雌阿寒岳〜阿寒富士
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,254m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
- 山行
- 5:52
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 5:55
天候 | 曇り(7号目付近から風強い) |
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過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はかなり少ない。7合目付近から強風。特に阿寒富士の登り、山頂は爆風。 |
写真
装備
個人装備 |
登山口からつぼ足。ほぼ夏道通り。
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感想
冬本番を前にしたこの時期、アイゼンワークや冬山装備の確認にとてもぴったりなのが雌阿寒岳だと思っている。登山口から1時間も経たずに樹林帯を抜け、すぐに火山が作り出したパノラマが迎えてくれる。
雌阿寒岳には何度も通ったことがあるが、阿寒富士は冬に行ったことがなかったので、今回縦走してみることにした。予報では北西の風が厳しく打ち付けそうで、耐風、耐寒などの冬山トレーニングにもなりそうだ。登山口までの道中、すでに車の温度計がマイナス16度などと計測している。平地でこれでは、上が思いやられる。
7合目付近から風が強まる。雌阿寒山頂に8時40分頃到着。阿寒富士へ急ぐ。これはなかなかの風だなと思った。オンネトールートとの分岐付近で風が一層強まる。厳しい寒さも重なって、露出したほおと指先が痛む。パートナーのmに疲れが見えるように感じた。ここで引き返すか頭をよぎるが、mと上手く意思疎通ができないまま、阿寒富士への200メートルほどの登りを急ぐ。これだけの風が打ち付けてくると、呼吸が浅くなり、恐怖感があおられて、思考が回りにくくなる。深呼吸を意識づけて登っていくと、大分調子を取り戻してくる。9:37阿寒富士山頂。山頂は体が持って行かれるような風だった。
雌阿寒岳への登り返しからゴーグルを着用。ゴーグルの威力は大きい。
今回の山行では、パートナーとの意思疎通に課題を感じた。特に厳しい環境下ではコミュニケーションが取りにくくなることもあると思うが、チームワークが乱れてしまうと、事故に繋がりかねない。自分に心配性なところもあるので、山行を重ねることで、良いパートナーシップを築いていきたいと思う。
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