横須賀街道から三浦アルプスへ 〜今も海が見えるでしょうか〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 513m
- 下り
- 493m
コースタイム
→田浦登山口11:18-26→乳頭山12:00→畠山12:27-37→不動橋12:53
→不入斗公園13:32→中央公園13:52-14:04→横須賀中央駅14:10
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り 京急横須賀中央駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【横浜駅→田浦登山口】 ・横須賀街道(16号)を遠々と歩く、歩道完備、正月で車・人も少なく快適。 ・地図には「横須賀街道」と表記されているのに、路上にはなぜか表示無く残念。 【田浦登山口→乳頭山→畠山→不動橋】 ・京急田浦駅から三浦アルプスの案内や道標は全く無い。 ・入り組んだ新興住宅地の中にある登山口は見付けるのが難しい。 ・横須賀街道・船越一丁目交差点右折、住宅街の坂道上り、二つ目の鉄塔脇を右折約2分。 ・山中にまともな道標は無いので、手製の小さな案内表示に注意する。 ・地形が複雑怪奇で分岐がやたらと多い。あまり役に立たないが1/2.5万地形図必携。 ・下山に使った畠山から不動橋に降りる道には立派な道標があった。 【不動橋→横須賀中央駅】 ・普通の地図があれば問題なし。歩道も完備。 |
写真
感想
年末は2週続けて、ノートレースの雪にまみれたので
初歩きは、雪も無くて靴が汚れない、普段着で行けるコースを歩きたい。
ヤマレコでも、しばしばアップされる人気のコース
三浦アルプスを横須賀街道から歩いてみました。
以下 行程概略
正月、朝の横浜駅はさすがに空いていましたが、
百貨店へのコンコースには、何故か大勢の行列、初売りバーゲンですね。
あと数時間もすれば、箱根駅伝の通過でお祭り状態になるはずの
駅前道路もまだ閑散としていました。
今日は街道+山シリーズ、横浜・横須賀編です。
横浜・横須賀といえば、60年代・70年代のコテコテ昭和歌謡の似合う街
一人カラオケしながら歩きます。
街の灯りが とてもきれいねヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ
一寸前なら憶えちゃいるが 一年前だとチトわからねェなあ
これっきり これっきり もうこれっきりですか
真面目には歌いません。
ずっと、これの繰り返し、退屈な道路歩きには最高でした。
高層ビル群を背に運河のような堀割川を延々と下ると磯子に到着
遠くには首都高湾岸線も見えて、海が近いこともわかります。
ここからは道なりに横須賀街道を歩いていきます。
地図には横須賀街道と記されているのに、なぜか道路標示は16号だけ、少しがっかり。
「横須賀街道」の呼称はあまり一般的ではないのでしょうか。
富岡付近になると、にわかに山のような丘のような地形になり
道路もグイグイと高度を上げます。
海抜26メートルの表示板、津波対策用でしょうか。
金沢文庫付近では、ガクんと下がって、限りなく海抜0メートルに近づきました。
京急の「赤い電車」も並走して、何となく気分は盛り上がってきます。
三浦アルプスも近いぞ!
三浦アルプスは逗子から横須賀にかけて広がる丘陵のような低い山々ですが
地形も複雑、網の目のように張り巡らせた小道は迷路のよう。
おまけに昭文社のハイキング地図にも掲載がなく、まともな地図は無いようです。
1/2.5万地形図は面倒なので買わず、京急のハイキングマップをプリントアウト。
これが無いよりマシ程度の代物なので大失敗でした。
どうも地形図にも正確なルート記載は無く使いにくいようです。
京急田浦駅を過ぎると、船越一丁目の交差点(ガソリンスタンド有り)を右折して
住宅街の坂道を登っていきます。そして二つ目の鉄塔の脇を右折。
すぐに左折、今度は右折、そんな感じです。
すると崖を登る立派な階段があり、その壁に小さな古い道標があります。
こんなの10mも離れたら見えません。
この階段を登山道入口と判断するのは難しいですね。
近所にお住まいの方が外に居れば、聞くのが早いと思います。
ハイキングルートは鬱蒼とした小道を歩きます。
乳頭山のピークまで緩いアップダウンを繰り返しながら上っていきます。
全体的に中低木は常緑広葉樹で、緑濃い山は温暖な三浦半島ならではです。
何となく北高尾山稜のイメージでしょうか。
あそこよりは、ずっと楽な道ですが。
