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Yamareco

記録ID: 3827902
全員に公開
雪山ハイキング
塩見・赤石・聖

【南ア】鳥倉ゲートから行く冬季塩見岳

2021年12月11日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
11:06
距離
30.0km
登り
2,679m
下り
2,731m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:10
休憩
2:14
合計
12:24
距離 30.0km 登り 2,761m 下り 2,760m
6:19
6:20
37
6:58
7:06
26
7:32
7:32
23
8:14
8:41
18
8:59
8:59
42
9:41
9:47
78
11:04
11:20
74
12:34
12:42
2
12:44
13:13
4
13:16
13:19
48
14:07
14:31
69
15:41
15:42
41
16:24
16:24
11
16:34
16:35
7
16:56
16:56
19
17:15
17:16
23
17:39
17:40
33
天候 天気:快晴
気温:鳥倉ゲートで1℃(AM6:00頃)三伏峠小屋で−5℃(AM8:00頃)、塩見岳山頂で−7℃(PM1:00頃)
風:西の風(塩見岳山頂付近で3〜6m/s)
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道の松川ICから長野県道59号線を大鹿方面へひたすら走り、国道152号線にたどり着いたら、道の駅歌舞伎の里大鹿方面へ。道の駅を過ぎてほどなくすると、宿泊施設『赤嶺館』付近に登山口方面への案内標識がある。あとは所々で分岐はあるが案内もあるのでそれに従い延々と続く鳥倉林道をひた走ると鳥倉ゲートにたどり着く。

鳥倉林道は通行可能(今年は12月24日をもって通行止め予定、積雪など状況により早まる可能性有り)。林道は全行程舗装された1.5車線の走りやすい道路だが分岐も多いので慎重にゆっくり走る必要がある。ハイシーズンだと車の往来も多いと思われるので、尚更ゆっくり走る必要がある。道路状況に大きな問題なしだが数カ所段差があるので通行注意。

鳥倉林道ゲート直前の駐車場は20台程度駐車可能。その前にも駐車場有り。ここから登山口までおよそ30分程。
コース状況/
危険箇所等
この時期の積雪状況はすぐに変わるため、もし参考にされる場合は注意されたし。

南アルプス方面は、今週前半の3日間ほど降雪があった模様。登山道に入ってから、ほぼ全ての行程で積雪となっていた。雪質は少し湿気を帯びた新雪で、午後の気温が上がったタイミングでは、アイゼンやチェーンスパイクに雪だんごが形成されるような状態だった。稜線上は山頂付近も含めて40〜80cm位のフカフカの積雪で、スノーシューが効果を発揮するシチュエーションだったが、この日はツボ足トレースがあり、スノーシューを使うとかえって煩わしい状態だった。


以下、区間ごとの状況

@鳥倉駐車場ゲートから鳥倉登山道入口まで
林道路面の日が当たらない場所では、5cm位の雪が残っている箇所があったが、サクサクしているので問題なく歩行できた。ただ橋の上の水分が凍ってツルツルだったため、何も気にせず歩くと転ぶこと間違いなし。

@鳥倉登山道から三伏峠小屋まで
登山口に入ってから割とすぐに積雪となり、途中で切れることもあったが、それも僅かの区間だけだった。チェーンスパイクが効果的なシチュエーションで、積雪量は、豊口山のコルと呼ばれているところまでで5〜15cm位、その先、上に行くほど増えてきて、三伏峠小屋付近まで来ると30〜40cm位といったところ。雪質は僅かに湿り気のある新雪。

@三伏峠小屋から塩見小屋まで
小屋からは稜線上を進むことになるが、森林限界が2600m位と高いため、ほぼ樹林の中を進む形になる。アップタウンがあり、無雪期には苦になる程でもないが、積雪量が30〜50cm位でフカフカの雪質なため、意外と苦労する。全般にツボ足では下まで沈むため歩きにくい。試しにスノーシューを履いてみたが、ツボ足トレースの穴にスノーシューが突っ込んでしまい歩きにくくなってしまったため、すぐにチェーンスパイクに戻した。塩見小屋直下では、カナリの急斜面にフカフカの雪が深く付いているため、ズルズル崩れて登りにくい状況だった。硬い雪ならもう少し簡単に上がれる状況だったと思う。

