雪を求めて初めての氷ノ山

2021年12月14日(火) [日帰り]

• GPS: 07:17
• 距離: 10.6km
• 登り: 790m
• 下り: 809m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 1:35
• 合計: 7:16

7:51 わかさ氷ノ山キャンプ場登山口
7:56 7:57 町道登山道・キャンプ場登山道合流
8:07 8:08 北探勝路分岐
8:11 8:19 旧伊勢道石畳
8:27 8:28 木原八丁
8:43 8:58 氷ノ山越
9:46 9:47 ヤキョウガ山
9:53 9:59 仙谷分岐
10:06 10:11 こしき岩
10:35 11:17 氷ノ山
11:46 1448ｍ点
12:36 12:37 三ノ丸
12:43 12:49 三ノ丸休憩所
13:34 13:39 わかさ氷ノ山スキー場リフトトップ
13:55 13:56 自然探勝路・三の丸コース分岐点
14:26 14:27 三ノ丸コース・林道交点
14:40 14:41 仙谷コース登山口
14:52 響の森駐車場
15:07 わかさ氷ノ山キャンプ場登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

キャンプ場の駐車場に駐めさせてもらったが、キャンプシーズンなどはどこに駐められるのか下調べ必要。

コース状況／危険箇所等

わかさ氷ノ山スキー場内を通る場合は季節や登り下りなど状況に応じて事前にルート研究が必要。
今回はスキー場がまだ開く前の雪が薄く不安定な時にゲレンデを下降路に使ったが、思ったより傾斜もあり、キックステップでは止めきれず、ストック頼りの降り方になってしまった。

写真

12/14 7:21

最高の天気だが、駐車場から雪が残っていたので、チェーンアイゼンしか持ってこなかったけど大丈夫かちょっと心配になる。
結果的には雪の状態がそこまで悪くなかったので最後までアイゼン使わずつぼ足でキックステップの練習日になった。

12/14 8:29

前日から夜にかけて降雪があったのか、雪のかぶり具合からおそらく前日と思われるお一人の足跡の他は入れ替わり立ち替わり動物、おそらくキツネ、シカ、うさぎなどの足跡が現れる。

12/14 8:47

氷ノ山越えまで上り詰めると避難小屋。

12/14 8:51

中はこんな感じでやはり冬を想定してか囲炉裏がある。

12/14 8:51

避難小屋からこれから行く氷ノ山までの稜線。
スマホレンズカバーを付けてるせいか、直接明るい光源を入れるとやたらフレアやゴーストが出る。

12/14 9:13

昨夜出来たエビのしっぽの溶け残りなのか、それとも今朝にでも出来た霧氷なのか、陽が当たるところは半透明になって綺麗。

12/14 9:38

登ってきた方をふり返る。
このへんの積雪はまだ10〜20センチ弱といったところか。

12/14 9:43

どこにあるのか分からず。

12/14 9:46

冬の透明度高い晴天の中、山頂避難小屋までクッキリ。

12/14 9:55

ほんとはこちらから登ることも考えてたが、初めての山で雪の時に登るなら最初はやはり慎重に一般的な道からにしようと考え直した。
まさか通行止めになるような状況とは知らなかったが、無雪期ならともかく、考え直してよかった。

