石尊山奥宮南西稜/鍬柄山南稜☆かすちん、まさかのリードで山頂へ

2022年01月29日(土) ~ 2022年01月30日(日)

• GPS: 11:54
• 距離: 5.3km
• 登り: 707m
• 下り: 672m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:43
• 合計: 6:38

距離 3.2km 登り 360m 下り 362m

9:35 スタート地点
9:44 石尊不動尊
14:35 15:17 見晴台
16:05 16:06 石尊不動尊
16:13 宿泊地

2日目

• 山行: 1:50
• 休憩: 3:32
• 合計: 5:22

距離 2.1km 登り 347m 下り 333m

9:33 宿泊地
10:15 13:47 鍬柄岳
14:55 ゴール地点

天候

両日とも晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【石尊山】
叶花集会所駐車場に駐車、9:00過ぎで20台程度駐車していましたが、まだまだ停められそうでした。

【鍬柄岳】
登山口駐車場に駐車、効率よく停めれば10台はいけそうですが、出れなくなる車が発生します。複数名で向かうなら道の駅しもにたで乗り合わせて来た方が無難です。
この日は9:00でほぼ満車状態。

コース状況／危険箇所等

【石尊山】
アルパインルートですが、慣れた方なら稜線を通してロープ必要ありません。
今回はリード練習ということで全ピッチ出しました。
部分的に気にならない程度の薄い藪と岩稜で、傾斜は強くありません。
アルパイン事始めとしては最良のルートではないかと思います。

【鍬柄岳】
登山口駐車場から一般登山道を辿り、約30〜40分程度で南稜取付きです。
最後はそれなりに急登となります。
以降ピッチグレード等は下記、以前のレコを参照してください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3826567.html

写真

(ka)今日はここから！

どうも！かすちんです！

(S)叶花集会所の駐車場から始まります、個人的には2回目です。

(ka)うふふ。

今日はねー、SMさんが豪雪の三国峠を越えてこっち来てくれるって言うからおねだり山行なの( ^ω^ )

そしたら、直前になって、ぶーこさんも参戦してくれるなんて言うもんだから、めっちゃしあわせー♡

(S)あいかわらず、しろくまが出そうな三国峠でした。道路脇は積み上げられた上にさらに降り積もった雪で3mを超えていた。

(ぶ)久しぶりに、SMさんとかすちんに会いたくて来ちまいました(^^)

1/29 9:40

(ka)おはようございます、お地蔵さま。

今日も愛すべきヤマオトコたちとここに来られて、るんるんですよー。

(S)どうかかすちんを見守ってやってください。

1/29 9:40

(ka)そう！石尊山！

ここはね、わたしにとってのアルパインデビューの山。
想像を絶する壮絶なデビュー戦となり、忘れることができない山なのです。

(S)ここは本当に練習するには良いお山です。それでいて眺望も良く、アルパインの魅力を肌で感じることが出来ます。

1/29 9:41

(ka)桃奈々さんに「あと2人くらい師匠がいるといいんだけどな」って言われてたんだけど……

ほら！

ちゃんといるじゃない、師匠がふたり( *´艸｀)

(S)遠いのがアレですが。

(ぶ)只の観客です(^_^)v

1/29 9:42

(ka)入山のごあいさつも済ませて、

(ぶ)桃奈々さん流に？ご挨拶

1/29 9:51

(ka)おじゃましまーす。

(S)南西稜に向かうにはこの石柱が目印で、右に逸れる踏み跡を辿れます。

1/29 9:57

(ka)今日はね、何をおねだりしたのかって言うと「マルチピッチシステムを理解したい！欲を言えばリードで登りたい！」という、なんとも身のほど知らずなことなわけ。

そんな、わがまま言い出したもんだから、ぶーこさん、かけつけてくれたのかな。あは。

(ぶ)かすちんリードが見たくて(^^)

