●*フイゴの立負からの展望
18
11/8 9:00
●*フイゴの立負からの展望
●●*光明槍の紅葉した岩肌
22
11/8 9:00
●●*光明槍の紅葉した岩肌
●●●*右奥に万ノ助山
38
11/8 9:00
●●●*右奥に万ノ助山
●●●●*中央奥に粟ヶ岳
18
11/8 8:59
●●●●*中央奥に粟ヶ岳
【11年ぶりの光明山】
2021年11月8日(月)、11年ぶりとなる光明山に向かう。まずは笠堀ダムへ。北陸道・燕三条ICよりおよそ50分。
9
【11年ぶりの光明山】
2021年11月8日(月)、11年ぶりとなる光明山に向かう。まずは笠堀ダムへ。北陸道・燕三条ICよりおよそ50分。
【笠堀ダム駐車場】
6時02分、笠堀ダム駐車場に到着。駐車スペースは20台ほど。奥に新設の水洗トイレ。水道あり。
5
11/8 6:02
【笠堀ダム駐車場】
6時02分、笠堀ダム駐車場に到着。駐車スペースは20台ほど。奥に新設の水洗トイレ。水道あり。
さらに後方を振り返ると、笠堀ダム管理事務所。早くも2人の職員の方が動き始めていました。「おはようございます!」
4
11/8 6:05
さらに後方を振り返ると、笠堀ダム管理事務所。早くも2人の職員の方が動き始めていました。「おはようございます!」
6時07分、登山開始。まずは駐車場から来た車道を少し戻ります。「光明山かぁ、久しぶりですね…」
5
11/8 6:07
6時07分、登山開始。まずは駐車場から来た車道を少し戻ります。「光明山かぁ、久しぶりですね…」
【光明山登山口を通過】
6時10分、光明山登山口を通過。車道の左手側に標柱が建ち、登山ポストと祠も並ぶ。
5
11/8 6:10
【光明山登山口を通過】
6時10分、光明山登山口を通過。車道の左手側に標柱が建ち、登山ポストと祠も並ぶ。
【まずは七曲峠へ】
序盤のルート。登山口から水場「小沢の休み場」を経由し、七曲峠へ向かいます。
5
【まずは七曲峠へ】
序盤のルート。登山口から水場「小沢の休み場」を経由し、七曲峠へ向かいます。
しばらくはゆるやかな傾斜の登山道。ブナと杉林の中を進みます。「そうそう、こんな雰囲気だったよね…」
11
11/8 6:16
しばらくはゆるやかな傾斜の登山道。ブナと杉林の中を進みます。「そうそう、こんな雰囲気だったよね…」
【小沢の休み場を通過】
6時33分、小沢(コゾウ)の休み場を通過。短い区間を沢と並行。チョロチョロとかすかに水が流れる音。
9
11/8 6:33
【小沢の休み場を通過】
6時33分、小沢(コゾウ)の休み場を通過。短い区間を沢と並行。チョロチョロとかすかに水が流れる音。
ススキの原や杉林を通り抜けると、前方に七曲峠が見えてきます。ここから少し下り、峠の基部までトラバース。
8
11/8 6:52
ススキの原や杉林を通り抜けると、前方に七曲峠が見えてきます。ここから少し下り、峠の基部までトラバース。
【難所・七曲峠への登り】
基部からはロープ設置の急斜面。足元は湿った岩場となり、スリップに要注意!
2
11/8 7:06
【難所・七曲峠への登り】
基部からはロープ設置の急斜面。足元は湿った岩場となり、スリップに要注意!
【七曲峠を通過】
7時11分、七曲峠を通過。狭いスペース。安全登山と刻まれた石標がポツンと置いてあるのみです。
6
11/8 7:11
【七曲峠を通過】
7時11分、七曲峠を通過。狭いスペース。安全登山と刻まれた石標がポツンと置いてあるのみです。
【朝焼けの粟ヶ岳】
七曲峠からは、朝日を受ける粟ヶ岳が間近に見えます。「おぉ、焼けてきた!」
21
【朝焼けの粟ヶ岳】
七曲峠からは、朝日を受ける粟ヶ岳が間近に見えます。「おぉ、焼けてきた!」
【七曲峠から万ノ助山へ】
ここから中盤に差し掛かります。水場「満清水」、そして5合目・山の神を経由して万ノ助山へ向かいます。
4
【七曲峠から万ノ助山へ】
ここから中盤に差し掛かります。水場「満清水」、そして5合目・山の神を経由して万ノ助山へ向かいます。
【長いトラバース・危険】
七曲峠から先、大日影沢源頭斜面のトラバースが続きます。ここは危険。足元の岩場は常に濡れた状態。「ゆっくりだよ…」
14
11/8 7:14
【長いトラバース・危険】
七曲峠から先、大日影沢源頭斜面のトラバースが続きます。ここは危険。足元の岩場は常に濡れた状態。「ゆっくりだよ…」
足元の谷間を撮影。大日影沢まで切れ落ちた斜面。ピタピタと水がしたたります。「いつ来てもイヤな場所だ…」
6
11/8 7:15
足元の谷間を撮影。大日影沢まで切れ落ちた斜面。ピタピタと水がしたたります。「いつ来てもイヤな場所だ…」
【水場・満清水を通過】
7時21分、2つめの水場「満清水(ましみず)」を通過。ステンレスの容器にわずかな水滴が落ちます。
8
11/8 7:21
【水場・満清水を通過】
7時21分、2つめの水場「満清水(ましみず)」を通過。ステンレスの容器にわずかな水滴が落ちます。
【栃ノ木坂の急登】
いつしかガバ井戸を過ぎ、ヤブツバキ群生地を離れると、栃ノ木坂の急坂が始まる。
4
11/8 7:36
【栃ノ木坂の急登】
いつしかガバ井戸を過ぎ、ヤブツバキ群生地を離れると、栃ノ木坂の急坂が始まる。
【万之助の風吹場】
7時41分、急登を登りきり、万之助の風吹場を通過。川内山塊の名峰「矢筈岳」が見えます。「いいねぇ…」
16
【万之助の風吹場】
7時41分、急登を登りきり、万之助の風吹場を通過。川内山塊の名峰「矢筈岳」が見えます。「いいねぇ…」
ロープ場のザレ急登を登ると、小コブが見えてきます。あの辺りが5合目・山の神になります。「まぶしい。これはまさしく光明山ですね…」
8
11/8 7:47
ロープ場のザレ急登を登ると、小コブが見えてきます。あの辺りが5合目・山の神になります。「まぶしい。これはまさしく光明山ですね…」
【5合目・山の神を通過】
7時50分、山の神を通過。ブナや杉の高木がある小広場。石祠や男根が祀られている。
5
11/8 7:50
【5合目・山の神を通過】
7時50分、山の神を通過。ブナや杉の高木がある小広場。石祠や男根が祀られている。
そこからは尾根の左斜面より右斜面へとスイッチしながら、ジワジワと高度を上げる。800m峰は右巻き。
3
11/8 8:02
そこからは尾根の左斜面より右斜面へとスイッチしながら、ジワジワと高度を上げる。800m峰は右巻き。
8時06分、万ノ助山の手前にて、一気に進行方向の視界が開けます。「おぉ、ついにキターって感じ!」
19
11/8 8:06
8時06分、万ノ助山の手前にて、一気に進行方向の視界が開けます。「おぉ、ついにキターって感じ!」
手前のピークが「水場の笠」、2つめのピークが「万ノ助山」。820m峰から先で、大鞍部へと下ります。
22
手前のピークが「水場の笠」、2つめのピークが「万ノ助山」。820m峰から先で、大鞍部へと下ります。
●*水場の笠にて撮影
8
●*水場の笠にて撮影
●●*矢筈岳・御神楽岳
11
●●*矢筈岳・御神楽岳
●●●*万ノ助山とスラブ
19
●●●*万ノ助山とスラブ
●●●●*光明槍・浅草岳
13
●●●●*光明槍・浅草岳
●*烏帽子山・守門岳・大岳
12
●*烏帽子山・守門岳・大岳
●●*後方の800m峰
17
●●*後方の800m峰
●●●*七曲峠・烏帽子岳
8
●●●*七曲峠・烏帽子岳
●●●●*粟ヶ岳・堂ノ窪山
8
●●●●*粟ヶ岳・堂ノ窪山
【水場の笠を通過】
手前「水場の笠」を越え、右奥「万ノ助山」に向かいます。まずは水場の笠南面より巻きます。
7
11/8 8:08
【水場の笠を通過】
手前「水場の笠」を越え、右奥「万ノ助山」に向かいます。まずは水場の笠南面より巻きます。
水場の笠をパスすると、万ノ助山が大きく見えます。山頂手前から南面トラバースとなります。
10
水場の笠をパスすると、万ノ助山が大きく見えます。山頂手前から南面トラバースとなります。
【石仏が現れる】
水場の笠手前、登山道脇に石仏がひっそりと立つ。この場所を皮切りに、あちこちで石仏を見かけることになる。
5
11/8 8:07
【石仏が現れる】
水場の笠手前、登山道脇に石仏がひっそりと立つ。この場所を皮切りに、あちこちで石仏を見かけることになる。
【万ノ助山への分岐】
南面トラバースを過ぎると標石が現れ、万ノ助山ピークはそこから左へ折れ、少し戻る形になります。
5
11/8 8:18
【万ノ助山への分岐】
南面トラバースを過ぎると標石が現れ、万ノ助山ピークはそこから左へ折れ、少し戻る形になります。
【万ノ助山に到着】
8時20分、万ノ助山に到着。6合目。標高826.6m。「実にすばらしい展望です!」
20
11/8 8:20
【万ノ助山に到着】
8時20分、万ノ助山に到着。6合目。標高826.6m。「実にすばらしい展望です!」
ステンレスの山頂看板。三条市「光明山を愛する会」の方が設置されたようです。奥には守門岳が見えます。
7
11/8 8:20
ステンレスの山頂看板。三条市「光明山を愛する会」の方が設置されたようです。奥には守門岳が見えます。
眼下には笠堀湖の青い湖面。さすがにウルイサドリの登山道は確認できません。
18
眼下には笠堀湖の青い湖面。さすがにウルイサドリの登山道は確認できません。
【ヒバコノ頭と矢筈岳】
川内山塊の矢筈岳。向赤松瑤筌劵丱灰瞭から続く尾根がよく見えます。「う〜む、魅惑のルートだ…」
7
11/8 8:22
【ヒバコノ頭と矢筈岳】
川内山塊の矢筈岳。向赤松瑤筌劵丱灰瞭から続く尾根がよく見えます。「う〜む、魅惑のルートだ…」
●*万ノ助山からの展望
6
●*万ノ助山からの展望
●●*向赤松堯青里岳
8
●●*向赤松堯青里岳
●●●*矢筈岳・コマアナ山
8
●●●*矢筈岳・コマアナ山
●●●●*駒形山・毛無山
6
●●●●*駒形山・毛無山
●*日本平・浅草岳・丸倉山
7
●*日本平・浅草岳・丸倉山
●●*田代山・鞍掛山・黒姫
6
●●*田代山・鞍掛山・黒姫
●●●*烏帽子山・守門岳
12
●●●*烏帽子山・守門岳
●●●●*番屋山・網張山
6
●●●●*番屋山・網張山
【万ノ助山から中光明へ】
中盤から終盤へと差し掛かるエリア。フイゴの立負(たてぶえ)周辺の奇岩群は必見。
4
【万ノ助山から中光明へ】
中盤から終盤へと差し掛かるエリア。フイゴの立負(たてぶえ)周辺の奇岩群は必見。
万ノ助山での展望を楽しんだ後、中光明へと向かいます。奥の光明山はまだまだ遠い。「けっこう遠いです…」
15
万ノ助山での展望を楽しんだ後、中光明へと向かいます。奥の光明山はまだまだ遠い。「けっこう遠いです…」
周辺のあちこちでは、真新しく刈払いされた痕跡アリ。しかもかなり太い幹がゴロゴロしています。「通常の刈払いとは違うよ…」
5
11/8 8:34
周辺のあちこちでは、真新しく刈払いされた痕跡アリ。しかもかなり太い幹がゴロゴロしています。「通常の刈払いとは違うよ…」
【新ルートを刈払い】
GPSログを確認すると、この区間が土砂崩れ発生により、新たに刈払いされた新ルートのようです。
5
【新ルートを刈払い】
GPSログを確認すると、この区間が土砂崩れ発生により、新たに刈払いされた新ルートのようです。
【820m峰を通過】
8時40分、820m峰を通過し,大鞍部へと下り始める。比高100mを超す下り。「急降下だね…」
8
11/8 8:41
【820m峰を通過】
8時40分、820m峰を通過し,大鞍部へと下り始める。比高100mを超す下り。「急降下だね…」
大鞍部を見下ろします。その先には、フイゴの立負を起点とするヤセ尾根が、中光明までせり上がる。
13
大鞍部を見下ろします。その先には、フイゴの立負を起点とするヤセ尾根が、中光明までせり上がる。
【大鞍部715mを通過】
8時49分、大鞍部715mを通過。正面に立ちはだかるフイゴの立負。頭上、中光明ピークは見えない。
10
【大鞍部715mを通過】
8時49分、大鞍部715mを通過。正面に立ちはだかるフイゴの立負。頭上、中光明ピークは見えない。
フイゴの立負をズーム。
大岩やピナクルのごとき岩塔が並び、その間をオレンジやイエローの紅葉が絡みつく。
14
フイゴの立負をズーム。
大岩やピナクルのごとき岩塔が並び、その間をオレンジやイエローの紅葉が絡みつく。
ガイド本『新潟・花の山旅』によると、「フイゴとは鍛冶屋が炉の火を起こすために使う足踏み式の風車のこと…
5
ガイド本『新潟・花の山旅』によると、「フイゴとは鍛冶屋が炉の火を起こすために使う足踏み式の風車のこと…
「砥石を切り出すタガネを修理するために必要であった…」と記されています。この岩間では、そのフイゴを縦に背負い直して通過した。
5
「砥石を切り出すタガネを修理するために必要であった…」と記されています。この岩間では、そのフイゴを縦に背負い直して通過した。
【フイゴの立負を登る】
日本庭園のごときフイゴの立負。岩間をすり抜けて進みますが、案外登りやすい。
8
11/8 8:51
【フイゴの立負を登る】
日本庭園のごときフイゴの立負。岩間をすり抜けて進みますが、案外登りやすい。
登りやすいよう、足元の岩が削ってある。フイゴの立負を抜けながら後方を撮影。黒い岩塔の奥、万ノ助山が遠ざかります。
4
登りやすいよう、足元の岩が削ってある。フイゴの立負を抜けながら後方を撮影。黒い岩塔の奥、万ノ助山が遠ざかります。
【820m峰と万ノ助山】
岩の上に上がって後方を眺める。正面にたったいま下ってきた急斜面。820m峰と万ノ助山の山容がすばらしい。
14
11/8 8:58
【820m峰と万ノ助山】
岩の上に上がって後方を眺める。正面にたったいま下ってきた急斜面。820m峰と万ノ助山の山容がすばらしい。
【切れ落ちる光明槍】
さらに視線を左に移すと、光明槍の岩峰。荒々しい岩肌が急角度で切れ落ちる。
13
【切れ落ちる光明槍】
さらに視線を左に移すと、光明槍の岩峰。荒々しい岩肌が急角度で切れ落ちる。
切れ落ちた砥沢の谷間は、カラフルな紅葉が埋め尽くします。この日最も紅葉が美しい場所の1つでした♪
11
切れ落ちた砥沢の谷間は、カラフルな紅葉が埋め尽くします。この日最も紅葉が美しい場所の1つでした♪
【ストーンヘンジを彷彿】
よく目をこらすと、820m峰の中腹に謎の岩窟を発見。「まるでストーンヘンジの環状列岩みたいだ…」
12
【ストーンヘンジを彷彿】
よく目をこらすと、820m峰の中腹に謎の岩窟を発見。「まるでストーンヘンジの環状列岩みたいだ…」
●*820m峰の手前にて撮影
3
●*820m峰の手前にて撮影
●●*光明山・中光明
6
●●*光明山・中光明
●●●*進行方向の820m峰
7
●●●*進行方向の820m峰
●●●●*黒姫・烏帽子山
3
●●●●*黒姫・烏帽子山
●*820m峰から山座同定
5
●*820m峰から山座同定
●●*駒形山北峰・毛無山
6
●●*駒形山北峰・毛無山
●●●*光明山・中ノ又山
14
●●●*光明山・中ノ又山
●●●●*右奥に五兵衛小屋
3
●●●●*右奥に五兵衛小屋
●*フイゴの立負より撮影
4
●*フイゴの立負より撮影
●●*中央に光明槍の岩峰
4
●●*中央に光明槍の岩峰
●●●*820m峰と万ノ助山
9
●●●*820m峰と万ノ助山
●●●●*粟ヶ岳・堂ノ窪山
4
●●●●*粟ヶ岳・堂ノ窪山
フイゴの立負をパスすると、ようやく中光明のピークが見えてきます。しばらく大岩の間を縫うようにして進みます。
4
フイゴの立負をパスすると、ようやく中光明のピークが見えてきます。しばらく大岩の間を縫うようにして進みます。
【中光明直下・新ルート】
私の記憶では、旧ルートは中光明の直下をトラバースして肩に上がりました。この日は直登の新ルート。
2021年12月02日 15:58撮影
8
12/2 15:58
【中光明直下・新ルート】
私の記憶では、旧ルートは中光明の直下をトラバースして肩に上がりました。この日は直登の新ルート。
【中光明に到着】
9時08分、中光明に到着。標高813mのピークはまあまあの広さ。360度の展望。「いい眺めです…」
6
11/8 9:08
【中光明に到着】
9時08分、中光明に到着。標高813mのピークはまあまあの広さ。360度の展望。「いい眺めです…」
【光明山が近づく】
中光明からは、最終目的地の光明山が目前に迫ります。朝の逆光を受けて、紅葉した斜面の上に浮かびます。
11
【光明山が近づく】
中光明からは、最終目的地の光明山が目前に迫ります。朝の逆光を受けて、紅葉した斜面の上に浮かびます。
このとき、ガイド本『新潟100名山』掲載の文が浮かぶ。以下は小柳一蔵著『嵐渓史』よりの抜粋文。
5
11/8 9:12
このとき、ガイド本『新潟100名山』掲載の文が浮かぶ。以下は小柳一蔵著『嵐渓史』よりの抜粋文。
「光明山は、大字笠堀を距(へだて)る南東の方二里許に在り。屹立(きつりつ)して聳え…
6
11/8 10:51
「光明山は、大字笠堀を距(へだて)る南東の方二里許に在り。屹立(きつりつ)して聳え…
「東西殆ど群峰の眼を遮るなく、朝にあっては西方、夕にあっては東方に、紫雲たなびき…
7
11/8 9:08
「東西殆ど群峰の眼を遮るなく、朝にあっては西方、夕にあっては東方に、紫雲たなびき…
「三尊の仏體(ぶったい)、光明赫芍(かくしゃく)として顕る。故に光明山と云う…」
*光明山山名の由来は定かではないそうです。
7
11/8 9:13
「三尊の仏體(ぶったい)、光明赫芍(かくしゃく)として顕る。故に光明山と云う…」
*光明山山名の由来は定かではないそうです。
●*中光明より山座同定
4
●*中光明より山座同定
●●*三川分水嶺 周辺
4
●●*三川分水嶺 周辺
●●●*光明山・中ノ又山
10
●●●*光明山・中ノ又山
●●●●*左奥に浅草岳
4
●●●●*左奥に浅草岳
【中光明から光明山へ】
ついに終盤。とは言え、トラバースが連続して気が抜けない。山頂からは大展望。
3
【中光明から光明山へ】
ついに終盤。とは言え、トラバースが連続して気が抜けない。山頂からは大展望。
9時09分、中光明を後にして、光明山へ向かいます。正面に六十里越の稜線を眺めながら、尾根は肩から左へと回り込む。
5
11/8 9:09
9時09分、中光明を後にして、光明山へ向かいます。正面に六十里越の稜線を眺めながら、尾根は肩から左へと回り込む。
回り込んだ先は、光明山へと続く道。小ピークが並びますが、左斜面をトラバースしてパスすることになります。
6
11/8 9:18
回り込んだ先は、光明山へと続く道。小ピークが並びますが、左斜面をトラバースしてパスすることになります。
中光明から歩き始めるとすぐに、登山道左脇に再び石仏を目にします。晩秋の淡い光が、石仏の顔に影を落とす。
8
11/8 9:13
中光明から歩き始めるとすぐに、登山道左脇に再び石仏を目にします。晩秋の淡い光が、石仏の顔に影を落とす。
「今年最後の紅葉だね…」
そんな会話を交わしながら、ひっそりとした山道を仲間と共に歩き続けました。
11
11/8 9:17
「今年最後の紅葉だね…」
そんな会話を交わしながら、ひっそりとした山道を仲間と共に歩き続けました。
9時20分、尾根の左斜面トラバースが始まる。左手側には膳棚沢の谷間が美しく広がります。
11
9時20分、尾根の左斜面トラバースが始まる。左手側には膳棚沢の谷間が美しく広がります。
【足場の狭いへつり道】
やや崩れ気味のトラバース道。滑落に注意が必要。「うぅ、光明山が近づかない…」
3
11/8 9:24
【足場の狭いへつり道】
やや崩れ気味のトラバース道。滑落に注意が必要。「うぅ、光明山が近づかない…」
【固定ロープの岩場】
9時29分、トラバースを抜け、ちょっとした岩場を登ります。固定ロープが設置してありました。
3
11/8 9:29
【固定ロープの岩場】
9時29分、トラバースを抜け、ちょっとした岩場を登ります。固定ロープが設置してありました。
●*中光明の東面スラブ
3
●*中光明の東面スラブ
●●*粟ヶ岳・堂ノ窪山
5
●●*粟ヶ岳・堂ノ窪山
●●●*眼下に膳棚沢の谷
5
●●●*眼下に膳棚沢の谷
●●●●*879m・毛無山
3
●●●●*879m・毛無山
●*砥石中継小屋跡付近にて
3
●*砥石中継小屋跡付近にて
●●*守門大岳・網張山
3
●●*守門大岳・網張山
●●●*後方の中光明
3
●●●*後方の中光明
●●●●*奥に粟ヶ岳
5
●●●●*奥に粟ヶ岳
【砥石中継小屋跡を通過】
9時36分、砥石中継小屋跡を通過。かつての砥石運搬の中継所である小広場。石碑が建ちます。
4
11/8 9:36
【砥石中継小屋跡を通過】
9時36分、砥石中継小屋跡を通過。かつての砥石運搬の中継所である小広場。石碑が建ちます。
小屋跡を過ぎると再びトラバース。残雪期には雪渓の残りかたが悪く、敗退寸前に陥った区間。「ホントに砥石を運んだのかねぇ…」
7
小屋跡を過ぎると再びトラバース。残雪期には雪渓の残りかたが悪く、敗退寸前に陥った区間。「ホントに砥石を運んだのかねぇ…」
トラバースを抜けると、目前にいよいよ光明山が迫る。ですが、本当のピークはあの1つ向こうです。
3
11/8 9:44
トラバースを抜けると、目前にいよいよ光明山が迫る。ですが、本当のピークはあの1つ向こうです。
ザレ岩場を登ってニセピークを過ぎると、ようやく光明山の山頂が見えてきます。「全くなつかしいね…」
3
11/8 9:52
ザレ岩場を登ってニセピークを過ぎると、ようやく光明山の山頂が見えてきます。「全くなつかしいね…」
【光明山に到着】
9時54分、ついに光明山の山頂に到着。標高879m。登山口から4時間でした。「Wow!全部見渡せる!」
2021年12月01日 15:56撮影
8
12/1 15:56
【光明山に到着】
9時54分、ついに光明山の山頂に到着。標高879m。登山口から4時間でした。「Wow!全部見渡せる!」
光明山の標柱と石標。山頂には他に「光明山を愛する会」設置の山頂看板、そして祠があります。
4
11/8 9:54
光明山の標柱と石標。山頂には他に「光明山を愛する会」設置の山頂看板、そして祠があります。
【光明山にてランチ♪】
まだ10時前ですがランチタイム。後方は矢筈岳のシルエット。「ク〜ッ!11年ぶりの光明山でのラーメン…」
7
11/8 9:58
【光明山にてランチ♪】
まだ10時前ですがランチタイム。後方は矢筈岳のシルエット。「ク〜ッ!11年ぶりの光明山でのラーメン…」
【山頂からは大展望】
山頂自体はさほど広くありません。ですが、視界を遮るものは一切なく、越後の奥深い山々が見渡せます。
6
11/8 10:01
【山頂からは大展望】
山頂自体はさほど広くありません。ですが、視界を遮るものは一切なく、越後の奥深い山々が見渡せます。
山頂からの展望【中ノ又山】
6
11/8 10:13
山頂からの展望【中ノ又山】
山頂からの展望【矢筈岳】
6
11/8 10:14
山頂からの展望【矢筈岳】
山頂からの展望【守門岳】
4
11/8 10:14
山頂からの展望【守門岳】
山頂からの展望【粟ヶ岳】
6
11/8 10:23
山頂からの展望【粟ヶ岳】
●*光明山より山座同定
4
●*光明山より山座同定
●●*コマアナ山・青里岳
5
●●*コマアナ山・青里岳
●●●*矢筈岳・三川分水嶺
3
●●●*矢筈岳・三川分水嶺
●●●●*御神楽岳・駒形山
3
●●●●*御神楽岳・駒形山
●*矢筈岳・魚止山
3
●*矢筈岳・魚止山
●●*御神楽岳・毛無山
4
●●*御神楽岳・毛無山
●●●*金蔵沢・中ノ又山
3
●●●*金蔵沢・中ノ又山
●●●●*弥十郎・浅草岳
4
●●●●*弥十郎・浅草岳
●*五兵衛小屋・浅草岳
3
●*五兵衛小屋・浅草岳
●●*丸倉山・日本平・黒姫
3
●●*丸倉山・日本平・黒姫
●●●*守門岳・大岳
3
●●●*守門岳・大岳
●●●●*番屋山・米山
3
●●●●*番屋山・米山
山頂から少し奥には雨量観測所。かつてはそこから砥沢川へ下った「広川原」周辺にて、砥石を採石していたそうです。
4
11/8 10:10
