【大月市の御前山】秀麗富嶽十二景を自己満足基準で改めて完了?
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 621m
- 下り
- 619m
コースタイム
天候 | |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大月駅北側の有料駐車場を利用 450円/1日 |
写真
感想
■【秀麗富嶽12景/全19山の収集完了!!!】雁ヶ腹摺/小金沢山他
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-370688.html
●上記レコのとおり
大月市の秀麗富嶽十二景については
以下の2つの自己満足基準を自分に課して
2012〜2013年に当時のHPに掲載されていたと
記憶している19山全てに登りました
…詐紊ら秀麗がゲットできること
2つのピークをまとめて●番としているものは、両方登ること
●ところが
ヤマレコのランキング「登った山リスト」では
同十二景が達成したことになっておらず
調べてみると「御前山」という山が
九鬼山とともに十番山頂として追加されていた?
ことに気がつき
後出しじゃんけんに負けたような気分・・・
●が、新年だし・・・
久しぶりに富士山を近くで眺めたい・・・
一方で運動不足故手頃な山から始めたい・・・
というニーズに合致する山として急浮上
久しぶりに大月を訪ねてみることにしました。
●さて、実際に登ってみると・・・
菊花山付近では富士山が雲に隠れてしまい
がっかりしつつ御前山に到達すると
1人の綺麗で聡明そうな女性が山頂におられ
「15分位前から雲がとれて顔を出した」
と教えてくれました
果たして
何とも素晴らしい「秀麗」に
お目にかかることができて満足
これで直近の十二景を全て
自己満足基準にてクリアできました。
●帰宅後、改めて大月市のHPを眺めてみると
秀麗富嶽十二景に関する写真コンテストが
毎年行われており、○番山頂というのは
撮影ポイントであることを再認識
コンテスト入賞作品等の資料を
具に見ていくと
大月市出身の山岳写真家故白簱史朗氏が
審査員長として追加された
今回の御前山も含む山頂の選定にも
関わっていたことも判りました。
(十二景選定後の初期の頃には
笹子雁ヶ腹摺山※の代わりに奈良倉山が
追加された経緯があったことも知りました)
※同じ4番では遠すぎるのではないか?と
登った当時から感じられた滝子山に
無理矢理くっつけたのかな?)
《以下ご参考》
大月市HP(秀麗富嶽十二景の写真コンテストに関する資料)
★第17回:御前山追加の背景に関する記載が登場
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/kanko/files/contest-17th.pdf
◎御前山入賞作品なし
◎コンテストに関する白簱氏総評(抜粋)
「秀麗富嶽十二景と銘打っている主催者側としては、その
すべての山頂からの富士山を欲しいわけで、この倉岳山のみ7年連続で撮影応
募して下さる方には感謝感激なのである。他の山としては笹子と牛奥ノ雁ヶ腹
摺山、滝子山、小金沢山、姥子山、奈良倉山、扇山、百蔵山、高畑山などを、是
非もっと撮影して欲しいと考えている。ここでついでであるが、九鬼山の山頂は
私有地であり、植林の丈がのびて富士山を撮りにくくなったため、他の山を検討
中である。腹案としては大月・岩殿山の対面にある御前山(720m)が候補にのぼ
っているので参考にして頂きたい。」
★第18回:御前山(まだ暫定扱い)入賞作品が登場
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/kanko/files/contest-18th.pdf
◎御前山入賞作品あり
◎コンテストに関する白簱氏総評(抜粋)
「御前山は十二景中の山である九鬼山が、樹木の伸長で撮影条件が悪化、その
ため暫定的に指定された山頂である。」
(別の九鬼山入賞作品に関する白簱氏講評(抜粋))
「九鬼山頂は、植林のヒノキの丈がのびすぎて山頂から禾生(かせい)側に相当
下ってからでないと条件がよくならない。そこで暫定的に御前山を九鬼山と組
み合わせて十番山頂としている。」
◎コンテストに関する白簱氏総評(抜粋)
「こうして数度にわたって行われた審査に依って、本年もまた素晴らしい26
点の作品を得ることができた。227点中の26点、これはほぼ10分/1の確
率で狭き門である。また、一山頂一点入選が原則であるが、その山頂作品に適当
な良作がなかった場合、さらに上位、最優秀、推薦2、特選3の中に同山頂の作
品が入選した場合もあり、今回のように雁ヶ腹摺山、百蔵山、御前山、大蔵高丸
などが重複していることを了承されたい。」
★第19回:御前山が既に十番山頂として九鬼山とともに扱われている
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/kanko/files/contest-19th.pdf
◎御前山入賞作品あり
(白簱氏講評に御前山選定に関するコメントはなし)
◎コンテストに関する白簱氏総評(抜粋)
「総入選数は26点という多きにわたったが、これは指定された山の作品を特
定の応募者のみが出品したり、複数の山の撮影地が二つあったりする為と特別
入選(最優秀賞・推薦・特選)が6点あるためである。(例:雁ヶ腹摺山と姥子
山、小金沢山と牛奥ノ雁ヶ腹摺山、大蔵高丸と破魔射場、岩殿山とお伊勢山、高
畑山と倉岳山、九鬼山と御前山)などがあり、それぞれを選ばねばならないため
である。」
★第3回:御前山以外の例:奈良倉山が追加選定されたことの記載あり
http://www.city.otsuki.yamanashi.jp/kanko/files/contest-3rd.pdf
◎コンテストに関する白簱氏総評(抜粋)
「また、従来の十二景中、笹子雁ヶ腹摺山は展望の条件が他に比して不利のた
め、4回目以降はそれに代わって大月市の東北方、松姫峠の東方に位置する奈
良倉山(1349M)を十二景中に加えることとなった。各位には了承の上、
この山に改めて取り組んでいただきたい。」
●ここまで調べて、一つ気付いてしまった・・・
大月市や故白簱氏がこれだけのイベントを設けて
盛り上げようと選んでいる山頂達なのに
都留市側や甲州市側から登って完了
としている山が幾つかあるのですが・・・
自己満足基準にもう一つ
「大月市からのルートを辿って」を加えるべきか?
いやいやそれは大月市に忖度しすぎか?
考え出すと今年も一晩中眠れなくなりそうです。
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