1/29 10:02

(ka)そんなわけで、さっそく南西陵の取り付き。

前回ここを歩いたとき、ここでマルチの練習しているっぽい人を見たの。

なのでまずはフリーで登って様子を確かめると、案の定、リングボルトがたくさんあった！

1/29 10:24

(ka)そしたら、ATCの扱いを教わって、

(S)まずは『ビレイの考え方と方法について』
ハイ教科書2ページ目。

1/29 10:37

(ka)ロープの結び方の復習と、

(S)ロープを折り返すクセを忘れてください。

1/29 11:01

(ka)支点の作り方もみっちり特訓。

(S)リードはこれで自分の命を守るのです。いつも理想的な中間支点が取れるとは限りません。むしろプアな支点になることの方が多いので、臨機応変に取れるように経験を積むのです。

1/29 11:11

(ka)最初の一歩はこんな岩場で。

ほら、こんなふうにリングボルトがあるから、練習にはもってこい！

(S)リングボルトは支点を作る練習にはならないけど、新しいボルトなら崩壊の心配もほぼなく登っていけるので助かります。

1/29 11:32

(ka)上に上がったら自己確保。

ムンターヒッチがどうしてもじょうずにできなくて、のち、こいつにたいへん悩まされる(*´-`)

(S)クローブヒッチだよ！ムンターはクローブヒッチを間違うと出来上がる結び方。

(ka)なんということでしょう。
結び方をまちがえているどころか、名前をまちがえている(´・ω・`)

(ぶ)明日のことはつゆ知らず(^^;)

1/29 11:52

(ka)フリーでじゃんじゃん登れるところだから、わーきゃ言いながら楽しくリードの練習できるよ。

(S)登るのは間違いなくすごく登れるようになったね。

1/29 12:13

(ka)ピッチを切って、ビレイもね。

(S)お、なんか手練れのクライマーのようじゃん。しかしメインでセルフ取っていないのはクローブヒッチに失敗したか(´_`;)

(ka)楽なほう、楽なほうへ、流された結果です。

1/29 12:56

(ka)いつもはわたしがリードに繋がれた仔犬だというのに、今日はわたしがご主人さまの気分なのだ・:*+.\(( °ω° ))/.:+

わんわん！早くおいでー！

(S)わんわんわんわん！
尻尾ぶんぶん振って登るよ！

(ぶ)何か不思議な気持ちで見てました。

1/29 13:32

(ka)ぽかぽか陽気も相まって、ほんとに楽しい♪

(S)関東はこんな日ばかりで羨ましい…

1/29 13:32

(ka)ほら！こーんな爽快な岩陵帯歩き、サイコーだよね(о´∀`о)

(S)3Pも登ると次第に眺望がすばらしくなってきます。

1/29 13:47

(ka)なんという、よい日になったのでしょう。

わたしはほんとうに恵まれている( ´ ▽ ` )

1/29 13:50

(ka)わたしのビレイで登ってくるのが、このイケメンだと思うと、もう、ね♡

(S)落ちる時は一蓮托生(°_°;)
落ちないけどね！

1/29 13:55

(ka)とは言え、リードってほんと、忙しい。

支点を作りながら登って、上がり切ったらセルフビレイ。

ビレイ解除を伝えて、解除確認したら、ロープアップ。
ATCをセットして、ビレイしながら、ほんとならロープの振り分けもしなくちゃならない。

今まで、のほほんと登らせてもらってたことに、心からありがたいことだと感じたよ。

(S)ロープアップが間に合わなくてフリーで登ってるのとたいして変わらんのをなんとかしていただきたいです姫。

(ka)ビレイする位置が悪くて、ロープ重かった……

1/29 14:05

(ka)そんないろんな手順も、ぶーこさんに手取り足取りご指示してもらえる。

セカンドで登ってくるSMさんが見えない位置だと、ひとりじゃ不安だっただろうな。

(S)リードだもんね。そりゃあそうでしょう。bookoさんにいてもらって本当に助かりました。

1/29 14:06

(ka)そして、SMさんが上がってくる姿が見えると、なんだか胸がいっぱいになるの。

なんだろう、この気持ち。
たまらない(〃ω〃)

(S)わんわんわんわん。

(ka)よーし、よしよしよし♪(´ε｀ )

