鷹ノ巣山
- GPS
- 06:53
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,263m
コースタイム
09:20 鷹ノ巣山登山口
10:10 稲村岩のコル
11:50 ヒルメシクイノタワ
12:20 鷹ノ巣山(1736.6m)-13:35
13:50 水根山との分岐
15:00 倉戸山(1169m)
15:50 熱海BS
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【電車】 07:05 立川駅 08:29 奥多摩駅 【バス】 08:35 奥多摩駅BS 09:00 東日原BS ●復路 【バス】 16:14 熱海BS 17:35 奥多摩駅BS 【電車】 18:57 奥多摩駅 19:33 青梅駅着 19:34 青梅駅発 20:05 立川駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【東日原BS→稲村岩のコル】 東日原BSを出発し鍾乳洞方面に進みます。 左手に登山口と書かれた標識に従い石の階段を下って登山道に入ります。 巳ノ戸橋を渡り登りが始まります。 左手に稲村岩がそびえ立つ袂まで植林帯の中を沢沿いに進み、樹林が自然林に変わると何度か沢に架かった橋を渡ります。 沢の右岸から山腹に向かって九十九折りの急登に変わって高度を上げ、稲村岩のコルに到着します。 【稲村尾根】 稲村のコルから稜線伝いに登山道が伸びています。 展望がなく、単調なコースですが、葉が落ちて日当たりがいい所が多く、振り返ると長沢背稜が木々の間から見えてきます。 登山道は九十九折りになっていてもほぼ直登するルートで息が上がります。 傾斜が緩くなりしばらく進むとヒルメシクイノタワに至ります。 そこから再び急登になり樹林を飛び出すと目の前に明るく広い展望が開け、同時に鷹ノ巣山山頂に到着します。 鷹ノ巣山の山頂は広く、東面から南面にかけて大きく展望が開けていて正面に富士山を見据えることができます。 【鷹ノ巣山→水根山分岐】 鷹ノ巣山を後に南東に延びる稜線を正面の御前山に向かって下ります。 左手に樹林がありますが、登山道は開放的です。 水根山の手前で右折して熱海BS方面に向かいます。 カラマツ林の尾根道を進み、途中、傾斜の緩い広い平らなところも経由してゆるい傾斜を下っていきます。 展望がなく山頂の表示がないとそのまま通り過ぎてしまいそうな倉戸山で90度左折して傾斜の急な下り坂に差し掛かります。 落ち葉が深く積もった登山道をなおも下り続けると、左手に奥多摩湖が見えだします。 杉の植林帯を進み、温泉神社のお社を右手に通り過ぎると舗装路に出て下った先は熱海BSに到着します。 |
写真
感想
【計画】
会社にも山歩きを楽しむ方が意外と多く、「いつか御一緒に」がやっと実現しました。
お誘いを受けたのは鷹ノ巣山。
東日原から奥多摩三大急登・稲村岩尾根を登り、榧ノ木尾根で熱海BSまで下るコースです。
登りは展望がなく、頂上で富士山に出迎えられる稲村岩尾根は「がんばって登ってよかった」という思いがひとしおです。
【稲村岩尾根】
稲村岩尾根は奥多摩三大急登の一つに数えられるだけあって厳しい登りでした。
距離が長くポイントがないので飽きやすいと思う方も多いようです。
今の時期は木々の葉が全て落ちているので見上げると青空が見え、足元はカサカサと乾いた音を奏でてくれます。
そんな樹林帯歩きは嫌いではなく、冬の山歩きを堪能できました。
【山頂にて】
鷹ノ巣山にはちょうど昼食時刻に到着しました。
山頂では時折、風が強く吹きシートや包装袋が飛ばされそうになります。
そんな中、おのおの持参した昼食を摂りヤマの話や仕事の話で盛り上がります。
ワインが封切られ乾杯☆
・・・と、私は呑んでしまうと動けなくなる質なので気持ちだけです。
ひとしきり楽しんだ後、名残惜しく下山です。
開放的な尾根道を下り、振り返ると鷹ノ巣山が私たちを見送ってくれていました。
【下山後】
バスで奥多摩駅に着くころには陽が落ちて暗くなっていました。
なかなか会えないメンバーもいるので反省会です。
細い横丁の店先には大きなザックが並んでいて賑わっています。
数軒満席で断られ、やっと暖かいお店に入れました。
おでんや焼き魚をアテに語らいが続き、時間が経つのを忘れます。
【ヤマ友】
これまでは単独山行が多かったのですが、最近、複数で行くことが増えました。
プロフィールに「一人になりたくて山に登り、人恋しくて山を下りる・・・」などと書いていますが、ヤマ友と行く方が楽しいのは事実です。
単独だと、どうしても少し無理なコースタイムで臨んだり、目的地に到着することが目的化してしまう時もあって楽しい時間が継続的に続くことはあまりありません。
その点複数ですと辛い急登も共にがんばっていると思えば励みになりますし、会話を通して時間が短く感じる時もあります。
同行者の人となりを知って魅力を感じ、己の至らない点を認識する時もあります。
自然に素直な気持ちになって人と接することができるのも山歩きならではのことなのかもしれません。
【暦】
東京(東京都)
2013年12月14日(土)
日の出 6:42
日南中時 11:36
日の入り 16:29
月の出 14:22
月南中時 21:22
月の入り 3:29
今回も思い出に残る山歩きを楽しむことができました。
先程何の気なしにフォロー情報を見たら…
をを!!