@塩見小屋から塩見岳頂上まで
塩見小屋から上は、更に積雪量が増えて、深いところでは80cm位になっている所もあった。雪質は相変わらずフカフカのままなので、歩きにくいことこの上なし。天狗岩と呼ばれる岩峰と塩見岳本体は、壁のような急斜面にフカフカの新雪が深く付いているため、見るだけで恐怖を感じた。実際、登っている最中に雪がズルズル崩れて難しいコンディションだった。もう少し季節が進んで雪が硬くなるか、付く雪が少なければ、楽に上がれるとは思う。
その他周辺情報 奇麗な外観が印象的な宿泊施設『赤嶺館』http://www.osk.janis.or.jp/~sekirei/
鳥倉林道から降りてきて、国道152号線に合流した所にあって、登山後に癒やされるのもいいなと思った。
今回も割とロングな行程なので、いつもよりも早く(と言っても30分位しか早くないのだが)、ヘッドライトを灯してスタート。
2021年12月11日 05:43撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 5:43
今回も割とロングな行程なので、いつもよりも早く(と言っても30分位しか早くないのだが)、ヘッドライトを灯してスタート。
30分位で登山口に辿り着き、登り始めて割とすぐに積雪となってきた。
2021年12月11日 06:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
12/11 6:37
30分位で登山口に辿り着き、登り始めて割とすぐに積雪となってきた。
今回は快晴が約束された状況なので、ガスもなくハッキリと景色が見渡せた。
2021年12月11日 06:50撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 6:50
今回は快晴が約束された状況なので、ガスもなくハッキリと景色が見渡せた。
中央アルプスに日が当たりその姿を見せてくれる。今日はいい日に当たったな。
2021年12月11日 07:10撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 7:10
中央アルプスに日が当たりその姿を見せてくれる。今日はいい日に当たったな。
北アルプスの方も少し雲があるものの、よく見える。
2021年12月11日 07:14撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 7:14
北アルプスの方も少し雲があるものの、よく見える。
水場は凍りつき使用不可だった。
2021年12月11日 07:32撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
12/11 7:32
水場は凍りつき使用不可だった。
小規模な氷瀑も現れる。
2021年12月11日 07:36撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 7:36
小規模な氷瀑も現れる。
三伏峠小屋名物のあと200歩標識。自分は252歩だった!
2021年12月11日 08:09撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
12/11 8:09
三伏峠小屋名物のあと200歩標識。自分は252歩だった!
三伏峠小屋に着く頃には、ちょっと疲れてしまって体が重い。ハンガーノックっぽいので、ここでしばらく休憩と食事を取ったら、元気がモリモリ復活してきた!
2021年12月11日 08:16撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 8:16
三伏峠小屋に着く頃には、ちょっと疲れてしまって体が重い。ハンガーノックっぽいので、ここでしばらく休憩と食事を取ったら、元気がモリモリ復活してきた!
元気モリモリになり活動再開して程なくで見晴らしの良い三伏山に到着!気温−5.1℃、風は穏やか。最高の快晴!
2021年12月11日 08:54撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 8:54
元気モリモリになり活動再開して程なくで見晴らしの良い三伏山に到着!気温−5.1℃、風は穏やか。最高の快晴!
北の方に見えるのは仙丈ヶ岳かな?ドッシリして迫力あるなー
2021年12月11日 08:54撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 8:54
北の方に見えるのは仙丈ヶ岳かな?ドッシリして迫力あるなー
真っ白な美しい間ノ岳から北岳の連なり。でっかいなあー!
2021年12月11日 08:54撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 8:54
真っ白な美しい間ノ岳から北岳の連なり。でっかいなあー!
これは位置的にひょっとしたら聖岳の方面かな?(違っていたらすみません)先週は全く姿形を見せてくれなかったなぁ
2021年12月11日 08:55撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 8:55
これは位置的にひょっとしたら聖岳の方面かな?(違っていたらすみません)先週は全く姿形を見せてくれなかったなぁ
これから登る塩見岳の勇姿。けっこう険しそうな斜面やなー
2021年12月11日 08:55撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 8:55
これから登る塩見岳の勇姿。けっこう険しそうな斜面やなー
本谷山に到着し、また絶景を眺める。こちらは甲斐駒ヶ岳の勇姿。
2021年12月11日 09:42撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 9:42
本谷山に到着し、また絶景を眺める。こちらは甲斐駒ヶ岳の勇姿。
間ノ岳と北岳も少し近づいてきて迫力も増す。
2021年12月11日 09:42撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 9:42
間ノ岳と北岳も少し近づいてきて迫力も増す。
塩見岳もだいぶん近づいてきてきた!迫力あるわぁ
2021年12月11日 09:43撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 9:43
塩見岳もだいぶん近づいてきてきた!迫力あるわぁ
本谷山からは再び樹林帯に入りひたすら進む。
2021年12月11日 10:13撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
12/11 10:13
本谷山からは再び樹林帯に入りひたすら進む。
樹林帯を抜け、再び森林限界を超えて進む。この辺から一段と雪の深さが増す。ここで先行の方とすれ違う。山頂は諦め戻られるとのことだった。トレースのお礼をし別れた。