(ぶ)夢のような光景であります(^_^)v

1/29 14:27

(ka)採石場が見渡せるピークで、本日の特訓は終了。

(S)電車で来るかすちんだから、始発に乗ってもスタートが遅くなるのは如何ともし難いところですね。

1/29 14:26

(ka)かなーり、ゆっくり時間をかけて練習したから、今日は南陵はおあずけ。

次はまたあっちまで行きたいね。

(S)南壁にも取付いてみたかったけど、また今度。

(ぶ)また今度行きましょう

1/29 14:32

(ka)釈迦岩をかすめて、

1/29 14:35

(ka)奥宮に参拝。

(S)陽当りも良く、快適な場所です。

1/29 14:36

(ka)天狗さまに見守られながら、ここでゆっくりおひるごはんにしたよ。

今日は来られなかった夏のみかんさんが、ランチにポテサラサンドを用意してくれてた(((o(*゜▽゜*)o)))♡

わたしとSMさんの、いちばん好きな野菜はじゃがいも！

なんというしあわせ。

(S)とってもおいしかった(´_`)

(み)(^^)

1/29 15:20

(ka)さっきまでいた釈迦岩がよく見える。

なにしろ前回のデビュー戦は、まさかのヘッデン下山だったから、この景色も見ることができなかった。

1/29 15:21

(ka)そして、今日歩いた稜線もよく見える。

(S)どうやら南西稜というのは涸れ沢を挟んで平行に2本走っているような気がしてきた。今回のルートは先回登ったのと違っていたが、その2本がどこで合流したのか気付かなかった。
どちらも良いルートです。

1/29 15:34

(ka)今日の下山はまだ明るいので一般登山道を離れて西陵で。

1/29 15:41

(ka)なかなかの傾斜をきゃーきゃー下る。

めっちゃ楽しい(*´∀｀*)

1/29 15:50

(ka)崖に突き当たったら、左に折れて、

1/29 15:50

(ka)これまた、おそろしくザレたトラバースののちヤブこぎ突入！

1/29 16:02

(ka)作業道にうまいこと合流して、下界へ。

ここでこのイノシシ罠を見て思い出したのだけども、こないだ不老山の下山でこれとおんなじタイプの罠に「イノシシ罠です。入ると出られません」って張り紙があったの。

……入っちゃった人、いたんだろうね……(*´ω`*)

(S)世の中いろんな人がいるからね。

1/29 16:01

(ka)この橋に着地するのが正解！

1/29 16:06

(ka)ただいまー！

とっても楽しい特訓だったよ。
SMさん、ぶーこさん、ほんとうにありがとうございました♪( ´▽｀)

(S)さて、明日はどこまで憶えているかな(´_`)

(ぶ)明日も楽しみですね(^^)

1/30 9:26

(ka)日付け変わって、今日はここから！

1/30 9:27

(ka)じゃじゃーん！

今日はここ、鍬柄山で。
SMさんにマルチの特訓を依頼して、なんとか形になったらここを登ろうって提案されてたの。

前日、ぶーこさんとの別れ際、ごく自然に鍬柄山で待ち合わせの段取りしてたから、どうやらわたし、おふたりの目ではここを登る許可が出たみたい。

(S)今やかなり登れるようになっているかすちんだから、ここで最終的につるべで行けるようになれれば、ひとまずは合格としましょう。

1/30 9:33

(ka)今日は夏のみかんさんもぶーこさんといっしょにきてくれた（≧∇≦）

そんなわけで、今日は2パーティーに分かれて、登るよ。

(S)みかんさん！助かりますーーー。

1/30 9:32

(ka)残念ながら、ちょっと曇り空でとても寒い日になっちゃった。

(S)陽が射さないと寒いねー。

1/30 9:38

(ka)今日も入山のごあいさつをして、

1/30 9:52

(ka)だいぶキツいアプローチで身体を温めるよ。

(S)個人的に本日の核心部はここでした。

1/30 9:53

(ka)ふと、見えた鍬柄山には、

1/30 9:55

(ka)おそろしい急斜面を下るハイカーの姿が((((；゜Д゜)))))))

