X'man WHITE SHIRANE♪ 冬期日光白根山！

2013年12月25日(水) [日帰り]

• GPS: 06:05
• 距離: 5.2km
• 登り: 601m
• 下り: 595m

コースタイム

8:50 登山開始
9:32 避難小屋
9:35 七色平
11:31 白根山方面分岐
12:04 山頂直下で装備変更〜12:13
12:46 山頂〜12:55
13:13 装備変更〜休憩〜13:29
14:05 避難小屋〜昼食〜14:27
14:53 ロープウェイ山頂駅

天候

絶好調！！！！！

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

22:19 - 2:48 適当な路肩 186km
除雪作業をしているので、スキー場付近には入れません。
駐車場は平日無料、土日祝800円。

ロープウェイ運行時間は、この日は8:30-15:30でした。
1200円で往復乗れます。

コース状況／危険箇所等

山頂駅から七色平まではうっすらとトレースあり。
道迷いの心配はありませんでした。

そこから先の急登が、それはもう大変で大変で(T_T)
何度撤退を考えたことやら…

最後の登りはガチガチの雪なので、アイゼン、ピッケル必須！
かなりの急斜面です。

写真

ロープウェイで一気に標高2000mの世界へ！

おお〜！
ここから初めて白根山を見た！

よく見るカタチはここからだったんだ〜

目立つ鳥居をくぐり、いざスタート！

トレースありました(^O^)

12/25 9:15

遊歩道部分には、いい間隔で案内板があります。

だんだん雪が深くなっていきます。

もちろんスノーシュー装備。

…使いたいだけw

天然のクリスマスツリー♪

さらに雪の量が増えていきます…

天気は最高！

ちょうど光っている箇所で雪が落ち、
夢の中のように綺麗でした。

避難小屋はとりあえずスルー。

七色平に到着♪
小屋のすぐそばです。

そして急登へ…

まもなく終わりでしょうか！？！？！？！？！？！？！？

やっとこ分岐点に到着！
長かった！！！！！！！

シュカブラはいつ見ても心躍るね♪

白根山はこっち、と。

こっちの急登をまた登るんですね。
はい、知ってます…

真横から見ると角度がよくわかります。

下に見えている分岐点の標識から、
なんとかここまで上がってきてます…

必死！

そこを越えても、まだ先にはあれが待っている…

nosterはすとっくとすのーしゅーをはずした

nosterはぴっけるとあいぜんをそうびした

強烈な直登！
硬いわ、埋まるわでもう散々。

この壁はピッケルないと登れませんでした…

12/25 12:40

奥に山頂が見えた！最後のひと踏ん張り！

そんなこんなでようやく！
ようやく！

本当にようやく！山頂に到着〜〜！

セルフ2度目のミスですが、ミスだと気がつかない写真だからいいやw

山頂付近の様子。

男体山と中禅寺湖。近いんだな〜

右から燧ヶ岳、平ヶ岳、至仏山。
真っ白！

富士山も見えました〜〜o(^O^)o

だーれも来ない。

七色平まで戻ってきました。

避難小屋の中で休憩しようと思ったんですが、
あんまり陰気なので中止。

小屋の前に休憩スペース完成♪

もうすぐモンスターですね！

12/25 14:53

無事にレストハウスまで戻って来れました。

素敵な山行でした！

撮影機器：

NIKON 1 J1 NIKON CORPORATION

感想

noster-o

クリスマス！

…という事は、下山後に指摘されて思い出したというほど。
天気予報があまりにも良かったので、浅間山の疲れも残っているうちに、
とうとう雪の日光白根に挑んできました♪

ロープウェイの始発に乗り、山頂駅で最終時間を確認。
15:30だそう。
この時、「13:00になったら、例え山頂を踏めなくても引き返す」ラインを設定。



鳥居をくぐり、迷うことはない程度についているトレースを追います。
最初の方は自然観測道的な易しい周回コースがあるので、その部分にあたります。
多少のアップダウンはありますが、特に問題もなく、膝下程の雪道を楽しみました。

楽しかった時間が終わるのはあっという間…
たった30分ほどウキウキ歩きをして、この先にあれほどの地獄が待ち受けているとは。

七色平を通り、その先の自然観測道へ続くトレースを無視し、
いよいよ右手に折れた急登に差し掛かりました。



山と高原地図のコースタイムで30分のところ、2時間…



どれだけ大変だったか、記録した時間が物語っていました。

雪の量はももから腰ほど、部分的にはもっとあったな。
角度がかなりあるので、歩いても歩いても蟻地獄のようにズルズル後退。

やっっっとこ上げた足で無意味に空ぶると、ここまで体力が削られるもんなのか…
と、ドンドン時間だけが過ぎていきます。

ストックで雪を払い、足でしっかりと雪を固めた階段をひとつずつ造り、
たった5m進むのにも10分ほど経過することもしばしば。


「やめた方がいいかな」


何度その考えが頭をよぎったかわかりません。
しかし、最初に決めたデッドラインまでは頑張って見ようとリトライ！リトライ！



そして苦節2時間、ようやく一段落ついた分岐点にたどり着く事が出来ました(T^T)

またすぐに急登なのですが、大まかにどれくらいの時間でどのくらいの距離を歩けるのかがわかった事と、
登り方も少しは上達したので悲観せずに進みます！
やっぱり少しは早く歩ける♪

そして、その坂を登りきった頃から、
膝ほどまであった雪もくるぶしくらいまでしか沈まなくなり、硬い質に変化しました。
アイゼンです！

今回は、山頂直下で装備を変更後、不必要な道具をその場にデポ。

岩場も薄い踏み跡があり、なんとか登りあげました。
途中の急斜面にぶち当たったとき「ああ、ピッケルとはこうして使うんだ」と直感。
こんな学習が一番身に染みます。

予定の15分前にようやく山頂に。
風もなく、遠くまで見渡せ、なにしろおそらく完全に貸切なレベル。
山をやっていてよかったな〜と心から思いました。



風はなくとも-13℃…じっとしていると寒い！！
岩場を慌てずにかわし、デポ地でまた装備をスノーシューに戻します。


まあ下りは早い早い！
あの地獄エリアも滑るように進んじゃいます！
ただ、シリセードは全弾不発。バフバフ過ぎて沈んじゃいました(^^;

避難小屋まで戻り、残り時間を計算したら余裕で休憩出来る♪
温かいカップ麺とコーヒーで、山頂の余韻に浸りました。

最後の30分も無事歩ききり、15時前にゴール♪
さっき登ってきた白根の勇姿をしっかりと脳裏に焼き付け、ロープウェイにておしまい。


乗り場のお姉さんにICカード(乗車チケット)を返すのですが、
その時に「無事に山頂まで行ってきた！」と行ったら「やった〜〜〜！」と喜んでくれました(^O^)

やった〜〜〜！

コメント

みゆっち

クリスマス山行
お疲れ様でした
青空に白い雪がキラキラと素敵ですねぇ
山納めしたにもかかわらず、見てたら行きたくなってしまいました
山頂手前の急登は結構キツイですよね
今回もスノーシュー活躍ですね

noster-o

＞miyucchi
思い返せば、miyucchiに初めて「ご一緒させて〜」と連絡したの、日光白根だったような気がする♪

あの頃はやっぱり怖くて辞退したけど、
なんとか成長できました(^O^)

真っ青な空、遠くまで見渡せて気持ちよかったです！