秋の御在所岳へ
- GPS
- 07:31
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 913m
- 下り
- 1,085m
コースタイム
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 3:00
- 合計
- 7:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な箇所はなかった |
その他周辺情報 | 下山後,アクアイグニスの片岡温泉で汗を流した |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
2021年11月3日(水祝)に友人5人と三重県の御在所岳に登った。御在所岳の中道という登山道を登ったが,思ったよりも急勾配で,奇岩がたくさんあって楽しい登山となった。
新型コロナの緊急事態宣言も解除になって,みんなで山に行こうということになり,満を持して 11/3 に御在所岳に登った。今回は御在所岳の登山口にあたる湯の山温泉まで車で行った。御在所岳へは新名神の菰野インターで下りる。途中,鈴鹿PAに寄ってトイレ休憩してから高速をおりた。菰野インターからナビに従い国道477号線を山に向かい,湯の山かもしか大橋を渡って湯の山温泉の温泉街に向かった。ちなみにこのかもしか大橋は紅葉のシーズンは午前9時から午後4時ぐらいまで温泉街方面へは通行できないので注意が必要。今回は温泉街の中の涙橋という橋の近くにある駐車スペースに駐めた。Akippa というサイトを通じて予約した。そこから今回登った中道の登山口までは結構舗装路を登らないといけない。そこで,久しぶりだし,と言い訳をして,皆でタクシーを呼んでタクシーに乗ってしまった…。行き先は国道477号線沿いの登山口ではなく,温泉内の旧道を登った先まで行ってもらった。そっちの方が近いということだったので。
タクシーを降りてから少しだけ山道を登るとすぐに国道477号線に出た。そして国道を渡るとそこが中登山口(中道の登山口)だった。そういえば登山届を出していなかったので,そこで登山届を書き,記念撮影をしてから出発した。登り始めると,思ったよりも急な斜面やなぁ,と思った。それでも朝イチで元気だったので,みな問題なく登っていった。しばらく行くとロープウェー(今はゴンドラになってるけど…)をくぐり,さらに少し登ると大きな岩が斜めになったような場所に出た。そこはおばれ岩という場所だった。パッと見は「あばれ岩」だと思ったが,よく見ると「おばれ岩」だった。「負れ岩」でおばれ岩らしい。おばれ岩は大きな岩が2個斜めに立っていて,それらの間に少しだけ隙間がある岩場だった。せっかくなのでそこで皆で記念撮影をしておいた。
おばれ岩の先,少し行くと岩場に5合目と書かれた標識のある場所にたどり着いた。そこからはゴンドラの山上駅がよく見えたので,少し休憩して景色を楽しんだ。そこから少し登るとまたまた奇岩が出てきた。そこは大きな2個の岩の上に大きな四角い岩が載っていた。なかなかに独特の形状をしていた。どうやら地蔵岩というみたい。上の岩が落ちないから合格祈願の岩だとか…。地蔵岩の先,さらに登ると6合目の標識があり,その先の岩場を越えるとキレットがあった。キレット直前の岩場で景色を眺め,記念撮影をした。それから岩場を下ってキレットを通過した。
キレットの先もぐいぐい高度を上げ,7合目を通過し,さらに登るとやがて8合目の岩場に着いた。そこの標識には「岩峰」と書いてあった。その岩峰から先は,一度下ってから登り返し,少し離れたところにある8合目と同じ高度の岩場に向かう。その間の区間はトラバース状になっていて,鎖場もあった。そのトラバース区間の終わりの岩場でみんな休憩したいというのでしばし休憩して,おやつを食べたりした。
そこからはさらにぐいぐい高度を上げていく。タイミング的に多くの人が登ってくる時刻だったみたいで,8合目の高度から上に行くところはずっと渋滞だった。それでもなんとか10:45に山上域の遊歩道のような場所に出た。そこはすぐそばに富士見岩がある場所だったので,とりあえず富士見岩から下界や他の山を眺めたりしておいた。富士見岩からゴンドラ山上駅の少し下を見ると大きな岩があり,そこに人が立っていた。あんなとこに行けるんや,と思ったが,そこは後で挑戦した大黒岩だった。
富士見岩からはゴンドラの山上駅経由で先に行くことにして(山上駅付近の構造を知らなかった)朝陽台に向かった。そこからゴンドラ山上駅横でトイレに寄った後,アスファルト舗装路をぐるっと下って一ノ谷新道下山口まで行った。そこから登山道を少し下ってから水平移動し,一ノ谷新道と分岐して左上に行き,少し下ると大黒岩があった。一ノ谷新道下山口から一度かなり下るので,ここを登り返すのか?と思ってしまった。大黒岩は富士見岩から見下ろした岩だった。平たい岩の上に丸っこい岩が載っているように見える(ほんとはどうかは知らない…)。丸い岩の上には登れなかったが,平ための岩の前の方まで行ってみた。先まで行くと切れ落ちて下方が見えた。結構な高度感で足がすくんでしまった。でも,その尾根も登山ルートがあるみたい。みなさん,いろんなとこを歩くねぇ…。
大黒岩から同じ道を一ノ谷新道下山口まで戻るとほぼ正午だった。今回はバーナーを持って上がっていたのでどこか広いところでお湯を沸かしてお昼ごはん,と思ったが,当日はまあまあ風が強かった。そのため,開けたところだとバーナーの火が維持できないかも,と思い,近くに見えた「ございしょ自然学校」の建物前のベンチでお昼を食べることにした。今回バーナーを持って上がったのは2人で,残りのメンバーはおにぎりやサンドイッチを食べた。バーナーで沸かしたお湯で他のメンバーにもカップスープやインスタントコーヒーを作った。さらに,Aさんはホットサンドメーカーを持ってきていて,サンドイッチに焦げ目をつけて食べたりした。私はアルファ米とレトルトのカレーを持っていっていたので,少し時間をかけて作り,がっつり食べた感じになった。さらに,友人がレモングラスを持ってきてくれていたので,熱めのお湯につけてハーブティーも楽しんだ。
食後はスキー場のゲレンデの南側にある舗装路で御在所岳の山頂を目指した。舗装路(遊歩道?)を歩いていき,御嶽大権現への分岐の右にある階段を登ると御在所岳の一等三角点のところに出た。そこには三角点の標識や御在所岳の碑があるので,記念撮影をしたりした。そして,下り始める前にもう一度景色を楽しんで,と思って見渡すと,少し西側に三角点の高さよりも高そうな岩場を見つけた。どうもそこが御在所岳の最高地点みたいだった。あぶなく最高地点を見逃すところだった…。そして最高地点に行って景色を楽しんだ後,裏道経由で下山した。
裏道に行くには,一度三角点前まで戻り,少しだけゲレンデを下る。そして最後の辺りで左下に行くと国見峠に行ける。そこから右へ(東へ)向かうと谷沿いに下る裏道に行けた。途中,国見峠の西側にハンバーガー岩(ゴジラ岩)があった。岩の下の方に横方向に亀裂があり,そこに小さめの岩が並べてあり,いかにも恐竜の顔とその「歯」のようにみえた。私にはどうしてもハンバーガーには見えなかった…。
ゴジラ岩から少し東へ登ると国見峠に出る。そこから北に上ると国見岳に行けるが,今回はパスして東側に向かう裏道を下った。裏道は谷沿いを行くので高度感はいうほどなく,淡々と下る感じだった。ただ,右を見上げると中道のある尾根があり,その側面に岩場などがあり,大きな岩壁もあった。その岩壁は藤内壁といい,ロッククライミングで有名みたいだった。その日も,青いジャケットを着た人が壁に張り付いていた。怖くないのかなぁ??
藤内壁へのアプローチ部(藤内壁出合)を過ぎてしばらく下ると道は河原に出た。というか,大きな岩がゴロゴロしている枯れた沢の中を下る感じになった。気をつけないとルートがわかりにくい区間だった。途中,左に沢を渡ると国見尾根道への分岐があり,そのすぐ先に山小屋があった。そこは藤内小屋という小屋で,宿泊もできるみたいだった。ロッククライミングする人が多く泊まるのかな?
藤内小屋をすぎるとしばし沢沿いの林の中を下る。途中2箇所ほど木製の橋で沢を越えた。2個目は「七の渡し」という名前だった。そのそばでも小学生ぐらいの女の子がロッククライミングの練習をしていた。さすが御在所岳。七の渡しを渡り,少し下ると大きな堰堤があった。そこは完全に水を止める堰堤ではなく,流木や岩を止めるための巨大な「格子状」の堰だった。で,道はどこ?と思ったら,巨大な格子の右下の隙間を通過するみたいだった。ちゃんとマーキングがあったし…。そして堰堤の先で未舗装の林道に出た。そこは日向小屋の対岸に当たる場所だった。
林道に出たのでもう登山道は終わりと思って歩いていると,一般車の進入を禁止するゲートがあった。そこで周りを見ていると,下る方向に「裏登山道」と書かれた標識を見つけた。どうもまだしばらく登山道が続くみたいだった。危なく遠回りさせられるところだった。そこからしばらく沢沿いの登山道を下った。最後に蒼滝へ下る道と蒼滝不動へ行く道との分岐があり,そこを蒼滝不動の方に向かった。蒼滝不動から急勾配の階段を下るとやがて温泉街にある舗装路に出て,無事に登山道区間が終了になった。
登山道終了後,細い舗装路を下り,途中で階段を下ると駐車場のとこに行くことができた。みなさん無事にゴールできてよかった。ゴール後,車で新名神のそばにあるアクアイグニスに向かい,そこにある片岡温泉で汗を流した。温泉後,道路情報を見ると大津の辺りで名神が渋滞しているとあった。そこで,新名神の途中にある土山 SA で食事をして時間を潰した。それから帰路についたが,食事をしている間に大津の渋滞はほぼ解消しつつあり,いうほど時間かからずに帰宅できた。
今回は久々のグループ登山となった。みな以前よりも歩けた感じがした。新型コロナの間もちょこちょこ有志で低山に行っていたのが効いたのかもしれない。これからはもっと山に行けるかな???
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