あれ、一般登山道なんだよ？
あたまおかしい。

(S)あんなところだったのね。降りていてもなかなかイメージわかなかったなー。

1/30 10:11

(ka)やってきましたアルパインルートの取り付き。

前回はとてもじゃないけど、ここを登れるわけもなく、みなさんを見送った場所。

なのに今日はわたしがザイルを引いて、リードで1ピッチ目をゆく。

ごくり。

(S)1P目が実はそれなりに核心部。

1/30 10:36

(ka)なにしろ、ここがいちばんこわかった。

岩はもろいし、細めのトラバースを少し下り気味にやり過ごし、ビレイヤーがまったく見えない位置に身体を振り出さなくちゃならない。

いきなりルーファイできなくて、ぶーこさんに同時登攀してもらった。

おまけにあまりの恐怖に頭が真っ白になっちゃってクローブヒッチを何度もまちがえて、この寒空の下、SMさんとみかんさんをムダに待たせてしまうという有様。

(S)ここは仕方ない。最初の灌木まで10m程度、そこまでは支点を取れないし、落ちれば南西方向の切れ落ちている斜面に。けっこうなプレッシャーだったはず。最初のリードで10mランナウトはちょっと心配ではあったけど、登れる自分を信じるのです。
登れないところには連れて来ないよ。

1/30 11:14

(ka)そんな紆余曲折の中、ようやくみかんさんにも登ってもらえた。

ほんとうに、もたもたしてごめんなさい。・゜・(ノД`)・゜・。

(ぶ)どうしてムンターに？二人？？

1/30 11:23

(ka)次のピッチはSMさんがリード。

(S)奇数ピッチに核心がくる。なので2P目は余裕です。核心をリード出来るしあわせを体験してほしくて。

(ka)そこまで考えててくれてたんだ！
ちょっと泣きそう……

1/30 11:28

(ka)やっぱりセカンドはリードに比べたら格段に楽なんだよなあ(*´-`)

(S)そりゃーねぇ(´ω｀;)

1/30 11:30

(ka)必死でSMさんの姿を追う。

SMさんのそばに立ったときには、ほっとして腰が抜けそうだった。

(S)ルート中最も簡単なピッチだけど、ここから視界が拓けて高度感が出ますね。

1/30 11:40

(ka)でも、ここはとっても狭くて、しかもここでいったん、コルに下りなくちゃならない。

こわくて仕方がないのだけども、SMさんはわたしが安全に通過できるようにと仕事にかかる。

1/30 11:48

(ka)このピークからコルにかけてが、どうにも風の通り道になるみたいで寒がりのみかんさんを待たせるわけにはいかない。

次のピッチはリードで！と、言われ、ほんとうにこわかったのだけども、覚悟を決める。

(S)リードで行ける？と聞いて返事がなかったけど、しばらくしたら、行ってみる！と元気な答えが返ってきました。

1/30 11:53

(ka)わたしにとっては絶壁に見えるような壁だったけども、意を決して登る。

(S)実力的には問題なく登れるフェースだけど、周囲は丸見えで高度感はハンパじゃないのです。がんばれ、心を燃やせ！

1/30 12:00

(ka)昨日とはまるでちがう、壁。

おそろしいとも思うのだけども、不思議と頭の中は冷静だった。

だだひたすら、岩と向き合って手足を探す。
ひとりぼっちなんだけど、孤独じゃない。

1/30 12:09

(ka)なんとか目標の松まで登って、支点を作ってSMさんに登ってもらう。

(S)一人で構築するビレイ支点、うまく出来てるかな。

1/30 12:10

(ka)なんて不思議なことだろう。
わたしが登ったルートを辿ってきてくれる人がいる。

1/30 12:11

(ka)ま、クローブヒッチはひどい出来ばえだったし、ボディビレイになってるってご指摘あったりもしたけども、なんとか今日の核心部はリードで越えることができたみたい。

(S)ボディビレイでもセルフ取っていれば止められるっちゃ止められるけど、体重差もあるし安全ではない。しっかり覚えましょう。

1/30 12:28

(ka)後続のぶーこさん、みかんさんたちもするする登る。

(S)この方々はこのルート経験済みで、もうなんてことはないんでしょうけど、それでも来てくれたのはかすちんの応援のためでしょう。成長ぶりを見ている方もしあわせになれますもんね。