印象としては、とにかく小道の分岐が多く油断していると
自分の目的とする所とは、違う場所に行ってしまう危険があります。
唯一の頼り、小さな手製の案内板が時々ありますので
絶対見逃さないようにしましょう。
私の場合、土地勘も無いので、自分の現在位置が何度も分からなくなりました。
今日は横浜・横須賀編なので、三浦アルプスの乳頭山・畠山の二つのピークを経て
東の部分を縦走し横須賀の街に出ることにしました。
乳頭山は常緑に覆われたピークですが、北側(横浜方面)に展望があります。
畠山は横須賀港が良く見えました。
途中、富士山も頭の部分は見える場所もあるそうですが、
霞んでいて今日はわかりませんでした。
畠山からは立派な道標に沿って不動橋というところに降ります。
そこからは延々と車道を歩き、横須賀市街に向かいます。
そして、最後に、急な坂道を駆け上ったら、丘の上から海が見えました。
旧日本軍の砲台が置かれていたところだそうです。
丘を降りて歩くと、すぐに横須賀中央駅、電車が来ると、
「急な坂道 駆け上ったら 今も海が見えるでしょうか ここは横須賀」の
哀愁 漂うメロディが…
おじさん(50代以上?)には、胸に沁みるラストシーンでした。
コメント
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yamaheroさん、おはようございます。
横浜→横須賀の道路部分は歩いたことがあるので
懐かしいです。
私も歩きながらワンフレーズが頭の中でずっと
繰り返されてることよくありますよ。
私は3回雪道が続いたので、今日は土の道を歩いて
こようと思っています。
yamaheroさん、おはようございます。
人工の岩峰(ランドマークタワー)や海が見れて、気持ちよさそうですね。
写真には写っていませんが、所々お店もあるんですよね?とすれば、お弁当も水も不要。いいですね。私だったら、飲み屋があれば、うっかり入ってしまいそう。
それにしても、指導標が自治体製ではなく、企業製とは…。
1月2日、3日のどちらかに、私も山へ行きたかったのですが、地図を見ているだけで、終わってしまいました。ただ多くのVRを発見したので、当分コース選択に、悩まなくて済みそうです。
初登り、お疲れさまでした。
こんにちは。
さすが、millionさん、もう既に横浜〜横須賀
歩いているんですね。
先日は、正月休みで皆、高速道路に行ってしまった?
幹線道路でしたが車が少なく、特に大型車は皆無、
埃も舞い上がらず、快適な道路歩きが楽しめました。
三浦アルプスは、まだ逗子側にも広がっており
隣には鎌倉アルプスもあるとか
またロードと合わせて歩いたら楽しそうです。
こんちは。
海あり、山あり、何でもあり
駅が近くなると、いろんなお店も、飲み屋もあり、
何でもかんでも補給できそうです。
でも、さすがに正月ということで
営業中はコンビニだけのようでした。
今回は、時間が読めないので、足早に鼻歌交じりで
通り過ぎてしまいましたが。
しかし、三浦アルプスは侮れませんね。
地形が複雑で、小道だらけで、まともな地図ないですし。
たぶん、shuchanさんなら、
いきなりバリ突入じゃないでしょうか。
鹿柵とかないですから縦横無尽できると思います。
三浦半島暖かいですね。
全然、霜柱なかったですよ。
はい、おじさんです。
横浜、横須賀、まさしく港のヨーコですね。
あんた〜、あの娘のなんなのさ!
いや、百恵ちゃんかな?まさしく、ここは横須賀
京浜急行は、あまり乗っていませんが、昔の勤務地が
品川だったので、赤い電車で通勤されていた方々が多数いました。
三崎口から通勤されていた人もいました
さて「海沿いシリーズ」の第一弾でしょうか?
海と山、いいですよね
次回は城ケ島でリターン、鎌倉あたりでしょうか?
(失礼しました 先読み過ぎ )
高校時代・大学時代と… まさに百恵世代です。
こんばんは、s4redsさん。
海沿いシリーズ第一弾の最後は
「海が見えるでしょうか、ここは横須賀」で
締めさせて頂きました。
横浜・横須賀は、それほど私も詳しくなく
横浜は仕事で何度も行ってますが
横須賀は今回初めて訪れました。
特に横須賀は私にとって昭和歌謡の想像の世界でしたが
今回、歩くことによって雰囲気味わえて良かったです。
本当に、急な坂道、駆け上ったら
海が見えたのには感動でしたよ。
おまけに、駅であのメロディ、
おじさんには、たまんないっすね!
次も、海沿いシリーズ、湘南かな?
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