眺望の里山 戸塚森

2021年12月05日(日) [日帰り]

• GPS: 01:22
• 距離: 2.5km
• 登り: 125m
• 下り: 123m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:18
• 休憩: 0:05
• 合計: 1:23

11:50 戸塚森森林公園駐車場
12:14 戸塚森
12:25 12:30 展望台
13:13 戸塚森森林公園駐車場

天候

くもり時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

戸塚森森林公園の駐車場を利用。トイレはあるが冬季閉鎖中だった。

コース状況／危険箇所等

危険な場所は特に無い。

その他周辺情報

花巻温泉、東和温泉あたりが一番近い温泉ということになろうか。

写真

戸塚森森林公園の駐車場に車を停めさせてもらった。トイレはあるが冬季閉鎖中。利用可能期間は4月〜11月のようだ。

駐車場から先、しばらくは園内の車道を進む。奥にあるキャンプ場までは車で行くこともできる。

この分岐はどちらへ行っても山頂へ向かう。舗装路だが右の道は車両通行禁止だ。とりあえず真っすぐ行ってみるか。

バンガローが見えてきた。キャンプ場や野外ステージなどが整備されている区画だ。

キャンプ場の区画の近くに登り口がある。ここにも駐車場がある。山頂へピストンするだけならここに車を停めてもいい。

今日は晴れ予報だったはずだが、なんだか雲が垂れ込めてきた。

急な階段が山頂への最短ルート。少しは体に負荷をかけたいのでここを登ろう。

急坂を登っていくと一気に見晴らしが良くなってきた。

しかしその坂も少しの距離で汗をかく間もなく遊歩道と合流する。あとは山頂まで平坦区間のようだ。

合流点から少し歩けば山頂広場に到着する。

残念ながら山頂からの眺望はない。わずかばかりの広場があるだけである。

その広場の外れに山頂標識と三角点がある。足跡が一筋、この地点を目指して続いていた。我々の前に誰か来ていたようだ。

ゆるふあ登山だったが一座げっと〜。

下山は遊歩道をたどってみようと思う。
山頂直下にある分岐を左へ進む。

途中に展望台があるので少し寄り道。
遊歩道から少し山手に入った場所にあるので道標を見逃さないよう注意。

小さな里山だが、ここからの眺望は素晴らしい。花巻や紫波町の町並みや紫波三山や岩手山が望める。新幹線の高架橋をたどっていけば盛岡駅付近のビル群も確認できる。

足元の高架橋を新幹線が轟音をたてて通過していった。リアルなNゲージみたいで楽しい。

景色に飽きることは無かったが体が冷えてきたので下山開始。
遊歩道は山腹を巻くようにゆるゆると下っていく。

道は途中からは舗装路になる。車両通行禁止なので車で登ってくることはできない。

戸塚森は野鳥の楽園だった。
まずツグミが挨拶にやってきた。

次はマヒワ。群れで一つの木を占拠していた。

なんかデカイ鳥が来たなーと思ったらアオゲラだった。
撮影はできなかったが、他にもジョウビタキなど多数の野鳥が我々の目を楽しませてくれた。

小鳥たちがピタッと静かになったと思ったら上空に猛禽が旋回していた。食うか食われるか、自然界は厳しい。

遊歩道から散策園地へ入る。戸塚森には多くの道が整備されているので色々と好きにルート設定できるのが良い。

園内にはアスレチックなんかもあったりする。「スタート」などと書かれていると思わずチャレンジしたくなってくるが、転倒して怪我をする未来予想図が垣間見えたのでやめておいた。

最後は桜並木の階段で駐車場へと戻った。ここは春に来るのも良さそうだなぁ。

感想

ちゃってぃ

寝坊して家を出るのが遅くなってしまったので近場のゆるふあ山に登りにでかけた。登るっていうか散歩みたいなものだけど。
花巻市石鳥谷にある戸塚森は一帯が公園として整備されている山だ。遊歩道が張り巡らされているのでコース取りはよりどりみどり、好きに歩くことができる。
山頂に車で登れるコースもあり（一般車は進入禁止）子供からお年寄りまで楽に山頂に立てる。
山頂は広場があるだけで特に眺望もないが北側にある展望台からの眺めが素晴らしい。花巻や紫波・矢巾の市街地はもちろん岩手山や紫波三山を一望することができる。展望台まで行くだけでも十分な満足感を得られるはず。
また山腹の雑木林には多数の野鳥が憩い、我々の目を楽しませてくれた。野鳥観察の森としてもおすすめだ。
里山だと思って初冬に訪れたが、春は桜、秋はもみじも良さそうだ。夏でも藪に覆われることはなさそうなのでキャンプついでにナイトハイクもいいかもしれない。
小さくてもなかなか楽しい山、戸塚森だった。