(ぶ)(み)かすちんリードを見られて(^_^)v

1/30 12:30

(ka)次はSMさんがリード。

あ、これが「つるべ」ってことなのか(・ω・)
今、ようやく分かった！あは！

(S)わからなかったら聞くんだお〜。

1/30 12:44

(ka)セカンドはセカンドで、支点を回収するっていう仕事もあるから、意外と油断ならない。

1/30 12:45

(ka)それでもここは少し余裕があったからありがたかった。

次が最後のピッチだと告げられて、わたしがリードで山頂へ向かうことに。

(S)次をリードで登り切れれば、つるべ完成です。

1/30 12:58

(ka)この先はルーファイに迷うところがあって、でもそれも楽しくて、ほんとうにアルパインを始めて良かったって思えるような楽しい岩場だった。

(S)決まったルートはないんです。リードが決めて登って、フォローはそれを追う。リスクは大きいけど、確保されて登っているフォローには出来ない楽しさがあります。

1/30 13:04

(ka)みかんさん、お先に行かせてもらってますよ。

(S)いつも寒い中待ってもらって申し訳ないです。

1/30 13:08

(ka)けっきょくわたしのルーファイはSMさんが想定してたルートとはちがったみたいで、指示された場所に上がれなかった。

だから山頂へ上がったときは一瞬、どこへ支点の作ってビレイするか迷ったけど、そんな暇はない！って試行錯誤。

(S)思った通りいかないことも普通にあるので、そこは臨機応変に。

1/30 13:20

(ka)無事にSMさんも上がってきて、おおはしゃぎ♪( ´▽｀)

ここまでまちがえまくったクローブヒッチもビレイも完璧でSMさんには100点満点だってほめてもらえた(((o(*゜▽゜*)o)))

(S)最後の最後で、灌木に完璧な支点構築がされていました。がんばったねぇ。

1/30 13:20

(ka)あとはのんびり、ぶーこさんみかんさんパーティーが上がってくるまで、ふたりで山座同定を楽しみながら、きゃっきゃうふふな時間。

ああ、なんてすばらしい時間なんだろう。

(S)とは言え、このアウェーでロクに同定出来ないのはいつものこと(笑)

1/30 13:20

(ka)おふたりのルートはわたしが上がってきたのとちがうみたい。

1/30 13:25

(ka)ぶーこさんをお出迎えして、

1/30 13:29

(ka)みかんさんも上がってきた！

(S)これで登攀終了！

1/30 13:30

(ka)山頂のほこらにごあいさつをしていると、一般登山道からやってきたハイカーさんと会ったよ。

(S)いつも祠ごとに手を合わせるみかんさん、感謝を忘れない謙虚な方。

1/30 13:37

(ka)おかげでみんなで記念撮影もできちゃった♡

(S)全員無事に登れたことが何よりよかった。

(ぶ)(み)かすちん初リード(^^)/

1/30 13:40

(ka)さあ、山頂は風が強くて寒いから、急ごう。

(S)下山で落ちぬように。

1/30 13:43

(ka)登ってきた稜線が見えた。

信じられない。
この前きたときは、一般登山道でもおそろしくて半泣きで登頂したというのに。

1/30 13:48

(ka)ま、ごらんの通りの登山道。

一般ルートとはいえ、なかなかのハードモード・:*+.\(( °ω° ))/.:+

1/30 14:38

(ka)途中、景色の開けた倒木ベンチでひだまりランチを楽しんだよ。

(S)それにしても今回は寒かったねー。

1/30 15:09

(ka)ただいまー！

桃奈々さん！わたし、とうとうリードで登れるようになったよー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

(S)いやたぶん次で忘れてると思いますが(´ω｀;)

