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記録ID: 390570
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雪山ハイキング
富士・御坂

どんよりフジサンへ王岳からおめでとうさん

2014年01月04日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.1km
登り
795m
下り
777m

コースタイム

横須賀発(5:10)→いやしの里駐車場(7:30〜7:55)→山道分岐(8:35)
→稜線(10:05)→山頂(10:35〜11:15)→鍵掛峠(12:25〜12:40)
→林道(13:20)→いやしの里駐車場(13:40)
天候 どんよりした曇り。日差しは時々あり
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西湖ほとりのいやしの里の駐車場が利用できますが、早朝はトイレが利用できません。道の駅「なるさわ」を利用するといいかも。
コース状況/
危険箇所等
○全般的に危険な場所はありません。体力的にも中レベルでしょう。
○この時期、雪があるのでロングスパッツ、軽アイゼンは必携です。
○ふだんは、トレースがついているので迷うことはないでしょうが、
 降雪直後の稜線歩きはちょっときつそう。坪足になりそうです。
○登山ポストは見あたりませんでした。
いやしの里駐車場。正面の一番奥が王岳です
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いやしの里駐車場。正面の一番奥が王岳です
駐車場の山側に山の向かって伸びる林道が直登ルートです
2014年01月04日 20:09撮影
1/4 20:09
駐車場の山側に山の向かって伸びる林道が直登ルートです
徒歩40分ほどで林道と別れ山道に入ります
2014年01月04日 20:16撮影
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徒歩40分ほどで林道と別れ山道に入ります
小さいけれど一応、入口にはこんな道標があります
2014年01月04日 20:15撮影
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小さいけれど一応、入口にはこんな道標があります
直登ルートはけっこう急なのでアイゼンを着けると楽です
2014年01月04日 20:15撮影
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直登ルートはけっこう急なのでアイゼンを着けると楽です
木々も枯れ、冬枯れのハイキングが楽しめます
2014年01月04日 20:14撮影
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木々も枯れ、冬枯れのハイキングが楽しめます
稜線に出ると山頂までは一投足です
2014年01月04日 20:14撮影
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稜線に出ると山頂までは一投足です
木々の間からは南アルプスが見えます。これは赤石岳
2014年01月04日 20:14撮影
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木々の間からは南アルプスが見えます。これは赤石岳
毛無山も立派です
2014年01月04日 20:13撮影
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毛無山も立派です
山頂直下の五湖山への分岐点
山頂直下の五湖山への分岐点
着きました。ここが山頂です
2014年01月04日 20:13撮影
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着きました。ここが山頂です
2014年01月04日 20:11撮影
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日蓮宗が盛んなので南無法蓮華経の石碑があります
2014年01月04日 22:02撮影
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日蓮宗が盛んなので南無法蓮華経の石碑があります
二等三角点標
2014年01月04日 22:01撮影
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二等三角点標
富士山が正面ら見えます
2014年01月04日 20:12撮影
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富士山が正面ら見えます
例によってお稲荷さんの昼食です
2014年01月04日 20:11撮影
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例によってお稲荷さんの昼食です
眼下には西湖畔の根場の集落が見えます。駐車場の自分の車も見えました
2014年01月04日 20:10撮影
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眼下には西湖畔の根場の集落が見えます。駐車場の自分の車も見えました
鍵掛峠に向かって稜線を行きます。奥の山は鬼ヶ岳です
2014年01月04日 20:09撮影
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鍵掛峠に向かって稜線を行きます。奥の山は鬼ヶ岳です
結構急な斜面をおじさんが登ってきました
2014年01月04日 22:01撮影
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結構急な斜面をおじさんが登ってきました
こんな気持ちの良い尾根です
2014年01月04日 20:09撮影
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こんな気持ちの良い尾根です
鍵掛峠に着きました
2014年01月04日 22:00撮影
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鍵掛峠に着きました
根場へ下る道は南斜面なので雪もちらほら。快適な道です
2014年01月04日 22:00撮影
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根場へ下る道は南斜面なので雪もちらほら。快適な道です
ブナの原生林もあります
ブナの原生林もあります
鍵掛峠から40分ほどで林道に出ました
鍵掛峠から40分ほどで林道に出ました
いやしの里へ戻ってきました。茅葺きの集落が観光地になっています
2014年01月04日 20:07撮影
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1/4 20:07
いやしの里へ戻ってきました。茅葺きの集落が観光地になっています

