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記録ID: 375160
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

入道ヶ岳と鎌尾根から鎌ヶ岳 鈴鹿7MT制覇!

2013年11月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:10
距離
9.3km
登り
1,106m
下り
1,077m

コースタイム

07:05 宮妻峡無料駐車場(340m)
=宮妻新道=
08:35 入道ヶ岳(906m)
=イワクラ尾根=
10:20 水沢峠
=鎌尾根=
10:40 水沢岳(1029m)
12:05 鎌ヶ岳(1161m)
12:35 鎌ヶ岳
=カズラ谷=
13:50 宮妻峡無料駐車場 
天候 はれ時々くもり
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東名阪四日市IC〜国道477号〜国道306号〜県道44号で宮妻峡無料駐車場
30台くらい駐車可
なお、12月1日まで宮妻峡入口のもみじ谷ではもみじまつり開催中。
渋滞ならびに紅葉狩りの観光客に注意して通行すること。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストなし。
トイレ、水場は、駐車場の横、宮妻峡バンガロー村にある。

宮妻新道
最初の急登。
荒れているなんてもんじゃありません。
ひどいザレ場。倒木、崩壊地点多数。
踏み跡もはっきりしないところを木につかまってよじ登ります。
尾根まで行くんだという強い意志がある人だけ進むべし。
初心者や体力に不安のある方は、絶対に入ってはいけません。
滑落必至で、下山道で利用するのも、かなり危険。
30分かけて急斜面を登り切れば、あとの尾根道は楽勝。

イワクラ尾根
やせた尾根をアップダウンを繰り返しながら進みます。
鎌ヶ岳を右に見ながらの山歩きですが、たまに砂礫の滑りやすい下りや
尾根脇が崩壊した箇所を通るので、足を踏み外さないように。
あと、たまに木の根の下の土が流れて空洞になった落とし穴があるので、
誤って足を突っ込んでけがをしないよう注意する。

鎌尾根
進むにつれて鎌ヶ岳がどんどん大きく近くなってきて、楽しい。
テープやペンキマークに従って、くさりやロープで岩稜を越えていきます。
先行者が高い岩の上に建っている姿を見て、目標を確認します。
人気ルートのため登山者多いので渋滞しますが、
道を譲りあって登山を楽しみましょう。

カズラ谷
始まりはササのトンネル。
トンネルを抜けると、ササの斜面を切り開いた真新しい個所が出てくるのですが、
まちがってもそちらには立ち入らない方がいいと思います。
すなおに山腹を進む登山道を歩きましょう。
ほぼ一本道。標識に従って下り、最後に渡渉して登山口に出る。
林道を5分ほど歩くと、宮妻峡無料駐車場。