2021年12月11日 10:56撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 10:56
樹林帯を抜け、再び森林限界を超えて進む。この辺から一段と雪の深さが増す。ここで先行の方とすれ違う。山頂は諦め戻られるとのことだった。トレースのお礼をし別れた。
深い新雪の急斜面をなんとか通過し、塩見小屋に到着!一段と高く聳え立つ塩見岳がラスボス感満点!
2021年12月11日 11:05撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 11:05
深い新雪の急斜面をなんとか通過し、塩見小屋に到着!一段と高く聳え立つ塩見岳がラスボス感満点!
塩見小屋は一部を避難スペースとして開放してあった。復路はここで食事休憩とさせてもらった。戸締まり点検よし!
2021年12月11日 11:09撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 11:09
塩見小屋は一部を避難スペースとして開放してあった。復路はここで食事休憩とさせてもらった。戸締まり点検よし!
山頂へ向かう。積雪は70〜80cm位有って思いのほか雪が硬くならず、太もも近くまで埋まるツボ足ラッセルにヒイヒイ言いながらの登高。
2021年12月11日 11:18撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 11:18
山頂へ向かう。積雪は70〜80cm位有って思いのほか雪が硬くならず、太もも近くまで埋まるツボ足ラッセルにヒイヒイ言いながらの登高。
しかし周りを見ればこの非日常的状況なので気分は最高!
2021年12月11日 11:48撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 11:48
しかし周りを見ればこの非日常的状況なので気分は最高!
山頂だと思っていた天狗岩に上がると、一段と高く聳え立つ塩見岳山頂が現れる。すごいラスボス感。壁のような急斜面に思わず『マジ?』と口に出してしまうほどの迫力だった。
2021年12月11日 12:02撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 12:02
山頂だと思っていた天狗岩に上がると、一段と高く聳え立つ塩見岳山頂が現れる。すごいラスボス感。壁のような急斜面に思わず『マジ?』と口に出してしまうほどの迫力だった。
塩見岳直下の急斜面は、壁に近い急角度でズルズルの深い新雪がドッサリ付いていてかなりエグい状況だったが、なんとか登り上がり登頂!塩見岳西峰、標高3047m、気温−7.1℃、風速は強くても6m/sと比較的穏やかなので、ここで存分に絶景を堪能させてもらう。
2021年12月11日 12:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 12:37
塩見岳直下の急斜面は、壁に近い急角度でズルズルの深い新雪がドッサリ付いていてかなりエグい状況だったが、なんとか登り上がり登頂!塩見岳西峰、標高3047m、気温−7.1℃、風速は強くても6m/sと比較的穏やかなので、ここで存分に絶景を堪能させてもらう。
ここから更に南の奥に聳え立つ悪沢岳の威容。地形図を見て気になっている山頂から北に延びるあの緩やかな斜面には一体何があるのだろう?冒険心が掻き立てられる。
2021年12月11日 12:37撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 12:37
ここから更に南の奥に聳え立つ悪沢岳の威容。地形図を見て気になっている山頂から北に延びるあの緩やかな斜面には一体何があるのだろう?冒険心が掻き立てられる。
聖岳方面?一番奥が聖岳?先週登ったのに見たことはないという矛盾(笑)
2021年12月11日 12:38撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 12:38
聖岳方面?一番奥が聖岳?先週登ったのに見たことはないという矛盾(笑)
富士山はやっぱり絵になるなぁ〜
2021年12月11日 12:38撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 12:38
富士山はやっぱり絵になるなぁ〜
南東方向に延びる雪稜。
2021年12月11日 12:38撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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南東方向に延びる雪稜。
うねる稜線。
2021年12月11日 12:39撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 12:39
うねる稜線。
11月に登った農鳥岳と西農鳥岳。すっかり白くなった。
2021年12月11日 12:39撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 12:39
11月に登った農鳥岳と西農鳥岳。すっかり白くなった。
物凄い迫力の間ノ岳とその後に北岳。南アルプスの山はひとつひとつがデカくて迫力が凄い!
2021年12月11日 12:39撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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物凄い迫力の間ノ岳とその後に北岳。南アルプスの山はひとつひとつがデカくて迫力が凄い!
北の奥の方には甲斐駒ヶ岳の勇姿。あのカッコいいトンガリにもいずれ登ってみたい。
2021年12月11日 12:39撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 12:39
北の奥の方には甲斐駒ヶ岳の勇姿。あのカッコいいトンガリにもいずれ登ってみたい。
これまた、ドッシリした威容の仙丈ヶ岳。ここ何回か南アルプスの山に登っているが、登る前はアクセス難を理由に敬遠していたのだが、よくよく調べてみると、意外と自宅からのアクセスは悪くなかった。選択肢に入る山域が増えて嬉しい。この先が楽しみだ。
2021年12月11日 12:39撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 12:39
これまた、ドッシリした威容の仙丈ヶ岳。ここ何回か南アルプスの山に登っているが、登る前はアクセス難を理由に敬遠していたのだが、よくよく調べてみると、意外と自宅からのアクセスは悪くなかった。選択肢に入る山域が増えて嬉しい。この先が楽しみだ。