(ぶ)(み)SMさん、かすちんまた宜しくね(^^)/

撮影機器：

EX-ZR1600 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

iPhone XS Apple

装備

共同装備

8.6mm×45ｍ　8ｍｍ×30ｍ

感想

booko

SM100Cさんが、雪の峠を越えてやって来る。
かすちんのマルチピッチの練習に・・
私達もご一緒させて頂きたい。と、お邪魔をしました(^^)/

「石尊山奥宮南西稜」
かすちんは、SM100Cさんの指導でリード＆ビレイを繰り返し練習している。
いろいろと手順にこんがらがりながらも、全リードを熟し楽しい！！と連発している(^^)　そして明日の本番リードに備えています。
ここは、アルパイン初心者のマルチ練習にとても良い場所だと思います。

「鍬柄岳南稜」
かすちんはSMさんとつるべ、奇数ピッチのリード、昨日の練習の成果は如何に・・
かすちん初リード、1P、20m�靴い�なりの核心、ランナーを取れるまでが心配なので、私達も同時登攀して少しの助言をすると無事クリア(^^)
そして3P、フェイス20m�掘∨榮�の核心部を登るかすちん、下にいる私達はドキドキしながら見守る・・ほんの数分のことなのに時間がとても長く感じた・・一人で登って行く彼女の姿を忘れない。

5Pを終えて鍬柄岳頂へ、かすちん初リード！！
これからも、バンバン登って桃奈々師匠とも登ってね(^^)

[みかん]

かすちんに初めて会ったのは、三ヶ月前のハロウィーンの日で、やはり此処、鍬柄岳でしたね。
鍬柄岳の登山道でビビっていたあなたが、軟弱老体でリードが出来ない私を尻目に、あっという間にリードで登っている！
母さん（姉さん）は嬉しい、頼もし過ぎ😊！！

今夏、ビビっているのはたぶん・・この私ですね(^^)

SM100C

そこまで怖がる人だったのか。

最初に皆で表妙義をプチ縦走した時、土星探査機カッシーニは、鎖が下がった簡単な岩壁でも、わざと怖がっているフリをしているんだろうと思ったくらい、ビビっていた。
そう、それは見ている方がビビったくらいに。

あれから約3ヶ月。
登る実力も飛躍的に上がり、細かいホールドスタンスでも落ち着いて手足を探し、上へ上へと登れるようになっている。momo7nanaさんに教わり、素直に受け入れて異例の速さでここまでになった。

妙義レコでワタクシ「いつかリードで登る姿を見せてください」と書いたし、そろそろ良いころだろうと思っていた時にmomo7nanaさんの負傷。
今回一番来たかったのは、momo7nanaさんだったのだろう。彼が一番、地味な指導を惜しまずに根気良く続けてきたのを知っている身としては、とても忍びなかった。

だが、待つことに意味はない。
何より本人がやりたいと言っていることに対して、出来ることはしてあげるべきだし、それはこの世界に誘った仲間として義務と言っても過言ではない。

正直まだ覚束ないところも多いけど、今それが出来るか出来ないかなんて問題じゃない。
やるかやらないかだ。場数を踏んでいけば、そう遠くない将来、流れるようなロープ捌きを披露してくれるだろう。

最初に一歩踏み出し、徐々に高度の恐怖を乗り越えてきた。
そしていつかは、真っ先に未踏のルートにロープをのばしていくのかも知れない。


『己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、心を燃やせ』
鬼滅は観る人の受け取り方で人生変わるんです(´ω｀*)