宮妻峡無料駐車場。
登山者多い。
私以外は、皆さん鎌ヶ岳へ。
2013年11月24日 06:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 6:52
宮妻峡無料駐車場。
登山者多い。
私以外は、皆さん鎌ヶ岳へ。
入道ヶ岳への、宮妻新道登山口。
いきなり2回渡渉。
2013年11月24日 07:06撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 7:06
入道ヶ岳への、宮妻新道登山口。
いきなり2回渡渉。
宮妻新道は、荒れているどころの騒ぎではない。
ガレ場の急斜面をよじ登って、自分で道を開拓します。
2013年11月24日 07:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 7:17
宮妻新道は、荒れているどころの騒ぎではない。
ガレ場の急斜面をよじ登って、自分で道を開拓します。
尾根まで出れば、あとは標識に従う。
樹林帯を抜けていきます。
2013年11月24日 07:36撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 7:36
尾根まで出れば、あとは標識に従う。
樹林帯を抜けていきます。
広い笹原の細い道を行く。
風が強い。
2013年11月24日 08:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 8:14
広い笹原の細い道を行く。
風が強い。
北の頭に来たのかしら?
と、ダジャレを(笑)
入道ヶ岳頂上の鳥居も望めます。
2013年11月24日 08:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 8:27
北の頭に来たのかしら?
と、ダジャレを(笑)
入道ヶ岳頂上の鳥居も望めます。
入道ヶ岳頂上。
おもいっきり逆光撮影。
2013年11月24日 08:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 8:34
入道ヶ岳頂上。
おもいっきり逆光撮影。
腕で「入」を表現して、セルフで記念撮影。
ここまで誰にも会わず。
2013年11月24日 08:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 8:41
腕で「入」を表現して、セルフで記念撮影。
ここまで誰にも会わず。
椿大神社の奥社に参拝。
イワクラ尾根へ入ります。
2013年11月24日 08:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 8:53
椿大神社の奥社に参拝。
イワクラ尾根へ入ります。
白い太いテープが一番目につくマーク。
分かりにくい個所は特にない。
2013年11月24日 08:59撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 8:59
白い太いテープが一番目につくマーク。
分かりにくい個所は特にない。
岩を巻く地点。
ペンキマークもカラフルなテープも総動員して、
ロープのある巻き道へ誘っています。
2013年11月24日 09:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 9:09
岩を巻く地点。
ペンキマークもカラフルなテープも総動員して、
ロープのある巻き道へ誘っています。
ハッキリしませんが、この通報ポイント4の岩が、重ね岩かな?
2013年11月24日 09:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 9:30
ハッキリしませんが、この通報ポイント4の岩が、重ね岩かな?
通報ポイント1は分岐点。
鎌ヶ岳は右へ、左は宮指路岳方面。
2013年11月24日 10:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 10:02
通報ポイント1は分岐点。
鎌ヶ岳は右へ、左は宮指路岳方面。
水沢峠。
徐々にすれ違う登山者の数が増えてきます。
2013年11月24日 10:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 10:18
水沢峠。
徐々にすれ違う登山者の数が増えてきます。
水沢岳。
ここで一団のグループが休憩中。
分け入って看板だけ撮らせてもらう。
2013年11月24日 10:42撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 10:42
水沢岳。
ここで一団のグループが休憩中。
分け入って看板だけ撮らせてもらう。
だんだん鎌が近づいてくる。
Come On!と鎌が呼んでいる!!
2013年11月24日 10:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 10:46
だんだん鎌が近づいてくる。
Come On!と鎌が呼んでいる!!
こんな岩の塊のごろごろした所を下りました。
2013年11月24日 10:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 10:51
こんな岩の塊のごろごろした所を下りました。
右奥の鎌ヶ岳の手前に待ち受ける、
鎌尾根のピークたち。
2013年11月24日 11:11撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 11:11
右奥の鎌ヶ岳の手前に待ち受ける、
鎌尾根のピークたち。
峰々のてっぺんには、先着した登山者の姿。
はやく私もあそこに立ちたい。
2013年11月24日 11:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 11:14
峰々のてっぺんには、先着した登山者の姿。
はやく私もあそこに立ちたい。
逸る気持ちを抑えて、渋滞の列についていく。
2013年11月24日 11:51撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 11:51
逸る気持ちを抑えて、渋滞の列についていく。
岳峠。
いよいよ頂上へ。
2013年11月24日 11:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 11:57
岳峠。
いよいよ頂上へ。
ガレ場を登り切ると、正面に今朝登った入道ヶ岳が見える所に出ます。
御在所岳の方向へ歩くと、山頂標があります。
2013年11月24日 12:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 12:05
ガレ場を登り切ると、正面に今朝登った入道ヶ岳が見える所に出ます。
御在所岳の方向へ歩くと、山頂標があります。
頂上には50人はいたと思います。
撮影をお願いするのに困りません。
腕で鎌をイメージして記念撮影。
バックは御在所岳。
2013年11月24日 12:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 12:29
頂上には50人はいたと思います。
撮影をお願いするのに困りません。
腕で鎌をイメージして記念撮影。
バックは御在所岳。
素晴らしいパノラマ。
釈迦ヶ岳・御在所岳・雨乞岳など。
手前の岩の上に登った人も写ってます。
2013年11月24日 12:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 12:31
素晴らしいパノラマ。
釈迦ヶ岳・御在所岳・雨乞岳など。
手前の岩の上に登った人も写ってます。
入道ヶ岳〜イワクラ尾根〜鎌尾根
歩いてきたルートが見渡せます。
2013年11月24日 12:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 12:35
入道ヶ岳〜イワクラ尾根〜鎌尾根
歩いてきたルートが見渡せます。
鎌ヶ岳を離れ、少し戻って、カズラ谷から下山。
2013年11月24日 12:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 12:46
鎌ヶ岳を離れ、少し戻って、カズラ谷から下山。
ササのトンネルをくぐります。
足元はぬかるんで滑りやすい。
2013年11月24日 12:46撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 12:46
ササのトンネルをくぐります。
足元はぬかるんで滑りやすい。
落ち葉が積もって、登山道はフカフカのじゅうたんみたい。
2013年11月24日 12:58撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 12:58
落ち葉が積もって、登山道はフカフカのじゅうたんみたい。
危険個所には、立ち入り禁止のロープと看板。
2013年11月24日 13:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 13:19
危険個所には、立ち入り禁止のロープと看板。
わかりやすい渡渉地点。
沢沿いでは、まだ紅葉を楽しめる木がありました。
2013年11月24日 13:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11/24 13:43
わかりやすい渡渉地点。
沢沿いでは、まだ紅葉を楽しめる木がありました。
カズラ谷コースの鎌ヶ岳登山口のある林道に合流。
2013年11月24日 13:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 13:47
カズラ谷コースの鎌ヶ岳登山口のある林道に合流。
5分ほど歩くと、宮妻峡無料駐車場。
ほぼ満車。
駐車場のもみじが真っ赤。
2013年11月24日 13:52撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11/24 13:52
5分ほど歩くと、宮妻峡無料駐車場。
ほぼ満車。
駐車場のもみじが真っ赤。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図 コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンダナ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 水筒 時計 非常食 ツェルト ファーストエイドキット 医薬品 コンパクトデジカメ ガスカートリッジ バーナー コッヘル