連投だったんですね〜
稲村岩尾根は
「登ってるなぁ」という感じがして好きです!!
特に冬枯れのこの時期は見上げた空は素敵ですね!
>己の至らない点を認識する時もあります。
仰る通りで、
ソロはソロで良いのですが他の人と行くと、
ペース配分等「見える」 ものがあったりしますよね
お互いの事を自然に配慮できるのは山歩きの魅力かもしれませんね!
keiさん、いつもいつもコメントをいただきありがとうございます。
年末の忙しいのをよそに週末にダブルヘッダーで山行でございます。
いかに家族から戦力として見られていないことかがお分かり頂けると思います。
こうなってはダメですよ、という悪い見本ですね。
本山行直前にkeiさんが稲村岩尾根を登っていらっしゃったので追っかけ山行になりました。
keiさんのレコを見ながらイメージトレーニングをして「早く週末にならないかなぁ」と首を長くして待ちわびていました。
でも、稲村岩尾根、本当に長くてなかなか山頂に着かないですよね。
こんばんは〜
稲村岩尾根を登ったのですね。
実はここを下るのも膝にくるので大変ではあります
今日から明日にかけての雪で奥多摩もいよいよ冬の始まりでしょうか!?
BREITLINGさん、コメントありがとうございます。
お久しぶりです。
確かに稲村岩尾根は下るのも大変そうですね。
下りが苦手の私としてはちょっと遠慮したいところです。
さて、雪積もりますかね。。。
電車での通勤は大変になりますか、積もってほしいですね。
程良く積もって凍る前に行ければ、アイゼンやピッケルを遣わずに気分だけ雪山登山を楽しめますね。
楽しみです。
奥多摩三大急登
稲村岩尾根の直登約1000Mお疲れさまでした
でも三大って誰がいつのころから命名したんでしょうね
今の時期、葉っぱが落ちて樹林帯も明るいし
落ち葉サクサク踏みしめながらの冬の山歩き
とても気持ちよさそうです!(^^)!
さすがに日帰り山行ではネギ背負ってないですね〜(笑)
あっもちろん私もですが(*^^)v
翌日の棒ノ嶺のレコも拝見しましたぁ
ワイワイ楽しそうでしたね
また違ったLArcさんって感じで面白かったです
この週末は奥多摩、丹沢もプチ雪山でしょうか?
本格雪山は行かないのでこの雪ワクワクしております
823さん、いつもコメントをありがとうございます。
本山行にはネギを背負っていきませんでしたが、棒ノ嶺にはサイドポケットに2本差し込んで行ってきました。
それを見たメンバーから「そのトレッキングポール見かけないねぇ」などと冷やかされました。
奥多摩三大急登は・・・いつ、誰が選定して命名したのかはわかりません。
諸説あるようですが、ヤマレコなどでは稲村岩尾根のほかヌカザス尾根と本仁田山への尾根としているのが有力のようです。
今週、平地に降った雨はお山では雪だったのでしょうか。
私も本格的な雪山は行かない(行かしてもらえない)ので奥多摩界隈に降るのを願っているのです。
LArcさん、こんばんは
快晴の鷹ノ巣山レコ、楽しませて頂きました
見上げるカラマツもついちょっと前とは様相ががらっと変わり、師走の過ぎ去る日の早さを改めて実感しています。
また、ここ数日の悪天でだいぶ景色も変わるでしょうね。。
確かに最近のLArcさんのレコは複数での登山が多いと感じていました
この翌日のヤマレコ有名人豪華メンバーとの棒ノ嶺登山レコもビックリしてました
複数での山歩きはまた単独では味わえない楽しさがあって良いですよね
私も職場メンバーや学生の頃の友人と歩くこともありますが、さすがにこの時期は率先して計画も出来ないもので早く春にならないかな〜と今から待ちわびている状況です(笑)
二日連チャン登山、お疲れ様でしたー
kiyoponさん、いつもコメントをいただきありがとうございます。
冬になっていい天候が続き、山歩きで展望が楽しめる確率が高まるようになりました。
花の姿を目にすることがなくなりましたが、楽しめるのは落ち葉を踏みしめる音や冬枯れの樹木からのぞく青空に変わりました。
低山のシーズン到来ですね。
翌日の豪華メンバーは、行く前や山行中はもちろんのこと、行った後も楽しく交流が続いています。
単独には単独の、コラボにはコラボの楽しさがありますね。
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