山頂から少し奥には雨量観測所。かつてはそこから砥沢川へ下った「広川原」周辺にて、砥石を採石していたそうです。
すばらしい山容の毛無山。谷を挟み目と鼻の先にあるものの、あの山に登るのは難しい。「あこがれるね…」
10
すばらしい山容の毛無山。谷を挟み目と鼻の先にあるものの、あの山に登るのは難しい。「あこがれるね…」
雨量観測所のアンテナを見上げます。風に吹かれて、どこかでカタンカタンと乾いた音が響く。「帰りましょう…」
3
11/8 10:15
雨量観測所のアンテナを見上げます。風に吹かれて、どこかでカタンカタンと乾いた音が響く。「帰りましょう…」
【光明山より下山開始】
10時27分、下山開始。トラバースが多い下山路は、往路と同じくらい時間がかかります。
3
【光明山より下山開始】
10時27分、下山開始。トラバースが多い下山路は、往路と同じくらい時間がかかります。
右手側の眼下、砥沢川支流「シミズ沢」の谷間を見下ろす。紅葉に染まる尾根、真っ黒な山ひだが荒々しい。
6
11/8 10:16
右手側の眼下、砥沢川支流「シミズ沢」の谷間を見下ろす。紅葉に染まる尾根、真っ黒な山ひだが荒々しい。
10時40分、最初のトラバースを抜け。砥石中継小屋跡を通過。後方の光明山はまだ近い。
7
11/8 10:40
10時40分、最初のトラバースを抜け。砥石中継小屋跡を通過。後方の光明山はまだ近い。
【下山・中光明を通過】
11時01分、2つめのトラバースを抜け、中光明を通過。「嫌なトラバースでした。これで一段落です…」
4
【下山・中光明を通過】
11時01分、2つめのトラバースを抜け、中光明を通過。「嫌なトラバースでした。これで一段落です…」
中光明から刈払いされた新ルートを下り始める。すぐに万ノ助山の鋭鋒が目に飛び込んでくる。
5
11/8 11:08
中光明から刈払いされた新ルートを下り始める。すぐに万ノ助山の鋭鋒が目に飛び込んでくる。
【下山・大鞍部を通過】
11時09分、フイゴの立負、さらに大鞍部を通過。仲間が砥沢の谷間を見下ろしています。
7
11/8 11:09
【下山・大鞍部を通過】
11時09分、フイゴの立負、さらに大鞍部を通過。仲間が砥沢の谷間を見下ろしています。
【旧ルートと新ルート】
前方、820m峰へ登り返し。旧ルートはピークを巻いているのに対して、新ルートはピークを通過します。
4
【旧ルートと新ルート】
前方、820m峰へ登り返し。旧ルートはピークを巻いているのに対して、新ルートはピークを通過します。
11時22分、820m峰を通過。後方を振り返ると、中光明が離れゆく。もう光明山は見えません。「さらば、中光明!」
7
11時22分、820m峰を通過。後方を振り返ると、中光明が離れゆく。もう光明山は見えません。「さらば、中光明!」
【豪雪に磨かれたスラブ】
中光明の西面のスラブをズーム。いかにも越後の山らしい。雪崩発生時の壮絶な様子が目に浮かびました。
10
11/8 11:25
【豪雪に磨かれたスラブ】
中光明の西面のスラブをズーム。いかにも越後の山らしい。雪崩発生時の壮絶な様子が目に浮かびました。
●*中光明中腹にて撮影
3
●*中光明中腹にて撮影
●●*矢筈岳・魚止山
3
●●*矢筈岳・魚止山
●●●*後方の中光明
8
11/8 11:06
●●●*後方の中光明
●●●●*浅草岳・丸倉山
3
●●●●*浅草岳・丸倉山
820m峰を通過すると、左奥に万ノ助山が見えてきます。右奥の粟ヶ岳もしだいに大きくなってきます。
4
820m峰を通過すると、左奥に万ノ助山が見えてきます。右奥の粟ヶ岳もしだいに大きくなってきます。
【下山・万ノ助山を通過】
11時52分、万ノ助山との分岐を通過。この日唯一の男女ペアの登山者とスライド。
7
11/8 11:52
【下山・万ノ助山を通過】
11時52分、万ノ助山との分岐を通過。この日唯一の男女ペアの登山者とスライド。
後方、中央のピーク万ノ助山を振り返りました。「さようなら、万ノ助山。また会おう…」
5
11/8 11:58
後方、中央のピーク万ノ助山を振り返りました。「さようなら、万ノ助山。また会おう…」