kastin52

ひとみしりで、人嫌いで、人間不信なのだ。
本来のわたしは。

だけども、山の深みに足を踏み込んで行くごと、同じ趣向で山に立ち向かう人とのつながりがかけがえのないものだと、知ることになった。

ザイルに繋がれ、夢中でその背中を追って登ることは、その最初の一歩でしかなく。

わたしが引くザイルは、セカンドで登ってくる人を導く道だ。

冷たい岩の上で、ふと行手に迷う。
ただただ自分の呼吸の音しか聞こえない。

後ろを振り返る。

それはまさしくクライマーにしか見ることのできない光景だった。

ため息とも、深呼吸とも言えない深い呼吸で思考をクリアにする。

もういちど、岩と対峙する。

刹那、ルートが見えた。

わたしはわたしの脚と手を信じて、一歩、また一歩と歩を進める。

そして至った山頂は、あの日見た景色とはまるでちがって見えた。

静寂の山頂でセカンドを待つ。
笑顔で上がってきた。
言葉なんていらない。

心と身体はしっかりと一本のザイルでつながっていた。

コメント

tom (*^^)v

皆様、オツカレちゃんでした〜 <(_ _*)>
SMさんが居るのに夜のドンチャン🍻✨SCENEが無いのが気掛かりですが、久しぶりに岩々見たらずい分と怖いコトしてるんですね💦
「鍬柄岳」って、こんなだったんですね (￣ω￣;)

雪が無くなってからと思っていたけど、雪割草🌸の咲く頃にでもご一緒させてくださ〜い v(o´ з｀o)♪

SM100C

tomoさんおつかれっす！

どんちゃんは少しやったんだけど、あまりの寒さに…ビールは3本しか飲めないし！
次はどっかの宿か桃奈々氏遊牧民テントで快適にやりたいかなー。

鍬柄岳はtomoさんも調子よく登ったのでまだ記憶に新しいと思いますが、もう少しすると雪割草&岩&カニという絢爛豪華な集いも可能なので、時期見て企画したいと思ってますよ。

kastin52

tomofox2さん、コメントありがとうございます♡

カッタン岩の花レコ（？）指を咥えて眺めてた次第。
ユキワリソウとキバナノアマナを釣られて、わたしもカッタン岩を登ることになりそうです。

SMさん、ビール3本とか言ってますけど、4本ですから。
覚えてないほど酔ってたのかな……

NYAA

セルフビレイですが、最近では、「まず、PASで早く取る。」のが主流だと思います。（全国労山推奨）（但し、その後で、メインもセルフを取る必要がありますが。）

理由は、「間違いがないし、早い。」からです。

実際、自分もある程度の経験者が間違えて、ムンターになってしまった例を３度見てます。

１度は、小川山セレクションの１P終了点で、リードしてきたお姉さんに「それ、なんていうんでしたっけ？」とツッコミを入れた次第です(；・∀・)

セルフビレイの方法が２つあるのが、そもそもの間違いの元です。

但し、クローブヒッチは固定に必須だし、ムンターによる懸垂下降は、最も使える技術なので、必須の技術です。


ちなみに、自分は「確保は、ATC」「懸垂下降は、エイト環」で教わった世代です。

エイト環の方が懸垂下降に向いていることは、誰でも知っていることです。

しかし、今では、使わないというのは、トータル的にみて合理的だからです。

登山の技術は、だんだんと、脳科学とかを取り入れて、合理的な方向に向かっています。

SM100C

NYAAさんこんにちは。

まずPASでとる、というのは知りませんでした。
確かにその方が間違いがないですね。
何気なくクローブでやったつもりがムンターになること、いまだにあります(´ω｀;)
が、結局引いてみて動くか動かないかは必ず行なうので当然事故はないです。
まずPASで取ると今度はメインで取ることがめんどうになりそうな気が(゜_゜)

エイト環での懸垂はロープの拠れがATCよりも激しいという話を聞いたことがあります。
懸垂下降でセットしたところを比較するとどっちもどっちな気がしますが、ATCだとひとつで済むし、エイト環は重いんで今は使わなくなりました。軽いエイト環もあるのかもしれませんが。

kastin52

にゃー隊長、こんばんは。
PASって、ナンジャラホイ？からの、かすちんです。
すぐさま検索して理解！
お勉強になりました。

ちなみはわたしはエイト環で懸垂下降です。
ATC持ってないってだけなのですが。
今後、どんどんリードやるなら持ってないことには始まらないので、いずれ懸垂下降もATCを使うことになると思いますが。

ザイルワークは基本の「き」だと思うゆえ、もっと精進したいと思います。

NYAA

SMさん

その通りです。メインを固定するのを忘れてしまうことが良くあります

NYAA

kastinさん

ATCのガイドモードによる支点ビレイですが、ロックしたら解除できなくなりやすい欠点があります。ですから、ガイドモードを使うには、ロック解除ができることが前提になります。