西峰から100m程の東峰にも立ち寄る。標高3052m。しばらくすると本日テント泊をするという登山者が到着。この時期は静かでいいね、簡単ではないけど、などと談笑。
2021年12月11日 12:48撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 12:48
西峰から100m程の東峰にも立ち寄る。標高3052m。しばらくすると本日テント泊をするという登山者が到着。この時期は静かでいいね、簡単ではないけど、などと談笑。
雪庇が発達しつつある雪稜と一筋のトレースが美しい。名残惜しいがそろそろ戻ることにする。さらば!塩見岳!感動的な景色をありがとう!いつかまた会う日まで!
2021年12月11日 12:50撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 12:50
雪庇が発達しつつある雪稜と一筋のトレースが美しい。名残惜しいがそろそろ戻ることにする。さらば!塩見岳!感動的な景色をありがとう!いつかまた会う日まで!
帰りもこの絶景を見ながら…とはいかず、物凄いズルズル雪の急斜面を降りるのに緊張を解かせられない。
2021年12月11日 13:15撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 13:15
帰りもこの絶景を見ながら…とはいかず、物凄いズルズル雪の急斜面を降りるのに緊張を解かせられない。
西峰から天狗岩への行程。上りよりも下りの方が怖い。とにかくこのズルズルの雪が悪さをして非常に怖い。ズルズル雪でもアイゼンとピッケル(自分はウィペットを使用)は必要。そう感じさせる場面だった。
2021年12月11日 13:17撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 13:17
西峰から天狗岩への行程。上りよりも下りの方が怖い。とにかくこのズルズルの雪が悪さをして非常に怖い。ズルズル雪でもアイゼンとピッケル(自分はウィペットを使用)は必要。そう感じさせる場面だった。
天狗岩とのコルまで降りてきた。もう安心と思いきや、まだ天狗岩からの下りがある。気を抜いてはいけない。
2021年12月11日 13:31撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 13:31
天狗岩とのコルまで降りてきた。もう安心と思いきや、まだ天狗岩からの下りがある。気を抜いてはいけない。
振り返って塩見岳の雪壁。怖かった壁も過ぎれば名残惜しい。
2021年12月11日 13:36撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 13:36
振り返って塩見岳の雪壁。怖かった壁も過ぎれば名残惜しい。
天狗岩から再び急斜面を下る。塩見岳本館の急斜面ほどではないが、ここの下りもかなり緊張する場面だった。
2021年12月11日 13:41撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 13:41
天狗岩から再び急斜面を下る。塩見岳本館の急斜面ほどではないが、ここの下りもかなり緊張する場面だった。
ここまで降りればもう安心かな。
2021年12月11日 13:50撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 13:50
ここまで降りればもう安心かな。
危険な箇所は過ぎたが、このズボズボラッセルは、帰りの疲れた脚には堪える。
2021年12月11日 14:05撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
3
12/11 14:05
危険な箇所は過ぎたが、このズボズボラッセルは、帰りの疲れた脚には堪える。
塩見小屋で悠長に食事をしていたらすっかり日が陰ってきてしまった。急ぎたいが、ズボズボ雪でスピードは上がらない。
2021年12月11日 15:15撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
4
12/11 15:15
塩見小屋で悠長に食事をしていたらすっかり日が陰ってきてしまった。急ぎたいが、ズボズボ雪でスピードは上がらない。
名残惜し過ぎる塩見岳。
2021年12月11日 15:39撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 15:39
名残惜し過ぎる塩見岳。
名残惜しい過ぎてズームアップ!
2021年12月11日 15:40撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 15:40
名残惜しい過ぎてズームアップ!
アーベントロートの時間になってきた。カメラの設定ミスで黄色っぽくなってしまったが、実際は美しいピンク色に染まっていてムチャクチャ綺麗だった。
2021年12月11日 16:17撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 16:17
アーベントロートの時間になってきた。カメラの設定ミスで黄色っぽくなってしまったが、実際は美しいピンク色に染まっていてムチャクチャ綺麗だった。
日と影の縞々。
2021年12月11日 16:19撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
2
12/11 16:19
日と影の縞々。
何度も足を止めて眺める。なんて綺麗なんだろう。。。
2021年12月11日 16:24撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
6
12/11 16:24
何度も足を止めて眺める。なんて綺麗なんだろう。。。
間ノ岳もアーベントロートに染まる。
2021年12月11日 16:24撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
5
12/11 16:24
間ノ岳もアーベントロートに染まる。
綺麗だなぁ。。。
2021年12月11日 16:24撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 16:24
綺麗だなぁ。。。
日が山端に没すると、景色全体が紫色に染まり、とてつもなく綺麗だった!しかし美しさに酔いしれるのもここまで。雪の暗闇下山は非常に危険。事故の無いように降りることに集中する。
2021年12月11日 16:36撮影 by  DSC-RX100M7, SONY
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12/11 16:36
日が山端に没すると、景色全体が紫色に染まり、とてつもなく綺麗だった!しかし美しさに酔いしれるのもここまで。雪の暗闇下山は非常に危険。事故の無いように降りることに集中する。
撮影機器:

