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記録ID: 383400
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ハイキング
甲信越

富士山の眺めが最高の富士見山1640m

2013年12月15日(日) [日帰り]
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GPS
06:15
距離
8.0km
登り
1,133m
下り
1,120m

コースタイム

横須賀発(3:50)→平須登山口駐車場(7:15〜7:40)→稜線(10:35)
→展望台(10:43〜11:00)→山頂(11:20)→展望台(11:40〜12:15)
→堂平下山口(12:27)→やすらぎの宮(13:40)→平須駐車場(13:55)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○かつて利用されていた駐車場は青少年自然の里の大型バス用の駐車場となったため平須集落の上部にある炭焼きの園の空き地を利用することになります。
○炭焼きの園へ行くにはナビでなかとみ青少年自然の里をセットします。
○自然の里を過ぎると十字路になるので右折して平須の集落に入ります。
○平須の集落を抜けると左手に炭焼きの園があります。
○白いシャッターの資材倉庫、炭焼き釜、アスレチックなどがある公園風の施設です。

コース状況/
危険箇所等
○登山ポストは見あたりませんでした。堂平登山口にはそれらしきポストはありますが荒廃していて使えません。
○標高や距離を示した道標がたくさんあるので道に迷うことはありません。
○平須コースにトラロープが設置されたガレ場?が2カ所ありますが、さほど危険な場所ではありません。富士山の眺めが良くなった場所なので、景色に見とれて足を取られないように気をつけましょう。
○平須から車で15分ほどのところに、町営の「つむぎの湯」があります。400円で入浴できる温泉なので利用価値大です。 
国道52号線から平須に向かい、ここを左折して左上の道に入り「なかとみ青少年自然の里」へ向かいます
国道52号線から平須に向かい、ここを左折して左上の道に入り「なかとみ青少年自然の里」へ向かいます
突然、体育館などがある青少年自然の里へ出ます
突然、体育館などがある青少年自然の里へ出ます
青少年の里を過ぎるとすぐに道が分岐します。ナビをあてにせず、右折して平須の集落に入ります
青少年の里を過ぎるとすぐに道が分岐します。ナビをあてにせず、右折して平須の集落に入ります
平須の集落を過ぎると左に炭焼きの園の広場があります。ここが登山者用の駐車場です
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平須の集落を過ぎると左に炭焼きの園の広場があります。ここが登山者用の駐車場です
広場の倉庫の横に登山口への道があります。右の舗装道路は、大型バス用の駐車場や堂平へ続く道です
広場の倉庫の横に登山口への道があります。右の舗装道路は、大型バス用の駐車場や堂平へ続く道です
すぐに平須登山口があります
すぐに平須登山口があります
山頂までの案内板がありますが、時間はあまりあてになりません
山頂までの案内板がありますが、時間はあまりあてになりません
えぐれた植林帯を過ぎると分岐しているような場所に出ますが、ここはピンクテープに従って左のトラバース風の道へ入ります
えぐれた植林帯を過ぎると分岐しているような場所に出ますが、ここはピンクテープに従って左のトラバース風の道へ入ります
まもなくボロな造林小屋があります。奥に見えるトイレは使えません
まもなくボロな造林小屋があります。奥に見えるトイレは使えません
50mごとの標識が完備しているので現在地がよくわかります
50mごとの標識が完備しているので現在地がよくわかります
2つ目の造林小屋です。雨宿り程度には使えます
2つ目の造林小屋です。雨宿り程度には使えます
小屋の裏手には、塩ビで作った鳥居があります。塩ビの鳥居なんか初めて見ましたが上手に出来ています
小屋の裏手には、塩ビで作った鳥居があります。塩ビの鳥居なんか初めて見ましたが上手に出来ています
1時間半ほどで植林地を抜けて明るい雑木の尾根に出ます
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1時間半ほどで植林地を抜けて明るい雑木の尾根に出ます
梢越に富士山が見えるようになります。午前中は逆光なので真っ黒です
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梢越に富士山が見えるようになります。午前中は逆光なので真っ黒です
山頂までの距離を示した道標もあります
山頂までの距離を示した道標もあります
トラロープが設置されたガレ場がありますが、さほど危険はありません。富士山に見とれて踏み外さないように
トラロープが設置されたガレ場がありますが、さほど危険はありません。富士山に見とれて踏み外さないように