12/14 10:00

向こうに真っ白に見えるスキーコースらしきところが下山路のはず。

12/14 10:01

どこにあるのか分からなかったとうろう岩と違い、こちらは存在感十分の立派な岩峰。

12/14 10:02

こしき岩を左に回り込む巻き道は吹き溜まりになるのか時に膝下まではまった。

12/14 10:24

頂上避難小屋まで最後のひと登り。

12/14 10:32

やはり昨日までは雪も無かったのか、よく見る厳冬期のエビのしっぽに覆われた姿ではなくほとんど無雪期状態。

12/14 10:32

このあと昼ご飯食べてたら少しガスが湧いてきたりしたが、到着した時点では快晴で海も見えた。

12/14 10:33

これから下りていく稜線。

12/14 10:33

小屋のすぐ下にトイレ付き休憩所。

12/14 10:35

避難小屋の中は結構広い。

12/14 11:18

水洗のため12月から4月まで使えないとのこと。

12/14 11:19

冬期は使えない立派なトイレ兼休憩所。
でもこんな天気の良い日はやはり屋外に座ってごはんにしたいかも。

12/14 11:23

今日はまだ誰も踏んでいない尾根道を行く。
気持ち良すぎ。

12/14 11:41

一カ所だけちょっとルートが分かりにくい迷いの森っぽい所が。

12/14 12:13

ふり返るとガスが湧き出して氷ノ山がすっぽり隠されてる。
良い時に登ってごはんにしてる間中晴れてくれてた。

12/14 12:14

これから行く三ノ丸。
頂上に何か見える。

12/14 12:29

着いたら立派な展望台が。
ちょっと上りにくかったけど氷ノ山頂上に勝るとも劣らない素晴らしい眺望。
ここでこの日ただ一人出合った人が。
坂ノ谷というところから登ってきて、この日は氷ノ山山頂避難小屋に泊まる予定とのことだった。

12/14 12:32

歩いてきた氷ノ山からの稜線。

12/14 12:33

これから下りに使う稜線。
ここにも避難小屋が見える。

12/14 12:38

小ぶりな三ノ丸避難小屋。
ここは入らなかったけどこれだけ各所に避難小屋があるということは、やはり厳冬期、荒れる時は相当厳しい山なのか。
右の笹が屋根の色と同じ赤に染まってたけどなんでだろう。

12/14 12:40

先ほどの人が登ってきた坂の谷道と、これから下りるわかさ氷ノ山スキー場への道の分岐。
ここからはまたこの日まだ誰も歩いていない雪道。

12/14 12:48

またまた開いてないけどトイレ兼休憩所があったので通り過ぎかけてふり返って一枚。

12/14 12:50

この日歩いてきた各所の建物、左に小さく氷ノ山山頂避難小屋、真ん中ちょっと右に三ノ丸展望台、右に赤いのが三ノ丸避難小屋、そして一番右が今通過したトイレ兼休憩所。

12/14 13:09

風花というより陽の光でちょっと溶けて固まった氷のつぶてがバラバラと落ちてくる。

12/14 13:27

下るにつれて尾根末端が細くなってくる。

12/14 13:33

飛び出したところはスキー場リフトの頂上。

12/14 13:35

いきなりの激下り。
マジでここ下るのかと思うような急斜面。
雪が薄くサラサラでキックステップが効きにくくてすごい慎重になる。

12/14 13:40

いっそのことと思って尻セードを試すも雪が薄すぎて下の土や草にあたってしまって滑らず。

12/14 14:04

下ってきたスキー場最上部の雪面。
このあとも幾つかこういう斜面を下って最後は林道歩きで駐車場に。

撮影機器：

iPhone 12 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック

感想

takuro_n

大峰や比良になかなか雪が積もらず、日本海に近いところならもしかしてと思って普段あまり行かない山域に。
まだスキー場が開く前なので一番一般的らしいスキー場を下りるコースを選択。
結果は、前日降ったばかりのようでラッセルとまではいかない10〜30センチ、ハマる所で膝下くらいのまだサラサラした雪で、最後までつぼ足で歩けて登り下りはキックステップ忘れるとズルッと落ちる感じ。
天気も最高で、スキー場まではほんとに美しくも楽しい雪上ハイキングだったが、最後のスキー場下り、10センチくらいで圧雪してなくキックステップも効いてるか分からないような激下りだけはマジで慎重になった。
あそこは本当は別に道があるんではと思うが、それらしきテープ等は何も無かった気がする。
もうすぐスキー場が始まったら今度はもっと積もった時に東側から周回してみたい。