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Yamareco

記録ID: 3817012
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東海

兵越峠から中ノ尾根山を越え合地山へ

2021年12月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
13:38
距離
31.1km
登り
2,600m
下り
2,608m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:46
休憩
0:49
合計
13:35
2:53
17
3:11
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80
4:31
4:32
9
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5:39
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0
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ゴール地点
天候 快晴!無風!
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
兵越峠は長野県側が通行止め。
静岡県側(草木トンネル〜峠)は車通行に問題無し。
コース状況/
危険箇所等
・積雪
三又山直下より。深さ最大20cmほど。ツボ足・キックステップで対応。

・その他
終始踏み跡はあるが薄い。マーカーは多くはないが終始点在。平森山〜三又山、合地ノコル〜合地PⅣには藪があり、後者では保護グラスがあると安心。倒木の巻き・潜り・越えが豊富。
平森山の少し先にあった死。
2021年12月05日 05:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/5 5:49
平森山の少し先にあった死。
夜明けの立ち枯れ。
2021年12月05日 06:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/5 6:01
夜明けの立ち枯れ。
主稜線の輪郭、木の影がとても美しい。
2021年12月05日 06:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/5 6:04
主稜線の輪郭、木の影がとても美しい。
平森山を振り返る。深南部の夜明けだ!
2021年12月05日 06:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/5 6:14
平森山を振り返る。深南部の夜明けだ!
主稜線の積雪が視認できるようになってきた。この足下はルートではなく、笹が深めで歩きにくいです。平森山〜白倉山〜笠松山はほぼ尾根筋がルート。
2021年12月05日 06:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/5 6:24
主稜線の積雪が視認できるようになってきた。この足下はルートではなく、笹が深めで歩きにくいです。平森山〜白倉山〜笠松山はほぼ尾根筋がルート。
ビーナスベルトは美しい。
2021年12月05日 06:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/5 6:39
ビーナスベルトは美しい。
いよいよ三又山が近く、素晴らしい細尾根からドームと中ノ尾根山が連なる。
2021年12月05日 07:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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いよいよ三又山が近く、素晴らしい細尾根からドームと中ノ尾根山が連なる。
三又山から南西。登ってきた白倉尾根が伸びてゆき、右奥には恵那山。あちらに雪は無さそう。
2021年12月05日 07:43撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/5 7:43
三又山から南西。登ってきた白倉尾根が伸びてゆき、右奥には恵那山。あちらに雪は無さそう。
「ドーム!」と何度か口に出してしまう。珍しいお名前。
2021年12月05日 07:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/5 7:49
「ドーム!」と何度か口に出してしまう。珍しいお名前。
ドーム過ぎから中ノ尾根山。
2021年12月05日 07:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ドーム過ぎから中ノ尾根山。
ドームを南から見ると大規模な崩壊。全然ドームちゃうやん?むしろ中ノ尾根山ちゃうん?伝承ミス??などと。
2021年12月05日 07:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/5 7:57
ドームを南から見ると大規模な崩壊。全然ドームちゃうやん?むしろ中ノ尾根山ちゃうん?伝承ミス??などと。
ドームはとても美しい姿。さらに、右奥には池口〜光〜聖が見え、左奥には中アと北ア。
2021年12月05日 08:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ドームはとても美しい姿。さらに、右奥には池口〜光〜聖が見え、左奥には中アと北ア。
ミサ100のやつ。
2021年12月05日 08:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ミサ100のやつ。
味のある標識。
2021年12月05日 08:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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味のある標識。
見えたガッチ!奥には大無間山の山塊。
2021年12月05日 08:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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見えたガッチ!奥には大無間山の山塊。
聖岳、今朝のモルゲンロートは最高だったと思います。いつか小聖から間近で見たい野望があります。赤石、白兎の耳(?)、光石のテカリ!
2021年12月05日 08:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/5 8:24
聖岳、今朝のモルゲンロートは最高だったと思います。いつか小聖から間近で見たい野望があります。赤石、白兎の耳(?)、光石のテカリ!
合地ノコルはまさかの幼木帯藪漕ぎ…この後も点在しています。
2021年12月05日 09:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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合地ノコルはまさかの幼木帯藪漕ぎ…この後も点在しています。
ガッチPⅠ。標識は無さそうでした。
2021年12月05日 09:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ガッチPⅠ。標識は無さそうでした。
ガッチPⅡ。北東尾根に乗れば柴沢へ。
2021年12月05日 09:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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ガッチPⅡ。北東尾根に乗れば柴沢へ。
ガッチPⅢ。ここが一番藪くて急登だった記憶。
2021年12月05日 10:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/5 10:05
ガッチPⅢ。ここが一番藪くて急登だった記憶。
ガッチPⅣ。名刺入れってどんな動機で設置されているのでしょうか?
2021年12月05日 10:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/5 10:16
ガッチPⅣ。名刺入れってどんな動機で設置されているのでしょうか?
中ノ尾根山登り返しは非常に良い雰囲気。
2021年12月05日 12:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/5 12:11
中ノ尾根山登り返しは非常に良い雰囲気。
中ノ尾根山ピークを巻こうとするも結局山頂2,30m下まで高巻きする羽目に。
2021年12月05日 12:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/5 12:26
中ノ尾根山ピークを巻こうとするも結局山頂2,30m下まで高巻きする羽目に。
ドームからしらびそ高原が見えます。
2021年12月05日 12:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/5 12:57
ドームからしらびそ高原が見えます。
ドームから信濃俣の先に富士。大沢崩れと信濃俣の崩壊が重なり、崩壊好きの僕にはたまらない。…たまらない。
2021年12月05日 12:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/5 12:58
ドームから信濃俣の先に富士。大沢崩れと信濃俣の崩壊が重なり、崩壊好きの僕にはたまらない。…たまらない。
深南部主稜線はモコモコ。
2021年12月05日 13:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/5 13:51
深南部主稜線はモコモコ。
最後には白倉尾根を外して強引にトサワ山を獲得。ミサ100看板が好きです。
2021年12月05日 16:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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12/5 16:07
最後には白倉尾根を外して強引にトサワ山を獲得。ミサ100看板が好きです。
水窪のスーパーやまみち向かいの自販機にてドクペ(缶)を買って飲みながら帰るのがお気に入り。
2021年12月05日 17:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
12/5 17:17
水窪のスーパーやまみち向かいの自販機にてドクペ(缶)を買って飲みながら帰るのがお気に入り。

