晴の予報が曇りになってしまった。
翌日は雨も降るという。
わざわざ天気の悪い山へ行くことはないので天気の良い山を選び直すことにした。

第二候補は、奥秩父の和名倉山である。
ここは、テント泊の1泊2日ののんびり登山を予定していたが、急遽日帰りで行こうかと候補にあげた。
しかし、日が短い11月に10時間以上のハイクはちょっときつい。
もっと手頃な山はないか。

第三の候補にあがったのは、西上州の諏訪山である。
日航ジャンボ機が墜落した御巣鷹山のすぐ隣の山で日本三百名山にも選ばれている。
5月頃のアカヤシオが咲くころに行きたい思っていたが、車で行く日帰り山行にはもってこいの山である。
登山口に日帰り温泉があるのも魅力である。

結局、車で行けて、天気が良くて、温泉があって、あまり長時間歩かなくて良い山ということで、
前日になって諏訪山に決定した。

 
午前3時に自宅を出発。
ナビは、長野自動車道下仁田ICから湯ノ沢トンネルを抜けるコースを案内するがかなり遠回りである。
以前走ったことがある本庄・児玉ICから一般道を走って上野村へ入ることにした。

早朝の道路は空いていて気持ちがよい。
といっても本庄から登山口の浜平までは50劼呂△襦
走行距離は200劼世辰燭登山口まで4時間かかった。

登山口駐車場には先客が2台。準備中にもう一台来た。地味な山なので登山者も年配者が多い。

神流川の支流、湯ノ沢沿いの道を歩き始める。このあたりの紅葉はまだまだである。
しかし、この沢は実に気持ちがよい。
倒木や渓流の岩にはびっしり苔が生えているし、うっすら色づき始めた木々が朝日に輝いていて清々しい。

道標もしっかり付いているので迷うこともないし、大きな段差もなく、マイペースで歩くことが出来る。
この沢沿いの道を歩いているだけで満ち足りた気分になり、もしこの先天候が崩れても十分満足できる気分なった。

源流まで詰めると道は自然に山腹につけられたジグザグの登りになる。
この道も実に歩きやすい。
昔からある峠道のようである。

気温も5度と低かったしずっと沢沿いの日陰を歩いてきたがそれでも一汗かいた。
登山口から約2時間。稜線に出た。眩しいばかりの日差しである。
その日を浴びて黄色く色づいた木々が輝いている。
山毛欅や楢に混ざって真っ赤なモミジも光っている。
素晴らしい紅葉である。顔が黄色く染まってしまいそうである。

この紅葉は、この先、湯ノ沢の頭から三笠山まで続く。
写真を撮ったりビデオを撮ったり、あっちもこっちも記録に残したい景色が続く。
 
しかし、そう景色ばかりに見とれているわけにはいかない。
諏訪山山頂手前には、三笠山、別名下ヤツウチグラと呼ばれる難所がある。
奥只見の荒沢岳の前瑤里茲Δ任△襦
急峻な岩場に梯子やロープが付けられていた。
切れ落ちた岩場ではなく木々の中の恐怖感はあまりなかった。
慎重に登ればよいだけだ。この難所を乗り越えたところが三笠山山頂である。

ガイドブックにも書いてあったが360度の展望である。
しかし、見えている山は西上州の山ばかりである。
似たような山ばかりでどこがどの山なのかさっぱりわからない。
急遽決定した山なので20万の地形図を持ってくるのを忘れてしまった。
かろうじて、でこぼこと特徴ある稜線を持つ両神山だけはわかった。
昔登った御荷鉾山や赤久縄山などはよくわからなかった。

景色が良くてぽかぽか暖かい三笠山でお昼にする予定だが、
その前に諏訪山の山頂だけは踏んでおくことにした。

一旦、急な岩場をロープの助けを借りながら下って再び登り返すと三等三角点のある諏訪山に着く。
木々に囲まれ展望は全くないが、静寂に包まれた、まさに「静かなる山」そのものである。

記念写真を撮って三笠山に戻ると3組5人の登山者がお昼を食べていた。
私も上野村あたりが見下ろせる場所に陣取り、昼食をとった。
定番のお稲荷さんである。

山々は、うっすら霞んでいるがそれはそれでほのぼのとした趣があってよい。
ムキになって山を見る必要がないのだ。
 
今日は連休なので急いで帰っても道路は大渋滞だろう。
このあとは温泉に浸かって一杯飲んで寝るだけだ。
帰るのは人々が寝静まった夜中である。

思いも寄らぬ素晴らしい紅葉に出会えで大満足の山行である。
せっかくだから紅葉をたっぷり楽しみながら下ることにしよう。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2078人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 関東 [日帰り]
上州諏訪山(浜平コース)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら