記録ID: 398597
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積雪期ピークハント/縦走
中国山地西部
雪の恐羅漢山に登る
2014年01月19日(日) [日帰り]
島根県
広島県
kariogaryu
その他2人
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 383m
- 下り
- 385m
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の恐羅漢山(1346.4)に登る 日程:2014年1月19日(日) 天気:曇り 風はなかったけれど景色はさっぱり コース:広島県安芸太田町 牛小屋高原〜夏焼峠〜1131.6m〜ヤハチのキビレ〜 恐羅漢山往復 メンバー:合計3名(女性1名) 概略 広島県と島根県の最高峰、恐羅漢山に登る。島根県の最高峰と言っても登山口は広島 県に限られ、それもスキー場のある牛小屋高原から登る。 今回は牛小屋高原から北に向かって歩き、砥石郷山と恐羅漢山との最低鞍部である夏 焼峠(ナツヤケのキビレ)を経て南西に向かって尾根伝いに恐羅漢山に登るルート。 無雪期なら何でもないコースだが、積雪期の場合、登山道は雪に隠れ、コース取り(ル ートファインディング)が非常に難しい。コースは牛小屋谷の上流であるトイシ川に 沿って登るが、小沢を渡ったり小尾根を登ったりさらにはトイシ川に沿って登ったりす るので例え晴れていても地図と磁石だけではルートは読み取れず、あとは感と経験に任 すより他はない。万一、ルートを見失ってしまうと傾斜の緩い小尾根を選んでそれに 取っ付くより他はないだろう。 そんなことを思いながら、牛小屋高原にあるスキー場の駐車場を出発したのは9時40 分。昨日からの雪で新雪が60儖幣綫僂發辰討い燭、幸いなことに先行者の踏み跡が残 っているではないか。そのため雪に足をとられることもなく、夏焼峠までは順調な滑り 出し。先行者の踏み跡はほぼ夏道通しで上手に着けていると感心した。それでも無雪期 なら30分で登れる距離を50分近くかかった。 ところが夏焼峠に着く先行の若い男性が二人が休んでいた。彼らに声を掛けると山口 から来たとのことだが、恐羅漢山は今日が初めてとのこと。初めての山でほぼ夏道通り よく歩いて来たものだと感心するやよほど性能の優れたGPSを持っているに違いない と思って後で尋ねてみるとスマホにナビアプリを入れて地形図で現在地を確認しながら 登って来たとのこと。立派そのものだ。 夏焼峠から恐羅漢山までは尾根から外れないように高いところへ高いところへと登れ ば迷うことはないが、所々で尾根が広くなるので注意を要する。峠からも若者が先行し てくれるが、そのうちの一人が足をくじいたとのことで先頭を交代するが、なにしろ我々 老いたる二人は輪かんじき。先頭に立った我らが女性はスノーシューですいすいと 歩くものの後続の我々二人は60儖幣紊眄僂發辰討い訖契磴箸瞭いで思うように進 まない。めまぐるしく二番目を交代するものの体力が続かない。結局、後続の若者二人 に道を譲ると、なんと楽に歩けたことか。とくに山頂手前の雪原状態の上りでは膝まで 埋まって悪銭苦闘であったが、彼らのおかげでその苦労がうそのように吹っ飛んで改め てスノーシューとの違いを思い知らされた。 夏焼峠から恐羅漢山まで無雪期なら1時間で登れるが今回は2m近い積雪の中に60 儖幣紊凌契磴之覿2時間30分もかかったが、もし踏み跡がなかったなら少なくとも 3時間以上はかかったに違いない。 恐羅漢山の山頂は、露岩のすべては雪に隠れ、山頂標識の「恐羅漢山」という文字だ けが、かろうじて顔をのぞかせていた。天気はさっぱりで風は少ないものの期待した景 色もさっぱり。杉のモンスターを背景に風景写真でもと思っていたのだがとても写真に なるような天気ではなかった。 山頂で立ったまま昼食をとっていると男女4人のグループがやってきた。聞けば福岡か らとのことだったが、彼らは9週間連続で広島県を中心に西中国山地の雪の山に登って いるとのこと。私も福岡の山は結構登っている積もりだが、広島県内の雪山の数ではひ ょっとすると負けているかもしれない(回数は負けてはいないが)。 広島県内の雪山、広島県内の登山者より意外に県外の登山者の方が多いかも知れない。 下山は往路をそのまま引き返し、山頂から出発点の牛小屋高原の駐車場までは2時間足 らずだった。 (参考タイム) 上り 牛小屋高原 (0.50) 夏焼峠 (2.30) 恐羅漢山 下り 恐羅漢山 (1.10) 夏焼峠 (0.40) 牛小屋高原 なお出発時刻は9時40分頃で 到着時刻は15時30分 積雪は多い所で2m位でそのうち新雪は60儖幣紊隼廚錣譴襦 |
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