12時20分、ガバ井戸を通過。かつての10屬曚匹涼咾呂發Δ△蠅泙擦鵝F上には、真っ赤な紅葉が広がっていました。
14
11/8 12:20
12時20分、ガバ井戸を通過。かつての10屬曚匹涼咾呂發Δ△蠅泙擦鵝F上には、真っ赤な紅葉が広がっていました。
【浄土穴は見つからず】
周辺に木食上人が修行した伝説の「浄土穴」がありますが、見つかりませんでした。
5
11/8 12:30
【浄土穴は見つからず】
周辺に木食上人が修行した伝説の「浄土穴」がありますが、見つかりませんでした。
12時36分、満清水を通過。この先には滑り易いトラバースが待ち受けます。緊張感が沸いてくる。
4
11/8 12:36
12時36分、満清水を通過。この先には滑り易いトラバースが待ち受けます。緊張感が沸いてくる。
12時41分、「満清水→七曲峠」区間の滑り易いトラバース道を歩きます。仲間が1度転倒。私も1度転倒して腕を擦りむく。
5
11/8 12:41
12時41分、「満清水→七曲峠」区間の滑り易いトラバース道を歩きます。仲間が1度転倒。私も1度転倒して腕を擦りむく。
【晩秋の下田山塊】
大日影沢の谷間の向こう側、下田山塊の晩秋の風景が広がっていました。
10
【晩秋の下田山塊】
大日影沢の谷間の向こう側、下田山塊の晩秋の風景が広がっていました。
●*七曲峠付近にて撮影
4
●*七曲峠付近にて撮影
●●*粟ヶ岳・眼下に笠堀湖
8
●●*粟ヶ岳・眼下に笠堀湖
●●●*奥峰・石小屋ノ頭
4
●●●*奥峰・石小屋ノ頭
●●●●*青里岳・杉ノ平
5
●●●●*青里岳・杉ノ平
青く美しい笠堀湖。40年近く前、遊覧船であの湖を巡った思い出があります。いまは遊覧船はありません。
7
11/8 12:43
青く美しい笠堀湖。40年近く前、遊覧船であの湖を巡った思い出があります。いまは遊覧船はありません。
12時46分、七曲峠を通過し、急斜面を下ります。最後の難所。滑り易い岩場が続き、神経を使う。「クッ!」
3
11/8 12:53
12時46分、七曲峠を通過し、急斜面を下ります。最後の難所。滑り易い岩場が続き、神経を使う。「クッ!」
正面に烏帽子岳の鋭鋒が高く見えてきました。「登山口ももう近いです…」
5
11/8 12:47
正面に烏帽子岳の鋭鋒が高く見えてきました。「登山口ももう近いです…」
大日影沢のカラフルな谷間。ときどき立ち止まってはのぞき込みます。「この山の紅葉も捨てたもんじゃない…」
16
11/8 12:58
大日影沢のカラフルな谷間。ときどき立ち止まってはのぞき込みます。「この山の紅葉も捨てたもんじゃない…」
【光明山・下山終了】
13時40分、登山口を通過して下山終了。下山には3時間ちょっとかかりました。
4
11/8 13:40
【光明山・下山終了】
13時40分、登山口を通過して下山終了。下山には3時間ちょっとかかりました。
13時44分、笠堀ダム駐車場に到着。カモシカの像が待っていてくれました。
5
13時44分、笠堀ダム駐車場に到着。カモシカの像が待っていてくれました。
【笠堀湖から矢筈岳】
笠堀湖の上流を撮影。笠堀ダムが出来る前は、残雪期の矢筈岳はここから日帰りの山だったそうです。
4
【笠堀湖から矢筈岳】
笠堀湖の上流を撮影。笠堀ダムが出来る前は、残雪期の矢筈岳はここから日帰りの山だったそうです。
笠堀ダムの向こうに立ちはだかる烏帽子岳。南面の岩肌や笠堀沢の谷筋には、最後の紅葉が張り付いていました。
3
笠堀ダムの向こうに立ちはだかる烏帽子岳。南面の岩肌や笠堀沢の谷筋には、最後の紅葉が張り付いていました。
二八そば、そして天ぷらを注文。さらに、季節限定のカジカの天ぷらも追加。
そばはもちろんのこと、天ぷらが美味かった(^^)/
27
二八そば、そして天ぷらを注文。さらに、季節限定のカジカの天ぷらも追加。
そばはもちろんのこと、天ぷらが美味かった(^^)/
【バックショット】
砥石搬出の道、立ち並ぶ石仏、木食上人の伝説。どこか宗教感さえ漂う光明山は、独特の雰囲気を持った山でした(^^)/
11
【バックショット】
砥石搬出の道、立ち並ぶ石仏、木食上人の伝説。どこか宗教感さえ漂う光明山は、独特の雰囲気を持った山でした(^^)/
いいねした人