感想

鈴鹿セブンマウンテン制覇。
3月にフクジュソウを見に登った、藤原岳。
あのころは、まだ山登りを始めたばかりで、ついていくので精いっぱいでした。
その後、ヤマヒルが怖くて、鈴鹿のお山から遠のいていましたが、
紅葉スポットで御在所岳の様子が連日テレビで放映され、
御在所だけでなく、ほかの山にも足を踏み入れて、
鈴鹿セブンマウンテンを制覇しようと、11月は鈴鹿月間とばかりに、
毎週のように東名阪で通いつめ、今回でついに完遂。

残っていた2座入道ヶ岳と鎌ヶ岳。
まとめて巡る周回コースとして、
宮妻峡〜宮妻新道〜入道ヶ岳〜イワクラ尾根〜水沢峠〜鎌尾根〜鎌ヶ岳
〜カズラ谷〜宮妻峡をチョイス。
最初の宮妻新道には、ホントにびっくりさせられました。
荒れているなんてもんじゃない。
ガレた斜面はズルズル滑るし、倒木や落石多数、踏み跡なんてハッキリしません。
もっとも過酷な登り。
途中から、ほぼ直登で尾根まで上がる気概で挑みました。
テープやペンキマークも定かではなく、自分で道を切り開く覚悟が必要。
登り切ってしまえば、あとは踏み跡のしっかりした尾根道。

鎌尾根は、ほんと楽しい。
ピークを越える度に、鎌ヶ岳が大きくなってきます。
何箇所かある大岩から眺める景色も素晴らしい。
ただ、人気のコースで登山者が多く、しばしば渋滞が発生。
自分のペースで歩くのが厳しいですが、焦ることなく
道を譲りあって頂上を目指しましょう。

鈴鹿スカイラインは冬季通行止めがあります。
さて、次はどの山を目指そうかな?

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