感想

今年の初詣登山は、富士五湖周辺の王岳と決めていた。
でも、この週末はあまり天気が良くない予報なんだよね。
まあ、とりあえず東名高速の渋滞を心配しながら王岳に行くことにしました。

5時前に起きてテルモスに紅茶とほうじ茶を入れて5時10分には家を出発。
快調に走って7時30分には登山口の西湖畔のいやしの里駐車場に着く。
がらがらで誰もいない。
トイレを使おうかと思ったらシャッターが閉まっていて使えなかった。

登山口は駐車場から真っ直ぐ山に向かった林道を行けば直登ルートとなる。
鍵掛峠経由だったらいやしの里の横を行けばいいようだ。
今日は、直登ルートを行くことにする。

治山工事用の林道をしばらく歩くが日陰の林道なので雪が残っている。
凍ってはいないので気持ちよくサクサクと雪の上を歩く。
40分ほど林道を歩くと林道は右に曲がって行くが正面に王岳への山道がある。
結構雪が残っているのでここでスパッツとアイゼンを着ける。
ところどころ地表が出ているのでアイゼンを着けなくても登れると思うが、勾配が急なので着けた方が歩きやすかった。
 
それなりに雪が積もっているので腰を下ろして休む場所がない。
それほどきつい登りではないし、歩きやすい道だったので休まず登り続けたら稜線に出た。
ここまで登れば山頂はあとわずかである。

稜線に出たら日当たりがよいので雪が消えかかって地表が出ていた。
どんよりした空模様だが展望はきく。
富士山もどんよりした灰色の空をバックにすっきり見えているし、梢越には南アルプスの高峰も見えている。
赤石岳、悪沢岳が光っている。
 
稜線に出てから山頂まではほんの一投足だった。
ちょうど雲が切れて日が差し始めた明るい山頂には期待どおり誰いなかった。
明るく開けた南斜面の正面にはど〜んと富士山が見えている。
若干逆光だし青空ではないので沈んだ感じだが、眼下の富士五湖から山頂までがちゃんと見えているのだから贅沢は言えない。

とりあえず、初詣登山なので、富士山に向かって「おめでとうさん」とご挨拶。
南無法蓮華経の石碑にもお賽銭をあげて今年一年の安全登山の祈念をする。
 
ちょっと早いが眺めもいいし寒くもないし誰もいなくて静かなのでここでお昼にすることにした。と思ったらおばさんの声がする。声はするがなかなか姿が見えない。おばさんは声が大きいから声だけ早くから聞こえるのだ。

いやな感じだったが、しばらくするとおばさんとおじさんの一団が登ってきた。
来るやいなや「わ〜、すごい。富士山がバッチリ見える。写真、写真」と騒ぎまくっている。
おまけに、「ちょうどおじさんがいるのでいなくなる前にみなで写真を撮ってもらおう。
みんな集まって」などと勝手に段取りをしている。女3人、男2人のグループだが、こうなると男は静かなもので女性の言いなりに動いている。
 
記念写真を撮りおわったらお昼ご飯である。
山頂は雪が積もっているので腰を下ろす場所があまりない。
おばさんは容赦なく「南無妙法蓮華経」の碑が立つ礎石に腰掛けてお弁当を広げて食べ始めた。

ちょっとそれはないんじゃない。と私は思うのですが、おばさんには通用しないようです。私はいつものようにお稲荷さんを食べ、騒がしい山頂をあとに鍵掛峠へと向かった。
 
鍵掛峠までの稜線は、大したアップダウンはないものの、峠まで1時間ちょっとかかった。
おまけに尾根は狭いし結構雪が残っているので油断は出来ない。
年が明けてからは新雪がないのでしっかりトレースがついているものの十分雪山の感触が味わえる楽しいコースだった。
 
鍵掛峠は17,8年前、雪がちらつくなか、十二ヶ岳、節刀ヶ岳と縦走してたどりついた峠である。
でもいまその峠に立っても全く記憶にない峠だった。
 
いやしの里がある根場への下山路は南斜面なのでほとんど雪が溶けている。
アイゼンを外して歩きやすいジグザグの道を1時間も下ると根場の駐車場に下り立つ。
かやぶきの家屋を集めたいやしの里には正月休みを利用して訪れた観光客がたくさんいた。
 
東名高速は帰省からのUターン客で大渋滞だろう。今日は、山中湖畔で評判のお蕎麦屋さんで美味しい手打ちそばでも食べ、のんびり道志みちを通って帰ることにしようかな。

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