感想

最高の天気が約束されたこの週末、選んだのは南アルプス・塩見岳。今週の前半は天気のぐずついた日が続いていたので、標高の高い山では新たに新雪が降り積もってているだろうと思われた。しかし日帰りという条件付きだと、白山のように雪がドッサリ過ぎても無理があるので、南アルプスならちょうど良いと考えた。

希望はトレースなしのスノーシューハイクだったが、当日はトレースがある状況だったのでスノーシューの出番が無かったのは少しだけ残念だった(でもトレースがあるのは基本有り難いし、精神衛生上も良い)。それでも最高の天気のもと、雪を纏った南アルプスの山並みを心ゆくまで堪能できたのは何物にも代えがたい素晴らしいものだった。このハイクを最後にこれからしばらくの間、山に入れない日々が続く見込み。そういうこともあって、いつも以上に下山が名残惜しかった。


以下忘備録


@着用衣服・装備(スタート時)
メリノウールのベースとタイツ、ハードフリースジャケット、靴下(厚手)、ビーニー、ハードシェルパンツゲイター内蔵、薄手のグローブ、前後コバ付き冬季ブーツ

@持参装備・衣服(状況により使用する物など)
チェーンスパイク(使用)、12本爪アイゼン(使用)、ウィペット2本(使用)、スノーシュー、ハードシェルジャケット(使用)、バラクラバ、ゴーグル、サングラス(使用)予備化繊ベースレイヤー、予備靴下、化繊中綿ジャケット、化繊中綿パンツ、夏用化繊シュラフ、厳冬期のグローブ2個(1個使用)、ウールのグローブ、ヘッドランプ2個(1個使用)、調理器具一式、予備のGPS機、気象観測計(使用)

@飲・食料
ポカリ3.5リットル(うち3リットル消費)、明太ポテトスティック(消費)、薄皮アンパン5個入(消費)、ジャンボフランクパン(消費)、カップらーめん(消費せず)、塩分チャージ飴5個(2個消費)、ブドウ糖アメ5個(2個消費)、アルフォート個包装5個(3個消費)、でっかいカルパス1個(消費)、

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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
塩見岳(鳥倉林道より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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