1250mの先に、小休止するのにちょうど良いベンチがあります
1250mの先に、小休止するのにちょうど良いベンチがあります
稜線が近くなると、こんな明るいブナ林があります
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稜線が近くなると、こんな明るいブナ林があります
左に見えるガレ場の縁を過ぎれば稜線はもうすぐです
左に見えるガレ場の縁を過ぎれば稜線はもうすぐです
ここが御殿山から富士見山への稜線です。向かいの南アルプスから吹いてくる風が冷たいです
ここが御殿山から富士見山への稜線です。向かいの南アルプスから吹いてくる風が冷たいです
稜線から一投足で富士見山展望台です。奥の院の鳥居と祠があります
稜線から一投足で富士見山展望台です。奥の院の鳥居と祠があります
山梨県でよく見かける山頂の標柱があります。富士山の眺めが最高で、多くの人がここを山頂として帰るようです
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山梨県でよく見かける山頂の標柱があります。富士山の眺めが最高で、多くの人がここを山頂として帰るようです
毛無山の後ろにこんなに綺麗な富士山が見えます
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毛無山の後ろにこんなに綺麗な富士山が見えます
この日の南アルプスはちょっと雲が多いようです
この日の南アルプスはちょっと雲が多いようです
悪沢岳は見えたり隠れたり
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悪沢岳は見えたり隠れたり
塩見岳がちょっぴり顔を出してくれました。もしかしたら蝙蝠岳かな?
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塩見岳がちょっぴり顔を出してくれました。もしかしたら蝙蝠岳かな?
双耳峰の笊ヶ岳とその左には布引山が見えました
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双耳峰の笊ヶ岳とその左には布引山が見えました
展望台から20分ほどで三角点のある富士見山山頂へ着きます。落葉松に囲まれて展望はあまりありません
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展望台から20分ほどで三角点のある富士見山山頂へ着きます。落葉松に囲まれて展望はあまりありません
展望台に戻って富士山を見ながらお昼です。今日はセブンイレブンのお稲荷さん。味が濃くてなかなか美味しいです
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展望台に戻って富士山を見ながらお昼です。今日はセブンイレブンのお稲荷さん。味が濃くてなかなか美味しいです
稜線を御殿山方向へ15分ほど行くと堂平への下山口があります。右へ下ります
稜線を御殿山方向へ15分ほど行くと堂平への下山口があります。右へ下ります
歩きにくい下山道も造林小屋まで下るとあとはなだらかな歩きやすい道になります
歩きにくい下山道も造林小屋まで下るとあとはなだらかな歩きやすい道になります
吸い込まれるように空に向かってスーッと伸びた杉がとても綺麗です
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吸い込まれるように空に向かってスーッと伸びた杉がとても綺麗です
堂平コースは宗教施設「いやしの宮」敷地内へ下り立ちます
堂平コースは宗教施設「いやしの宮」敷地内へ下り立ちます
いやしの宮から林道に出たところです。左の舗装道路を行くと15分ほどで駐車場へ戻れます
いやしの宮から林道に出たところです。左の舗装道路を行くと15分ほどで駐車場へ戻れます
富士観橋はダイヤモンド富士の絶景ポイントだそうです
富士観橋はダイヤモンド富士の絶景ポイントだそうです
富士観橋上の絶景ポイント
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富士観橋上の絶景ポイント
富士観橋から見た富士山
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富士観橋から見た富士山
青少年の里用の大型バス駐車場へ出ます。この二股を左に行けばすぐに炭焼きの園駐車場です
青少年の里用の大型バス駐車場へ出ます。この二股を左に行けばすぐに炭焼きの園駐車場です
富士見山の麓には、廃校になった旧大須成小学校の木造校舎があります
富士見山の麓には、廃校になった旧大須成小学校の木造校舎があります
平須から車で15分ほどの町営日帰り温泉施設「つむぎの湯」で汗を流して帰りました。3時間400円で飲食物持ち込みOKです
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平須から車で15分ほどの町営日帰り温泉施設「つむぎの湯」で汗を流して帰りました。3時間400円で飲食物持ち込みOKです