感想

南アルプス深南部の中ノ尾根山には是非登りたいと今春からずっと思っていました。しかし3000m峰の魅力にハマり、るーひー出現の恐ろしさもあって後回しに。ようやく今回、深南部の中でも奥深い合地山まで行ってみようと計画しました。

晴れ、冬で藪少なめ、無風、適度な積雪という進行難易度は最小レベルの好条件を引くことができたと思います。おかげで元気に進めて大満喫・大満足となりました。

白倉尾根は勾配は緩めですが倒木等の障害物があり、無理に急がず通過しました。自分としては、藪・倒木の回避や踏み跡辿りなどRF能力を程よく要求される心地よいルートの印象です。劇烈な藪漕ぎは無いので深南部ご案内には良いのかもしれません(長丁場ですが)。個人的に中ノ尾根山の雰囲気は山が好きな方をご案内するなら一度体験していただきたいものです。

ガッチピストンはそれなりに体力を要求されました。中ノ尾根山から合地ノコルまで、踏み跡をあまり意識せず下りそれなりに消耗。コルは幼木帯でまさかの藪漕ぎ(一瞬ですし絶望感はありません)。その先も樹・枝間が狭かったり急勾配だったりとなかなか。しかも中ノ尾根山へ登り返さなくてはなりません(これは意外に苦しくなかったですが)。