また、ロープやATCの相性により、摩擦により、ロープが流れないことがあります。ロープを引き上げるだけで、体力を消耗すると、デメリットが一方的に大きくなるので、その場合は、ボディビレイにすべきです。

普通に考えれば、分かる話ですが(；・∀・)

ばいしくる

みなさん、こんにちは。

最近ヤマレコのタイムラインの機能がおかしくて、このレコは昨日まで表示されていなかったのに、さっき突然表示されるようになりました（SM100Cさんのレコ、ここ最近このパターンが多くて原因調査中）

というわけでコメントが遅くなってすみませんm(_ _)m

kastin52さん、もうリードですか、凄いですね(;'∀')
良きお師匠さんに教わっているのもありますが、「リードをしたい」という強い思いがないとなかなかできないですから、拍手ものです。
良き仲間と一緒にザイルを組み、整備もされていないルートから頂きを目指すのは達成感もひとしおですね(^^♪

石尊山南壁はゲレンデとしてはやさしいルートなので練習としていいと思いますヨ♪
あの場所を見つけてくれた皆様にも感謝です。
機会があったら、腐食して心配な支点だけでもリボルトしたいなと思っています。

２日連続登攀ということで、お疲れ様でした('◇')ゞ

SM100C

bicycleさんこんにちは！

同じく近頃、1〜2日経ってから表示されるレコがある感じです。
結局表示されれば問題ないのですが、遅くなるとタイミング的にコメントしづらくなることもあるんで残念に思うこともしばしばですね。

コメント拝見し、まさにその通り！と思ったのは、リードをしたいという強い思いがないとなかなか出来ない、ってところです。
リスクの大きさや支点構築の煩雑さ等を考えると、やったことがなければなかなか敷居の高いものだろうと思うのです。
難しいところをすぐ登れるようにはならないけど、難度が楽しさのすべてじゃなく、自由にルートを選んで真っ先に登っていく爽快さはやはり経験してみないとわからないものですからねぇ。

今回は南壁へ行けなかったので、次回は集中してそこで遊べればいいなと思っています。

kastin52

bicycleさん、こんばんは。

ほんとうに、すばらしい師匠に恵まれて、あれよあれよと言う間に登らせていただいてます。

とにかくわたしは、山を始めたときから、雪、岩、沢までやりたくて、ずっとずっと、もんもんとしてたのです。

このチャンスは2度と巡ってこないものと、身も心も桃奈々さんに預けた次第。

おかげで、桃組のエキスパートたちとも組ませていただき、今回のリードデビューとなりました。

最後、SMさんも書いてる通り、次には忘れている可能性もありますが、このチームとなら、それさえも笑い飛ばして登れそう♪

こんな山を満喫できるわたしは、ほんとうに、ほんとうに、幸せ者です。

まっすー

カスティンさん、すっかりザイルとともにの絵面が当たり前になってきましたね(^^)
凄いなぁと思うことひとしきり😆
一緒に行く皆さんのサポート力凄さ、も感じます(^^)

kastin52

まっすーさん、こんばんは！

とは言え、低山縦走はやめられないし、花探しも続けるよ♡

もちろん、師匠やチームのエキスパートたちのおかげで、山の可能性はぐんぐん広がって、もっとやりたいことは、たくさんあるけどね。

ヤマレコ始めてすぐから相互フォローさせてもらってるまっすーさんとわたし、そう考えるといろいろあったなー。

何よりまっすーさんの復活がほんとにうれしいです♡

SM100C

n_massuさんおはようございます、初めましてです。

kastinさんは最初こそ「馬子にも衣装」だったのですが、今じゃロープを引いていく姿がとてもサマになっていましたよ。女性でリードをしようという人はそう多くはいないと思うので、いやぁ大したもんだなぁと敬意を感じております。

ケガされていたんですかね。
レコ拝見しました。
高尾山に行って天狗焼なるものを一度食べてみたいと常々思っていますが、距離と休日の都合上、なかなか実現出来ないでいます。
いつかそのうち！行きたいです。