守屋山:公共交通機関で景観の山&諏訪大社で初詣&下諏訪温泉
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- GPS
- 07:29
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,144m
- 下り
- 1,148m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡明瞭。 登山口から降雪あり。頂上に近づくにつれ、圧雪あり。チェーンスパイク、軽アイゼン推奨。 |
その他周辺情報 | ・諏訪大社上社 ・諏訪大社下社 ・旦過の湯(240円、シャンプー・ボディーソープ等の備え付けは無し) |
写真
感想
冬の18きっぷ5回め。
今年初登山は、初詣も兼ねて、景観の山である守屋山へ。「山と高原地図」に載っていないためか、他県の者としてはピンとこない山なのですが、長野県ではメジャーな山なのだとか。
守屋山の存在は知っていたのですが、なぜか「公共交通機関では登れない山」と思い込んでいました。初詣の候補として諏訪大社を検討した際に、「あれ?これ登れんじゃね?」と考え、企画しました。
熱いと噂の諏訪の温泉を堪能しつつ、諏訪大社で初詣もしておこうと計画を立てたのですが…
【ルート状況等】
■茅野駅〜登山口
・今回は茅野駅からスタート。トイレは改札内外にあります(洋式・水洗・給水可)。
・いつの間にか駅そばの経営母体が変わっていました(味が落ちたとのことですが…)。
・まずは最寄りの登山口まで、ロード歩きとなります。
・途中、コンビニや公園のトイレもあります。
・神長官守矢史料館付近の空飛ぶ泥舟や高過庵を通過すると、まもなく登山口です。
■登山口〜分杭平キャンプ場
・登山口から、すでに登山道は雪化粧でした。
・踏み跡は明瞭で、ピンクテープ等も整備されており、迷う要素はありません。
・今日現在では、積雪量は少なく、クラストもしていないため、足元の落葉と相まって、結構滑りやすいです。
・登山口からはトレースはほとんどありませんが、他のルートと合流するにつれ、トレースが増えてきます。
・分杭平のキャンプ場までは、登山道が圧雪状態となっていないため、ツボ足とキックステップで登りました。
・分杭平のキャンプ場の東屋でゲイター・チェーンスパイク・手袋を装備しました。
■分杭平キャンプ場〜守屋山東峰〜守屋山西峰
・分杭平キャンプ場からは、よりトレースが明瞭となり、圧雪で非常に歩きやすくなります。今日現在では、特に氷結はしていません。
・標高差約300m程度の登りですが、傾斜は緩やかで、特にキツくなはないです。
・東峰の山頂直下(胸突坂?)がやや急勾配ですが、軽アイゼンやチェーンスパイクがあれば、問題なく登れます。鎖があるようですが、すでに雪の下です。
・そこを登り詰めると、傾斜が緩み、やがて守屋山東峰に登頂です。
・守屋山東峰は、360度の景観が開けています。
・東側(美ヶ原、霧ヶ峰、八ヶ岳、茅ヶ岳)はほとんど雲がかかっていませんでしたが、それ以外は、残念ながら山頂に雲がかかっていました。
・守屋山東峰から、若干のアップダウンを経て、守屋山西峰へ登頂しました。
■守屋山西峰〜登山口
・守屋山西峰では、守屋山東峰同様、360度の景観が開けています。山頂は広く、ベンチや避難小屋もあり、こちらの方が休憩に向いています。
・残念ながら、東峰同様、東側以外の山域では、頂上付近に雲がかかっていました。
・下山後の工程が多いため、ひとしきり撮影を終え、プロテインバーを食べて、早々に下山開始。
・傾斜も緩く、圧雪されているため、チェーンスパイクがよく効きます。ただ、この日のコンディションでは、軽アイゼンの方がより効く気がします。
・軽快に降っていくと、そのうち積雪量が減り、落葉と雪がミックスした状態となり、滑りやすくなります。
・滑りやすく、深くえぐれた登山道に閉口していると、やがて登山口に到着します。
・茸山であるためか、登山口の案内等はありませんでした。
■登山口〜諏訪大社上社〜茅野駅〜下諏訪駅〜諏訪大社下社
・登山口からは、すぐそばの共同浴場「宮の湯」さんに向かいましたが、残念ながらお休みでした。
・で、そこから諏訪大社上社に向かい、初詣。さすがに人でごった返していましたが、都内の神社に比べると、すんなり参拝できます。
・その後、茅野駅まで歩き、下諏訪駅まで移動。
・下諏訪駅からは、諏訪大社下社に向かい、初詣(2回め)。
・そして、旦過の湯の激熱の湯(47度程度?)に浸かり、すっかり温まって帰宅。
■【まとめ】
・茅野駅から若干歩きますが、公共交通機関でアプローチできます。ちなみに、夏は茅野駅から杖突峠の登山口にバスが出ています。また、三が日等の交通規制の期間を除くと、上諏訪駅から諏訪大社上社までバスが出ています。
・累積標高差は1,000mを越えますが、危険箇所はほとんどなく、体力さえあれば、初心者でも登れるでしょう。
・山頂の景観は抜群ですが、今回は残念ながら、東側以外の山域では雲がかかっていました。
・夏と秋は茸山の方面は入山禁止です。
・諏訪湖周辺には安くて泉質抜群の温泉がたくさんあります。ただ、全般的に熱めであり、好みが分かれそうです。
コメント
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計画するにあたって、私もバス&電車族なので、大変参考になりました。どうもありがとうございました。
いかに公共交通機関をフル活用しながら山に登れるかを考えながら山に登っていますので、大変光栄です。今後も、(バイクに浮気しそうですが…)参考になりましたら幸いです。
このヤマレコを見つけられてよかったです。
公共交通機関でしかアクセスできないのでずっとずっと悩んでいました。
ありがとうございます。
お役に立てたようで何よりです。
今後も参考になりましたら幸いです。
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