距離と標高差の割には時間がかかっていますが、夏のようには急がず、また藪や倒木などが影響していると思います。

テント泊や厳冬期登山など、自分にとっての新技術を習得したいと強く思うこの頃です。ロング日帰りは後を引きますし、強い動機が無ければそう頻繁にはできません(やりたくもありませんw)。もっと手札を増やして、その時その時の気分で適切に山行スタイルを選択できるようになりたいものです。

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コメント

アルパイン、沢はパートナーありきでなかなか敷居が高いですがそれ以外ならしっかり場数踏めばオールラウンドにこなせるんじゃないでしょうか?
雪山もSGtyutaさんの大無間の歩きっぷりからすると一冬甲斐駒やら八ヶ岳でちょっとした岩場こなせば北岳、塩見、悪沢、聖はさほど難しくないかと。
テクニカル的に難しいとこも無く、歩荷出来て雪上幕営さえできれば何とかなります。

仕事の環境、家庭環境、自身のモチベーション…いろんな条件が味方して山って歩けるもんだと思います、やれるうちにやった者勝ち。
SGtyutaさんの若さ、歩きっぷり本当に羨ましいです。
kaikaireiさん、Evergreenさん、sunatomoさんに続く南アルプス歩きの常連さんになるんじゃないかと期待しております
2021/12/13 20:31
tomhigさん
コメントありがとうございます。お返事遅くなってすみません。

「いろんな条件が味方して山って歩けるもんだと思います、やれるうちにやった者勝ち」というお言葉が特に心に染みました。本当にその通りですね。人生で今しかないという覚悟で楽しみたいと思うようになりました。

すみません、折角ですのでいくつかご質問させてください。🙇🏻‍♂️

(甲斐駒ヶ岳や八ヶ岳)冬の岩場というのは一般登山道レベルの積雪状態という意味でしょうか?また、その行程内において意識・確認すべきポイントはどのようなものでしょうか?

僕の現在の1番の目標は厳冬期の聖(便ヶ島〜西沢渡〜薊畑〜小聖〜)なのですが、雪山経験の浅い者としての懸念は小聖〜前聖の一部区間での滑落危険性と考えています。これに限らず本ルートで注意すべき事があれば教えていただけないでしょうか?
2021/12/14 23:14
SGtyutaさん
岩場、一般登山道での話です。
粗方無雪期でのバリエーションルートと同じような脚の運びで充分かと思います。
黒戸ならルンゼ、八ヶ岳、赤岳から硫黄小屋区間でもルンゼそれに加えトラバースがしょっぱいとこでこの辺こなせれば南アルプスのピークハント、技術的には問題無いかと思います。
さらっと書く程度にしときますがルンゼの下り、トラバースはピッケル積極的にピックやら石突き利用して。

聖、私は残雪期と雪化粧した程度の初冬にしか登ったことがないため想像で以下述べますが。
小聖から広い南斜面直下に出る間際が南岸低気圧到来するとリッジになるようですが伊那側は切り立ってるので聖平からかわしたほうが良さげ。
谷川、穂高のような鬼の雪庇にはならないかと思います。

南斜面、伊那谷からの季節風で年末年始は然程雪付かないかと思いますが、仮に真っ白、凍結箇所あったとしても広い斜面ですから雪の状態良い箇所見つかるはずなので、登山道に拘らず歩きやすいとこ、アイゼン効かせて歩けば問題無いかと。
無雪期だととんでもないように見える傾斜もピッケルぶっ刺しながらだと案外登れたりします。

納得されるような返事になってないかもしれませんが何卒ご容赦の程を。
2021/12/15 12:37
tomhigさん
詳細に渡りありがとうございます🙇🏻‍♂️
ルンゼにトラバース、積雪時の技術を開発したいと思います。
聖の記述も大変参考になりました。さらにイメージが明確になってきました!
少しずつ雪に慣らしていきたいと思います。ありがとうございました😊

2021/12/15 21:34
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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