【過去レポ】天狗堂・サンヤリからミノガ峠まで周回
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- GPS
- 05:44
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,001m
- 下り
- 1,004m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 5:44
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
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アクセス |
感想
5月に入って、GWは家の除草、自治会、娘と近場をブラブラで、山には行かず、そろそろ行かないと、また、体力が落ちる。とは言え、滋賀でも感染者数がどんどん増えているので、遠征はちょっと。
では、市内でどこかへ。東近江市の制定した鈴鹿10座の天狗堂から御池岳周回なら、マイカーを停めて行ける。結構ハードになるので、早出は必須。でも、昨日も出勤で少々お疲れ。早朝に家事を済ませた段階で、御池岳への登りは断念し、ミノガ峠から御池林道のアスファルト道を歩いて戻ってくることにした。半分、アスファルト道は悲しいが、トレーニングと割り切る。トレーニングついでに荷重を増やそうと、通常装備(補助ロープ、カラビナも)に加えて2Lの天然水を2本ザックに放り込んで出発。
君ヶ畑登山者用駐車場には8時前に到着。御池岳は雲か黄砂か、姿は見えない。そのためか、駐車場はまだまだ、空いてました。
この駐車場に新しくトイレが設置されたので見学。一人用だが、便器内には水が巡回しており、とてもきれい。これなら男女問わず気持ちよく使えますね。ありがとうございます。河原ではキャンプされている方も見える。帰りに御池橋のところでもキャンプされてました。ここなら、空いていてトイレもあるし、気持ちいいでしょうね。帰る際は元の状態を復元してくださいね。
さて、駐車場から歩いて岩尾谷登山口まで戻る。15分もかからないで到着。早速登り始める。最初は緩やかだが尾根に上がる際には急登。一旦、緩くなって尾根芯の乗るとまた急登。2Lボトル2本入れたザックを担いでみると大して重くなく、もっと入れた方がよかったと思っていたのだが、急登ではふくらはぎに来る。2本で良かった。
頂上が近づくと傾斜は緩くなり、次には岩が出てきて傾斜を増すと、いきなり頂上にでる。神社の方から登られた方2名と丁度出会った。写真だけ撮って展望岩へ。御池岳は相変わらず雲かガスか黄砂の中。今日は曇りの予報だが、天気は良くなさそうだ。雨が降るかもしれないので先を急ごう。
展望台からの下りは、一部地面が緩くて慎重に降りた。大部分は尾根に従って、尾根芯を行くが、時にはトラバース気味に行くが、地面が固くないのでその点だけ要注意。シャクナゲの咲く尾根芯にも踏み跡がある場合は尾根芯を通った方が無難。この時節、絶対に怪我をしてはいけないし、まして事故を起こしてはいけないので、より安全なルートを選ぶのは大事ですね。この辺りは支尾根も多数あるので、まめに地形図を確認しながら進むと目の前の状況が地図の通りで、正確に記載されているなあと改めて感心する。全国で正確な地図が作成されているのは凄いですね。その労力に頭が下がる思いです。尾根のルートにはピンクテープがあり、間違うことなくサンヤリに達した。でも、ミノガ峠まではまだまだ遠い。ここからは比較的と登山者が少ないはず。支尾根に間違ってはいることもあるようなので、地形図を確認すると、この先の進路は登ってきた方角からサンヤリ頂上を見て左後ろに曲がっていくのね。時計で進行方向を0時とすると7時の方角に進む。普通なら頂上を越えてまっすぐ、先の尾根に進みたくなる。これは手ごわいなあ。ピンクテープが正確についているので、それを頼りにすれば問題ないけど。
この先も尾根伝いの踏み跡がしっかりあり、鈴鹿らしい細尾根もあり、なかなか楽しい。結構登られているみたい。地形図を確認して、ふむふむと頷きながら先を進む。いくつものピークを越え、そのたびに方向確認する。踏み跡はルートではない方向に導くものもあり(林業の方が使用されているのでしょうか)、それには注意が必要。
やがて、鉄塔と高圧電線が見えてくると、滝谷山は近い。3つ目の鉄塔のそばを通って左側に大きなガレが見えると間もなく滝谷山。視界のない頂上。ここまでくれば核心部は終えたと思い、休まずに下降する。ピンクテープは尾根を下らずに右手に下降している。尾根を外して問題ないのだろうかと、少し尾根伝いに下降してみる。ピンクテープに沿って下降すると、やがて二重山稜の間に下降し、すぐに左の尾根に乗って行けた。これで正解だった。ルートは明瞭で幅広い道となり、もう何も考えずに降りられる。左から林道が迫ってきたので、そちらに降りて、久しぶりのミノガ峠に到着した。
さあ、ここから奥深い山の中腹につけられた長い車道歩き。車道と言ってもほとんど通らない。それまでも時折、暗い空模様だったが、ポツポツ雨が降ってきた。林道歩き用に傘を持ってくるはずだったが、車中に忘れたので急ごう。ノンストップでまずは御池橋を目指して林道歩き開始。はるか高く御池岳が見える。遠いようだが、登りだすと案外近いのだけど、今日はやめておこう。あちこちに落石が見られるアスファルト道。2時間はかかるだろうか。御池橋まで行けば工程の4割くらいになりそうだ。黙々と歩く。珍しく車が正面からやってくる。山腹から水が流れ出しており、道路下を通って右側の川に注いでいる。そんな箇所をいくつもやり過ごし、きれいな川の流れを見ながら進むと御池橋。もうしばらく進むと正面からアナグマがやって来た。自動車に追われて、車道を歩いてきたみたい。私を見て立ち止まった。私を見て警戒しているみたいだが、アナグマの後ろに自動車がゆっくり迫る。EV車で静かな自動車にようやく気づいたアナグマは山に入っていった。短い脚なので、4脚駆動でも山林は登りにくそうだ。もたもたしながら登って行った。今日は天狗堂で2名、サンヤリへの途中で1名の登山者にあったが、動物やヘビには遭わず、このアナグマのみであった。T字尾根の登山口までくれば駐車場は近い。モグモグタイム込みで1時間40分で駐車場に戻れた。
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