感想

登山口の平須は駐車場の位置がイマイチわかりづらい。
ナビの地図でそれらしき場所をセットして行ったが、直近でナビが迷ってあらぬ方向を案内してしまった。
なんとかたどり着いた駐車場には春日部ナンバーのワゴン車が1台とまっていた。

気温は−1度だったが風が全くなく、朝日があたる炭焼き園駐車場はぽかぽかして気持ちが良かった。

案内板に従って駐車場のすぐ裏の杉林を登ると道路に出て直ぐ向かい側に登山口があった。
展望台まで2時間30分、山頂まで3時間30分の表示がある。
展望台から山頂までは20分じゃなかったっけ。ちょっとこの時間はあてになりそうもなかった。

しかし登り始めると標高50メートルごとに案内板がある。
別口の山頂まで○劼良玄韻發△襦J向を示した「登山道」の標識もある。
これらの標識のおかげで地図を見なくても、黙っていても山頂まで行けることになっていた。

最初は展望のない植林地の登りだが1時間半ほどで自然林の稜線に出る。
やっと富士山が梢越しに見えるようになった。
手前の毛無山が大きすぎて頭しか見えない。しかも朝のうちは逆行なので真っ黒な富士山だった。

投稿記事によく出てくるトラロープが張ってある崩壊地?も思ったほど危ない場所はなかった。
たっぷり雪が積もってロープも雪に埋まって使えなくなったらちょっと怖い感じだが、この山ではそんな心配もなさそうだ。

葉が落ちた気持ちの良い雑木林の道が続くのだがうわさどおり勾配がきつい。
段差のない歩きやすいジグザグ道だがだんだんアキレス腱が張っていくのがわかる。
息が上がる苦しさではなく足が上がらないかったるさである。
山頂の稜線に出れば展望台まではすぐのようだが結構疲れる。
 
結局、展望台に着いたのは10時43分。駐車場から約3時間である。
休憩時間を入れなければ登山口の表示してあった2時間半は正確だということになる。

登り着いた展望台には意外と狭く、山梨の山でよく見かける○○山の看板が目立っていた。
富士山側が開けており、真正面にで〜んと毛無山が腰を据え、その後ろに富士山が上半身を見せている。午後の日差しになり始めたので白い山肌が光っている。
南アルプスが送っている木枯らしも、背の木々が遮ってくれるので寒くはなかった。
 
展望台のはずれの木が切られて南アルプス側の展望が開けていた。
白峰三山あたりは雲に覆われて見えなかったが、正面の悪沢岳や塩見岳は、かろうじて山頂を見せていた。
手前の転付峠の稜線を左にたどると双耳峰の笊ヶ岳が頭をもたげている。
となりの布引山の山腹はすでに雪で白くなっていた。

展望台から先、小さなアップダウンを2,3繰り返すと唐松林の中に富士見山の三角点はあった。
山梨百名山の標柱もこちらにあった。
確かに展望はないけど、やっぱり1640mの富士見山山頂はこちらでしょう。
 
多くの人が平須コースを登り、そのまま同じルートを下りるようだが、この山は周回コースが選べるので下山は堂平コースをとった。
こちらは上半分は、平須コースに比べるといかにも山道という感じのちょっと歩きずらい道だったが、下半分は、植林地の中の勾配の緩いとてても歩きやすい道だった。健脚者だったら走って下りれそうな道だ。
 
堂平コースは、最後に、「やすらぎの宮」という宗教施設の敷地内に下り立つが、そのあとは、のどかな山村風景と富士山を見ながら駐車場まで戻ればよい。
 
身延付近には温泉施設が結構あるので下山後の楽しみもある。
今回は、平須から車でわずか15分ほどの「つむぎの湯」に寄ってみることにした。
ここは町営の日帰り温泉施設で3時間まで400円と安い。
内湯はちょっと塩素臭が気になったが、シャンプー類もついていて休憩室も使用できて飲食物持ち込みOKで400円なのだから何ら文句はない。

気になっていた帰路の中央高速も渋滞なしで帰れたし、順風満帆の山行でした。


そのほかの山行記録やグルメ情報、温泉情報、日本酒の紹介などは私のホームページ「蝸牛の足跡」にも掲載していますので、もしよろしかったらご覧ください。(プロフィールから入れます)

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