西穂高独標
コースタイム
二日目:6:30-7:30丸山〜山荘
天候 | 一日目:曇り時々雪 二日目:晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
今週は天候が微妙だったけど西穂岳へ向かうことにする。計画として初日に一気に西穂高岳に登り、そこから先へ進めるだけ行くという予定。。7時頃に新穂高へ到着。ロープウェイの運行時間をみると9時が始発だった・・。それまで少しだけ仮眠をとる。。気がつくと団体のツアー客で満員になっていて始発には乗れず出遅れることになる。。西穂山荘までの林道は思ったよりも雪が多く、2年ほど前の1月に来た時より多く感じられた。やはり今年は雪が多いのだろうか。山荘には11時頃に到着。今回は久しぶりの山小屋泊となる。受付を済ませとりあえず予定通り登り始める。時間も出遅れた感があったけど、天候もイマイチ。というよりかなりの悪天候で、小雪混じりでガスがかかって風がかなり強い。丸山を過ぎた稜線上では体が持って行かれそうな場面もあった。雪も締まってなくてやわらかくて所々で膝まで埋まり体力を奪われる。独標への登りも雪が付いている個所と岩がみえている所があり、雪が付いていても締まっていないので下の岩にアイゼンを滑らせる場面が何度かあった。独標へは12時半頃に到着。コンディションが悪いけどとりあえずピラミッドピークを目指すことにする。独標直下の下りも岩が見え隠れしていて危険だと感じた。その先の尾根を越えて登った後の痩せ尾根手前の下りではロープを出すことにする。ボルトがあったので支点を作って5,6mの懸垂下降を行う。この時点で先にあるピラミッドピークはガスで見えず、視界が更に悪くなりそうな気配。何といっても強風で直ぐ目の前の雪庇の張り出した痩せ尾根の通過に危険を感じてここで撤退することにする。懸垂で下りたところを再び登り返して来た道を戻る。。山荘へは14時頃に帰還。ここからはいつもの贅沢な時間となる。ストーブの前で暖をとりコーヒーと読書が始まる。宿泊者数はこの時期にしては多めとのことでテン場も団体さんを含め10張りほどあって賑わっていました。。。翌日はとりあえず4時半起床。この日は都合上、早帰りなので朝焼けを見に丸山まで登る。昨日とは違って青空が見え隠れしていて晴れそうな空模様。ガスの合間からピラミッドピークや前穂高がみえてとても綺麗だった。天気が良いのに登れないのは少し残念だったけど後ろ髪を引かれる思いで下山。。今回は都合上、初日が勝負だったので天候が悪くて先に進めなかったけど、雪山での初の懸垂下降が実戦できて良い経験となりました。それにしてもすごい寒かった・・・。。
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