檜洞丸と西から蛭ヶ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,414m
- 下り
- 2,404m
コースタイム
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 10:15
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
石棚山稜コースは一般登山道なので整備されています。急登あります。石棚山稜では3度くらい大きめの糞が登山道にあったので、熊鈴はあった方がいいと思います。 檜洞丸〜蛭ヶ岳間は、蛭ヶ岳直下は急登と鎖場もあります。快晴なら富士山がきれいに見えます。 ツツジ新道下部では道が崩落してる箇所がありますが、慎重に進めば大丈夫かと思います。ロープが張ってあります。鎖場・渡渉ポイントあり。 |
写真
感想
一年を振り返るにはまだまだ早いのだが、令和三年の山行はツツジを抜きには語れない。花への興味とともに今までは道路沿いの咲く花に過ぎなかったツツジが野山に咲いている時の美しさを知り、それと種類の多さに驚きながらハイキング計画を立てること数度。どれもよかった。締めくくりとして5月の白八汐咲く時期に登った際に、紅葉するツツジを見に行こうと決めていたので檜洞丸再訪するため西丹沢へ。
予定通りに進めるにはずいぶんと朝寝坊をしたことに加えて、西丹沢VCが朝7時前の時点で駐車スペースが埋まっており、前回の白八汐満開の時と同じ箒杉バス停の橋からのルートをたどるなどコース変更。それと西から蛭ヶ岳を目指すと二年連続で(ほぼ)東西南北からのルート達成となるので、自分へのご褒美に蛭ヶ岳Tシャツを購入することも目的に加えてモチベーションを高めることに。
箒杉公園の橋から石棚山稜への急登を登り切れば紅葉狩りに来たような気分になり、普段はしないコーヒーブレイクを深紅の葉を眺めながらしてみたり。コーヒーにカロリーメイトのメープル味うまし。ちょっと焼いたらもっとうまいかも。以降檜洞丸までは黄葉が特にきれいで急ぐ気になれず。
檜洞丸から蛭ヶ岳の往復区間ではアップダウンに辟易しながらも(ちょっとは悪態をつきながら)、富士山の、また蛭ヶ岳南陵の雄姿に、そして紅葉の山歩きにやる気をもらいながらなんとか往路到着。途中やる気ガス欠になりつつも、遠いTシャツ屋(山小屋です。最近、遠い飲み屋は見た)を目指したことも気持ちが途切れなかった要因だったかも。半袖を購入した際に、店主さんのマスクが以前買ったバンダナの生地だったので、ちょっと話した後に自分のポケットから取り出したら笑ってくれました。「いい趣味してるねぇ」の返しに笑ってしまった。
復路も檜洞丸までほぼ同じタイムで戻れば時間はちょうど午後3時。それから徐々に夕焼け色に染まる紅葉のツツジ新道、最高。前回は山開きの日に重なっていたのを思い出しながら、落葉をサクサク踏みながら下っていけば日はだいぶ落ちての下山完了となりました。
無事戻れて山の神様仏さまに感謝です。紅葉前線の南下をじっと待ちながら、この日快晴の富士山と丹沢の紅葉を満喫した一日となりました。特に秋の夕焼けの中に見る紅葉は忘れ難い光景となりました。
秋高し 檜洞丸越しの富士
秋夕焼 つつじの尾根の 西へ延ぶ
秋惜しむ 三椏にまた 白蕾
*秋高し…秋になると大気が澄み、空が高く感じられる。その趣を秋高しという。ことに10月下旬からこの季節、とのこと。
つつじ・三椏ともに春の季語ですが、秋夕焼・秋惜しむを主題にして。
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